実は、訳あって、本日をもって、
このブログを終了することといたしました。

これは先日のエイプリルフールの冗談ではありません。
私が、初めてと言っていいほど、
真剣な顔で、お話しております。

諸般の事情というか、何というか、
いろいろ、ありまして、やめることといたしました。

しかし、決して、
何かで炎上したとか、
問題が起こったとかというものではありません。
職場を追われたとか、
体調を崩したというわけでもありません。

最近、チョー忙しい状態になってきたりしたので、
そんな中で、がんばりきれなくなったことも、
遠因ではありますが、
それだけではありません。

毎日のつぶやき程度のブログなら、やめるやめないなんて、
大層なことをいう必要もないんでしょうが、
多くの方に、見ていただいていたことは、
その分、期待されていた度合いも強く、
いい文章を書きあげなきゃ、なんてプレッシャーもありましたが、
でも、それだけでもありません。

いろんなことが絡み合ってのことですから、
やめる理由そのものは、
そんなに大したことじゃありません。

世の物事はすべて永遠ではありませんし、
いつかは終わりを迎えるものですね。

ま、これまで、ボクのブログを読んできてくれた方々は、
ボクのユルーイ感じを百も承知でしょうから、
ボクがやめるにしても、
そんなに真剣な理由ではないだろう、と、
見透かしていることと思いますが。

これまで、2年間、皆様方には、
本当によくしていただき、感謝の念にたえません。
皆様のお力があったからこそ、
これだけ、長く続けて来れました。

何もしなければ、
ボクの記憶の中からいつかは消えていったであろう、
これまでの医者として経験してきた数々の症例や事件を、
このブログを書くことによって、
記憶にとどめ、記録を残すことができたことは、
価値のあることだったと思います。

それも、皆さんと一緒にワイワイ、ガヤガヤと、
宴会ふうに盛り上がって書いてこれたのだから、
これは最高の経験でした。

コメントをいただいた方も、サイレントな読者の方々も、
ちょっとは、医者の本音を
ご理解いただけたのではないでしょうか。
それこそが、
ボクが、このブログをはじめるきっかけだったのですから、
目的がすこしでもかなったのなら、
それだけでもうれしい限りです。

でも、今までの2年間、記事を書きつづける緊張感も、
ボクのボケ予防には最高だったのですが、
やめてしまうとボケちゃうんじゃないか、と
心配したりします。

なので、いつか、また、どこかで、
こっそりとブログを書いているかもしれません。
どこかのブログでお会いできれば、
それはそれで面白いですね。

皆様に、突然やめるお詫びと、
これまでのお礼の気持ちをこめて、
しばらくは、昔の記事を、時々、再掲載していきます。
まずは、今日は、2011年1月分をあげます。
そのころの記事をご覧にならなかった皆様は、
どうぞ、お立ち寄りください。
これからも、またお暇なときにでも、お越しください。

本当に、本当に、ありがとうございました。
皆様のご健康とご多幸、心よりお祈り申し上げます。


ボクの一番好きな言葉は、
昔のドラマ、「傷だらけの天使」の最終回で、
ショーケンが事務所の女の子との別れ際にかけた言葉です。
その言葉を皆さんにお贈りして、
救急ダウンタウンを終了させていただきます。






みなさん、しあわせになってね