今野敏さんの「エムエス 継続捜査ゼミ2」(2018)を読む。

継続捜査ゼミ」(2016)の続編。

今回のテーマは「冤罪」。
やはり主人公は小早川教授のようで、冤罪を着せられます。
5人のゼミ生たちは先生の濡れ衣を晴らすため奮闘しますが、どうしても5人の女子たちの顔が見えてこない。
せっかくの設定が生きていないような。

しかし、相手役のミスコン反対派の高樹晶のキャラが良く、話としては盛り上がります。
議論を吹っ掛ける感じなんかとてもいい。

また、今回は警察の横暴をいかに描くかが勝負ですが、その敵役の目黒署の大滝係長が感情を揺さぶって来る感じがいい。
いい意味で腹が立ち、まさに敵役(適役)でした。

タイトルの「エムエス」の意味がよく分からないのですが、ミスコンとかミス(失敗)とかそういうこと?