前原誠司国土交通相は19日、航空機や鉄道、船舶の事故原因を調査する運輸安全委員会に、エレベーターなどの昇降機を扱う部門を新設する方針を明らかにした。11年度中に同委員会設置法の改正案を提出する。

 エレベーターの事故を巡っては06年6月、東京都港区のマンションで都立高2年の市川大輔(ひろすけ)さん(当時16歳)がシンドラーエレベータ社製のエレベーターに挟まれ死亡。国交省は社会資本整備審議会の中に昇降機等事故対策委員会を設けたが、両親らは原因究明の権限がある独立した事故調査機関の設置を前原国交相に要望していた。

 前原国交相は「昇降機対策委員会の委員を増員し、国土交通大学校に研修コースも設け、今から人材育成をする」と述べ、運輸安全委に部門が設置された際にすぐ対応できるよう準備する考えを示した。【平井桂月】

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