2009年09月16日

科学捜査型問題解決法

 品質改善に役立つ本を紹介します。

現物を観察して問題を解いた「問題解決事例集」

著者は「モノ作りの問題解決研究所」の佐藤寿所長です。

 佐藤所長の30年にわたる問題解決の経験は、警察の「科学捜査」とまったく同じでした。

そこから、モノ作り工場の問題解決を「科学捜査型問題解決法」と名付け、事例集としてまとめてあります。

 事例集は大きなA4版で、カラー写真と顕微鏡写真をふんだんに使って不良の状態がはっきりわかります。

写真には解説文がありますから、改善事例がとてもわかりやすいです。

佐藤所長の事例の特長は、

 顕微鏡で拡大して観察する。
 不良部を切って、断面(中身)を観察する。

というように、とにかく現物を観察することにこだわっています。

現物をしっかり見て、良品を不良品を比べることで、不良のメカニズムを立てます。

 こう書くと簡単ですが、問題解決に至るまでには様々なノウハウがあります。

どうやって観察ポイントを絞るか。
観察部をどのように見える化するか。
観察結果からどう不良発生のメカニズムを導くか。

事例集では、そのノウハウをはっきりと体系化しているわけではありませんが(そのノウハウはしばらく待ちましょう)、これらを事例を見ながら、ヒントを得ることが可能です。

改善事例は自社の問題に当てはまる事例を探すことではなく、あくまで改善の切り口をつかむものです。

切り口をつかめば、普遍的に応用可能です。

 送料込みで1冊3,490円です。ご注文は直接、モノ作りの問題解決研究所の佐藤寿所長へ

現物を観察して問題を解いた「問題解決事例集」

monken@ji.jet.ne.jp

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