札幌の悩めるバレエ•フィギュアスケート•ダンサーの為の情報箱

札幌で身体の専門家として個人指導を中心に活動しているトレーナーがバレエやフィギュアに関する情報をお伝えします。

2022年05月

ここでは動作分析のプロが特殊な身体活動を求められる「バレエ、フィギュアスケート」を中心に身体のケアやトレーニング方法、最新情報などをどんどんお伝えしていきます。

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それぞれ予約方法や料金に若干の違いがありますので
ご確認の上ご予約ください。

栄養セミナー残り1名!

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おかげさまで週末にお申し込みが続き、残り一組になりました。
定員になり次第キャンセル待ちとさせていただきますのでお早めにお申し込みください。 






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ダンサー、フィギュアスケーター、あらゆる表現者のためのサポートをするトレーナー
森脇俊文 

フィギュアスケーターの為のジャンプ力向上エクササイズ

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どんなに表現力が素晴らしくても高く飛べないと勝てないのがフィギュアスケートです。
ショーケースであれば踊りだけで魅了することも出来ますし、アイスダンスならば大会でもジャンプ力は求められません。

一方でシングルで大会に出る以上はジャンプ力が競技力や成績のとても大切な要素になります。

しかし、ジャンプを繰り返すことでしかジャンプ力向上のトレーニングを行なっていない場合はとても効率が良くないです。(それで飛べるならそれでも良いのかもしれませんが)
高く飛ぶコツは氷上練習以外の場所にあるのかもしれません。


そもそもフィギュアスケートのジャンプには2つの要素を上手く混ぜることで高く飛べるのですが、どちらかが苦手だといきなり低いジャンプになってしまいます。

私が考える2つの要素というのは「起こし回転(技術)」と「筋力」です。
もちろんトレーナーさんやコーチによってはもっと別の要素に分解する人もいると思います。
(SSCとか体幹とかイーセントリックとか腕や足の振り上げとか、、、)

起こし回転に関してはこちらをどうぞ。


SSCとは?
 

上に書いたどれかが苦手なフィギュアスケーターはダブルアクセルでつまづく事が多いです。
6級の壁が高く立ちはだかり、それが原因で中学生でフィギュアスケートを辞めてしまうような子も少なくないはずです。


日本だけにとどまらず世界各地から私のZOOMでのパーソナルトレーニングを希望するのはフィギュアスケーターです。
それだけ困っているんだと思います。


まずここで一つ質問です。

氷の上で高く跳ぶためには「技術」と「筋力」の両立が必要ですが、どちらが「やった分だけ変化する」と思いますか?


そう聞かれると当然「筋力」と答えると思います。


技術を変えるのは時間がかかる割には結果が出ない可能性があるからです。
(しかもこれはコーチに相談するのが望ましい話ですね)
それでも技術の見直しが重要だと思う方はこちらを参考にしてみてください。



さて話を「筋力」に戻しまして、高く跳ぶための筋力トレーニングといえば何を想像しますか?

・縄跳び
・ハードルジャンプ
・スキップ

チーム練の陸トレだとこんな感じですかね。 筋力にも種類があり、ジャンプを高くするためにはSSCの強化や着地の練習などを丁寧に行なうことが望ましいと思います。そして小さい・細い・軽いだけで飛べる小学生に対して、中学生・高校生になってくると基礎的な筋力がもっと必要になってきます。


筋肉を太く重くしたくないけど筋力は強くしたい。
そんなトレーニングが徐々に広まってきていますが、まだ知らない人も多いようです。


私はサポートする相手がダンサーやフィギュアスケーターが多いので、ジャンプ力向上をメインで指導する際には加速センサーを使って筋力トレーニングを行なっています。
(その前の段階が不十分な人には基礎的なトレーニングから始めます)


まず高く飛べる筋力を身につける。
(不必要な太くなるトレーニングをせずに)



起こし回転や、締める練習は同時進行で氷の上で挑戦してもらう。
私がサポートするのはあくまでも効果が出やすい部分を取りこぼさず適切に鍛えることがメインになる。
理想はコーチと連絡を取り合いながらサポートできるのが一番望ましい。


そんなサポートを受けてみたいなら一度体験に来ると良いです。
電話予約して約20分の体験パーソナルセッションが受けられます(2,000円)
011-788-7885 (平日13:30〜20:30)

ネットでの申込みやZOOMでのオンラインセッションならこちら




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小学生バレエダンサーと保護者のための栄養セミナー開催

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ダンサーが栄養学の基本的なことを知らないと上手くなるまでに遠回りしてしまうんです。
例えばこんな感じ。


バレエが上手になりたいなら「レッスン、食事、回復」(運動/栄養/休養)の3つを意識しましょう。
レッスンばかり頑張っていても、残りの2つが足りないと怪我したり集中力が続かなくて上達しません。


そこでスポキチクリニックの管理栄養士である佐藤暖(はるる)氏による栄養セミナーを開催します。


バレエを習っている小学生と保護者の両方に聞いてもらいたい内容になっています。
(中学生・高校生バージョンも今後開催予定です)


内容としては基礎代謝と5大栄養素に関してを中心に、ダンサーの生活に適した捕食のとり方などをご紹介します。これによって小学生ダンサーと保護者が共通した理解を得ることが出来るので過剰なダイエットや食事での意見のズレなどを避けることを目指します。


なぜ食事が重要なのか、どんな食事をとるべきなのか、どんなタイミングで何を食べるべきなのかを基礎から学ぶ1時間です。講師の佐藤暖氏自身がバレエを学んでいた経験を活かしたアドバイスになりますので、基礎から実用的な情報までを知る良い時間となるでしょう。


定員8組と少なめの設定になっていますので興味ある方は募集開始のタイミングで急いでお申し込みください。



今回は初年度キャンペーンとして一人2000円とします。(兄弟,姉妹の場合は二人で3000円)
保護者は同伴必須で無料です。



お申し込み開始は5月26日(木)7:00です。
このブログの最新記事が更新された時に申し込みフォームが掲載されますのでそちらからお入りください。
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今月のテーマは「大人バレエの自分のレベル探し」です。



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森脇俊文







 

乾直樹・森脇俊文コラボワークショップ レポート

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東京で2つの会場にてワークショップを行なってきました。2つ目がこちらです。
Piece of modern Dance Company所属ダンサーであり振付家・俳優でもある乾直樹さんとのコラボワークショップです。


会場はピースオブモダンダンススタジオをお借りしました。
天井が高くとても広いスタジオです。そして残響対策が施されており広いのに声が響かないのでワークショップをする上で非常に使いやすかったです。


今回のワークショップのテーマは「セルフメンテナンスとコンテンポラリー初級(フロアワーク多め)」という内容で行ないました。


早速レポート開始です。


私が感じていることとして、あちこちを怪我してセラピストやトレーナーに色々教わったダンサーじゃない限り、トレーナーの知っているセルフメンテナンス方法を上回る知識や技術を持っているダンサーというのは少ないです。


でも「もし良い方法を知っていたらより良く踊れるのに」と思っています。


セルフメンテナンスやウォーミングアップのアップデートを行なっていない人達はもっと最適な方法があることを知らないで自分の体をケアしているという状況にあるわけです。


ということで、体の部位別に私がクライアントさんに日頃紹介している4〜6種類のセルフケアエクササイズやストレッチ、自重トレーニングなどを伝えてそれを動画に撮ってもらいます。

その中から自分にとって価値あるものの順位をつけていつものルーティンに混ぜ込んでもらうというのが今回の狙いです。
IMG_1899


紹介したものを全て行なうというのは現実的じゃないので、必要に合わせて選択するのが良いと思っています。
そして私自身(40代)が感じているのは準備さすれば20代とほぼ変わらないパフォーマンスが出せます。
(少なくとも周りには20代の頃の私との違いはほぼ無いように見えることでしょう)


ですから質の良い準備を適切な時間をかけて行なうことが大切なんです。


ワークショップ中に身体の変化を感じれば希望が生まれ、希望が生まれれば人間って正直な生き物ですからモチベーションが上がって時間を作れるようになります。もっと踊れるんだ。痛みが減るんだ。消えるんだと。


若い世代から同年代、そして私よりも先輩の方達、どんな人にも自分を高められるセルフメンテナンスを身につけてほしいなと思っています。


そして続いて乾さんのクラスです。
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今回乾さんにお願いしたのはコンテ初級(フロアワーク多め)というレッスンでした。
コンテ初級だと言っているのにフロアワーク多めというのがそもそも「よく引き受けてくれてくださったなぁ」と思っています。


床を使うというのはコンテ初心者には一番難しい動きなのですが、それをゆっくり時間をかけて身につけていくクラスとなりました。


難しいですし、初めのうちは「これ出来るようになるの?」って一瞬思うのですが、やっているうちに何となく形になっていき、最終的にはそれなりに踊れるようになっていくんです。
今回の振付はこちら。


フロアワークの要素が沢山入っていて、この振り付けを踊ることでコンテの魅力を実体験できる瞬間があったり、どんなところが見どころなのかが分かってきます。

一度踊ってみるとコンテの楽しさを観るときも踊るときも感じることが出来るようになるわけで、それをものすごくゆっくり進めてくれるレッスンになりました。


参加者もジャンルがばらばらでコンテを初めて踊るという方も半数近くいたのにも関わらず、最後には振付を追いかけるだけではなくちょっとした雰囲気のコツまで挑戦できる状態になって終了です。


素晴らしい時間となりました。
また機会があれば開催したいと思っていますが、乾さんのスケジュールが今後忙しくなるのでどうなるかはわかりません。そうそう、これのリハーサルが始まるんです。



ご参加いただいた皆さんお疲れさまでした!
そして素晴らしいスタジオを貸していただきありがとうございました。
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ダンサー、フィギュアスケーター、あらゆる表現者のためのサポートをするトレーナー
森脇俊文

トウシューズの悩みに関するワークショップ レポート

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東京で2つの会場にてワークショップを開催してきました。まずひとつめが
「トウシューズの悩みに関するワークショップ」です。

これは大人バレエのお悩みバスターズのLPP設立記念として行なったものなのですが、講師3人がリアルに集まった貴重なものでした。早速レポート開始です。


2時間のワークショップの中で3人の講師が自分の得意な分野をお届けするというとても密度の濃い時間なのですが、まずトップバッターが長岐さんです。


ポワントに関係する足の構造について基本的なレクチャーを行ないます。
ここで中足骨の長さが不揃いであることがルルヴェに対して不利であることもお話しし、
徐々に認知度が広がっている「イカ足サポーター」を体験してもらます。

まず足型計測を全員に行ない、私が講師の時間に長岐さんが足型に合わせたサポーターを用意するという流れです。
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サングラスしているように見えますが影です(笑)


ということで、続いては私の時間です。
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足首の筋トレを行なっているバレエダンサーなら誰もが一度は見かけたことがあるであろう「腓骨筋」のエクササイズに関してのお話を中心に、足裏のエクササイズや足首周りのセルフケアに関してのお話などもご紹介しました。

ちょっとしたセルフケアでも甲が出るようになるというのを知ってもらいました。
私が触らないでもセルフケアだけでここまで変化が出たりします。
↓これは今回ではありませんが、以前行なったワークショップの動画です。



セルフケアとエクササイズのやり方を学んでいただいた後に、それぞれの足の形におおよそ近いタイプのイカ足サポーターを履いてもらい、片足ルルヴェキープのBefore-Afterを比べてもらいました。

残念なことがあるとすれば、この状況の動画を撮影しておくべきでした。
細かいフィッティングをしなくてもある程度足のタイプに近いサポーターを履くだけで明確に安定感が向上する瞬間を目の当たりにしました。


そしてここからが本題です。


イカ足サポーターがルルヴェだけではなくトウシューズにも役立つという根拠というかメカニズに関しての解説とともに実際に今履いているイカ足サポーターを装着した状態でトウシューズに立ってもらいBefore-Afterを感じてもらいました。


ここで8割近い人がトウシューズでも立ちやすくなっていたのです。


なぜそんなことになるのかは割愛しますが、イカ足サポーターはトウシューズに対しても効果があり、しかも厳密なフィッティングをしなくても大多数の人はその効果を実感できるレベルの変化があるということを目撃しました。


そして残り2割の方達へ長岐さんが微調節している間に私のエクササイズのおさらいやみどり先生への質問タイムを作り、なるべく手持ち無沙汰な時間を作らないようにしつつ、最終的には全員がサポーターの装着時のほうが立ちやすいという状況になりました。


その後、みどり先生のポワントワークの時間になります。
IMG_0777

みどり先生の足は強く、いわゆるトウシューズを履かないでもトウで立てる足をしています。
(見せてもらいました)


裸足でもトウで立てるというのは「条件」以外の要素である「筋力」も必要ですから説得力があると思います。
さてここでは日本国内で一般的に知られている方法とは違った(時には真逆の)説明がありました。

ただし、運動生理学やバイオメカニクス的に考えてみれば辻褄が合う話や、日本国内で一般的にセオリーとされているアプローチが理にかなっていない部分があるという発見がありました。

補足として説明すると「日本国内で一般的にセオリーとされるアプローチ」というのは私がこの10年で沢山のバレエ教師の方達とお話しした内容や、日本最大級の大人バレエダンサーのオンラインサロン内でアンケートを取った結果としての「一般的にセオリー」というアプローチのことです。

つまり、大人バレエダンサーのポワントワーク強化エクササイズはもっといい方法があるということです。
もう少し付け足すならば、大人バレエダンサーのみならず多くのバレエダンサーにとって効果的なエクササイズであろうと思います。
(ワガノワ的なエクササイズのアプローチですので非常識で裏技的な手段ではありません)


自分の足型に合ったトウシューズの選び方を知り、効果的なエクササイズの方法を知り、
トウシューズを使ったエクササイズも学ぶことでとても充実した時間になりました。


学んだことを自宅に帰ってからもコツコツ続けていただき、より強く立てるようになってほしいです。
1つ目のワークショップはこれで終了。2つ目の会場に向かいます。



イカ足サポーターに興味が湧いた方はこちらを調べると色々情報が乗っていますのでご覧ください。













乾・森脇の5/15ワークショップの相乗効果について

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今回の私のワークショップの内容に関してです。
乾さんのクラスと私のクラスが相乗効果が生まれるようなものを用意しています。

私達のワークショップの共通点を抽出すると、
「自分の身体の仕組みを理解して適切に扱う方法を学ぶ」
ということになります。


それを機能解剖学、運動生理学など身体の構造から考えて自由に動ける身体を作る方法を学ぶことと、
コンテンポラリーダンスという自由度の高いダンスを使って自分自身の身体の仕組みを理解することをつなげて行なうことで、理論的にも感覚的にも解像度を高めていくことを目指していきます。

ちょっとややこしい表現になりましたので、具体的な事例をいくつか紹介します。

例えば、身体を大きく動かしたい時に私のクラスで邪魔している筋肉や関節の硬さを見つけて改善するエクササイズを行ない、乾さんのクラスで大きく動くために身体をどのように動かせば大きく動けるのか、もしくは大きく動いているようにみえるのかを身につけていくわけです。


身体を大きく動かそうとした時に
・股関節が詰まる
・肩関節が引っかかる感じがする
・腰が痛くなる
・膝が不安
・足首周りが気になる


こんな症状が出ている場合、セルフメンテナンスやウォーミングアップで問題解決を行なってから身体を動かせると踊りに集中できますね。
専属のセラピストがいつも身体をケアしてくれるような環境にいる人は一握りですから、自分自身で良い状態にするのが良いです。


セルフメンテナンスのリニューアルをしてみるのも良いと思います。
場合によっては乾さんのコンテのクラスが体を整える為のエクササイズになるかもしれないし、私の紹介するエクササイズが踊りのヒントになるかもしれないわけです。


そんなワークショップ面白そうだと思いませんか?



もし面白そうだと思ってくださったのであれば是非参加してみてください。
今回はいつもよりも参加者のカテゴリの幅が広くなりそうですし、そのなかでゆっくり丁寧に進むワークショップは気づきの多い時間になると思います。


私の想いはこちら



 
5月15日、札幌から伺います。
乾さんと作る、身体とゆっくりじっくり向き合う時間をどうぞご体験ください。



対象者は、

・コンテンポラリーダンスに興味あるけどやったことがない人

・コンテクラスをより良く踊りたい人

・セルフメンテナンスに興味がある人

・レッスン前のウォーミングアップにやるエクササイズに興味がある人



もう少し具体的な対象者として想像するのは、

・コンテ苦手だけど今後必要なバレエダンサー

・コンテに興味がある大人バレエダンサー

・コンテに興味があるダンス指導者

・セルフメンテナンスに興味があるダンス指導者

・セラピスト、トレーナー



【日時】

2022年5月15日(日)16:30~20:00(開場16:00) 


【会場】

ピースオブモダンダンススタジオ


【内容】

1部 16:30~18:00 「セルフメンテナンス&ウォーミングアップ」

担当講師:森脇俊文

股関節、足首、膝などに違和感や不調がある場合、それはメンテナンスで解決する場合があります。ダンサーの身体を動きやすくするためのセルフメンテナンスの方法と、レッスン前に目的に合わせたウォーミングアップの方法を紹介します。 今回はツールを使ったセルフケアも行なうので既に持っている方にとっては「より効果的な使い方」を学ぶ機会にもなります。


2部 18:15~20:00「コンテンポラリーダンス初級(フロア含む)」

担当講師:乾直樹

コンテンポラリーダンスを丁寧に分解してゆっくり進めていくクラスです。苦手な動きがあっても丁寧に解説してゆっくり進めるので今までの謎が解けるような体験ができます。また、習う機会の少ないフロアワーク(床を使った踊り)も紹介します。コンテを楽しみながら身体の使い方を身につけていきましょう。


【持ち物】

グリッド(のような筒状のケアツール。ストレッチポールでも可)

テニスボール(のようなボール状のケアツール。ヤムナボールでも可)

ヨガマット(無ければ大きめのバスタオルでも可)


グリッドは当日レンタル500円でご用意します(先着7名)


【参加費】

セット受講のみ10000円



ポワントの悩みに関するワークショップ開催

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急遽ですが、ポワントの悩みを「足の形」「エクササイズ」「ポワントワーク」の3つのアプローチから解決を目指すワークショップを開催することになりました。

5月15日に「乾直樹・森脇俊文」のコラボワークショップを開催するのですが、その午前中に私の時間が空いているということで「もったいないから何かしたいな」と思っていた所、 長岐さんから提案いただきまして大人バレエのお悩みバスターズLPP設立イベント第一弾として「ポワントの悩みに関するワークショップ」を開催することになりました。

「足の形から考えるポワントの形状とサポーターの効果」(長岐)
「ポワントに必要なエクササイズの適切なフォームと使い方」(森脇)
「ロシアメソッドによるポワントワークとエクササイズ」(石島)


私のブログをご存じの方なら多くの人が「イカ足」とは何かをなんとなく知っていると思いますが、
イカ足はポワントの立ちやすさにも影響があるとのことなんです。


今現在、イカ足サポーターはルルヴェの時の不安定に関しての情報しか広まっていませんが、今回はポワントの不安定に関しての修正を紹介することになります。
(イカ足サポーターの作成ではなく、体験ができるという時間になります) 


そして私が担当する「ポワントに必要なエクササイズの適切なフォームと使い方」では、世に広がっている「ポワントに必要なエクササイズ」を見様見真似でやっていても正しく行なえているかどうか気になっている人は多いはずです。

特に「腓骨筋」「後脛骨筋」「足の固有筋」のエクササイズはやっているつもりになりがちで、ポワントの不安定が解消されないと感じている人も少なくありません。そこでダンサーに必要な筋肉の適切なフォームや使い方を丁寧に解説していきます。本当に上手く使えているのか確認するためにご活用ください。


最後に石島みどり先生による「ロシアメソッドによるポワントワークとエクササイズ」の紹介です。

足の裏を強化する時に、フランスをはじめとする "西側" のメソッドよりもロシアメソッドの方が難易度が低く、順番としてはロシアメソッドから始めるほうがスムーズに強化できます。
今回はロシアメソッドのアプローチで、足の固有筋の強化エクササイズをポワントを履いた状態で行ないます。この方法を知っていることで、足裏を今までよりもスムーズに強化することが可能です。


今回は3人で2時間というコンパクトなワークショップになります。
告知から開催日までの時間がものすごくタイトですから、どれくらいの人が参加できるかわかりませんがポワントや足の悩み、足の強化などに興味がある方はどうぞご参加ください。


おそらく対象者は大人バレエダンサー、バレエ教師、足が痛いバレエダンサーあたりの参加が想像されます。もちろん現役プロダンサーや研修生など、職業としてバレエを行なっている方も足に悩みがあるのでしたら是非。


【日時】
5月15日(日)
10:50~12:50(状況によって終了時刻が伸びる可能性があります)


【会場】
インプルーブメントスタジオ
〒164-0011
東京都中野区中央2丁目58ー10
中野ラックスタービル1F,B1



【参加費】
3,000円(税込)
※当日現金払い

【定員】
20名

【申し込み方法】
こちらからお申し込みください。






おしらせ。
同日開催で両方受講可能です。体のケアと使い方を学んで大きく踊れる身体を手に入れる為のワークショップです。





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森脇俊文





 

バレエの大衆化は避けられない「えんとつ町のプペル」のバレエ化について

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プペルのバレエが生理的に受け付けないという感想を書いている方の投稿を見かけました。

「えんとつ町のプペル」という作品はお笑い芸人の西野亮廣氏が映画化を見越してつくった、絵本が原作の物語です。


そして物語の内容によって嫌がっているというよりも、西野氏の行なっているビジネスモデルや彼自身の発言などに嫌悪感を抱いている人がある一定数おり、その攻撃対象として作品を否定しているという印象を受けます。

これにより「プペル」に関係する話題を出したり仕事を行なったりすると「そっち側の人間」「失望した」「プペルに関わらないでほしい」「がっかり」「残念」などの感想を持つようです。


クラウドファンディングやオンラインサロンなどを活用していることが「違法じゃないがずるい方法でファンからお金をだまして巻き上げている」というイメージを持っているのかもしれません。

そして今までの自分の生き方や働き方を否定されているような気持ちになったり、拝金主義、金儲けのためのあくどい下品な商売に愛するバレエ業界が手を染めてしまったという気持ちになったりしているのかもしれません。


コロナ禍にクラウドファンディングやオンラインサロンによって生き延びたダンサーやアーティストがいたのですが、西野氏がそれをやっているとなんか嫌なのかもしれません。


一度嫌いになってしまった人の作品は好きになれないでしょうし、好きじゃない作品がバレエの演目になるのは嫌な気持ちになるのは理解できます。そしてこんなことはこれからもずっと続くと思っています。


バレエは17世紀からずっと生き残るために色々な手段をとってきました。
ドガが書いた「踊り子」の頃(19世紀)は、バレエ鑑賞が芸術鑑賞以外の意味を持つ時代だったと聞きます。また、20世紀のバレエは前衛的な芸術家と組んで今までと違う表現に取り組みました。


そして21世紀の時代背景に合わせたバレエが生まれるのは自然な流れだと思います。
その一つが「えんとつ町のプペル」なのではないでしょうか。この作品が世に残り語り継がれるか歴史の中に埋もれていくのは今の所わかりません。


新しいものに対して否定的になるのは理解できます。
生理的に受け付けないというのも理解できます。


そんな中で「何に対して嫌悪感を持っているのか」「自分はなぜ嫌な気持ちになるのか」を明確にすることはとても重要だと思っています。その答えが「なんとなく」だった場合(もしくは答えられない場合)は先入観や潜在意識があなたの気持ちを縛っているのかもしれません。


いつまでも今までと同じでいてほしい。新しい変化は嫌い。
これを固持するとバレエは歴史の中に埋もれてしまうかもしれません。


だからこそ一流バレエダンサーが挑戦しているのではないでしょうか。
少なくとも今回参加するダンサーのSNSなどに直接否定的な感想を書き込むのだけは避けてほしいなと思っています。


挑戦しにくい気持ちが生まれることはバレエ業界全体へのダメージに繋がります。
嫌だなーって思う気持ちをダンサーに向けてぶつけないようにしてほしいです。 


バレエ愛好家がバレエ業界を萎縮させるようなアクションを起こさないことを願います。
作品を観に行ってから批評してこそバレエ業界を支えるファンなのだと思います。

 

トウシューズに悩んでいるダンサーの告白

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トウシューズを履き始めるといきなり悩みが増えます。
・立ちきれない
・ぐらつく
・痛い

今まで楽しく踊ってきて、ある程度バレエを楽しめるようになってきたと思っていたのに、
突然「踊る以前」の問題が多くのバレエダンサーを悩ませます。

今回トウシューズの悩みに関するワークショップを開催するにあたって申し込みフォームに「ご意見、ご要望」という記入欄を作ったのですが、バレエダンサーたちの切実な悩みがびっしり書き込まれていました。




そんなに悩んでいるならトウシューズ履かなければいいじゃない。プロになるわけじゃないんだから。

そもそも大人から始めてトウシューズは履くべきじゃない





そんな価値観を持っている方もいるでしょうが、悩みながらでも少しでもより良くトウシューズで踊りたいという価値観を持っている方もいます。憧れに少しでも近づこうと思う気持ちを私は理解できます。


現在日本中にトウシューズで悩んでいるダンサーは3万人はいるんじゃないでしょうか。
(バレエ実施人口が30万人だとしてその1割は少なく見積もっても悩んでいると思うので)


明後日の日曜日(5月15日)に行なうワークショップでは微力ながら「大人バレエのお悩みバスターズ」の講師陣がそれぞれの専門分野からのアプローチでトウシューズに関する悩みをサポートします。
  


長岐→トウシューズと足のタイプから身体にあったトウシューズの考え方とサポーター体験
森脇→ポワントにおけるエクササイズが正しく行なえているのか、どんな種目があるのか
石島→ポワントを履いた状態で行なう足裏強化のエクササイズ


少しでも変化させたい。改善できることがあれば知りたい。
そんな気持ちの方を歓迎します。

あす(土曜日)まで受け付けています。
迷っている方は是非ご参加ください。


お申し込みはこちら



フィギュアスケーターの記事からの仕事依頼

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フィギュアスケーターがジャンプに関して悩んでいるのは日本中どこでも共通しているようで、
このブログのかなり古い記事からお問い合わせが来ることが未だにあります。

さらにはフィギュアスケートに限らず、あらゆるスポーツのアスリートがそれらの記事から私を訪ねてきてくださるのはとても印象的です。

過去に「フィギュアの記事を見つけてここにたどり着きました」というジャンルの人は
スノーボード、カンフー、器械体操、バトンなどのプレーヤーたちがヒントを求めてお申込されます。
中には道外からこのためだけに来たり、海外からズームレッスンを受講されたりもしています。

私自身がフィギュアスケートもバレエも選手やダンサーとしてのキャリアがないことが「他の種目への応用」に対しての柔軟性の高さに繋がっているかもしれません。



高いジャンプをしたい時にどんなトレーニングが必要なのかはネットの情報だけで対策しようとするのはちょっと心配です。

今あなたが高くジャンプできないとして、その原因が足首なのか膝なのか体幹なのか筋力なのか技術なのかそれ以外の何かなのかは実際にジャンプしてもらわないと判断できません。
そしてどれか一つが原因なんてことはほぼありえませんから何が一番の原因で次の原因は何かを分析する力が無ければ既に獲得している能力に関してのトレーニングを繰り返し行なって、結局解決できないままになったりすることも考えられます。



原因をクライアントと一緒に探していくのが私の仕事の一つです。
「練習しても出来ない」とか「分かっているけど出来ない」という場合に私の所に訪ねてくるケースが多いわけです。



高くジャンプしたい時に、自分に何が不足しているのかを明確に理解している人は少ないと思います。
無駄に太ももの筋肉ばかり強くしてしまうのは効率よくないです。あとプランクだけ頑張っているとかも同じです。



「もっと早く相談すればよかった」なんて事を思うよりは「ダメ元で一度相談してみよう」の方がよほどあなたのパフォーマンスが向上する可能性が高いです。
新年度に入ってフィギュアスケーターのクライアントがとても減りましたが、それ以外のスポーツの人達がフィギュアスケートの(特にアクセルジャンプの)記事を見てトレーニングの体験に来ているというのはとても不思議だなと思っています。

高く飛びたいなら、自分にとって必要な要素が何なのかを探しにお越しください。
知っただけでは解決しないので、何をどれくらいやれば変わっていくのかまでお伝えします。



おしらせ
5月15日に東京でワークショップを開催します。





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私の所属先「医療法人スポキチ」は、医師(整形外科医・内科医)、柔道整復師(整骨院)、理学療法士(リハビリ)、鍼灸師、そしてトレーニングと幅広くダンサーをサポートする施設になっています。

トレーニング指導場所


新琴似中央整骨院(月〜土)
https://2.onemorehand.jp/m_support_er/
インターネット上で予約が可能です
011-764-7557

メディフィットコンディショニングラボ(火・土の午後)
https://medifit-scenes.com
電話のみの予約 011-522-5804

パーソナルトレーニングの料金について
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ダンサー、フィギュアスケーター、あらゆる表現者のためのサポートをするトレーナー
森脇俊文



 
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動作分析を得意としています。
何が原因でできなくて、どうすればそれを解決できるかを見つけ出すのが私の専門です。それに対して必要なトレーニングメニューの提供を行ないます。現在は主にダンサーや審美系スポーツの選手へのサポートが多いです。ダンサーや審美系スポーツ選手の痛みの多くは身体の使い方を変えることで改善したり消失したりする場合がありますのでお困りの方はご相談ください。

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