ジャズ理論

ジャズで使う音楽理論
タイトルバックはリサージュ図形

付け焼刃なので正式に勉強されたい方は専門書を読まれたほうが・・・。

枯葉Amのコード進行は白鍵だけでは弾けない2017

key=C、ハ長調の曲であれば白鍵だけで弾けるハズ、少なくとも曲の途中で「転調」してなければ、と思っている方はいませんか?

「転調」してなくても、黒鍵が交じるバヤイがあるんですよ!
長2度音程で谷に落ちた音符は、半音上げないと不自然に聞こえる場合があるんですよ!!

しか~し、残念ながら私達日本人(多分大多数の)は、長~い事ペンタトニック、つまりヨナ抜き音階を使った曲が頭の中に染み込んでいるために、半音上げなくとも不自然には感じない感覚が身に付いてしまっていると思います。

そこで、ハ長調の曲で半音上げられた音(黒鍵)が交じる曲の例として、クラシック・ピアノを習っていた方にはお馴染みのソナチネアルバム、の中から下記動画の曲をモジッたものを、例によって「枯葉」Amのコード進行に当てはめてみます(前半はkey=Cハ長調)。

ソナチネ1番 op 20-1 第三楽章 楽譜 訂正版 クーラウ Sonatine Andante Fr.Kuhlau

※上行する途中でC#音となっているのは経過音だと思います。ジャズではパッシングディミニッシュを使いますね。
※曲の途中でF#音が出てくるのは、key=Gト長調に「転調」しているから。



※E7コードではオルタード・スケールを使っているために、オルタード・テンションとなるので黒鍵だらけになるかも...

key=C、ハ長調のコード進行
||: Dm9 | G9 | Cmaj9 | Fmaj9 |
key=Am、イ短調のコード進行
| Bm7-5 add11th | E7 alt. | Am | Am :||

key=Am、イ短調では上行するメロディーはメロディック・マイナースケール(旋律的短音階)を使うために

F#音→G#音→A音

となり、下行する場合にはナチュラル・マイナースケール(自然的短音階)を使うために

A音→G音→F音

と、下行する場合には白鍵だけですね。
こういうことは、小さい頃からクラシック・ピアノを習っていた方なら、よ~くご存知のハズですよね~、デショ???



「枯葉」Am8小節を3拍子にして「ジュピター」を乗せてみる

宇宙には地球によく似た惑星があるとか、木星や土星の惑星には液体の水があるんじゃないかとか、いろいろ話題になってます。

「ハビタブル・ゾーン」っていうのかな、水が液体の状態で存在する惑星、太陽のような恒星から適度な距離にある惑星には液体の水があるからきっと生命が存在するはず。もしかしたら、人間のような知的生物が宇宙のどこかの惑星にもいるんじゃないかと。ひょっとしてそっちの惑星でも、「他の惑星にも生物がいるのかしらん? 」なんて言ってたりして。

閑話休題

それはさておき以前から篠笛に興味があって、youtubeで篠笛の演奏を探していて気になる演奏があったので、またぞろ「枯葉」のコード進行に強引にネジ込んでみようかと...

ジュピター / The Planets Op.32    G ホルスト 作曲    福原一笛 演奏

楽譜を見ながら聞ける動画がないかと探してみると...
下記動画の3:02辺りからの演奏が、今回取り上げた曲です。

『組曲 惑星 ~ ジュピター』 (Jupiter)(ピアノ楽譜)

てな調子で、いつもの「枯葉」Am8小節を3拍子に変更して打ち込んでみたものです。



コード進行
key=C
||: Dm9 | G9 | Cmaj9 | Fmaj9 |
key=Am
| Bm7-5 add11th | E7 alt. | Am | Am :||

※Dm7コードのB音はアボイドではないとして、そのまま打ち込んでいます。
※G7のC音や、Bm7-5のC音はアボイドになるので、トリルなどで誤魔化しています。

この曲、クラシックなのにどうしてすんなりと受け入れられるのかと思って譜面を良くみると、すべてkey=Amのナチュラルマイナー・スケール(自然的短音階)、エオリアンスケールで作られてます。

「導音」のG#音もメロディックマイナー・スケールに出てくるF#音もないので、日本人である私たちに違和感なく聞こえるんだと思いますね~。大半の日本の人達は多分「導音」が苦手じゃないかと思います。

また平行調のkey=Cだと解釈してみても(ホルストの「組曲 惑星」では変ホ長調となっている)、すべてアイオニアン・スケール、つまりメイジャー・スケールでkey=Amのナチュラルマイナー・スケールと構成音は全く同じです。しかも、Cメイジャーと考えて見ても、主音であるC音に「導音」であるB音からはごく一部でしか進行していません。key=Cだと解釈しても、B音が「導音」としてはほとんど出てこないメロディーなので、「導音」が苦手な日本人にも聞きやすい旋律じゃないかと想像します。

さらに日本人が苦手なもう一つの音、key=Cとしてみると完全4度のF音が一度も出てこないので聞きやすいんだと思います。



枯葉のコード進行で和風な雰囲気を出す練習

2017.04.25追記

素直にアベイラブル・ノート・スケールの練習をしていればいいものを、すぐに退屈してしまってあらぬ方向に向かってしまう...



ちょっと無理矢理な感もありますが...

伴奏パートではコード進行に従って音を出していても、主旋律・メロディー・ラインの音の使い方によって雰囲気がガラリと変わってしまうことが良く分かると思います。なんだかんだ言っても、やっぱり主旋律が最も印象に残る訳です。

そしてその主旋律・メロディーを支配しているものが音階・スケール、そしてその音階の音使いを支配しているのが「旋法」すなわち「旋律作法」「旋律規則」なんですね。音楽理論は知らなくても、人それぞれ頭の中には「音楽様式」を持っているんだと思います。

「音楽様式」は育った環境、どんな曲・演奏・歌を聞いて育ったかによって、一人ひとりみんな違う「音楽様式」が頭の中にあると思います。しかし、多くの人が好む「音楽様式」を理路整然とまとめたものが「音楽理論」な訳ですから、「音楽理論」を知らないよりは知っている方が、曲作りは随分と楽だと思いますヨ。少なくとも、アドリブ・フレーズの真似事くらいは簡単になると思います。

ヒットする曲を作曲できるかどうかに関しては、これはもう「運」次第のようなものじゃないでしょうか。「音楽理論」も楽器の演奏すらほとんどできない人が、たまたま思いついたメロディーがヒットするかも知れないし、プロの作曲家がどんなに苦心惨憺して作った曲であっても、「鳴かず飛ばず」なんてこともあるでしょうから。もしも、次にヒットする曲が事前に分かるんであれば「両A面」なんて言葉は存在しないハズですよね~。しかし、裏返すことなんてないCDにも「両A面シングル」なんて表現があるのは、何でなん???

なんてことをボンヤリと考えながら...アマチュアが一番気楽です。気が向いたことだけやってればいいんですから、ノーテンキに...

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2017.04.24追記

下記の動画を参考にさせてもらって...

オカリナ演奏・さくら変奏曲・楽譜付き

key=Amの「枯葉」8小節分に、強引にネジ込んでみました。



アボイドの処理に苦労することと、変奏曲(バリエーション)に入ってからはなるべく「陰旋法」に合わせるように、と思ってもコードとうまく噛み合わないところを、コードに矛盾しないように合わせるのが難儀な作業です。

一見「アホ」な取り組みであっても、いろいろ試していれば何か得るものがあるんじゃないかと思うんですが...どうなんでしょう。

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2017.04.23追記

「枯葉」をAmに移調した8小節分のコード進行で、アベイラブル・ノート・スケール&アルペジオの練習と思いきや...



key=Cの2-5-1-4
||: Dm9 | G9 | Cmaj9 | Fmaj9 |
key=Amの2-5-1
| Bm7-5 add11th | E7 alt. | Am | Am :||

「六段の調」を「枯葉」のコード進行に強引にネジ込んでみました。
アボイドを処理するために、一部の旋律は変更せざるを得ません。それと、原曲では付点8分音符でハネる箇所がありますが、8ビートの伴奏とはちょっと「しっくり」と合わない感じだったので、普通の8分音符の譜割りに変更しています。

旋律の音使いを注意深く見ていくと「陰旋法」の通りに上がり下がりさせているのが分かります。ただし、順次進行(音階通りに動く)ではなくオクターブ上げたり下げたりと、大きく跳躍させている箇所があります。しかし、オクターブ跳躍した音が「陰旋法」通りの動きになっている点が「ミソ」のようです。

「陰旋法」はあくまで「旋法」つまり「旋律作法」のことであって、たんなる音階ではないと言うことです。単なる音階であれば音の並べ方は自由なはずですが、「旋法」と言った場合には音の動かし方に、厳密な「旋律作法」があるのです。この音の動かし方の規則をやぶると、使っている音は確かにその「旋法」に含まれている音であっても、ぜ~んぜん違う世界の音楽に聞こえてしまうかも...

だから、日本人にはブルースを簡単には演奏出来ないんです。ブルーノート・スケールも単なる「音階」ではなくて、やっぱりブルース語法とでも言うか「旋法」、ブルース独自の「旋律作法」があるようですョ。

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2017.04.21追記の追記

「枯葉のコード進行で和風練習2017No2」の気になる箇所を修正したNo3.



なかなか、目からウロコが落ちるっていうか、心の琴線に触れるような、粋なフレーズなんてものは簡単には思いつかないようで...

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2017.04.21追記

youtubeでバロック音楽をあれこれ聞いているうちに、ヴィヴァルディのAmのコンチェルトが気になり...

Vivaldi Concerto in A Minor third movement violin sheet music

他の演奏も聞いたりして...やっぱり、同じ聞くならべっぴんさんの演奏のほうが...

ALISON BALSOM - VIVALDI: Violin Concerto in A minor (clip)

一部の音使いを参考にして、key=Amに移調した「枯葉」のコード進行に打ち込んでみたもの。



key=Cの2-5-1-4
||: Dm7 | G7 | Cmaj7 | Fmaj7 |
key=Amの2-5-1(一部変更)
| Bm7-5 | E7 alt. | Am→E7,b9th | Am :||

※E7 alt.ではオルタード・スケールを使用。
※Amコードの間に入れたE7,b9thではハーモニックマイナースケール・パーフェクト・フィフス・ベローを使用しています。こちらのスケールのほうが使い慣れているので、音の選択が楽です。

陰旋法を使わずに和風の雰囲気を出すのは、音の選択がムツカシイ。かといって陰旋法に頼ってばかりではサウンドがワンパターンになりそうで。なかなか一筋縄ではいかないですね~。

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2017.04.20追記

前作が今ひとつ納得いかないので別案です。

伴奏のコード進行、構成も一部変更。
key=Bbの2-5-1-4
||: Cm7 | F7 | Bbmaj7 | Ebmaj7 |

key=Gmの2-5-1
| Am7-5 | D7 alt. | Gm | Gm :||



和風な雰囲気と、ジャズっぽさ、バロック音楽風でもある、とするためにはどうすればいいのか?

今の時点では、以下の点を考慮しながら音を選んでいます。

※11thのテンションが使えるコードでは、意識的に使うようにする。
※マイナー・キーのドミナントであるD7コードではオルタード・テンションを使う。
※マイナー・ブルーノート・スケールやD音を主音とした陰旋法を使う。

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2017.04.19追記

どうにも、「野暮ったい」とか「ダサイ」とか「イケテナイ」、と感じる箇所を修正。



8小節全体をkey=Gmと解釈

||: Cm7 | F7 | Bbmaj7 | Ebmaj7 | Am7-5 | D7 sus4→D7 alt.| Gm | Gm :||

※全体がGmキーだと考えると

◎Cm7は、IVm7でサブドミナント・マイナー
◎F7は、♭VII7でサブドミナント・マイナーの代理コード
◎Bbmaj7は、♭IIImaj7でトニック・マイナーの代理コード
◎Ebmaj7は、♭VImaj7でサブドミナント・マイナーの代理コード
◎Am7-5は、IIm7-5ででサブドミナント・マイナーの代理コード

※D7 sus4もサブドミナント・マイナーの代理コードと考えられる。
何故ならAm7-5 on Dと解釈できるから。

◎D7,b9th sus4の構成音→D,G,A,C,Eb
◎Am7-5 on Dの構成音→A,C,Eb,G,D

そっくり、というか構成音はまったくおんなじデショ。

※key=GmのドミナントであるD7にオルタード・スケールを使いたいので

◎D7 alt.に変更
◎Gmは、Imでトニック・マイナー

※5度跳躍や4度跳躍を多用し

マイナー・ブルーノート・スケール
陰旋法
オルタード・スケール

などを使い、邦楽のようでもあり、ジャズのようでもあり、バロック音楽のようにも聞こえるサウンドになる音使いを模索中です。

※サブドミナント・マイナーの代理コードについては、下記サイトさんを参考にしてください。

ソフィアのポピュラー音楽理論

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「枯葉」のコード進行8小節の一部をsus4コードにして、和風な雰囲気を出すアルペジオ&スケール練習です。



ペダルを使いたいのでD7コードを

D7 sus4→D7

に分割しています。

key=Bbの2-5-1-4
||: Cm7 | F7 | Bbmaj7 | Ebmaj7 |

key=Gmの2-5-1
| Am7-5 | D7 sus4→D7 | Gm | Gm :||

※8小節全体をkey=Gmとして考えと
Gmのトニック(主音)であるG音がD7でアボイドになるので、D7 sus4としてG音を使えるようにしています。

※key=Gmのサブドミナント(下属音)であるC音
※key=Gmのドミナント(属音)であるD音

C音とD音は8小節すべてのコードで使用可能です。
コード進行を見ただけで、ペダル・ポイント(オルガン・ポイント)に使える音は何か? がすぐに分かるようになれば、ペダルを使うのが容易になります。

※D音を主音と考えた陰旋法や、Gマイナー・ブルーノート・スケールも使っています。



バロックをヒントにしたマイナー循環コード2017

2017.04.16追記

どうにもモドカシクてしっくりしないと思う箇所を修正してみました。



バロック音楽と、ジャズと、邦楽とを融合させたような、日本人でなければ作れないようなジャパニーズ・ジャズは出来ないものかと試行錯誤中です。

11thのテンションを意識的に使うとか、susu4コードを一部に使うとかして和風な雰囲気を出し、なおかつオルタード・テンションやブルーノートを使ってジャズらしさもあり、さらにバロック音楽的でもあるような...

マイルス・デイヴィスが「ビッチェズ・ブリュー」を発表した以後くらいだったと思いますが、ロックとジャズを融合させた「クロスオーバー」と呼ばれていた作品がよく演奏されてた時期がありました。しばらくして「フュージョン」と呼ばれるようになり、新たな音楽ジャンルとして定着した感がありましたが、私個人の印象としては「フュージョン」と呼ばれるようになった頃から、次第にポピュラー音楽のように聞こえてきて、ジャズらしさが薄れていったような気がしてます。

ジャズ好きからすると「フュージョン」と言われるようになった時期から、興味が失せてきました。チック・コリアも一時期エレクトリック・サウンドにハマっていた時期がありましたが、やはりアコースティック・ピアノを弾くスタンダードなジャズ・スタイルに戻った印象があります。新たな音楽様式が定着するのは、そう簡単にはいかないのかも知れません。

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2017.04.15追記

16分音符の細かいアルペジオを、イレブンスのテンションを意識的に使いながら追加。



バロック音楽と、ジャズと、邦楽をミックスしたような曲が作れないものかと模索してます。

秋吉敏子さんのような曲はとても無理だとしても、日本人でなければ出来ないジャズ、ジャパニーズ・ジャズなんてものがあってもいいんじゃないかと...

フランスではフレンチ・ジャズと呼んで、アメリカのジャズとは一味違うと自信を持っているようですが、日本人に生まれて日本国内で邦楽を聞いて育ったので、どう逆立ちしてもアメリカ人が演奏するようなジャズは無理じゃないか? という気がするんですよね。結局はチャーリー・パーカーやバド・パウエルのビバップ・フレーズをマネするしかないんじゃないかと。

でも、せっかく日本人に生まれたんだからアメリカ人には作れない、日本人独自のジャズがもしかしたら出来るんじゃないかと、思っている今日このごろ。

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アレッサンドロ・マルチェッロの「オーボエ・コンチェルト」を聞いていて、気になる箇所があったのでちょっと打ち込んでみようかと。

Oboe Concerto in D Minor (A. Marcello) Score Animation



「オーボエ・コンチェルト」の2:18あたり、42小節目からをコード進行に書き換えてみると

F7→Bb→Gm→Gm6→A7su4→A7→Dm

ピアノ譜はよく見るので「ヘ音記号」は見慣れてますが、中音部記号の「ハ音記号」が慣れないので読みにくいんですが、どうやら上に書いたコード進行じゃないかと解釈できます。

F7コードでのメロディーの動きはDm7コードの分散になっているのでDm7
次のBbコードをBbmaj7
Gmコードはサブドミナント・マイナーの代理コードであるEm7-5
次のA7コードとツーファイブにして、全体をマイナー・キーの循環コードとしました。

key=Dm
||: Dm7 | Bbmaj7 | Em7-5 | A7 sus4,b9th→A7,b9th :||

ドミナントのA7が、A7su4→A7とサス・フォーと分割してあるような音使いと、♭VIのBbコードがサブドミナント・マイナーの代理コードとなっている点が特に気に入りました。

打ち込んでいるうちに和風に聞こえてきて、ならばもっと和風に聞こえるようにと...
サス・フォーを使ったり□m7コードや□m7-5でイレブンスのテンションを多用すると、和風に聞こえてきますね。

マイナー・キーのコード・パターンやサブドミナント・マイナーの代理コードについては、下記サイトさんを参考にしてください。

ソフィアのポピュラー音楽理論

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いま気になっている曲。

J. Ch. Schickhardt - Concerto for flute, 2 oboes, strings & continuo in G minor

ネーデルラントと言えばオランダだったかな。下記動画にオランダのバロック音楽が集められています。
ヨハン・クリスティアン・シックハルトという人の作品が最初に演奏されます。

Baroque Music from The Netherlands

なお楽譜は「国際楽譜ライブラリープロジェクト」というサイトさんで検索すれば見つかると思います。

IMSLP
ペトルッチ楽譜ライブラリー




メイジャー12キーのツーファイブ・ワン練習2017

2017.04.11さらに追加

大バッハ大先生の息子のエマヌエル・バッハが、影響を受けた作曲家としてテレマンの名を上げていたそうなので、テレマンの「ファンタジア」を聞いてみると、1:40あたりからのフレーズが気に入ったので少し変更して打ち込んでみました。

Fantasia 11 (12 Fantasias for Flute - G.P. Telemann) Score Animation

46小節目をIIm7のAm7と解釈しています。
3拍目の裏から4拍目にかけての短3度上行するパターンを、長2度ずつズリ上げて行く2拍シーケンスが特に気に入りました。4拍目のC#音がノン・スケール音になりますが、一旦コード・トーンのE音に跳躍してから、次の47小節目のD音(コード・トーン)に解決しているので問題ありません。ジャズでいうところのディレイド・リゾルブ(遅延解決)ですね。

47小節目の1拍目をV7のD7と考えて、この16分音符を1小節に収まるように変更してトニックに進行することにしています。



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2017.04.11追記の追記

マイナー・キーも含んだツーファイブは後回しにして、メイジャー・キーのツーファイブ練習の別パターンです。

次の動画の、1:00あたりからのグラント・グリーンのギター・ソロを、モジッたものを打ち込んでみました。

最強25人のツーファイブフレーズ。【ジャズギターレッスン】



IIm7のイレブンスを軽く引っ掛けてからトニックのナインスで終わるフレーズですが、ピアノではギターのようにチョーキング(英語ではベンディング "bending")が出来ないので、ピアノに合うようなフレーズに変更しています。

V7の前半ではIIm7を引きずっているような音使いをしてますが、アボイドになるので細かい音符にして違和感を減らす事にしました。ジャズではコード進行通りに弾くとは限らず、前のコードの音が後ろにズレ込んだり、次のコードの音が前に食い込んだりということをして躍動感や適度な緊張感を出すんでしょうが、慣れないうちはマネしないほうが無難です。下手にマネすると、単なるミス・トーンと解釈されるのがオチですから...

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2017.04.11追記

各コードの構成音を変更し(キーによっても構成を変更)、さらにマイナー・キーのツーファイブも追加しようと、現在思案中です。コード・トーンだけでバッキングするんなら、転回すればどんなキーでも問題なく対応出来ますが、テンションを加えるとなるとキーによってテンションを選ばないと響きが濁ってしまうので、どのテンションを使い構成をどうするか悩むところです。

テンションは上手に使いこなせればかっこいいモダンなサウンドになるんですが、下手すると濁ってしまって最悪なサウンドになりますからね~。慣れないうちはコード・トーンだけにしておくのが無難です。



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ダイアトニック・スケールの音使い、基本を身に付けるためにはバロック音楽の勉強も大事なんですが一応ジャズについて書いているんだから、少しはジャズっぽいこともしとかなきゃいけないかな?

という訳で、ジャズの基本であるツーファイブ・ワンの練習を、まずはメイジャー・キーからです。
YouTubeでツーファイブのリックを検索してみると、ビル・エヴァンスのリックを扱っている動画がありました。

Bill Evans Lick | Bill Evans 251 Line | PianoGroove.com

上記の動画を参考に、key=Cのツーファイブ・ワンから半音ずつ下げて12キーすべてのメイジャー・ツーファイブの練習曲を作ってみました。



key=C
|| Dm9 | G9,13 | Cmaj7 | Cmaj7 ||

続けて、key=B,key=Bb.....と半音ずつ下げています。

キーを半音ずつ下げていくということは上行4度の強進行の裏返しなので、別段繋ぎを入れなくとも自然に転調していくように聞こえると思います。

私の好きなピアニスト、ケニー・バロンのバッキングの説明もしてますね。

Kenny Barron Chord Voicing Piano

YouTube等を参考にしてオシャレなバッキング、伴奏の勉強もしなきゃいけない...

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蛇足
しかし、今はバロックを聞いているほうが気が休まるんですよね~♪

次の曲、てっきりベートーヴェンの曲だとばかり思ってましたが、大バッハ大先生の息子のエマヌエル・バッハの作品だったんですね。

C.P.E. Bach - Solfeggietto in C minor (H 220, Wq. 117: 2)

当時、大バッハ大先生よりも息子達バッハのほうが有名だったそうで、大バッハ大先生のことは「エマヌエル・バッハ達のお父さん」と呼ばれていたようで、そのため大バッハ大先生没後80年くらいの間、世間から忘れられていたそうです。現在の感覚からすると音楽的な損失がヒジョ~に大きかったとしか思えないんですが...

ただし、息子のエマヌエルは父親をとても尊敬していたそうです。

カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ

ベートーヴェンは、エマヌエル・バッハから多大な影響を受けていたようで、なるほどベートーヴェンと作風が似ているはずです。

Emily Bear - Solfeggietto

Solfeggietto by Karl Phillip Emmanuel Bach - for HARP

Solfeggietto (Rock Version)

Eugen Cicero - Solfeggio in C minor (1965)



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