観光バスに取り付けたETC(自動料金収受システム)車載器に「路線バス」と偽って車種を登録し、高速道路料金の差額をだまし取ったとして、千葉県警は8日、同県勝浦市の観光会社「三和交通」社長、岩瀬幸一(62)と同社役員、田村美代子(50)の両容疑者を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕、千葉地検へ送検したと発表した。県警によると、ETC車載器の虚偽登録による詐欺事件の摘発は全国初。ともに容疑を否認しているという。

 容疑は、昨年10月24~25日、観光客15人を乗せた観光バスのETC車載器に、本来は「特大車」であるのに「大型車(路線バス)」と登録。千葉、埼玉、栃木県などの高速道路を通行し、料金の差額1万1800円をだまし取ったとしている。

 県警交通捜査課によると、同社は保有する観光バス約15台すべてに「大型車」と虚偽の登録をしたETC車載器を搭載。07年11月以降の約2年間に約3000回通行し、差額500万円以上をだまし取ったとみられる。

 岩瀬容疑者は調べに対し、「ETC車載器をセットアップしたのは自分ではない」、田村容疑者は「料金区分があることも知らない」と供述しているという。【神足俊輔】

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