札幌の悩めるバレエ•フィギュアスケート•ダンサーの為の情報箱

札幌で身体の専門家として個人指導を中心に活動しているトレーナーがバレエやフィギュアに関する情報をお伝えします。

ここでは動作分析のプロが特殊な身体活動を求められる「バレエ、フィギュアスケート」を中心に身体のケアやトレーニング方法、最新情報などをどんどんお伝えしていきます。

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ご確認の上ご予約ください。

バスターズサロン「柔軟性」レポート

noname
本日のバスターズサロンも実のあるお話でした。

まず、ゲストに大前隊長が急遽来てくださりマラーホフ氏と共に名を連ね、ガラコンサートに出演されるという報告をしてくださいました!
マラーホフ!! お時間ある方はぜひ足を運んでみてくださいね。8月16日(金)です。
 

今回の表サロンでは、柔軟性を高める前にまず筋トレしよう!という話から始まりました。
大人バレエダンサーはストレッチをして肉離れになるというケースが多いという話もあり、伸ばして痛めるくらいならストレッチはせずに丁寧にバーレッスンを受けましょう。なんていう話もありました。

そして表サロンのハイライトは「何かの専門家は別のジャンルの素人だ」というお話です。
 
一般的にはバレエ教師はトレーナーの専門教育を受けていないですし、トレーナーはバレエ教師ではありません。 
医者だからといって、トレーニングの専門知識があるかどうかは別です。
(ある人もいるし完全な素人の場合もあります)

つまり、トレーニングの素人にトレーニングの方法を聞くのは注意が必要で、
バレエの素人にバレエの動きを聞くのも注意が必要だということです。

ストレッチをバレエの先生に聞いた時に「自分が子供の頃にバレエの先生に習った方法」を紹介される可能性もあり、それで怪我しなかったから先生になれたけど、生徒さんが同じことをやると痛めてしまうかもしれないわけです。


そして裏サロン(有料)の中のお話を少し。

ジゼルのバリエーションでスカートを持って片足で下手手前に向かって進む動きあるでしょ?
あれがメソッド的に何を表しているのか?
あれを「バロネ」だと思っている人がいるがそれは間違いであるというお話が面白かったです。

また、4分音符の時と8分音符の時で膝の伸ばし具合が変わるということが教授法には書かれているらしく、ジゼルのあの動きは8分音符なので膝が伸びていないという風に理解している人が、バレエ教師の中にどれくらいいるのでしょうね。なんていう話も出てきました。

これは「知らないものは認識できない」という脳の仕組みとの関係があり、知らないからこそ何をしているのかが分からない。見えているのに見えていない。そんな話に関してかなり深くお話できました。

そしてこの対策はどうすれば良いのかもお届けできたので、過去のアーカイブも含めて知りたい方はぜひ有料会員になってご覧ください。


専門家が集まって皆さんの質問をリアルタイムに答えていくので、本当に面白い時間になります。
表サロンだけでも楽しめるようになっているのでぜひ皆さんも来月からご参加ください!

お待ちしております。


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森脇俊文

 

ヤフーの元社長がバレエの上達方法を教えてくれた

noname
重要なことは本質的に繋がっている。

これを専門用語を使って書くと「抽象度を上げると共通する」とも書き直せます。
「抽象度を上げる」という発想はダンシングファンの長岐さんに教えてもらいました。

バスターズをご覧の方ならご存知の方も多いですが、彼はMIT(マサチューセッツ工科大学)で研究を行なっているときにバレエに出会った方で、工学博士でもあるのです。
(バスターズの放送を見ている人は「なるほど、だから理論的な語り口なのか」とご納得いただけると思います)


抽象度を上げるスキルが身につくと、どんなものもバレエに変換できます。
(抽象度の話についてはまた別の機会に)


最近ネットで話題になったヤフー元社長の宮坂学氏の記事
「重大事故の時にどうするか」を読んでいて、


「あ、技術習得のプロセスと同じだな」と感じました。


これだけ違うことを書いている記事なのに脳内変換のスキル次第ではバレエの上達方法を手に入れることができるわけです。
ぜひ、そんな私の脳内変換をお楽しみください!


元記事も合わせて読むと理解が深まります。



題して

うまくできない時にどうするか? |  moriwaki  |  note


時間がない人は流し読みでも構いません。
気になった所だけでもじっくり読んでみてください。
なるべく元記事に手を加えずにバレエのことについて書いてみました。




うまくいかない技術があった時にやった方がいいこと10個

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1.作戦司令室を作る
まずその技術に集中すること。
ノートをひとつ用意すること。で、意識をとにかく集中する。
ここが技術対策の作戦司令室になる。
身につくまでずっとこのノートは確保しておく。


2.キックオフが重要
まず第一回のキックオフミーティングを開催する。
ここで現在の状況の資料を作ること。
いま何がおきてるか?いま何をしなければいけないか?負担のかかっている筋肉や関節はどれくらいあるのか?その原因は何か?診断と処方はどれくらい進んでいるか?
これらをキックオフミーティングで言語化しておかねばらならない。
書いてみないと分かるものも分からない。
何が問題でどんな状態になっていて何をして解決するのか?といった骨太なところは
自分で言語化する程度には理解しなければいけない。
わかんなければしつこくわかってる人に聞いて理解すること。

(追記1)なぜキックオフ資料を作るのが良いかというと、資料を作っているとわかっていない空白地帯がクリアになっていきそれを人に聞くことによって空白部を埋めることができる。自分が何がわかってないのかを知る方法の一つとしてノートに記入する。もちろんバレエ教師の持ってる圧倒的知識がないので解像度は荒くなる。精密な地図のような文章である必要はなく、荒い解像度でいいから全体の地図が描ける程度にはノートを作りながら人に聞いて知の空白部を埋めていく。

(追記2)キックオフノートには愚痴とかの情報はいらない。それは上達には関係ない。大事なのは「どの部分がうまくいっていないのか?そしてどの部分はうまくいっているのか?の切り分け」。まずはこれくらいできるようにする。これが大変ではあるが。。。


3.チームをわける。そしてチーム毎に一人だけチームリーダーをつくる
2ができたら課題(チーム)をわける。
なぜならバレエテクニックは総合格闘技のようなもので、立ち技、寝技、パンチ、キック、あらゆることに同時に対処する同時平行型の仕事になる。
だからこそ効率的に課題(チーム)をわける必要がある。


4.定時連絡の仕組みを作る
課題をわけると同時平行でタスクを処理できるようになるが統合した動きがわからなくなる。
だから課題統合の仕組みを。
できそうになったら統合ではなく、時間が来たら必ず統合する。

例えば5分練習したら統合練習とか決めて、その時間に通してやってみる。
(この例えば練習内容によって大きく違いがありそうです)
こうすると統合練習という締め切りが自ずとさだまる。その時間に向けて質の高い練習をする。で、時間がきたらあつまって対応を報告する。さらに次の統合練習の時間に向けて何するか?とか決めてすすむ。部分練習ー統合練習ー計画ー部分練習ー統合練習ー計画・・・のサイクルというかリズムのようなものが生まれてくる。


5.ホワイトボードを用意
一つの課題ごと進捗状況がわかるノートのページを用意。けちらない。ノートの別ページに作る。
10個課題があれば見開き3枚分ほど開けて10個作る。
ノートみたらどの課題が何をしているかがわかるようにすること。
新しい情報が入ってもノートを見ればわかるようにしておくと便利。


6.食い物と睡眠も復旧対策
長期戦だと気がめいる。連日練習すると精神も身体もボロボロになってくる。
続かない。
食事を家畜の餌化せずに少しでも気休めになるようにけちらない。
できれば暖かいものを食べれるように手配する。
また睡眠不足からの怪我が最悪。
食べる(栄養)、寝る(休養)もバレエの一つとして丁寧にやる。


7.友達との情報交換は自分の感覚ファーストに
友達が聞きたいことより自分の感覚から伝える。友達は友達の聞きたいことを聞いてくるが大事なことは友達への情報ではなく自分の感覚から伝えること。友達が聞いてくるケースがあって彼らの知りたいことを話したくなるが、自分が掴んでいる感覚を話す。推測と事実をしっかり分けて伝えること。友達は比較て、憶測も含めて話して欲しいといわれるケースが多いが事実を話すことに。憶測は自分の役にたたない。

(追記4)「いつ頃、出来るようになりそうですか?」とかは友達の方からよく聞く質問。こちらもわからない。「来月頃にはがんばる」ってのは憶測であって事実ではない。憶測はいれない。



8.SNSも定時化
技術習得が長期化しそうなときは対外発信を定期化する。
人は、情報があるかな?とおもって見にいって情報がない、それが何度か続くと不愉快になる。
だから次の情報は〇〇更新の予定ですとあらかじめ SNSに記載しておく。
定時更新のときに何も更新すべき情報がなければ「何もありません。次は〇〇日です」と書いておく。
また、SNS更新については初報の更新が徹底的に重要。SNSの初報は自分が納得するまで一字一句、句読点まで自らが筆をとって手を入れる。


9.トップは帰ってはいけない(これは変換厳しい。。)
技術習得での最大の仕事は、平常な顔を見せつづけること。
だから山をこえるまでは絶対にあきらめずにレッスンを受けること。また焦りたくなる気持ちがあってもイライラしたりせかせか歩いたり血がち。焦りの気持ちを表に出さずに右往左往せずに平然とした顔でゆったりとレッスンを受ける。

 
10.終息宣言
できないなら出来るまでやる。
出来るようになったら何度でも出来るようになるまでやる。
いわゆる虫の知らせが聞こえなくなるまで油断しない。
それがなくなったら終息宣言。周りがもう大丈夫といっても、自分の中から虫の声が聞こえてくるならばそれはまだ宣言してはダメ。



ーー



困難な練習はしなくて済むに越したことが無い。
しかし何年もレッスンしていると困難なテクニックに遭遇せずに踊りつづける人は少ないだろう。いまこの瞬間も技術習得で苦労している最前線の人、なかの人がいるとおもう。
そんなダンサーたちの健闘を祈るとともに少しでもお役にたてたらうれしいです。



oooooooooooooooooooooooooooooooo

 以上です。
いやー長かったですね(笑)

全部コピーせず書いていたので投稿者の想いがしっかりと伝わってきた気がしました。
しかし、文体が違うので打ち直しまくりました。。


どうでしょう。ヤフーを支え、育てた人の言葉はバレエにも役立つのがお分かりいただけたでしょうか。


バレエの記事としてはちょっとわかりにくいかもしれません。それを考えた時に元記事を大きくアレンジしてもっとバレエ寄りにすることも考えました。
しかし、これくらい難解な記事がたまにあっても良いかなと思って考え直し、この方法に落ち着きました。


この記事では分かりやすさよりも元記事と文章がほぼ変わっていないということを楽しめる人のことを考えて書いたわけです。

仮に分かりやすくするなら、
1 ノートに書く
2 問題を整理する
3 個別に対処する
4 たまに統合してみる
5 大きい紙を課題ごとに用意する

みたいな感じにすると良いんですが、分かりやすい反面、
「ただの上達練習のためのコツ」になってしまい、ヤフー社長が語っている感じが消えてしまうんです。

だからこそ、今回はこの形にしてみました。
たまにはこういったスタイルのものがあっても良いと思っています。



本質をついた言葉というのはどの業界にも通用するんです。


本質を届けるというのは私のブログが目指している部分でもあるので、今回はとても感銘を受けた記事をオマージュし抽象度を上げて、バレエの上達方法として皆さんにお伝えしました。


今週金曜日の大人バレエのお悩みバスターズではそんな抽象度の上がったお話も出てくるでしょうし、長岐さんのキャラが分かったことで番組が一層楽しめると思います。



自分の身体を自由に扱うのはヤフーを経営するに匹敵するほど難しいのかもしれません。
しかし誰もがそれに挑戦できるなんて夢のある話でもあるなと思いませんか?


少しでも皆さんのバレエライフが充実するよう願っています。



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森脇俊文
 

7月のバスターズサロンテーマ「柔軟性」情報一部公開

bustersflex
毎月第3金曜日に生放送でお送りしている「大人バレエのお悩みバスターズ」今月のテーマは「柔軟性」です。(今月は19日)

登録はこちら


大人バレエダンサーが柔軟性を獲得するためには子供よりも気をつけないければならないポイントがいくつもあります。
なんとなくストレッチを続けている場合は、確実に効率悪いです。

また、できない原因が柔軟性ではなく、筋力不足が原因ということもありますし、その逆も考えられます。というわけで私がお話しするテーマは以下を中心にします。(他にも講師が3人いますので別アプローチからの情報を得られるのがお得なところですね)

表サロン
・柔軟性が原因なのか筋力が原因なのかの見分け方
・大人バレエダンサーの為の柔軟性向上アプローチ
・ストレッチ以外で可動域を広げる方法3種類
・よくあるストレッチの場所を間違っているケース ほか

裏サロン
・森トーク「練習の順番」
・可動域を広げる方法の実技とそのコツ
・背中を柔らかくする為のセミナーでも教えない裏技 ほか


今回からバスターズの放送を「表サロン」と「裏サロン(有料限定放送)」と呼び名を変えて放送しますが、なるべく表サロンだけでも解決するようにしておいて、より具体的なことを裏サロンでお伝えすることにします。


さて、私のブログもなるべくインフォメーションだけにしないようにしているので、ここから先は表サロンの情報の一部を先にご紹介しようと思います。

大人バレエダンサーは柔軟性を向上するために組織の損傷をなるべく起こさないように配慮が必要です。
子供に比べてあらゆるところが切れやすく潰れやすく腫れやすいと思っておいて間違いありません。

ですから「ストレッチ」をはじめに行なうのではなくストレッチしやすい身体のコンディションを作るのが先になります。

一般的には「筋肉の温度を温める」というのはよく知られていますが、それ以外にあと二つ行なうとストレッチしやすくなります。
ひとつは「硬いところをほぐす」であり、もうひとつが「つっぱっている所をほぐす」です。

頭をほぐすと前屈が深くなるとか、足指で前進すると前屈が深くなるなど
一見関係なさそうな部分にアプローチすることで可動域を広げることが可能なんですが、
伸ばしたい筋肉を含む周辺のどこかで硬くなっている部分やつっぱっている部分があれば、先にそれをほぐしてあげることでストレッチがしやすくなります。

ぜひお試しください。
そして今週の金曜日、21時から無料生放送「表サロン」もお楽しみにしていてください。

 
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頭の中でスローモーション&視点変更

noname
先日書いた記事「身体感覚と実際の動きが違っても超一流」と組み合わせていくことで苦手だったものの克服へ進んでいくアプローチがこちらになります。

まず、何か技術的に苦手な動きがあり、それを身につけようとしているとします。

その動きを頭の中で再生してみてください。


おそらく簡単に再生できたと思います。
続いて、その動きをかなり遅い速度(10倍の時間かけるくらい)で脳内再生してみましょう。


いかがですか?
抜け落ちている部分ありませんでしたか?
「あれ?ここの瞬間ってどこを見て何してるんだろう」


脳内再生はスロー以外に一時停止も必要です。
さらには一人称視点と三人称視点の切り替えも行ないましょう。


「視点変更」は最近のゲームや解剖学のアプリを使っている人なら馴染みあるのですが、自分自身を360度全方向から見る感覚です。

頭の中で動作を一時停止して、いろんな角度で自分を見てみたときにうまく画像が映らない部分は意識が甘いところですので練習ポイントになります。


これらがクリアできてきたら速度を徐々に実際のスピードまで速めていきましょう。


どこかで処理落ちするようでしたらその辺りが練習ポイントですし、身体を動かさなくてもイメトレで上達できる部分でもあります。



同時に意識することがありすぎて分けわからなくなる場合は、
一つずつ自動化させていく練習と、自動化できていない状態でも脳内再生でスローや一時停止しながら同時処理する練習を行なうのがオススメです。さらには視点変更してあらゆる角度からのチェックもお忘れなく。

この感覚が正確になるほどに「自分なりの感覚」「他の人とちょっと違う意識」などが見つかるようになります。それが自分の上達につながっていきますし、感覚やイメージは実際の動きと違っていても良いわけです。そのズレに関してが前回の記事ということですね。


自分の身体の感覚を鋭くすることと、見たまま真似する感覚を鋭くすること
本日お伝えした練習は、これらの能力を磨くことにつながります。


上達のための練習と同時に上達するための基礎能力を養うこと続けましょう。



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それはどうすればできるのですか?

IMG_5440

人に何かを伝えるときに、伝えるもの自体を深く理解している程に
上手に伝えることができます。

何かの指導に対して「それはどうすればできるのですか?」と
掘り下げていったときに、どこまでも回答できる状態が私の理想です。
例えば「ピルエット」を例にしてみましょう。

Q.「どうすればピルエットができるのですか?」

A.「片足で立つ筋力、片足でバランスを取る能力、回る力を与える筋力、回りながらバランスを取る能力があればできます。(その他フォーム、メソッドに関するものは省略)」
 
Q.「どうすれば片足で立つことが出来ますか」

A.「立ちたい足の筋力を強化することです」

Q.「どうすれば足の筋力を強化できますか」

A.「日常の負荷よりも強い負荷を与えることで筋力は強化されます」

Q.「どうすれば日常の負荷よりも強い負荷を足に与えることができますか」

A.「片足で立ち続ける、片足でつま先で立ち続ける、かかとを持ち上げたりおろしたりを繰り返す、などその人に合った方法、量、頻度、スピード、メニューで行ないます」

Q.「どうすればそれがわかりますか」

こんな感じです。
これを全ての項目に対して、最後まで適切に説明できる状態を目指します。
何かを指導する際に多くを語らずに「見て覚えなさい」という方法は非常に有効です。
私もあえて説明せずに見て覚えてもらうことを活用します。

ただ、本当に困っているときには深く理解して説明できる状態の中から
その相手に合った量の「ヒント」を伝えられるのが理想です。
そのためにも「何で?」と自問してどこまでも回答できるようにしておくことが求められます。

「何で?」の答えを数回繰りかえすと自分の知識の浅さに気がついたり
「分かっているつもり」だっただけで具体的にどのようにしているのかを説明できない事なんてよくある話です。

どこまで深く理解できるのか?
出来た人にしか分かりにくい感覚と、できない人でも分析できる客観的事実、
そしてそれらを統合させて伝達する能力があれば
人に何かを伝えるという行為への質が高まります。


「それはなぜですか?」「どうすればできるようになるのですか?」


こんな質問をすればどこまでも掘り下げた解説ができる人が「一言」で導いていくんだと思います。
言葉が多い人はまだ掘り下げや観察や経験が足りないのかもしれません。 



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本当に上手になりたいなら先生のせいにするなよ

noname
タイトルしか見ない人にもメッセージが届くようにしてみました。

誰かのせいにしている人が上手になれるとは思えません。
愚痴を言うのは結構。
辛いときだってある。


でも、(最終的な責任)を自分に持ってくる人が上手になれるんです。
一流になる人の中には誰かのせいにしている人はおらず、誰かのおかげ、もしくは自分の努力と語る訳です。

いつかは感謝するかもしれませんが、若いうちは「自分だけの力で掴み取った」と思うくらいの方が良い訳です。
世界は自分中心に回っていると思えるなら最高ですね。


私のブログは「教え方」について解説することが多いので、指導者や教師にとって耳の痛い内容になりがちです。
ただし、生徒がそれを読んで「そうだそうだ」と思うまでならまだしも「私が上手にならないのは先生のせいだ」とまで思ってしまうようであれば、それは私にも責任の一端がありそうです。
指導者はいつも悩んでいるんです。7年前の記事ですので対策のためのツールが古いですがどうぞ
参照:指導者はいつも悩んでいる

問題解決するためには「誰かのせい」にするのが一番効率悪いんです。
その時点で対策が進まなくなってしまって先に進めなくなってしまうから。
「過去」と「他人」は変えられないんです。


誰かのせいにする人が教室をやめて他の先生に習っても、半年もすれば新しい教室の先生のせいにしているはずです。そこで気づいてくれれば良いのですが「私は運が悪い」「いつも私ばっかり損してる」と考えるようになり、
「どうせ私なんか」なんて言い出し始めると注意が必要です。


誰かのせいにしているから解決しないんです。
参照:個人に原因を押し付ける



大変なんですけど、自分の力で切り開くしか無いんです。



自分じゃない誰かのせいで自分の人生を左右されすぎるのは避けたいですね。
常に「どうすれば良いのか」を考えて、対策を自分なりに練っていくようにするのが本当に重要なんです。





さて、あなたはどうすれば良いですか? 




 
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身体感覚と実際の動きが違っても超一流

noname
このブログを読んでいる方は「落合博満」という名前をご存知でしょうか。

 有名な野球選手なんですが、知らない方の為にどれくらい凄い選手だったのかをエピソードでご紹介します。

・ぶつけられた(デッドボール)次の打席で仕返しで打ち返してピッチャーにぶつけ返した
・打撃練習中にカメラマンに「そこ危ないよ」と言ってもよけなかったので打ったボールをレンズにぶつけて割った
・監督時代、選手の守備練習(ノック)でイタズラでボールを2塁ベースにぶつけて取れないようにした 

 全てYOUTUBEに映像が残っているので興味ある方は調べてみてください。


圧倒的なバットコントロールがなせる技で、飛んできたボールを好きな方向に正確に打ち返すことができるということです。

そんな落合氏が数日前にNHKのサンデースポーツという番組で対談があり、バッティングフォームの話になりました。
そこで彼が見せたスイングのイメージは、現役時代の実際のスイングとは大きく異なるものでした。



対談相手の現役ホームランバッターが「落合さんのスイング映像で見ると”ここ(体の後ろ)”を通っているように見えるんですよね」と尋ねると、

「絶対に無い」

と答えます。
その後、落合氏の現役時代の映像が映し出され確かに”ここ”を通っているように見えるんです。


しかし本人にはその感覚が全く無いのです。


つまりイメージと実際の動きがズレているわけです。
超一流のバッターなのに、イメージと実際の動きが大きく違うんです。


じゃあ、なぜホームランを量産し、狙ったところへ打ち返すことができたのでしょうか。


保証できるほど絶対的な答えではありませんが、唯一分かっていることは
「構え」の場所と「インパクト(ボールが当たる場所)」の場所は自覚しているはずなんです。


つまり、スタートとゴールが正確で、その間にある「軌道」がズレているわけです。


これはフィギュアスケートのジャンプならそのまま当てはまる可能性があります。


超一流のスケーターがコーチになり、
「こうやって飛ぶとうまく飛べて回れる」ということを言ったときに、
「そうやっているようには見えないんだよなぁ」と感じるケースがあったならばまさに同じ状況です。
(腕を直線的に寄せろと言っている割には下から振ってたり後ろから振り回したりするようなケースです)


瞬間的な動きになる程、そしてスタートとゴールだけが正確なら良い場合は軌道に意識が向いていない方がうまくいくケースというのがあるようです。

この「やっている」と「なっている」が混同してしまうと崩れるのです。
参照:言われた通りやるとうまくいかない


自分と指導者の得意な動きは違いますし、筋力も感覚も違います。
言われた通りやってみてうまくいかない場合は「この人の感覚ではそうなんだ」と一旦受け止めて、
自分流にアレンジして取り入れることが重要になります。

バレエでも「骨盤を動かしていない」と思っているけどよく動いているケースもありますし、
指導者が語る「感覚」は丸ごと真似してみてうまくいかない場合は修正が必要なんです。
参照:昭和音楽大学バレエシンポジウムレポート


思った通りに身体を動かすことはとても重要ですが、それが全てでは無いようです。



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瞬発力を手に入れろ!3ヶ月連載開始

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スキーの月刊誌「スキーグラフィック」の8月号から3ヶ月連載で私の瞬発力のトレーニングが掲載されています。
(ご存知ない方もいると思いますが、私はスキー指導が大変に得意なんです)

昨年日本各地で高い評価をいただいた「瞬発力」のワークショップのテキストバージョンです。
内容はスキーヤーに向けて書いていますが、フィギュアスケーターでもバレエダンサーでも人間ですから構造は同じです。

「バレエ・新体操は通常の解剖学では解決しない問題が多い」
 
などと言われいますしそれは事実である部分もありますが、 トレーニングで瞬発力を手に入れるための理論は解剖学というよりは生理学に近い分野になります。

つまり、人間であれば共通することをお伝えしているわけですからどなたに読んでいただいてもお役に立つ内容になっています。
また、今までに私の瞬発力のワークショップを受講された方達にはおさらいの意味もありますのでオススメです。

RSIを高める為にイーセントリックとRFDを向上させるのが重要で、
そのトレーニング方法が世界のスタンダードになりつつあるというわけです。

上記の訳わからない文章を理解する為にも、ぜひ手にとってご覧ください。


フワッと飛び上がりたいなら、普通の筋力トレーニングだけでは不十分です。
英国ロイヤル・バレエ団でも取り入れているアプローチであり、瞬発力を手に入れたい全ての人に読んでいただきたいです。
参照:筋肉をつけずに筋力をつける 〜英国ロイヤル・バレエ団のトレーニングを見て〜


人生で初めて手にするスキー雑誌になる人も多いかもしれませんね(笑)



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ダンサー、フィギュアスケーター、あらゆる表現者のためのサポートをするトレーナー
森脇俊文 

優れたバレエ教師がプロダンサーを作れない仮説

noname
もしこの仮説が正しいとするならば、こんなに切ない話はありません。
そして対策は思いがけないところにあることになります。


世の中の名指導者と呼ばれる人達がどんな指導しているのでしょうね。
多くの指導者のレッスンを見ることはできませんが、
職業柄、プロダンサーを目指す生徒がプロになっていく過程に関わる機会はそれなりにあります。


するとプロダンサーになる子の共通点が見えてくるわけです。


それは「自分の感覚や考えを私に伝えられる」というものです。
当たり前のようですが、これが苦手なダンサーは少なくありません。またその伝える情報の質や量が多いダンサーほど成長する速度が速く、夢を叶えやすい印象があります。


これが「性格」から来るものもあるでしょうが「環境」がそうせたというのもあるでしょう。


ここで名指導者と呼ばれる指導者の何名かの「噂」や「評判」をご紹介します。



「先生は何も教えてくれない」



聞いたことありませんか?
プロを沢山輩出している指導者の指導で「あの先生は何にも教えてくれない」という噂や評判を。



プロになりたいダンサーや上手になりたいダンサーが「何も教えてくれない先生」の元でダンスを続けるとどうなると思いますか?

「自分で探すしかない」

と考えるようになるのです。
(本当はここぞというタイミングで指導したり修正したりしているのでしょうが、本人にとっては「何も教えてくれない」と思っているわけです)



丁寧に教えながら高みまで導く指導者も存在しますが、今日はその方達は横に置きまして、
あまり教えないのに生徒がどんどん上手くなるのは、上司が頼りない(フリをしている)から部下が育つという組織とよく似た構造にあります。


一方で先生が丁寧に教えてあげすぎると、生徒は危機感を感じにくい環境になります。
参照:与えられているというハンデ


その結果、何も教えてくれないと危機感を感じている生徒に比べて、自分で考える力が育ちにくい可能性があるわけです。


何も教えてくれないという危機感が強いほど
「色々なことを知りたい」「どんなことでも吸収したい」「聞きたいことが沢山ある」という状況になり、自分で色々考えることを続けていくうちに「自分の感覚や考えを伝えられる」という能力を身につけるわけです。


そして奇しくもこれとよく似た環境になるのが、


「よく怒る、教えるのが苦手な指導者」


です。
教えるのが苦手なので「何も教えてくれない」と生徒は感じます。
さらにはよく怒るので「怒られないように自主練する」のです。
すると、自分で答えを探しながら自主練する結果「自分の感覚や考えを伝えられる」という能力が身につき、上手になっていくという流れが生まれます。
(それが嫌になって辞めてしまわずに、習い続ければの話です)


さらには怒る指導が良くないと感じ、丁寧に教えるようになってからは
本当に上手になるダンサーが育たなくなっていくという所までが私の仮説です。


これがタイトルにした仮説「優れたバレエ教師がプロダンサーを作れない」に繋がります。


プロになるには強いエネルギーが必要です。 その強いエネルギーを養うには厳しい環境というのはメリットになります。一方で、ただ優れただけの指導者ではよほど才能に恵まれたダンサーと出会わなければ、プロに導くのは難しいのかもしれません。


「圧倒的に優れた指導者」になり導いていくか、教える量を最小限に絞って我慢しながらよく怒るか。
仮説が正しい場合はとても切ない二択になってしまうわけです。

そして私は後者は望ましくないと思っています。

「あの頃は何も楽しくなかった」
「二度とあの頃には戻りたくない」
「辛いことの方が多すぎて思い出したくない」

こんな思い出を生徒に与えるのは教師としても本望ではないはずです。

実際はこの二択以外の道が沢山あるとは思います。


今回は仮説として書いてみましたが当たらずとも遠からず。あながち間違いとも言えないという心当たりのエピソードを持っている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。


日々の指導に悩んでいる方に、何かのヒントになればいいなと思っています。
なりたい人全員がプロになれない世界。せめて私のブログを読んでくれた人だけでもその可能性が高くなりますように。


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「恥ずかしい」という感情はどこから生まれるのか?

noname
昨日の記事で「なぜ恥ずかしいのか」についてのコメントをフェイスブックページにいただき、
もう少し調べてみる価値があるなと思い、記事にしました。
参照:できない事を恥ずかしいと思うのは?


何かが出来なくて「恥ずかしい」という感情が生まれるのは、昨日のブログでは「人に笑われるから」という状況をメインに書きましたが、他にもいくつかのケースをコメントいただきました。


・怒られるのが恥ずかしい
・出来ないことが恥ずかしい


決して誰かに笑われなくても「出来ない=恥ずかしい」という感情の紐付けをしているひとは少なくないのかもしれません。


私は心理学の専門家ではないので適当なことは言えませんが、
怒られるのが恥ずかしいと感じるのは「注目を浴びるのが恥ずかしい」と感じてるからかもしれません。
人前で、自分ができていないことについて注目をあびさせられ、辱(はずかし)められている気持ちになるのかもしれません。


また、怒られなくても出来ないことに対して恥ずかしいと感じる場合は「自分のイメージ像」に対して現実のギャップがあるからなのかもしれません。
自分の理想とする「自分」はいろんなことがスマートにこなせるはずなのに、自分が思ったような結果が出ない時に、周りが笑っていなくても怒っていなくても恥ずかしいという感情が生まれるのかもしれません。


・笑われるから
・人前で自分が出来ないことに対して怒られて恥かくから
・理想の自分のイメージ通りに現実が進まないから

他にもあるかもしれませんが、おおよそこれらの感情が原因で出来ないことに対して恥ずかしいと思うようになるのだと思います。


多くの成功体験と失敗を許容する環境が用意され続けていればいくばくかは恥ずかしいという感情は減らせると思います。
ただし、これだけでは完全に消すことは出来ないはずです。


余計な恥ずかしさを取り除くためには自分を信じること、そして今の自分をありのままに愛することだと思います。
自己肯定感を小さな積み重ねで少しずつ高めていくことが重要です。


これをアファメーションと呼んだりします。
セルフペップトークというアプローチもあります。


自分好きな人、ナルシシストな人は恥ずかしさが極端に少ないです。
それは自分を信じていて、自分を愛しているからです。


まずは今よりも少しだけ自分を好きになってみることから始めませんか?
あなたはあなたのままで素敵なんですから。



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できない事を恥ずかしいと思うのは?

noname
森脇さんて、何かできないことがあった時に「恥ずかしい」って思いますか?



そう聞かれたことがあります。


え? うーん、、、無いかな。


「できなくて恥ずかしい」という状況が想像がつかないと一瞬思いました。
 私が何かをできない場合「悔しい」か「楽しい」という感情になります。
(大抵は「悔しくて楽しい」です) 


この出来事から「恥ずかしい」という感情を持つ原因を考えてみたので自分と重ねて読み進めてみてください。


一つは上達速度の速さです。
20人のクラスで、何に挑戦しても「はじめに出来る10人」に入るような子は恥ずかしいという感情を持ちにくいです。
自分が出来ないときは周りも出来ていないですからね。そこに恥ずかしさは生まれにくいわけです。


上手くなるまでに時間がかかる人の方が「恥ずかしい」という感情を持つ傾向にあります。


ただし、これだけではないんです。
上達に時間がかかる人でも恥ずかしいという感情を持つことなく成長することは可能です。



上達速度の他にもう一つ条件が加わってはじめて「恥ずかしい」と思うような感情になるんです。
そこでこのインタビューをどうぞ。(1分間だけ見れば意味が分かります)



お分かりいただけましたか?



挑戦した行為に対して「笑われる」からこそ人は「恥ずかしい」という感情を生むんです。
彼は真っ先に「なぜ笑うんだい?」と言っていますね。


もう一つ動画をご紹介します。

 
 
映像に登場している彼はこの日、クラスの中で唯一この跳び箱を飛べていないんです。
ここに、彼を笑っている人はいるでしょうか。

また、彼は恥ずかしいという思いを感じているでしょうか。

そして彼は挑戦を諦めようとしているでしょうか。


挑戦や挑戦による失敗を笑う人たちによって「恥ずかしい」という感情が芽生えます。
これは日本の義務教育の中で生まれやすい感情だと思います。


一方で、失敗しても誰も笑わない環境であり、全力で応援してくれる人たちに囲まれていれば
失敗に対して「恥ずかしい」という感情は消えていくでしょうし、
偶然が重なってコミカルな失敗が起き、それでみんなが笑っても、おそらくあなたも一緒になって笑うことが出来るでしょう。その笑いはその瞬間の偶然に対してであり、あなたに向けられたものではないから。


出来ないことがあった時に「無理」と思って諦めてしまうのも「恥ずかしい」と思って挑戦しないのも、本人だけで解決するにはハードルが高いわけです。


周りの人間が本気で応援し、全力でサポートしているのであれば挑戦する人は増えます。
 

「出来なくて恥ずかしい」 という環境をなくすことが人それぞれの可能性を引き出す上で必要なんです。


それにしてもクリスティアーノ・ロナウドはカッコイイですね。


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セラピストのクローズドクエスチョンの罠

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この「罠」というのはセラピストが無意識に自らへ仕掛けてしまった罠のことを指します。

しかもよっぽど気をつけないければどんなに知識と経験があるセラピストでもこの罠を自ら仕掛けて自らはまってしまうんです。 

「罠」はこうして発生します。どうぞ御覧ください。


ある日、足首あたりが痛いクライアントさんが来院されました。
 「すみません。なんかこの辺が痛いんです」

 この段階ではセラピストも慎重です。
・いつから
・どこが
・どんな時に
・どんな動きで
・どんな痛み
・良くなってる、悪くなってる
・痛くないときもあるのか
・過去にも痛めたことあるのか

などの問診を行ないながら、
「これ痛い?」
「じゃあこれは?」

と痛みの部位を特定してきます。

ここまでくると、知識と経験の豊富なラピストは何が原因で痛いのかを絞れてきており、
おおよそ3つか4つくらいの診断名が頭の中に浮かんでいます。


ここで一番可能性の高い症状にアタリをつけて
「ここ痛い?」と言ったときの表情やしぐさをクライアント(患者)は敏感に感じ取ります。


「あ、先生はここが痛いって言って欲しい感じで聞いている」と。 


実際にある程度焦点が絞れてきているので一番痛い感じじゃなくても痛いわけですから、
ここからセラピストとクライアントはお互い予定調和のゴールに向かって進んで行くことになります。

「これも痛い?」
「はい」

「これもかな」
「はい」

「こっちはどう?」
「痛くないです」

このやり取りは途中からセラピストのニュアンスにあわせてクライアントが気を使って合わせている状況に変わっていきます。


そしてその結果「長拇趾屈筋腱炎ですね」と。


でも違うんです。セラピストが望んだ答えをクライアントが気を使って答えているだけなんです。
(クライアント自身は当然誘導されているなんて気づいていないです)


これが見抜けるセラピストは滅多にいません。特に答えを急いでいたり、なかなか答えが特定できない場合は一度答えが見つかりそうになったらどんどんお互いが 協力しあって答えっぽい見かけのゴールに向かって進んでいくわけです。


セラピストは治したいし、クライアントは治りたい。
だからこそ、お互いが協力しあってずれた答えに向かって共に進んでしまうんです。


この現象は途中からセラピストがクローズドクエスチョンのみの質問に切り替えてしまったことで起きやすくなるんです。
「じゃあこれも痛いよね?」なんて聞き方されると「いいえ」と言えない人がいます。
参照:オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン

どこからクローズドクエスチョンに変わったのか、この記事を読みなおしてみてください。
途中まではオープンクエスチョンでしたね。そして確信に近づいたと感じたときからクローズドクエスチョンのみになってしまっているのが分かると思います。

こういったクライアントさんに、ちょっと切り口変えたオープンクエスチョンをすると
違う答えにたどり着くことは少なくありません。

これが後医が名医たる所以で、診断付いたけどなかなか改善しないからといって別のセラピストの所へ出向くと一発で原因を特定できたりするんです。
参照:後医は名医ってご存知ですか?


自分が導いてクライアント(患者)が「ハイそうです」と言っているものを疑うというのは難しいです。
しかし、自分の感情の揺れを感じ取って都合の良い解答をクライアントが無意識に答えてしまっている中で「あれ?これおかしいな」って思うことが重要です。

どちらも答えを導きたいからこそゴール直前で慎重になる必要があるのですが、
ついクローズドクエスチョンで単純な答えに進みたがってしまいます。


心当たりがあるセラピストはまだ安心ですが、
「私はそんなヘマはしない」と思っている方は要注意です。


そういう発想を持っている人は断定や特定をしがちな治療を得意としているはずです。
 

詳しく聞きもせず「よくあるケース」と決めつけて対応したりしていませんか?
その場合、大抵クライアントは「治りました」とか「良くなりました」って言いますよ。
 

なんか先生に迷惑かけたくないし、自分もちょっと良くなった気がするのでひとまず「はい」と言っておこう、って思っている可能性があることを覚えておきましょう。 


多くの「よくあるケース」にまぎれて、似てるけど答えが出にくい痛みのケースというのが存在します。
その際にクローズドクエスチョンでゴールに近づくのは危険です。


むしろ経験が浅かった頃はもっと丁寧に調べていたのに、いつのまにか雑な問診になっていると感じた方は、ちょっとだけオープンクエスチョンを使って質問してみてください。
「今痛いところがここって言ったけど、それっていつもの痛みの場所と比べてどんな感じ?」
「もう一回痛い動きを小さくやってみて、痛いと感じた場所と今触ってた部分の違い教えて」

 こんな感じで最終確認するのは手間ですし、ここであてが外れたりイレギュラーな反応があって振り出しに戻ることを恐れていては、真の医療とは言えないと思います。

治療家、セラピスト、などと呼ばれる人たちの言葉は重く、
場合によっては一生その言葉を抱えて生きていく人もいるわけです。


くれぐれも無意識に自分で仕掛けた罠にはまらないようご注意ください。


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オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン

noname
指導の勉強をしたいという思いがある方でも、どこから手をつけたら良いのか分からないと思う方は少なくないと思います。
じっくり学ぶのが理想ですが、一つの手法や一つの概念ずつでも覚えていけば指導力は日に日に成長していきます。

今日はオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンについてお伝えします。


まず、手軽で都合よく使えるのがクローズドクエスチョンです。
「YES」か「NO」でしか答えられない質問のことで、
多くの指導者はクローズドクエスチョンを多用しがちです。

「やるって言ったよね?」
「やる気あるの?」
「やりたいんだよね?」

こんな感じで「YES」としか答えられない質問を続けるような指導をした事ある人は多いはずです。
クローズドクエスチョンでは生徒の考えていることを聞き出すことは困難です。
 

一方でオープンクエスチョンというのは、手間で時間がかかるのため避ける指導者が多いです。 
「YES」や「NO」で答えられない質問のことで、

「今どんな感じだった?」
「どういう風にやるとうまくいくと思う?」 
「どこでタイミングがズレたと思う?」 

こんな感じで自分で考えなければ答えられない質問をすると、生徒の成長は加速しますが、
集団レッスンでは進行速度が遅くなります。だからこクローズドクエスチョンを多用してしまうケースが増えるわけです。


気をつけるポイントはクローズドクエスチョンで指導者の自己満足になっていないか、誘導尋問になっていないかということです。


生徒が「はい(もしくはいいえ)」としか答えられない質問を繰り返すことにどんな意味があるのでしょうか。


ちょっと理由を挙げてみましょう。

・時間を省略したいから
・会話をコントロールしたいから
・生徒に原因があると伝えたいから


少し耳の痛い話になりますがお付き合いください。


「時間を省略したい」というのは指導者がレッスンの中で「今日はここまで進めたい」と思っているのにうまく進まなかった時に、時間がないためオープンクエスチョンを選択できなかった場合です。

「会話をコントロールしたい」というのは誘導尋問に近い状況で、自分が望む答えが事前にあって、そこに導くような質問を連続で用意している場合です。

「生徒に原因があると伝えたい」というのは「私言ったよね?」「はい」という流れから自分には責任がないという事を生徒に認めさせるために使う場合です。


指導の場面でクローズドクエスチョンを使うのは同意を短時間で得やすいからです。
クローズドクエスチョンを繰り返すというのは指導する側の頭の中にある事前に用意された答えに向かって生徒の同意を得ながら誘導していく時に使います。


私はこの一方的な会話の中に「生徒が積極的に自ら考えて成長していく仕掛け」は含まれていないとしか思えません。
むしろ怒られないように消極的な行動を引き出したり「はい」と「いいえ」しか答えられない生徒を作り出すリスクがあると思っています。


指導はとても奥が深く難しいですが、今まで使っていたクローズドクエスチョンを一つでもオープンクエスチョンにしてみるだけで、生徒の表情やスタジオの空気感の微細な変化を感じられるはずです。
はじめは生徒はオープンクエスチョンに戸惑い、答えられないはずです。

なぜなら今まで「はい」と「いいえ」しか用意してこなかったから。


そこで、
「何でもいいから言ってごらん」「怒らないから言いなさい」「正解も間違いもないんだから」
と問い詰めて、渋々答えたことに対して


「なんでそうなるの。質問の意味わかってる?」とか「うぅーん。まぁ、間違いじゃないけど」
なんて答えてしまうかもしれません。



これは指導する側も成長が必要なんです。



オープンクエスチョンという一つの質問形式を使って生徒と共に指導者も成長していくのはいかがでしょうか。
変わろうという想いがあればいつからでも進化成長し続けることができると信じています。



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「さっき言ったよね」「何回言わせるの」って使わない方が良い

noname
絶対に言っちゃいけないというわけではありません。
状況や立場によっては使っても差し支えない場合もあるはずです。

ただしあまり使うべきではないと私は考えます。
その理由については追って説明していきます。

・さっき言ったよね
・何度言ったらわかるの
・何回言わせるの
 
これらの言葉を発してしまう人の多くは以下のことを認識していないことが考えられます。
noname

多くの人は教えたら相手は学ぶものだと思いがちです。
しかしそれは少し極端な考え方なんです。
せっかくなので、極端な考え方に対して極端な例を上げて説明してみましょう。


例えば、
・バレエを始めて1週間目の子に複雑なアンシェヌマン(ステップ)を「教えた」
・ピアノを始めて1週間目の子に長調を短調にアレンジする方法を「教えた」
・エクセルを初めて開いた人にマクロを「教えた」

その後に間違えると、
「さっき言ったよね」「何回言わせるの」と言うのです。

この例えで分かる齟齬は2つ。
一つは「教える」と「学ぶ」は一致しないということ
もう一つは「難易度の設定が高すぎる」ということです。


先ほどの例えは極端ですが、これと同じ構造の問題が発生しているからこそ「さっき言ったよね」が出てきてしまうのです。


ていねいに解説します。
「さっき言ったよね」という言葉に含まれる意味を掘り下げていきましょう。
するとこんな言葉が想像されます。


「私は教えた」だから、悪いのはあなた。

心の中にある感情を言語化すると、これに近いニュアンスが含まれるわけです。


もう少し心の声を詳しく書いてみます。
「さっき(私はあなたに)言ったよね(だから私は悪くない。悪いのはあなた)」

もしくは
「さっき(私はあなたに)言ったよね(だからあなたが直らない原因は私にはない。あなたが直らない原因はあなたがさっき私が言ったことをちゃんとやらなかったからだ)」


使うべきではないと思う理由はここにあります。
耳が痛いと思うかもしれませんし、不快な感情になるかもしれません。
一方でそれと同じだけ生徒も不快な感情になっているかもしれません。


恐らく指導者自身が生徒だった時にそのような指導を受けたのでしょう。
「教え方」の専門教育を学んでいない場合、自分の経験を使って指導してしまうので何の疑問もなく「さっき言ったよね」を言ってしまうわけです。


そして今「私の先生が悪いのか!」と思った方は、他人に原因を押し付ける思考傾向があるので気をつけた方が良いです。
参照:個人に原因を押し付ける



「自分がそう言われて育ってきたので厳しく言ってもらえることは抵抗ない。むしろ必要。」
という方には次の文章を送ります。

あなたは指導に関して勉強不足であり、それを学んでいない怠慢な指導者だ。今まで何をしてきたのですか?人に物事を教えるという意味を理解していますか?ちゃんと指導しなさい。
そして明日には「昨日言ったよね?何でやらないの?」と送っても良いでしょう。


この方が成長すると思っている人もいるでしょうし、ネガティブをエネルギーにする事は実際にあるので否定しません。
しかし、私はもっと良い指導の方法を探します。


生徒には不快な感情を与えて指導し続けるが、私には優しく教えて欲しい。
こんな不条理な考えを持っている指導者のもとで習っている生徒は不幸ですね。


話を戻しまして、


一度や二度教えたからと言って、学び手が身につくとは限りません。
教えると学ぶは一致しないんです。


「さっき言ったよね」と言う指導者は、教えることにのみコミットし、学び手が学ぶことにコミットしていないわけです。



まさか、生徒に恐怖を与えないと自分の指示が通らないと思っているならそれは間違いです。
「怒られないようにしよう」という緊張感を与えないと集中力が続かないと思っているならそれも間違いです。


そんな恐怖を与えないでも生徒が集中する方法はありますし、
「さっき言ったよね」の代わりになる方法もいくつも存在します。


集団指導は非常に難しいですし、クラスの中に習熟度の差が大きくなるほどにその難易度は高くなります。
ある部分においてはワガノワの生徒の方がよっぽど教えるのが簡単だと思います。
(技術レベルが揃っていて、実力ないと退学で、骨格条件が整っているから)


仮に個人指導(マンツーマン)で「さっき言ったよね」を使うなら、それは生徒の理解レベルに合わせた指導をしていないのか、生徒の集中力を引き出せていないことが原因です。
少しキツイ言い方になりますが、指導力不足です。


「何度も同じこと言わせないで」という言葉は、
同じ言葉でしか伝えられない引き出しの少ない指導者である宣言であると同時に、
その方法で直らないのに別の方法を探さない怠慢な指導者である宣言でもあると思います。


直らない原因を生徒に押し付けて、さも生徒の責任であるかのような振る舞いをしているわけです。




 そんなこと言ってたらプロでは通用しない。

とか


プロの世界ではこんなことは日常だ。

とか思う人もいるでしょう。



しかし、それは単なる逃げでしかありません。
プロで通用する生徒を輩出している指導者の中には「さっき言ったよね」と言わないでも育てられる人がいます。

そもそも、指導者が一回で覚えられる能力を育てられていないから生徒がさっき言ったことが出来ていないわけです。


自分の指導力不足を謙虚に認め、生徒の成長を全力で支える覚悟を持っている人の方が立派な指導者であり、生徒の可能性を最大限引き出せる人だと私は考えています。


さて「そーだそーだ!」「いいぞ!もっと言え!」って思いながら読んでいる学び手の方にはこちらの記事をご覧ください。
参照:指導者に完璧を求めてはいけない




さて、ここまで辛い気持ちや不快な思いをしながらでも読み進めてくださった指導者の皆さんに敬意を表しまして、具体的にどんな方法があるのかをご紹介します。


「ここで気をつけるポイントって何だっけ?」
「今何をする時間だっけ?」
「どうやったら上手くいくんだっけ?」


このような質問をして本人が思い出せるかどうかを確認してみてください。
左右木先生はこの言葉を出すタイミングが絶妙なんです)


本人が思い出せたなら「うん、じゃあそれを意識してやってみて」と言えば良いのです。
それで出来ない場合は習熟までに時間がかかるものなんですから、怒る必要ないです。
根気よく待つしかありません。

もしくはもっと良い声かけや別のアプローチを提供すれば良いわけです。


本人が思い出せなかったら「教えた」と「学んだ」が一致しておらず、こちらの意図が届いていないので再度丁寧に伝える必要があります。
教えたつもりであり、生徒が悪いわけでも先生が悪いわけでもなく、指導のアプローチを変えることが求められるだけです。


本人がさっき言ったことを口に出すというのは学習効果を高めるのに有効です。
「さっき言ったよね」よりも「気をつけるポイント何だっけ」と言われ、その度に答え続ける方が生徒自身が気をつけるポイントを探す習慣がつきます。
「さっき言ったよね」と言われないように(怒られないように)する習慣がつくよりも積極的な生徒になります。


そしてこれだけ使わない方が良い理由を書いたとしてもつい言ってしまうこともあると思います。
いきなり変えられるほど簡単な話ではありませんから。 


それでも生徒の成長を本気でサポートしていこうという想いが伝われば、多少の理不尽や不条理でも生徒も必死についてきてくれると思います。
そんな生徒のために指導者も学び続け、進化し続けていくことがお互いにとって良いことなのではないでしょうか。


楽しく厳しいレッスンが出来ると成長が加速します。
少しでも日々のレッスンの中に楽しい緊張感や楽しい厳しさがうまれますように。


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森脇俊文 

目的は前向きなのに手段は後ろ向き

noname
先日ペップトーク講演会で講師をされていた浦上大輔さんが語っていた言葉です。
(講演後のお食事の場でしたので会場ではこの言葉は使っていませんでした)
参照:実践!PEPTALK講演会レポート

なんと的を射た表現なんだろうと思いました。


指導者や保護者、先輩や上司が願っていることは「前向き」なことであるのに対して、
それを伝える手段の多くが「後ろ向き」であると。


【指導する側】は【指導される側】の出来ていない点が目につきます。
(これが目につかなければ指導できないですからね)


人間の感情というのは捉え方によってプラスにもマイナスにも変わるのですが、多くの人は出来ていない状況に対してネガティブに捉えてしまう傾向にあるわけです。


出来ていない → 良くない


ここに「目的は前向きなのに手段が後ろ向き」になる原因があるわけではないでしょうか。
良くないという捉え方はその先にマイナスの感情を生み出しがちで、
「なぜ出来ないの」「何度もいってるよね」「早くやりなさい」などの言葉に繋がりやすくなります。


一方で、出来ていないものを前向きな捉え方に変えてみるとこうなります。


出来ていない → 伸びしろがある


このように考えると、その先にプラスの感情を生み出しやすくなります。
「ここができればもっと良くなる」「さっきよりも良くなってきた」などの言葉に繋がりやすくなるはずです。


捉え方というのは選ぶことが可能です。
ここは重要な部分ですので何度でも書きますよ。


捉え方は変えることができます。



後ろ向きな手段ばかりで学びを受け続けると、楽しむ心を生み出しにくくなります。
そんな指導環境で「笑顔が足りない」「もっと笑って」「なんで笑顔になれないの」と言っても楽しい感情を引き出すのは日常以上に困難であり、もともと苦手な人にとって難易度の高すぎる状況に他ありません。



話を戻しまして、



後ろ向きな手段を使って指導する場合、その先にどうすればより良くなるのかを具体的に説明してあげるのが望ましいと思います。
一方で、後ろ向きな手段で指導を受けている場合、自分の中の脳内フィルター(捉え方変換)の精度を上げて、前向きな言葉に翻訳する訓練を行なうのが良いと思います。


「これは綺麗事だ。何度言っても直らない生徒には強く注意しなければ直らない」


と思っている方がいれば、その問題に対する対策を次回の記事で書きますのでご覧ください。
多くの指導環境が少しでも良くなることを願っています。


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動作分析のプロです。
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