最近、旋法の事が気になって下記のサイトさんを見つけ
作曲法
特に下記のページを読んで以前作った曲のテーマで、どうもうまくいかないと感じた曲を見直してみる事にしました。
旋律の規則
元々作曲は苦手意識があって、テーマはアドリブの付け足し程度にしか思ってなかったので「作曲法」を真剣に勉強してなかったツケが見事に回って来てました。
そこで、取り敢えずこちらの曲のテーマ部分を修正。
テーマの終わりの部分、G7コードで「悪魔の音程」、特に「増4度」の跳躍をしている箇所を修正しています。
key=Cの循環コードから、同主短調のkey=Cm循環コードへ転調させた曲でコード進行は
key=Cの循環コード
| CM9 | A7,b9th | Dm9 | G7,b9th |
4小節目のG7はkey=Cmに転調する準備のために、key=Cmのハーモニックマイナー・スケールに合わせています。
※4小節目のG7で長3度のB音から短7度のF音、つまりシからファに跳躍していた箇所が増4度の跳躍にしていたので修正。修正後シからラのフラット、B音からAb音も増2度音程の跳躍これも良くないんでしょうが、ハーモニックマイナーを使った事による増2度の跳躍はさほど気にならないんじゃないかと思うんですが。確かに不自然さはありますが、一時期ハーモニックマイナーを使ったための不自然なメロディーは、流行した事もあったそうなので...いいんじゃないかと。
※2小節目のA7でもやっぱり「悪魔の音程」で跳躍していますが、こちらは減5度音程の跳躍だし、その次の音がすぐに内側に続いているので問題ないはずです。
key=Cmの循環コード
| Cm | AbM9 | Dm7-5 | G7 |
4小節目のG7は元のkey=Cに復調する準備のために、key=Cのメイジャー・スケールに合わせてテーマではGミクソリディアン、アドリブ・パートではGコンディミを使用しています。そのため、4小節目のG7とは下行ラインが違います。やっぱりこちらのほうが自然な流れですね。
エンディングはkey=Cの裏にあたるkey=Gbに転調したままで終わらせてますが、直前のG7では一旦key=Cに戻るためにCのメイジャー・スケールに合わせるように変更しています。
------------------------------------------
こちらも同様に不自然な跳躍を修正してみたもの。
※F7やD7の3度から7度への跳躍は長3度から上に向かって短7度への跳躍なので減5度の音程になり、すぐに内側へ次のコードの3度の音へ繋いでいるので問題ないはずです。
------------------------------------------
蛇足
key=Cの白鍵ばかりであっても
上に向かって「ファ」→「シ」
のように上に跳躍すると増4度音程→ファ・ソ・ラ・シと白鍵ばかり4つの「三全音」、むか~し特に忌み嫌われた「悪魔の音程」になる。
下に向かって「シ」→「ファ」
と下に跳躍しても、シ・ラ・ソ・ファと白鍵ばかり4つでやっぱり増4度の「三全音」になる。
ところが
上に向かって「シ」→「ファ」
と上に跳躍すると、やっぱり「三全音」「悪魔の音程」になることには違いないが、シ・ド・レ・ミ・ファと白鍵ばかりであっても5つ通過、「シとド」「ミとファ」の2箇所の半音を含んだ「三全音」なので減5度音程となるので
「シ」→「ファ」→「ミ」
のようにすぐに内側に音を続ければ、使っても構わない。
同様に
下に向かって「ファ」→「シ」
と下に跳躍しても、やっぱり「三全音」「悪魔の音程」になることには違いないが、ファ・ミ・レ・ド・シと白鍵ばかりであっても5つ通過、「ファとミ」「ドとシ」の2箇所の半音を含んだ「三全音」なので減5度音程となるので
「ファ」→「シ」→「ド」
のようにすぐに内側に音を続ければ、使っても構わない。
ホント、ややこしい。
作曲法
特に下記のページを読んで以前作った曲のテーマで、どうもうまくいかないと感じた曲を見直してみる事にしました。
旋律の規則
元々作曲は苦手意識があって、テーマはアドリブの付け足し程度にしか思ってなかったので「作曲法」を真剣に勉強してなかったツケが見事に回って来てました。
そこで、取り敢えずこちらの曲のテーマ部分を修正。
テーマの終わりの部分、G7コードで「悪魔の音程」、特に「増4度」の跳躍をしている箇所を修正しています。
key=Cの循環コードから、同主短調のkey=Cm循環コードへ転調させた曲でコード進行は
key=Cの循環コード
| CM9 | A7,b9th | Dm9 | G7,b9th |
4小節目のG7はkey=Cmに転調する準備のために、key=Cmのハーモニックマイナー・スケールに合わせています。
※4小節目のG7で長3度のB音から短7度のF音、つまりシからファに跳躍していた箇所が増4度の跳躍にしていたので修正。修正後シからラのフラット、B音からAb音も増2度音程の跳躍これも良くないんでしょうが、ハーモニックマイナーを使った事による増2度の跳躍はさほど気にならないんじゃないかと思うんですが。確かに不自然さはありますが、一時期ハーモニックマイナーを使ったための不自然なメロディーは、流行した事もあったそうなので...いいんじゃないかと。
※2小節目のA7でもやっぱり「悪魔の音程」で跳躍していますが、こちらは減5度音程の跳躍だし、その次の音がすぐに内側に続いているので問題ないはずです。
key=Cmの循環コード
| Cm | AbM9 | Dm7-5 | G7 |
4小節目のG7は元のkey=Cに復調する準備のために、key=Cのメイジャー・スケールに合わせてテーマではGミクソリディアン、アドリブ・パートではGコンディミを使用しています。そのため、4小節目のG7とは下行ラインが違います。やっぱりこちらのほうが自然な流れですね。
エンディングはkey=Cの裏にあたるkey=Gbに転調したままで終わらせてますが、直前のG7では一旦key=Cに戻るためにCのメイジャー・スケールに合わせるように変更しています。
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こちらも同様に不自然な跳躍を修正してみたもの。
※F7やD7の3度から7度への跳躍は長3度から上に向かって短7度への跳躍なので減5度の音程になり、すぐに内側へ次のコードの3度の音へ繋いでいるので問題ないはずです。
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蛇足
key=Cの白鍵ばかりであっても
上に向かって「ファ」→「シ」
のように上に跳躍すると増4度音程→ファ・ソ・ラ・シと白鍵ばかり4つの「三全音」、むか~し特に忌み嫌われた「悪魔の音程」になる。
下に向かって「シ」→「ファ」
と下に跳躍しても、シ・ラ・ソ・ファと白鍵ばかり4つでやっぱり増4度の「三全音」になる。
ところが
上に向かって「シ」→「ファ」
と上に跳躍すると、やっぱり「三全音」「悪魔の音程」になることには違いないが、シ・ド・レ・ミ・ファと白鍵ばかりであっても5つ通過、「シとド」「ミとファ」の2箇所の半音を含んだ「三全音」なので減5度音程となるので
「シ」→「ファ」→「ミ」
のようにすぐに内側に音を続ければ、使っても構わない。
同様に
下に向かって「ファ」→「シ」
と下に跳躍しても、やっぱり「三全音」「悪魔の音程」になることには違いないが、ファ・ミ・レ・ド・シと白鍵ばかりであっても5つ通過、「ファとミ」「ドとシ」の2箇所の半音を含んだ「三全音」なので減5度音程となるので
「ファ」→「シ」→「ド」
のようにすぐに内側に音を続ければ、使っても構わない。
ホント、ややこしい。
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