6/19にお邪魔した、無印良品の秋冬衣料展示会レポートです。
後編は展示会の様子を綴ります。
展示会参加のいきさつを綴った前編はこちら

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先にお断りをしておきますと、展示会場の滞在時間は15分ほどでした。
折角の良い機会ですし、担当者からじっくりと話を伺いたかったのですが、
この日は暑い中、外にパートナーを待たせていたため、ぐるりと見回すだけに留めました。

展示会はツタに覆われたハウススタジオの1階と2階を借りて行われ、
外には看板などが一切出ていませんでした。
「ここかなぁ?」と思いながら中の様子を伺うと、MUJIの文字が見えて一安心。
1Fの入口で招待状を渡し、紙に氏名を記入して(何のためだろう)手続き完了、
このようなレジュメを渡されました。

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今回の展示会のメインはウールの衣服。
1Fはウールわたや糸を中心とした素材の展示でした。
フロアの一角には、羊を丸々1頭分使ったモコモコのアート作品を身にまとって、
記念撮影ができる撮影コーナーがありました。

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▲会場に入るとウールの衣服をまとったマネキンに出迎えられる

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▲紡ぐ前のウールと木の家具の展示

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▲ニュージーランド(またはオーストラリア)のイメージ映像が映し出されたスクリーン
この左側に前述の“羊なりきり体験”の撮影コーナーがありました。
ちょうど体験されている方がいらっしゃったので撮影コーナーは撮っていません。
また、会場は手狭なため全景は撮りませんでした。

イメージ中心の1Fをじっくりと見る時間がないので、足早に2Fヘと進みます。

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2Fはカシミヤ、メリノウール、アルパカなどの獣毛製品を中心とした展示内容。
残念なことに2Fは照明が大変暗く、日が傾いた時間帯では外光も力不足で、
撮った写真はいずれもオレンジがかった暗いものになりました。
商品の暖かみを演出するために電球色系の照明にしたのだと思いますが、
せっかく撮影OKなのに色が狂ってしまうのが何とも惜しい限り……。
以下に掲載する写真は、色補正で多少は実物に近づけたつもりです。

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▲アウターのラック(右)とコーディネート(左)
アウターはPコート、ダッフルコート、トレンチコート、
珍しいところではメンズのレザーライダースなど。
レザーライダースは着丈が長めでウエストにベルトが無く、
ライダース調のレザージャケットと呼んだ方が近いかな。
画像はLOOKBOOK 26/36をご参照ください。

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ダークグレーで、綿100%ではなさそうなしなやかな生地(素材は不明)の、
ちょっと良さそうなトレンチコートがありました。
このラックだけを見るとHYKEっぽい。

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アウターの隣にはデニムのラックがありました。良い色合いの生デニム。
余計な装飾がない、シルバーのボタン(写ってないし!)も潔くて好感が持てます。
その昔、A.P.C.のニュースタンダードデニムをリジッドから履き込んだ日々を思い出す……。

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▲ローゲージニットのラック
こうしたニットは毎年出ていますね。

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▲2F正面はカシミヤ、メリノウールのラック

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▲色とりどりのカシミヤカーディガン
今季のカシミヤカーディガンは、色、形、ディテールともに魅力的でした。
ベーシックカラー以外は全て杢調で優しい色合いのラインナップ。
色は左上から順に、セージグリーン、レモンスフレ、スカイブルー、
パウダーピンク、グレイッシュネイビー、コーラルピンク、といったところでしょうか。

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襟ぐりがしっかりと詰まった形、貝風のボタン、
写っていませんが長めのリブと、いずれも好みの要素です。
販売されたらぜひとも試着してみたい一着でした。

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▲色とりどりカーディガンの奥はベーシックカラーニットのラック

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クルーネックニットはハンガーに掛かっている限りでは控えめな襟開き。私好みの形です。
計画数量が堂々と載っているタグを撮影しました。
S・M・Lの3サイズで42,000枚、カンボジア製、税込上代8,980円。
これに加えて色展開もありますから1型のSKUはいくつになるのでしょうか。
展開店型 A-Eとありますので、ほぼ全店展開だと思います。

【脱線話】
その昔、無印良品が発行していた総合カタログ「MUJI LIFE」には、
巻末の店舗リストに、店舗の規模や商品の取扱数によって、
A〜E(Fまであったかも)のランク分けが掲載されていました。
当時暮らしていた名古屋には最大でもCランクの店舗(栄スカイル店)しかなく、
中部地方ではイオン岡崎店がたしかAランクで、
見に行きたくても遠い!と、歯がゆい思いをした記憶があります(笑)。
今でもそのランク分けは生きていたのかと感慨にふける元ムジマニアなのでした……。
もし情報が間違っていたらご指摘ください。

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▲ミルク色のメンズカシミヤニット
襟ぐりのリブの感じがいいな〜。Sサイズならメンズでも着られないかな?

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こちらはS・M・L・XLの4サイズで40,800枚、タイ製、税込上代9,980円。
カシミヤ糸の使用量はメンズの方が多くなるので1,000円高いのでしょうか。

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▲アルパカニットのラック
今季はオレンジレッド推しのようです。
素材と相まってレトロテイストを感じる色だけれども、
合わせ方次第でモードにもシックにも転ぶ、秋冬ならではの色。

他にも、撮り忘れてしまいましたが、少数ながらマタニティやキッズの展示もありました。

衣料品全体の印象としては“平常運転の無印良品”で安心しました。
奇抜なデザインは要らない。普通に着られるものがいい。
そこそこの質、そこそこの価格、入手が容易で気軽に着られる普通の服。
原材料や工賃の高騰、円安など、この“普通”のハードルが上がる要素は、
年々増加の一途を辿っていますが、
それでも“普通”を提供しつづけてくれる存在があるのは心強いことです。
デザイン性の高いアイテムも、普通あってこそ引き立つものですしね。

今回のマネキンのコーディネートを含め、
秋冬コーディネートが▼こちらの特設サイトで見られます。
LOOKBOOKにアイテムの説明が一切無いのがもったいない……。

Wool Wool Wool(無印良品 2014年秋冬衣料特設サイト)

【2014/7/4 追記】
上で「LOOKBOOKにアイテムの説明が一切無い」と書きましたが、
今日見てみたらアイテム情報が追記されていました。
なぜか2枚目以降のアイテム情報が表示されず、惜しい感じ。
また、「展示会アルバム」には展示会場の写真がアップされています。
私の写真よりもずっと分かりやすいと思います(笑)。
(追記終わり)

■プロのスタイリストさんの仕事に、素人が好き放題言います

LOOKBOOKのメンズはジャスト〜ハイウエストが多いですね。
ハイブランドではウエスト位置が徐々にハイウエストへと移行しているそうですが、
その流れが一般にも降りてくる頃かもしれません。
ただ、LOOKBOOKのハイウエストは何かバランスの悪さを感じます。

メンズの27は、ベルトのバックルが大きい、丈が中途半端、ロールアップの幅が広い。
折角ハイウエストにして重心を上げているのに、
ロールアップで足元にもポイントを作ったら視線が散るような。
メンズの31もロールアップしない方がすっきりするのに。

独断と偏見でLIKEとBADを挙げてみました。
・レディースのLIKE♡:6、12、17(裾は折り返さず切った方が好み)、18
・レディースのBAD↓:2、5。力強い太ベルトが悪目立ちしているような……。
・メンズのLIKE♡:20、23
・メンズのBAD↓:25(アーガイル柄が余計?、ニットとカットソーの重ね着が変)、27、31


【番外編:今回いただいたもの】

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左から順に
・レジュメ
・Café & Meal MUJI 1ドリンク30%OFF券
・布製マイバッグB5
・お礼状
・コットンウールストレッチ あったか Uネック九分袖シャツ

あったかインナーの現品をいただきました。
ウールを綿で包んだ糸を使い、肌触りと保温性を兼ね備えたインナー。
昨冬、気になりつつも、ウール入りでアルカリ性洗剤や酸素系漂白剤が使えないため、
買わずに見送った商品でした。
こんな形で手に入るなんて嬉しいです。良品計画さんありがとう。
冬まで寝かせておくしかないのが少々じれったいです(笑)。