こんにちは。
いつもブログへのご訪問、ありがとうございます

さて、今朝のことです。
何かの試験を受けに行った夫から電話が掛かってきました。
なんかあったのか?!とよくよく話を聞いてみると・・・

夫『こないだね、休憩中外にいたらクモの巣に引っ掛かってただんご虫がいてね』

私『うん、で?』

夫『まだ生きてたからダンゴを土にもどした』

私『へ~そうなんだ』

夫『生きたまんま喰われるのは何か嫌だったのよ』 

私『生きてたんだ・・・。それはそうだね』

夫『でもさ、蜘蛛に悪いよね』

私『はぁ・・・』 

夫『あんたならどうする?』

私『・・・・・・・・・・』

また日曜の朝から答えのない面倒なテーマを持ってくるなぁうちの夫は。
しかも試験前でしょ。試験に集中しろ!(笑)


でも、夫のその問いに対して私は即答出来ませんでした。
その後も少し話したんですが、確かにだんご虫は生きていてそのまま食べられちゃうのは気の毒すぎる。現在の私の立場なら助かる命は助けたいと思います。

かといってクモ側からしてみれば。そのだんご虫は3日振りの食事だったかも知れない。それを勝手な思いで奪ってしまうのはこれまたクモの生命に関わる問題になります。

よくある話だけど難しいですね、こういうことって。
あちらを立てればこちらが立たずというか。

納得の影には犠牲がつきものです。
答えは自分自身の捉え方一つなのでしょうけど。
とりあえず、食物連鎖の上の方にいる人間がこういうことを考えること自体自然界からしたらおこがましく、余計なお世話なのかも知れません。


自分ががんだとわかった時、生まれて初めて命を脅かされる程の恐怖に直面しました。そして、毎日普通に生きていられることが実は当たり前ではなかったことに気付かされました。

私たちは病気だけでなく、事故や事件に巻き込まれていつどんな形で一生が終わるかわかりません。がんを患っているからと言って、100%がんで死ぬとは限りません。

そう思うと、朝、「行ってきます」と家を出て、夜、「ただいま」と帰って来られることがどんなに奇跡的なことだったのか。

私たち皆が当たり前に行ってる行動の随所に奇跡が散りばめられているんだってことに気付けただけでも、がんになって少しは人間的に成長出来たかなと思います。 


で。
話が逸れてしまいましたが、冒頭のクモとだんご虫の話。
熟考の末、私は夫の一部が蜘蛛に食べられれば全てが丸く収まったのでは?と考えました。そう、あの国民的ヒーローアンパンマンのように。

・・・・・・なんちゃって。

さて、皆さんだったら、どうしますか?

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