2007年09月04日

瀬島龍三死去

b8f6de8d.jpg戦前は陸軍大本営の参謀、戦後は伊藤忠商事で活躍した瀬島龍三氏が本日未明亡くなったそうです。95歳。老衰。

山崎豊子の小説『不毛地帯』のモデルとして、神格化とまではいかないまでも、もてはやす人が多い一方で、現実の瀬島龍三に対して否定的な意見もあります。ちょうど最近2冊瀬島龍三に関する本を読みました。どちらも真実の瀬島龍三を描くことに焦点を当てたもの。

大本営参謀時代の情報操作疑惑、シベリア抑留時代のソ連裏取引疑惑、また伊藤忠時代の日韓・日中貿易の政治取引疑惑・・・、結局何もしゃべらずに亡くなりました。墓まで持っていくというヤツですね。過去の歴史の真実を研究し、将来への教訓・糧にする、という意味では非常に残念です。

いずれにしても歴史を間近に見てきた生き証人。大変に魅力的な人物なのは間違いないです。

瀬島龍三―参謀の昭和史 (文春文庫)


沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 新潮文庫


qrie at 08:02コメント(0)トラックバック(1)読書  

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1. 参謀、瀬島龍三  [ 山本勘助は軍師、瀬島龍三は参謀 ]   2007年09月06日 15:34
訃報は元伊藤忠の会長で昭和の名参謀と呼ばれた瀬島龍三さんだったその夜テレビの各局はコメンテーィターやジャーナリストの人たちが口々に瀬島さんの戦前からの歩みを紹介し大本営作戦参謀として開戦から、各戦地、終戦工作の関わり、自身の抑留生活を経て40歳すぎてからの...

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