経棚のコンクリート橋

 経棚駅にほど近いコンクリート橋、青空と雪山をバックにカーブした橋が畑の中を横切っています。ロケーションとしては最高で、下の畑の中から撮るもよし、線路端でもOK。さらに橋を渡り切った先は切通しになっているので、小山に登れば小俯瞰もできるという場所でしたから、数えきれないほど通ったものでした。

 ただ難点は、大抵向かって左からの風が吹いているので、ちょうどコンクリート橋の上で煙が倒れてしまうことでした。しかしこの日は風も弱かったので、アウトカーブ側の崖によじ登ってみました。朝の光を浴びた前進型重連がコンクリートに差し掛かると、やっぱり、そよそよと風が吹いてきて煙がアウト側に倒れてしまいました。

無風であれば機関車2輛がアウト側から見えてきてからがベストポイントなのですが、この風ではインカーブ側に2輛が見えている、このあたりが限界でした。それでも、これだけの雪晴れの中で撮れたのですから文句はありません。慎重に小山から降りて、この列車を上店まで追いかけてから、次の撮影地に向うことにしましょう。

(2000.11.27 集通線 経棚-下坑子 Jitong line Jingpeng - Xiahangzi)

2000.11.24
蒸気の洗礼
2000.11.25
雪の朝
雪の止んだ朝
等高線に沿って
白銀の熱水
単機牽引
夕暮れ
2000.11.26
風に翻弄されて
重連!
2000.11.27
経棚の朝
・経棚のコンクリート橋
オメガからオメガへ
岩山を登る
2000.11.28
朝の大板機務段
大名旅行