2006年06月
2006年06月27日
私の新聞投稿癖
前書き
昭和43年と言えばもう40年も前で、当時どんな事があったのか思い出せない昔の事になってしまいましたが、当時、新聞の投稿に興味を持ち、何回かの挑戦の後に始めて掲載された記事があります。思い出になると思い、切り抜いてノートに貼り付けて保存した古いノートを探し出し、最近の掲載記事も含め改めて記録としてブログに掲載することにしました。
記事の写真を入れましたが、何しろ古くて、字が小さくて読みづらいので、本文を全文記載しました。写真をクリックして、後で見てください。
その1. 政府に久しぶりヒット 昭和43年5月12日朝日新聞掲載
「本文」
佐藤内閣は、昨年の首相訪米以後、大きく右旋回し、国民感情を無視した言動が多かった。例えば憲法妾(めかけ)論、沖縄基地白紙論、朝鮮大学認可反対論等々。さらに政治資金規正法は、小骨どころか大骨も抜き取って、政治的良心さえ疑わざるを得ない状態である。
また最近では、ベトナムに関するジョンソン声明、あるいはパリの米(アメリカ)と「北」との会議は、佐藤首相の南ベトナム訪問の成果によるが如き考え方にいたっては、正に精神分裂の末期的症状とさえ思われた。
ところが、今回発表のサリドマイド児およびイタイイタイ病に対する政府の見解は、国民のやりきれない暗い気持ちを、一挙に吹き飛ばす久しぶりの快挙であった。両者とも細部については、なお幾多の困難な問題があって、完全解決には引き続き努力を要するが、少なくとも従来の官僚的国民不在の態度を改め、暖かい血のかよった、前向きの政治姿勢をとったことは、佐藤内閣始まって以来のクリーンヒットであり、国民のためにも喜ばしいことである。
私は、イデオロギーを超えて、最大の拍手を送りたい。以上
※下の記事の写真をクリックすると大きく見えます。

