ジャズ理論

ジャズで使う音楽理論
タイトルバックはリサージュ図形

付け焼刃なので正式に勉強されたい方は専門書を読まれたほうが・・・。

key=Cmのツーファイブワンでフレーズ作りの練習2018(マイナーキーになると途端に難解になる)

key=Cm
ハ短調のツーファイブワンの練習です。
※まだまだ荒削りです。



コード進行
key=Cm
||: Dm7-5 | G7,b9th | Cm | Bb9→Abmaj9 :||

マイナー・キーのツーファイブワンを、サブドミナント・マイナーで連結してみました。

前回、メイジャー・キーのツーファイブワンはマイナー・キーのツーファイブで連結しましたが、今回のマイナー・キーのツーファイブワンの連結は、メイジャー・キーほど簡単にはいきません。

それはなんでなん?

マイナー・キーの「ツー」が問題なのです。
key=Cmの場合だとDm7-5ですが

このコード、ハーフディミニッシュとも呼ばれるサブドミナント・マイナーの代理コード。
このコードにドミナント・モーションするのは、マズいんでしょうね。

※ハーフディミニッシュはトニックの代理はできないという理由からか、例えばCメイジャー・スケール上にできるダイアトニック・コードにはセカンダリー・ドミナントは5つしかありません。
トニックのCコードにドミナント・モーションするG7が本来のドミナント(属七の和音)、それ以外のDm7やEm7等にドミナント・モーションするコードがセカンダリー・ドミナント(副属七)ですが、ハーフディミニッシュのBm7-5にドミナント・モーションするセカンダリー・ドミナントは存在しません。

※ハーフディミニッシュというコードはとても「ヘン」なコードだからか、仲間はずれにされているんですネ。でも、このコードはちょっと「ヘン」だからこそ、独特のサウンドがするんです。上手く使いこなせば印象的なサウンドになるんですが、使いこなすのはチョットばかりムツカシイかも...

「枯葉」のコード進行でも

Am7-5→D7→Gm

と、key=Gmのツーファイブワンの「ツー」のAm7-5の前にあるコードはドミナントではありません。

Ebmaj7→Am7-5

Ebmaj7から増4度上のAm7-5に進行してますネ。

このEbmaj7コードはkey=Bbとして見るとサブドミナント。
key=Gmとして見ると短6度のサブドミナント・マイナー代理コードなんです。

key=Gmのサブドミナント・マイナーはCm7。

Cm9の構成音、C,Eb,G,Bb,Dの根音を省略すると

Eb,G,Bb,DとなりEbmaj7の構成音そのものと同じです。

マイナー・キーの「ツー」、ハーフディミニッシュもサブドミナント・マイナーの代理コード。
そして、その「ツー」へ繋ぐためのコードもサブドミナント・マイナーの代理コードを使うのです。

今回使ったターンバック

Bb7→Abmaj7

上の2つのコードはどちらも、key=Cmのサブドミナント・マイナーである
Fm7の代理コードです。

要するにサブドミナント・マイナーの代理コードの連続にしている訳です。

サブドミナント・マイナーの代理コードに関して、私がいつも参考にさせてもらっているサイトさん。

ソフィアのポピュラー音楽理論
7.サブドミナント・マイナーとその代理コード

代理コード | ギタリストのためのコード理論講座 - a-ki's factory

セカンダリー・ドミナント・コード



key=Cのツーファイブワンでフレーズ作りの練習2018(その2 まずはコードトーンのアルペジオから)

アドリブ・フレーズを自ら作るにはどうすればいいのか?

実のところ私も良くは分かりません。

と言ってしまっては「身も蓋もない」ことになってしまいますが...

本当にこれから書く練習方法が役に立つのかどうか、ホントのところ定かではありませんが、一応コード進行に慣れる事とコード・トーンやアベイラブルノートスケールに慣れること、要するに基本的な曲の仕組みをまずは身に付ける事から始めればいいのではないかと...

そこで、最も基本となる「ツーファイブワン」の練習から。
まずは、コード・トーン3和音のアルペジオから始めて4和音、さらに「ナインス」のテンション・ノートに慣れる事から始めるのがいいのではないかと考えます。

前々回の記事のファイル。



key=C(ハ長調)コード進行
||: Dm7 | G7 | Cmaj7 | Em7-5→A7,b9th :||

※セカンダリー・ドミナントやマイナー・キーのツーファイブが良く分からないという初心者の方は、取り敢えず「ターンバック」のマイナー・キーのツーファイブは今は気にしないでください。「ジャズではこんな事をするんだ」くらいに思ってもらえればいいのではないかと。

下記の譜面で示したようにコード・トーンのアルペジオを

1-key=Cツーファイブワン

1.まずは根音・3度・5度
2.次に3度・5度・7度
3.そして5度・7度・9度

※Dm7では3度は短3度に、7度は短7度になる。
※G7では3度は長3度に、7度は短7度になる。
※Cmaj7では3度は長3度に、7度は長7度になる。
※そして、9th「ナインス」のテンションはすべて長9度(長2度と同じ音)になる。

というコードの基本をしっかりと頭に刻み込んでください。

コード進行を見たら、各コードのコード・トーンはどういう構成になっているのか?

短3度なのか長3度なのか?
短7度なのか長7度なのか?

ということが、すぐに分かるようでないと「お話になりません」。

まずは基本的なコード進行を見て、4和音のコード・トーンがどういう構成になっているのかがすぐに分かることが大事です。

アベイラブル・ノート・スケールを覚えて、各コードで使える「スケール」「音階」には複数ある事が分かって来ると、例えば

1.G7コードにミクソリディアン・スケールを使うんであれば、特にテンションの知識は必要ではなく単純に

「ソラシドレミファソ」

で事足りますが

2.G7コードにオルタード・スケールを使うと

途端に

b9th(短9度、短2度と同じAb音)
#9th (増9度、短3度と同じBb音)
#11th (増11度、増4度と同じ、さらに平均律では減5度と同じDb音)
b13th (短13度、短6度と同じ、さらに平均律では増5度と同じEb音)

複雑なテンション・ノートが使用可能となります。使用可能とは言っても、使いこなせるかどうかは練習次第でしょうが。特に#11thをテンションとして使用するのは、ヒジョ~にムツカシイですョ。完全5度に続ける減5度のブルーノートとして使うんであれば、そんなに難しくはありませんが。

※「増5度」なんて言葉が出てきましたが

メイジャー・セブンス・コードに
「オーギュメント・スケール」を使うとか

ドミナント・コードに
「ホールトーンスケール」を使うようになると「増5度」と言う表現が出てきます。

短音程、長音程、減音程、増音程など何のことか分からないようではすぐに困ってしまいますョ。

基本的な音楽用語や楽譜の読み方、カデンツ(ケーデンス、終止形)等は楽典で勉強してください。

参考サイトさん

楽譜について学ぶ

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2018.01.15追記

◎Gオルタード・スケール

G,Ab,Bb,Cb,Db,Eb,F,G

※Cb音とはつまりB音でG7のコード・トーン。
※G7のコード・トーンであるD音は省略される(スケールにないので)。

※テンション表記では#11thと増音程で表現してますが、音名表記ではDb音と減音程で表現します。C#音とは書きません。テンションは9,11,13と統一して表現する事にしているからでしょう。音名をDb音とするのは完全5度のコード・トーンを半音下げた音と表現する習慣なんでしょう。

※ギターを弾く人はC#音と表記するかも。
ギターは開放弦が、E,A,D,G,B,Eなので#系のキーと相性がいいからでしょう。
ジャズでよく使うサックスやトランペットは♭系の移調楽器なので、♭表記を好むようです。

むか~しハモンド・オルガンをちょっとだけ習った時、田代ユリさんが書かれた楽譜にはb10thと表記されていたのを見た覚えがあります。短3度のブルーノートだと考えると#9thとテンション表記するよりも、b10thと表記するほうが適していたと考えられていたんでしょう。今では#9thと表記するようです。

コード表記のルールについて(譜面の書き方)【飲みトーク#37】

ギターのスケールが覚えられない人の共通点 【ギターレッスン】

ロックとジャズ、スケール音使いの違い【ギタースタイル練習】

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蛇足

オペラには殆ど興味はなかったんですが...
ヴェルディのオペラ「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」だけは、何度も観ましたが(ただし舞台で演じるオペラではなく映画で)、最近大バッハ大先生の下記の作品を気に入っています。
※歌入りではあるけれどオペラではなく正確には「教会カンタータ」だそうです。

JS Bach Psalm 51 BWV 1083 Cantatas BWV 170,198,106,136,53

動画のタイトルにシンフォニア・フロム・カンタータとあるので、カンタータの中の器楽演奏のみの曲のようです。
バッハは5年間毎週のようにカンタータを作曲していたそうで、ということは約250曲! その内現存するのは、およそ4年分の約200曲だそうです。

[Helmuth Rilling] Bach: Sinfonia from Cantata BWV 188 (16:9)

作品番号188の中に6曲あるみたいです!
作品番号はBWV 1083というのがあるから、すくなくとも1000曲以上、しかも1つの作品は3曲以上で構成されているので、数千曲は作曲していたことになるんですね~。

J.S. Bach, Kantate BWV 188, Nr. 2 Aria „Ich habe meine Zuversicht" | Kay Johannsen

J.S. Bach, Kantate BWV 188: Nr. 3 Recit. & Nr. 4 Aria „Unerforschlich..." | Kay Johannsen

6曲目のコラールというのが、日本語の「賛美歌」にあたるんでしょうか。

J.S. Bach, Kantate BWV 188: Nr. 5 Recit. & Nr. 6 Choral „Auf meinen lieben Gott“ | Kay Johannsen

その一方でモチベーションを上げるためにソウルも聞いてますが...

Mark Di Meo feat. Rona Ray - All About Love [Soulstice Music]

Salsoul Inspired - House Mix (17 Tracks) - HQ - 90 mins

あれ?
最近ジャズは殆ど聞いてない...
たま~にハービー・ハンコックを聞くくらい...

Alphonse Mouzon - By All Means (Full Album)

しかし、最近は殆どバロック音楽を聞いてます。
特にアルビノーニの作品は明るい曲が多く、爽やかな印象が持続するのでよく聞いてます。

Tomaso Albinoni: 12 Concerti a cinque Op.5

さらに最近はカルロ・テッサリー二をよく聞きます。

C. Tessarini - Overture in D Major from op.4 "La Stravaganza"



枯葉Amコードでリディアンb7&オルタード練習平均律クラヴィーア曲風2018

去年試してみた、平均律クラヴィーア曲集風のアルペジオに続けて音階的な動きを含めたフレーズ作りの練習です。



2018.01.12.追記

伴奏パート

枯葉Amコードでリディアンb7_オルタード2018伴奏b

コード進行

key=C
||: Dm9 | G7,b9th | Cmaj9 | Fmaj9 |
key=Am
| F9 | E7 alt. | Am | Am :||

※5小節目は通常ならば、マイナー・キーのツーファイブのツーだから

Bm7-5

となりますが、これをダブル・ドミナントのB7に変更し
さらにB7の裏コードのF7に変更して
key=Amの本来のドミナント・コードであるE7に
半音下へと平行移動するようにしています。

※ドミナント・コードにドミナント・モーションするドミナントだから

「ダブル・ドミナント」
ドイツ語では
「ドッペル・ドミナント」
と言うそうですが、クラシック音楽を扱う「古典和声」ではドッペル・ドミナントと呼ぶようです。

※セカンダリー・ドミナントの一種ですが、通常「表」のドミナントにはオルタード・スケールを使う事が多いのに対して、「裏コード」のドミナントにはオルタード・スケールの「裏スケール」に相当する「リディアン・フラット・セブンス・スケール」を使う事が多いようです。

※B7コードの根音のB音と
※F7コードの根音のF音とは

「減5度」または「増4度」の音程になります。

B7コードに使うBオルタード・スケールも
F7コードに使うFリディアン・フラット・セブンス・スケールも

どちらもCメロディック・マイナー・スケールから派生したスケールです。

※Cメロディック・マイナー・スケール

C,D,Eb,F,G,A,B,C

のB音から並べ替えたスケールが

B,C,D,Eb,F,G,A,B

Bオルタード・スケールとなり

「減5度」上の(「増4度」下の)F音から並べ替えた

F,G,A,B,C,D,Eb,F

が、Fリディアン・フラット・セブンス・スケールとなります。

オルタード・スケールと同様、#11th(シャープド・イレブンス)のテンションがありますが、オルタード・スケールとは違って完全5度を含んでいるので、フレーズを作りやすいと思います。
リディアン・スケールとは違い、長7度のE音が半音下がったEb音と短7度になっているので、ブルージーに聞こえるスケールだと思いませんか?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

◎G7コードでは
Gコンディミ・スケールを使用。

◎F7コードでは
Fリディアン・b7・スケールを使用。

◎E7コードでは
Eオルタード・スケールを使用。

◎Amが2小節続く区切りめでは
Am→AmM7→Am7→Am6
の「ハーモニック・クリシェ」を使用。

※音の動かし方が妥当なのかどうか?

「腑に落ちない」とか「そこは上に向かって動いたんでは、不自然じゃないのか? 」と疑問に感じるようなフレーズになってないかどうか、試行錯誤の連続です。

2018.01.12追記

無音で打ち込んでいるスケールには「無い」音も使っています。
アベイラブル・ノート・スケール以外の音でよく使うのが、ブルーノート。

3つあるブルーノート、各々の特徴

◎短3度→#9th(シャープド・ナインス)のテンションに相当するので、テンションとして使う場合以外のメイジャー・コードでは長3度の「前打音」として使うと不自然なく使える。

◎「増4度」→#11th(シャープド・イレブンス)のテンションに相当。オルタード・スケールやリディアン・スケールを使う場合にはテンションとしても使えますが、テンションとして扱うのはヒジョ~に「ムツカシイ」音です。
完全5度を含んだスケールでは完全5度の「前打音」として使うのが最も無難ですが、完全5度に上行させたり、完全5度から下行させて(この場合には「減5度」となる)、完全4度、短3度と続けるとブルージーなサウンドになる。

◎短7度のブルーノートは短7度を含んだコードでは、そのままコード・トーンとして違和感なく使えますが、長7度を含んだコードの場合には

短7度→長7度
または
長7度→短7度

と、「ビバップ・スケール」として使うのが無難です。

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蛇足

「クラシック音楽なんか聞かないし、知りもしない。」と思ってる方はいませんか。しかしそんな方でも、クラシック音楽はいつかどこかでお耳に入っているハズ。そんな曲を集めたBGM集がありました。

運動会・体育祭で使われる曲 定番のクラシック音楽

テレビ・CM・映画などで有名な定番クラシック名曲集:長時間BGM

アニメで使われた 名曲クラシック:作業用BGM

映画から聴こえてきた~クラシック【鑑賞用BGM/勉強用/作業用BGM】

クラシック【行進曲メドレー♪】明るく元気の出る:作業用BGM

※音をどう動かすと楽しいと感じるか、コミカルに聞こえるか。どう動かすと悲しく聞こえるのか等など、感情と音の動きとの関係は無料で楽譜を閲覧できるクラシック音楽はとても役に立つし参考になると思います。

パブリック・ドメイン(著作権フリー)の楽譜を閲覧できるサイトさん。

Imslp-intl.png
ペトルッチ楽譜ライブラリー




key=Cのツーファイブワンでフレーズ作りの練習2018

基本に立ち返ってツーファイブワンの練習をしてみます。



key=C(ハ長調)コード進行
||: Dm7 | G7 | Cmaj7 | Em7-5→A7,b9th :||

key=Cのツーファイブワンを、ニ短調key=Dmのツーファイブをターンバックにして、始りのDm7コードに戻しています。

各コードで使用するスケール。

◎Dm7
Dドリアン・スケール

D,E,F,G,A,B,C,D

※以前は長6度のB音がアボイド・ノートとされてましたが、最近はアボイドなしのスケールだと解釈するようです。とすると、テンションは

9th ナインスのE音
  最も無難に使えるテンション・ノート。

11th イレブンスのG音
  □m7や□m7-5コードの特徴あるテンションで、この音を使うと和風に感じるかも。

13th サーティーンスのB音
  以前はアボイドとされていただけあって、ちょっと使いにくい音。

Cメイジャー・スケールの2番目のD音から並べ替えたスケール(音階)。

C,D,E,F,G,A,B,C,D,E,F...

2番目のD音から並べ替えると

D,E,F,G,A,B,C,D

ピアノ等のキーボードであれば白鍵ばかりをD音から並べた音階。

Cメイジャー・スケールと違い、3度のF音が開始音のD音に対して短3度となるので、暗い感じの音階になる。
さらに開始音D音の半音下の長7度の「導音」がなく、短7度のC音から開始音のD音に進むためブルージーな感じに聞こえると思います。そのため、マイナー・ブルース等で多用されるスケール(音階)です。

◎G7
Gミクソリディアン・スケール

G,A,B,C,D,E,F,G

※イレブンスのC音がアボイド・ノートでテンションは

9th ナインスのA音
  最も無難に使えるテンション・ノート。長2度のA音のオクターブ上の音。

13th サーティーンスのE音
  サーティーンスのE音は長6度のオクターブ上の音。

Cメイジャー・スケールの5番目のG音から並べ替えたスケール(音階)。

C,D,E,F,G,A,B,C,D,E,F...

5番目のG音から並べ替えると

G,A,B,C,D,E,F,G

ピアノ等のキーボードであれば白鍵ばかりをG音から並べた音階。

3度のB音が開始音のG音に対して長3度となるので、明るい感じの音階になる。
しかし開始音G音の半音下の長7度の「導音」がなく、短7度のF音から開始音のG音に進むためブルージーな感じに聞こえると思います。そのため、メイジャー・ブルース等で多用されるスケール(音階)です。

◎Cmaj7
Cアイオニアン・スケール(Cメイジャー・スケール)

ごく普通に「ドレミファソラシド」という音階ですね。

C,D,E,F,G,A,B,C

※イレブンスのF音がアボイド・ノートでテンションは

9th ナインスのD音
  最も無難に使えるテンション・ノート。長2度のD音のオクターブ上の音。

13th サーティーンスのA音
  サーティーンスのA音は長6度のオクターブ上の音。

※オクターブ上のF音だけではなく、F音はすべてアボイド・ノートです。
オクターブ高い音や低い音、ユニゾンと呼ばれる音は音の高低には関係無く「同じ音」だと人間の耳は感じますからね。
※テンションも同様にオクターブ上と表現されますが、音の高低には関係無くユニゾンとなる音、音名が同じ音はすべてテンション・ノートとして扱います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※ターンバック部分の使用スケール

◎Em7-5
Eロクリアン・スケール

◎A7,b9th
Aハーモニックマイナー・スケール・パーフェクト・フィフス・ベロー

key=Dmのツーファイブですが、メイジャー・キーのツーファイブに比べて「格段」に難解になり、理解できるまでかなりの時間がかかるかもしれません。次回以降

できるだけ

分かりやすくご説明しよう、とは思うんですが、そもそも「音」という手で掴むことも出来ないし目で見ることも出来ない、聞こえてはすぐに消えていく「音」の使い方を説明する事自体、困難な気がして途方に暮れる今日此の頃...

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

偉大な先人達の名曲は、ナゼ何十年何百年経ても多くの人達に感動を与え続ける事ができるのか?
名曲と言われる曲の音使いには、何か共通する法則のようなものがあるんじゃないのか?

という訳で、心地良く聞こえる音使いを纏めたものが「音楽理論」でしょう。
でも「音楽理論」と「理論」という言葉が付いてはいても「科学」のように、誰が実験しても同様な結果が出るきちんとした「法則」や「定理」というものではなく、「理論」と言うより楽譜の書き方とか、和音や音階の仕組みを整理した「楽典」と言うほうが正確じゃないかと言う気がします。

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蛇足

最近は大バッハ大先生の「フランス組曲」が気になってます。

Johann Sebastian Bach - French Suites BWV 812-817 (Edward Aldwell, piano)



枯葉Amコードで主に3,5,7,9度を使ったフレーズ作りの練習2018

2018.01.06.再びファイル差し替え

微修正&「枯葉」のテーマをモジッたフレーズをチラッと追加。
今一つ納得いかない箇所がチラホラ...う~ん、なかなか思うようにはいきません。

ので、昨日のNo2ファイルのフレーズを大改造というか、順序入れ替え&「腑に落ちない」箇所の微修正をしたNo3のファイル。

2018.01.08.またしてもファイル差し替え



※画面上19小節目のAmコードの部分で、E7の分散を挿入。
Amコードでは音階的に下行する場合には

ナチュラル・マイナー・スケール

Amコード内で音階的に上行する場合には

メロディック・マイナー・スケール

としています。このメロディック・マイナー・スケールには「導音」のG#音が含まれているので、伴奏ではAmコードを意識して演奏してますが、メロディー・パートでは

| Am→E7 | Am ||

と、一時的にドミナント・コードのE7があると感じて、伴奏コードにはお構いなくドミナントの分散を挿入。ペダルポイントを使った部分では、Dm7に進行する直前にA7の分散を挿入しています。ドミナントの分散を一瞬放り込む手法は「モード奏法」でも、たまに行います。

伴奏パートとメロディー・パートが別のコードを意識する事は、時々行うようです。
例えば伴奏パートでCコードを出している箇所で、メロディー・パートでは

| C→F→G7→C |

のように
クラシックのカデンツのコード進行を意識したフレーズにする、なんてこともあるようです。

※画面上4小節目アウフタクトで始めている

D音→A音

の部分は、主音のA音に対して「アーメン終止」をしてから演奏し始める、という感覚です。

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コード進行
key=C
||: Dm9 | G9 | Cmaj9 | Fmaj9 |
key=Am
| Bm7-5 add 11th | E7 alt. | Am | Am :||

※1小節目のDm7コードの前に、主和音、トニック・マイナーのAmコードが隠れていると感じて、Amコードに合わせたフレーズを入れています。本家本元の「枯葉」の曲の始りをモジッたフレーズです。
「枯葉」は通常key=Gmで演奏されるので、G音→A音→B音とGmコードを意識したフレーズを使ったアウフタクトで曲が始まっているデショ。

※7小節目8小節目、伴奏パートではAmコードをただ単に2小節続けてるだけですが、同じコードが2小節続くと単調になるので、クリシェを使ったフレーズにしている箇所があります。

メロディー・パートで意識している、ハーモニック・クリシェ。

| Am→AmM7 | Am7→Am6 |

※ナインスにしているコードでは、単純に3度・5度・7度・9度を使ったアルペジオにできますが、次の2つのコードはそう簡単にはいきません。

◎Bm7-5
Bロクリアン・スケールを使っているのでナインスが使えない。
そこで、このコードの特徴的なテンション・ノートであるイレブンスのE音を意識したフレーズにしています。

◎E7
Eオルタード・スケールを使っているので、フラット・ナインスを意識したフレーズにしています。通常、フラット・ナインスが使えるのは

ドミナント・コードだけ

なので、フラット・ナインスのF音を使わない手はありません。
フラット・ナインスに比べて、シャープ・ナインスにあたるG音は短3度のブルー・ノートのように聞こえるので、あまりテンション感がないと思います。従って使っても特に面白味を感じないと思います。短3度のブルー・ノートならば、すべてのコードで使えますから。

※なお、Bm7-5とE7で使っている

ロクリアン・スケールとオルタード・スケールは

2つのスケールどちらも、完全5度を含んでいません。
メロディーを作る上で不可欠の完全5度を含んでいない、いわば「欠陥」スケールです。

しかし、完全5度を含んでいない「ミョ~」なスケールだからこそ、メロディアスなフレーズを作ろうとすることは「放棄」して「変なフレーズを作ってしまえばいいんだ」と、開き直ったほうがいいんじゃないかと思います。

そこで、数学の「順列組み合わせ」のごとく、あれこれ音の順番を「イジクリマワシた」フレーズにしてしまえ...と考えたらどうでしょうか。

※「また数学が出てきた」

と、どこかから聞こえてきそうですが、音楽と数学にはいろいろ共通点があるような気がします。

さらにFmaj7コードにはFリディアン・スケールを使っているので「アボイド・ノート」がありません。と言うことは「アッパーストラクチャー」が使えるし、4度フレーズも自在に作れる訳ですから使わない手は有りませんよネ。

※b13th、フラット・サーティーンスというテンションは使いにくい音です。なので、テンションとして意識した使い方はあんまりしないように思います。経過音として使う程度じゃないかと...

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2018.01.03.追記
「順列組み合わせ」についてネットで検索してみると、下記のサイトさんを見付けました。

1から分かる順列と組み合わせの違い 公式&問題付き|高校生向け受験 ...

数学嫌いの方には申し訳ないんですが、上記サイトさんに音楽にも通ずる大事なことが書いてあります。

◎アドリブ・フレーズを作るということは

コードの構成音や使用するスケールは

単なる音の「組み合わせ」にすぎない

重要なのはその「組み合わせ」の中から、今現在演奏中のコード上で最も最適と思われる音の並びを決める事。

つまり「順列」を決める事。

どういう順番で音が聞こえて来るかで印象が変わるので、音の並べ方「順列」をどうするか。

上行4度の強進行をジャズではよく使いますが、これもいろんなコードの「組み合わせ」の中から心地良く聞こえるコード進行を選んだら、上行4度の「順列」になったということです。

そして、各コードで使用するアベイラブル・ノート・スケールを決めますが、どのコードにどんなスケールを使うかを決めるのは、単に「組み合わせ」を考えているだけです。その「組み合わせ」の中からどういう順番で音を並べるかで、心地良く聞こえるかカッコ良く聞こえるフレーズになるか、それとも単なる音の羅列にしか聞こえない無味乾燥なフレーズになるかを決定付けるのが「順列」、だと言うことです。

以前にも書いた

「ドレミファソラシド」と
「レミファソラシドレ」は

は違うスケールです。

単に「ド」からオクターブ上の「ド」までの7音(+1音)の並べ方を変えただけで、音はどちらも白鍵のみの「組み合わせ」で変化してないから、区別はつかないと考えるから同じものだと思ってしまう訳です。
並べ方が違うと聞こえた時の印象が変わる、つまり音を鳴らす順番がヒジョ~に大事だと言うこと。これが「順列」です。

アドリブ・フレーズを作るとは、いろんな音の「組み合わせ」の中から最適な音の「順列」を決める作業の事なんですね。やっぱり、音楽と数学には共通点が多いような気がするんですが...

2018.01.05追記

¥1234
¥4321

上の二つの金額。
1から4までの数字を「組み合わせ」ただけだから、同じ金額だと思う人は居ないハズ。

金額というものは、数字の順番がヒジョーに非常に重要デショ。これが「順列」です。

結婚式や法事では、出席した方々の「席順」を決めなきゃいけないのでは?
出席者の顔ぶれはどんな「席順」でも変わりないんだから、「席順」なんかどうでもいい、とはいかないデショ。

音の並びでも同様です。

「ドレミ...」と並べるか
「レミファ...」と並べるか

で、大きな違いがあるんです。
ドレミ...と並べていけばアイオニアン・スケール
レミファ...と並べ替えると、ドリアン・スケールとなる。

白鍵のみの「組み合わせ」には違いはないけれども、並べ方「順列」が違うと聞こえる印象が変わるので、別のものになる、ということをよ〜く頭に叩き込んでください。

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蛇足

ブログでは一応ジャズについて書いてるつもりですが、ここ最近は殆どバロック音楽ばかり聞いてます。たまにハービー・ハンコックやソウルを聞くくらいです。

E.F. Dall'Abaco: 12 Concerti à più Istrumenti, Op.VI [Il Tempio Armonico]

エヴァリスト・ダッラーバコ



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