2006年01月24日

体を整える

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以前から一度受けてみたい!と思っていた整体を受けて来ました。まさに「体が整った」感じがします。

以前ここでもご紹介した整体院(http://homepage3.nifty.com/teate/)です。ここの整体師さんは、ご自分も踊る方だし、「大人からのバレエ」というコラムに書かれているアドバイスが本当に的確でなるほどーと思うことばかりなので、「もっと(ましに)踊れる身体」にするために一度私の身体を見ていただいてご相談してみたいなぁと思っていたのです。

(身体に関することは「誤った情報」提供はなるべくしたくないので、この原稿、チェックしてもらっています。「誤った情報」に基づいてみなさんがご自分のバレエを組み立てて身体に悪い影響があると困るので。私の理解が不正確だった点などについていただいたコメントをカッコの中に記しておきますね)

私の身体は、長年の座り仕事で、むちゃくちゃ凝りがたまっています。首・背中・腰・・・などなど。しかも、自分では「私って肩こりとかない人なのよねー」とつい2−3年前まで信じていたという、とんでもなく「自覚」のないヤツでした。

整体師さんからも、「うわっ」と言われるほど筋肉が凝り固まっている・・・。それで、「私は凝ってない」って、いったいどういう身体感覚なんだかなー。

まぁ、仕事による「凝り」は、指圧やアロマでほぐすとして、私がこの整体院を訪ねたのは、ひとつには、こんな風に仕事で「固めた」身体が、バレエにマイナスに働いているんじゃないかなーという部分を何とかしたい!ということ。

背中や腰が凝ってるので、それがバレエのストレッチのネックになっているんじゃないかなぁと思うんです。

そして、もうずいぶんと長い間バレエをやってるのにちっとも柔らかくならない身体も、その理由は、「生まれつきかたい」ということもあるかもしれないんだけど、それに加えて「自分で固めている」というのがあるのだと思うんですよね。

「固めないで」というのは、よく先生にも指摘されます。

その「自分で固める」が何とか取れれば、本来の稼動域は、「現在」よりはかなり「広い」んじゃないかなぁ(>それでも人より狭いかもしれないのだが)・・・と思うの。

関節まわりの筋肉をほぐすことによって、なんとかもちっと動ける身体になりたい!というのがあるんですよね。

施術してもらって分かったことは、第一に、私の筋肉は全般的にかたい、ということ。

これは、凝ってるというのもあるんだけど、それにくわえて筋肉の質という意味でもそうみたい。

スポーツの種類によって、また鍛錬の仕方によって、筋肉の柔らかさ、かたさ、というのは違ってくるそうなんですが、多分私は、筋肉をかたくするレッスンを重ねてきたっていうのがあると思うのです。(>これについては、私の筋肉の「質」が硬いのではなく、今硬いという「状態」なのだという感じがしている、というコメントをいただきました)

これ、バレエだけのことじゃなくて、その前にやってた剣道でもそうだった。

剣道も丹田に力は入れるけど、上半身は、相手がどこから攻めてきてもいかようにも対応できるように柔らかくしておいて、打ち込む時に力を入れるのがいいんですが、私、いつになっても上半身の力が抜けなかったんですよね。

下半身についても多分そう。もっと、軽く自由自在に細かく動いて、肝心の時だけすぱーん!と踏み込むのが大事。

だけど、私は下半身も力入ってたと思うんですよね。

だから、私、当時はその理由は全く分かってなかったんですが、自分で自分の太ももが触れないくらい太ももパンパンだったんです。もう、指でちょっと押すだけで「痛い!」んです。

きっとこれも、下半身も「力づく」で動いていたせいなんでしょうね。

あの時点で、そういうことに気づいてメンテしておけば、剣道だってもっと強くなれたかもしれないのになー。

無呼吸状態で筋肉を強く動かすと「むきむき、もりもり」の筋肉になっちゃうというけれど、整体師さんから「ときどき息とめてバレエしているでしょう」と指摘されたように、バレエもかなり「力づく」でやってるところがあります。

先生がおっしゃるようにやろう!と、一生懸命筋肉に力を入れてしまうんですよね。

毎度おなじみの「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」っていうか・・・・。

第二に、部分的にとてもかたいところがあり(>とくにお尻と腰)、それが関節の可動域を狭めているということ。けっこうバレエにとっては肝心なところで筋肉がかたまってしまっているので、それと連動しての筋肉と関連したところもうまく動かなくなってしまう。で、関節まわりが、すごーく動きにくくなっている。(>これについては、「部分的に」かたいというのは、ひとつの筋肉の一部が硬いという印象をうけるが、私の場合は、「特定の筋肉が硬い」ということであって、その硬い筋肉は、梨状筋・中臀筋などだというコメントをいただきました。)


第三に、筋肉が疲れていて(>これは特に脚)、その疲れた上にレッスンするから、筋肉がかたまっていってしまう。レッスン後のストレッチを勧められました。

私の習ってるところのレッスンは、ビッグジャンプでいきなり!終わることも多くて(>レッスン延長になったりすることも多いので)、そういう場合はやっぱりその場で自分でストレッチしてクールダウンする必要があるんでしょう。あるいはせめて家に帰ってマッサージしたり、ぬるいお風呂にゆっくり入ってリラックスしたりね。

「熱いお風呂が好きでしょう?」と聞かれて、ぴんぽーん!でした。「筋肉かたい人って熱いお風呂が好きなんですよね」とのこと。そうなのかぁ。

N教室もR教室もレッスン後にちょっとだけストレッチして帰るのは可能なので、今後はちゃんとストレッチしてから帰るようにしたいと思います。もし、無理な場合も、家に帰ってお風呂にゆーっくり温まって、筋肉をほぐすようにしたいです。

今の私に効くと思われるストレッチの方法も教えていただきました。1年くらいコツコツとこれを続ければ、身体も踊りも変わってくるんじゃないかなぁ。

ずうずうしい私は「今度一緒にレッスンしてください」とお願いしてしまいました。

ピラティスも私は師匠に一緒にレッスンしてもらって、私の今の踊りに必要なメニューを組み立ててもらってましたが、多分、整体でも、それをやってもらうと、今の私の踊りに必要な施術というのが、より明確になるんじゃないかなぁと思って。

なので、次に施術に行く時は、午前中に一緒にレッスンしてもらって、ちょっと間を置いて(>その間、食事したりショッピングして)、午後から施術してもらうっていうようにしたいなーと思っています。

なんだかすごーく身体が軽くなった感じがします。しばらくの間は少し間隔を詰めて施術を受けた方がいいみたいなので、仕事のスケジュールが少し自由になる今の時期に2週から3週に一度くらい施術を受けてみようかなぁ・・・と思っています。

この身体の感覚をできるだけ崩さないように、忘れないよう暮らして、次のレッスンは、この身体の感覚のままできたらいいなぁと思います。





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