不調改善トレーナー森脇俊文の「QOL向上委員会」

「森脇マジック」と呼ばれる圧倒的な指導力の秘密がここに公開されています。

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彼のテーピングテクニックを当院スタッフ以外の人に紹介する初めての企画です。

日本には「守破離(しゅはり)」という言葉があります。
まず型を守り、型を破り、型から離れていくことで自在になっていくという考え方です。

ベーシックのテーピングの巻き方を理解し(守)、
そこからちょっとしたコツやアレンジを行ない(破)、
相手に合わせて創造していく(離)。

どうしても基本に則った方法だけだと限界があり、もどかしい思いを感じているはずです。
また、ホワイトがうまく巻けないのでなんとなく伸縮を使ってしまうという話も聞きます。

急性外傷がしょっちゅう起きるアメリカンフットボール、モトクロス、バスケットボールなどのトレーナー活動を通して、固定や可動を状況に合わせて判断しながら巻いてきた彼だからこそ身につけている基本から応用までをご紹介します。


新琴似中央整骨院はスポーツ外傷に特化した整骨院として11年目になり、骨折や脱臼した選手への対応も日常茶飯事です。


今までは門外不出だった彼のテーピンクの講習会が行なわれます。
世界選手権の前日に捻挫した選手を金メダルまで導いたテーピングはどんなものだったのか、そんな裏話も聞けば答えてくれるはずです。

ぜひご自身のテーピングのスキルアップにお役立てください。

お申し込みフォームはこちら

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私はスキーレッスンをする時に「雪の声を聞いてください」という表現を使うことがよくあります。


場合によっては「スキーの進みたい方向はスキーに訊ねてください」と言ったりもします。


これは決してロマンティックなことを言っているわけではなく、感覚を鋭くして外部から伝わる情報を感じ取ることが上達において重要だから言っているのです。


それでもついつい視覚情報に頼りがちで、大人になるほど目で見た情報を優先的に取り入れようとしがちになります。


先日トランポリンで「フロントフリップ(前方宙返り)」という技に挑戦している時のことです。
子供の頃は普通に床で「前宙」ができたのですが、43歳の私は非常に怖くて綺麗な着地ができませんでした。着地が合わないんです。


一般的には後ろ宙返りよりも前宙返りの方が難しいと言われています。


その理由としては「着地が見えないから」なんですが、子供の頃の私は納得いきませんでした。
だって、当時の私は前宙の方が簡単でしたから。


そして大人の私はフロントフリップ(前宙)がもの凄く怖いんです。なぜなら「着地が見えないから」です(笑)


そこでトランポリンのコーチ土岐樹氏に聞いてみました。



森脇「前宙っていつ着地見てるの?」


土岐「見てません」


森脇「見てないの?」


土岐「はい。見えないですから」


森脇「じゃあどうやって着地合わせてるの?」


土岐「感覚です。自分の前庭神経核を信じる感じです。意外と人間の感覚って自分がどの角度にいるのか分かるもんですよ




森脇「あぁ、そうか。見えなくていいんだ


私は視覚に頼ろうとして、自分の体の位置を「感じよう」とする意識が少なかったのです。
見えなくても良いということが分かりなぜか安心でき、途端に回れるようになりましたし着地のタイミングが合わせられるようになっていきました。


言葉一つで解決したわけです。


ちょっとややこしい解説になりますが、理屈の理解によって感覚のスイッチが入ったわけです。


「考えるな、感じろ」ではなく「考えて、感じた」とも言えますね。


スキーでは無意識にやっている「感覚を研ぎ澄ます」という行為が、種目が変わり、初心者になった途端に「視覚情報に頼る」という行為に変わったわけです。


そして、スキーの中で求められる感覚が「順化(慣れてしまうこと)」してしまっている場合、他のスポーツによって活性化させて感覚の統合によってさらに進化することが可能なのではないかなと改めて思ったわけです。


ということでトランポリンの初心者レッスンの枠はまだ空いています。
(フロントフリップとかはやりません。ごく基本的なジャンプだけを丁寧にご紹介します)


まずは基本的なジャンプの奥深さを体験してみてください。お待ちしております。

第2回である次回は「全面貸切」になるので定員が10名になります。
まだ定員になっていませんがお早めにお申し込みください。

内容はこちら

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お申し込みはこちら

トランポリン


日時 2018年9月18日(火曜日)20時30分〜21時30分

会場 CRASS

定員 10名

参加費 3500円(再受講者テキスト代割引で3000円)
※施設利用料、指導料、テキスト代全て込み

内容 トランポリンの基本的な飛び方を練習する
   スキーのどの場面と関連があるのかをテキストを通して理解する

講師 土岐樹 森脇俊文

実技中心のトランポリンレッスンです。前回は3名が初体験、2名が2回目という感じでした。
トランポリンの楽しさを専門のインストラクターから学ぶあっという間の1時間です。

アルペン、技術選の選手はもちろんのこと、ゲレンデスキー、バックカントリーを楽しむスキーヤーや
テクニカル、クラウンを目指す人までどなたでもスキーのために役立てられる内容になっています。

お申し込みはこちら




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無事怪我なく楽しく終わることができました。
(あちこちの筋肉痛は翌日以降に出ると思いますが)

今回は「全く初めて」の方と「今日が2度目」という方の計5名が参加されました。

大人がトランポリンに初めて入ると日常にない床の感覚に身体が合うまでにしばらくかかります。
子供なら乗ったらすぐに対応するのですが、大人はそうはいきません。
ここが悔し楽しいところです。

ここから土岐樹氏の指導スキルの見せ所になります。
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教えすぎず教えなさすぎず。ある程度本人の感覚が養われるまで自由に飛んでもらい、一言アドバイスするといきなり上達する。
これはスキルの高い優れた指導者の特徴であり、若いのに既にこのアプローチを身につけているというのが驚きです。

お前はベテランか(笑)

さてトランポリンのレッスンは完全に彼に任せて、私は「スキーとの関連性」をイメージしやすいテキストの作成担当です。
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トランポリンのどの要素がスキーにおいてのどの要素との関連性があり、
どういったイメージでスキーにつないでいくのが望ましいのかを文章化してみました。

少し皆さんにテキストの内容を紹介すると、

・トランポリンの基本技とスキー技術の関連性
・トランポリン以外のスキーに関連するおすすめスポーツ
・基本技「ストレートジャンプ」のやり方
・具体的なオフトレとしての活用法
・トランポリンによってスキーの調子が悪くなる人の理由

最後の一文が気になりますね。
これは「感覚をそのままスキーに活用すると調子悪くなる」ということを解説しています。

なんでも一緒ですが、インラインスケートでもスノーマット(ピスラボ)でもスノーボードでも
スキーとは別物ですから手に入れた感覚をそのままスキーに使おうとすればおかしくなるのは当然です。

「得られた感覚を応用して活用する」
ということを念頭にトランポリンをしているならスキーの調子を高めてくれることでしょう。


実技指導とスキーへの関連性を理解するテキスト付きのトランポリンレッスン「初級」
はあらゆるスキーヤーに役立つものだと確信しています。


そして非常に評判が良かったので、次回開催決定です!!
トランポリン


日程は9月18日(火)20時30分〜

内容は同じものです。
前回参加された方はおさらいという形での参加可能です。(テキスト代割引します)

そして今回は全面貸切にするので定員が倍になります!

会場は同じくCRASSです。

申し込み開始は8月27日(月)の午前7時からスタートにします。
このブログで申し込みページを作って公開します。
お申し込みはお早めに!



スキー板のたわみを感じたりスキーを走らせるという感覚を共有する際にコーチが「トランポリンのような感じ」という表現を使ったこと(聞いたこと)がある人は少なく無いはずです。

ではその中の何人が専門家にトランポリンを習ったことがあるのでしょうか。
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気軽に「もっとトランポリンみたいに」という言葉を使う割にはほとんどの人が習ったことが無いはずです。
そこで基本から丁寧に習ってみてはいかがですか?

今回は募集が急だったのにもかかわらず、すでに定員を越えたお申し込みが来てしまっているので
来月も開催を検討します。

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埋め込み式のトランポリン施設「CRASS」にて行なうスキーヤーのためのトランポリンレッスンです。
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モーグル選手がエアの練習をするために使うだけがトランポリンではありません。
そもそもターンにおいて「トランポリンみたいに」という表現を使っているわけで、
スキーのターンとトランポリンの感覚は非常に関連性が高く、雪の無いオフトレの中で得られる外力としてはかなり雪上に近いものだと感じています。

何がどのように近いのか、トランポリンから何を得ようとすれば良いのかなどは
練習方法と共にテキストに書いてお渡しします。

おそらく次回もすぐに定員になってしまうことが予想されますので、まめにこちらのブログをご覧ください。

スキー指導者や愛好家はもちろんのこと現役選手にも役立つ情報をお届けいたします。

担当講師は二人。
トランポリンインストラクターであり札幌スキー連盟のモーグルコーチでもある土岐樹氏と、
トレーナーでありばんけいスキー学校教師研修チーフの私がペアとなってお届けいたします。

追って情報が届くと思いますので次回開催のタイミングをお待ちください!

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基礎スキーヤー、アルペンレーサーのスキルアップにトランポリンが役立つ。

何となくはイメージつくと思いますが、それを丁寧に説明してくれる人はなかなかいません。
今回は実験的に(そして特別に)私とトランポリンの指導者が二人で行なう「スキーヤーの為のトランポリンレッスン」を行ないます。


トランポリンのメリットを大雑把に解説すると、オフトレでは得られにくい「外力」を感じながらバランスや体幹を鍛えることができるのです。
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私はスキーヤーの「外力・バランス系」のオフトレに関して3つのオススメがあります。
一つはスラックライン。二つ目はパンプトラック
そして三つ目がトランポリンです。

どれも素人が見よう見まねですぐにそれなりに上手になるのですが、
専門でやっているインストラクターに習うと「全然違う」を体験することができますし、技術習得までの速度を縮めることが可能です。
(これはスキーを習うのとも一緒ですね)

私の職場にその適任のスタッフが新卒入社して来たことがきっかけでこの企画が生まれました。

彼の名は「土岐樹(ときいつき)」と言います。
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講師のプロフィールとしては
柔道整復師(医療系国家資格)を取得しているトランポリン指導者で、
技術選、アルペンレースの大会に出場経験があり、現在札幌スキー連盟のモーグルコーチを務めているという、素晴らしく適任な人です。


身体の専門家であり、トランポリン指導者で、あらゆるスキー種目を選手として経験している人なので、痒い所に手が届くわけです。


それに加えて私が補助としてサポートしつつ、テキストを作成致します。(講師二人体制)


スキーヤーの皆さんがオフトレとしてトランポリンを習うにあたって、これ以上ない組み合わせでのレッスンだと考えています。


今回はプレ開催的な形で定員5名で行ないます。


早い者勝ち(キャンセル待ち受けます)で募集をかけまして、
お申し込みが沢山来るようでしたら次回開催も検討します。
お問い合わせ歓迎!


今回の会場CRASSさんのトランポリンは「埋め込み式」と呼ばれるトランポリンなので、落下に対するリスクが低いのです。
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本来は床からトランポリンを組み上げるのでトランポリンから落ちるとかなりの高さからの落下になりますし、そもそも飛んでいる状態での怖さがあります。

一方で埋め込み式の場合はトランポリンの面と床の高さが同じなので、かなり恐怖感が抑えられます。

これだけでも初心者には優しいですよね。

オフトレでトランポリンを使うことがスキーにおいてのどの場面のどんな操作に役立つのかを分かりやすく記載したテキストをつけて、1時間集中で今後のオフトレとしてのトランポリンの活用方法を実技中心でお届けします。

どうぞお申し込みください!

【日時】 2018年8月21日(火曜日) 20時半〜21時半
【場所】  CRASS
     札幌市東区北10条東17丁目1−6
(イベントのお問い合わせはショップにしないようお願いいたします)

【参加費】 特別価格 3,500円(施設利用料・テキスト代込み)
【定員】 5名

※携帯からのお申し込みの場合、返信メールが弾かれてしまう可能性がありますので、設定をご確認のうえお申し込みください。(定員になりました!)
お申し込みフォームはこちら
(お問い合わせもこちらからお願いいたします)

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女子スキージャンプのフリーペーパー「美翔女」が一つの区切りを迎えたようです。
このフリーペーパーが残した功績は計り知れません。

「美翔女」が誕生したのは2009年。まだ女子スキージャンプというカテゴリを知っている日本人はほとんどおらず、美翔女の編集長山田いずみさんも現役を退いたばかりの頃でした。
その当時、私はあるイベントの司会をした時に山田いずみさんがこのフリーペーパーを見せてくれた時の感動を今でも覚えています。
参照:スポーツワークショップ2009

控え室で嬉しそうに「これ見てください!」と見せてくれたフリーペーパーには熱い想いが詰まっていました。その後、私の運動指導に行っている施設が美翔女の配布場所の一つだったために必ず数冊持ち帰り、職場の待合室とばんけいスキー学校の教師控え室に置くようにしました。
(必ずと書いたものの、バックナンバー見ると1冊だけ見たことのないやつがありました。。)

あれから約9年。正直あっという間というか、もうそんなに時間が経っていたのかと驚きました。

9年間継続して紙媒体を作り続けるというのは本当に大変なことだと想像に難くありません。

彼女自身が選手として活動してた「女子スキージャンプ」を現役選手たちと共に世の中に広めるために行なったアプローチとして、素晴らしい役割を持っていたと感じています。

そして9年後の今、当時では考えられないほどに「女子スキージャンプ」は認知度が上がり、日本人の多くが高梨沙羅ちゃんを知っているような時代になりました。

また、高梨沙羅ちゃんはこの9年間でインタビューの度に「今まで頑張ってきた先輩たち」という言葉をよく使っているのが印象的で、それはまるで羽生結弦君がイナバウアーを演目で行なうのとよく似ていて、次の世代が心から感謝の気持ちを持ち続けていることの表れでもありました。

その立役者としての山田いずみさんと美翔女を支えた全ての協力者に最大限のリスペクトを送ります。
本当に素晴らしいフリーペーパーでした。

認知度を高めるという一つの役割を終え、ひとまず最終号となった美翔女。
これからも引き続き勝手に応援しつつ、今後の活動を楽しみにしています。

山田いずみさん、そして関係者の皆さん、お疲れ様でした。

刻々と変化する雪面に対して瞬発力や筋肉の反応速度が高まると、スキーが上手くなります。

その理由としてはスキーはバランスが崩れやすいスポーツであり、
バランスが崩れた時に素早く反応した方がフォームが崩れる量が少なくて済むからです。

良いバランスで雪面とコンタクトし続けるにはトランポリンがオススメです。

合わせて瞬発力や筋肉の反応速度を高めるトレーニングができれば
来シーズンは「バランス」と「瞬発力」が向上するので今までイメージしていた滑りを実現しやすくなるわけです。

滑り方は沢山習っている。しかしそれを実行する身体の鍛え方はわからない。

というのではあまりに勿体無い。
例えばレッスンを習っていてこんなこと言われませんか?

・上と下がつながっていない
・全体的にもったりしている
・エネルギーが逃げている
・滑りがおとなしい
・何かが足りない
・全体的には良いんだけど

こういったアドバイスをもらっている場合はフィジカル強化によって変化する可能性が高いです。
この春に習っておけば、来シーズンのみなさんのパフォーマンスがグッと向上するのがイメージできます。

その方法をいち早く知ることができるのが今回の「森脇マジック特別編」です。
基本的には指導者編となっていますが、教えない人でも学ぶことで得られる情報は沢山あります。
そして指導者のみが参加可能というイベントではありませんので、来シーズンに向けて上達したい人はぜひご参加ください。
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オフトレで差をつけたい人、テクニカル、クラウン、技術選などで結果を出したい人。
どんなトレーニングが効果的なのかを丁寧にご紹介します!

お申し込みはこちらから

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「スキーが走っている」「滑りが軽い」「雪面をおさえる」
スキー指導者が日常的に使っている用語ですが、これらを総称して「指導言語」と呼びます。

どの業界にもあり、
野球では「球が走っている」「ボールを引きつける」
バレエでは「床を踏む」「ヒップに乗る」「背中が落ちている」
などなど、日本に古くから盛んだった競技やダンスには指導言語が多く存在しています。

指導言語のメリットは言葉で表しにくい現象を伝えやすいことにあります。
例えば「スキーを踏む」というのはターン中に発生する力を「アイソメトリック的」な筋肉の使い方を中心にして受け止め、若干コンセントリックな働きかけを行なうことに近いんですが、スキーを踏むと表現した方が伝わりやすい人が多いわけです。

つまり、言語を共有できている場合、言葉にしにくい感覚を伝えやすくなるのです。
「言語と動作」に関してはこちらのブログ記事は非常に面白いです。
参照:これが日本のフィジカルだ!!

一方でデメリットもあります。
「踏むってなにさ?スキーを履いた瞬間からずっと踏んでるし」という感覚を持っている人も少なくありません。指導言語としての「踏む」を誰が見ても理解出来る客観的事実の「踏む」として捉えてしまうと理解しにくくなってしまうのです。

指導言語を理解しない場合は、
スキーは履いた時点で踏んでますし、回っていませんし、走りません(笑)

人によってはしっくりくる表現が全然意味不明と感じるのはこのせいです。
受け取る人に合わせて同じ行為を様々な表現方法にアレンジできるのが望ましいです。

今回「森脇マジック特別編」では一つの動きに対して4種類の説明ができるコツをご紹介しようと思います。相手のタイプに合わせて4種類の説明を使い分けることができればスムーズにレッスンが進むようになります。
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教え方の仕組みが分かるようになると今まで自分がやってきた方法がどのタイプに属するのかが理解できるようになり、さらにはそれ以外の教え方のバリエーションが増えるのでレッスンが楽しくなります。
そして一度身につけてしまえば、今後ずっとその法則を使い続けることができます。

さて話を戻しまして、指導言語というのは使いようによっては非常に有効です。
他方で、共有できなかった時には全く伝わらないばかりか、間違った動きを覚えさせてしまう可能性が生まれます。

それらも踏まえてレッスンすると分かりやすいレッスンになりますね。

まずは自分が使っている言葉の中にどれくらい指導言語があり、それは別の言葉で表すとすればどんな表現になるのかを考えてみると面白いと思います。

ゴールデンウィークの森脇マジックのお申し込みはこちら

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習うとこんなに違うのか。

当たり前の話を改めて感じました。
大人から何かを始める時に感覚的にどんどん身につけていくのは時間がかかります。
(子供だって習った方がスムーズに上達する)

スキー指導をする時に「トランポリンみたいに」って言ったことのある指導者は多いはず。
その中でどれくらいの人数が実際に競技用のトランポリンを体験したことがあるのでしょうか。
そして、その中のどれくらいがインストラクターからトランポリンの飛び方を習ったことがあるでしょうか。

私はつい先日初めてインストラクターから飛び方を教わりました。

恥ずかしながら、今まで分かったような口をきいていました。
トランポリンには何度も乗っていましたし、結構な高さまで飛び上がれていましたから。

私は今、やっと入り口に入った気がします。
そして分かったことがあります。


トランポリンはスキーに役立つ。


凄い役立ちます。
絶対スキーが上手くなります。特に上級者ほど効果的なんじゃないでしょうか。

今年のオフトレ企画でスキーヤーのためのトランポリン教室を開催したいと思っています。
絶対にスキーが上手くなるから。


何がここまで驚いたのかというと、トランポリンをいつも使っている人にとっての常識を私は知らなかったことにあります。

習うのが一番ですが、ひとまず皆さんにお伝えしたいのは、
「トランポリンは膝を曲げても良い」ということです。



知ってました?



私はずっと膝を伸ばしたまま踏み込んでいました。
しかし、少し膝を曲げた状態で踏み込み、飛び上がる時に膝と股関節を伸ばすんです。

すると飛び上がる高さが半端なくなります。

まずこれがあまりに衝撃的すぎて、今まで自分は何をしていたんだろうと思うほどでした。

そしてそのタイミングを正確に合わせるのがとても難しい。
さらにはそのまままっすぐ上に飛び上ろうと思うとさらに難しくなるのです。

タイミングと方向を正確に合わせるというのはまさしくターンそのものでした。

今まで私が思っていた以上にスキー的な要素が多く、雪上以外でここまでスキーに必要な要素を磨けるとは思ってもいませんでした。

習った方が良いです。

札幌に何人くらいインストラクターがいるのでしょうね。

今回私が体験したのは個人的にオープンから応援している「CRASS」という施設です。

私が習ったインストラクターはまた改めてしっかりとご紹介させていただきます。


自分が知っていると思っていることでも、その業界で仕事をしている人に習うと
大きな発見があるということを感じる時間となりました。


そしてそれと同じことをスキー指導で体験してみませんか?


毎年恒例の「森脇マジック」の特別編ではこの感動と同じくらい指導における発見を皆さんにお伝えできると考えています。
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自分がすでに困らずにある程度のレベルで出来ているものでも、改めて習うことで得られる発見は大きいです。

まずはトランポリンを!

そしてゴールデンウィークには富良野へお越しください!
富良野でしかこのイベントは行なっておりませんし、今後公開型でこのイベントを行なうことがあるかどうかもわかりません。(現在日本各地からお問い合わせメールはいただいておりますが、連盟やクラブチームなので、一般参加は難しそうです)

迷っている方は是非この機会に!
お申し込みはこちら

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自分の得意な部分はあまり人に教えたくない。

私もかつてそう思っていた時期がありました。
そのほうが自分が優位にあり続けることができるからです。

しかし、歳を重ねるごとに自分だけで独り占めするのではなく、
「自分が積み重ねたノウハウを世の中に残したい」という想いに変わっていきました。
自分だけの秘密にするのはもったいないと感じるようになったのです。

元々が人に何か(スキーでもトレーニングでも)を伝えるのが天職だと思っている人間ですので、
自分が学んできた「伝え方」を皆さんに届けようと思うに至ったのはごく自然なことだと思います。
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今回のセミナーではスキー技術の指導と解剖学の知識を共に専門的に伝えられる人が「教え方」をテーマにスキーレッスンするという形態をとります。
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ここからはセミナー受講者が得られるメリットの一部をご紹介します。


・かつてSAJで「相対水平面」という言葉が使われていましたが、スキーヤー以外には通用しないスキー専門用語であり物理学の中にはこのような言葉は存在しない。

・「外転筋」という名前の筋肉があると思っているスキー指導者がほとんどだが、そのような名前の筋肉は存在しない。


これらの情報は人から聞いた理論を一次情報を調べずに使ってしまうことによって発生します。
ちょっと調べればすぐに答えが出ます。つまりググると良いわけです。

続いて、どんなことが身につくのか。

・スキーでよく語られる「X脚」がなぜ直らないのか解剖学的に説明し対策を提供できるようになる
・「腰が回る」が治らないメカニズムと対策を知ることが出来る
・レッスンの引き出しを4倍にするシステムを知ることが出来る
・指導者によって真逆の説明をする理由を論理的に理解することが出来る
・何度言っても伝わらない受講者に対しての対策の幅を広げることが出来る

そしてこのレッスンを沢山スキーを習っている人が受講すると劇薬になる可能性があります。
それは、今まで教えてくれていた先生達の教え方のどの部分を修正すればより良い指導になるのかを
理論的に説明出来るようになってしまうからです。
つまり、今まで気にならなかった指導者の教え方が気になってしまうようになるかもしれません。ただ、習い上手になるというメリットもありますので、どうしても上手くなりたい人はリスクも踏まえてご参加ください。

スキーレッスンする人だけではなく、アウトドアガイドの人にもオススメのレッスンになります。
教えることを本業にしている人間がどのようなテクニックを使って人に指導しているのかをご紹介いたします。

教えることを生きがいとし、天職と感じている人間が集めた「上達を引き出す秘密」をどうぞご体験ください。

5月3日富良野スキー場でお待ちしております。
詳しくはこちらをごらんください

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世の中にスキーレッスンが上手な人は山ほどいます。

一方で、「上手なスキーレッスンをする方法」を論理立てて分かりやすく伝えることが出来る人はそう多くはありません。
そもそも「上達のために効率の良い指導方法」を習ったり学んだりした経験のある人すら少ないと思います。おそらく先輩からのアドバイスや、過去に習ったレッスンを真似してレッスンを組み立てている人が大半のはずです。


もし皆さんがこれからもスキーを教えていくとして、自分の教え方の中にプラスすることで
さらに指導力を高めることができるレッスンがあったら受けてみたいとは思いませんか?


ばんけいスキー学校の登録教師を対象に9年間教師研修のチーフとして指導してきたノウハウと、
全国各地での講習会、学校教員へのスキー指導法レッスン、一般企業への社員研修などを行なっている
「指導方法を伝えるプロ」による教師のための教え方レッスンを開催します。
(スキーを頑張って「習っている」人にも役立つ内容になります)

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正しいことを正しく伝えると教える側には問題はなく、あとは学び手の責任だと考えてしまうと、
そこに非常にもったいない状況が発生します。

教えると学ぶはイコールでは結べないのです。

理解できないのは生徒のセンスがないからだ、
これだけ説明してもできないのは生徒にやる気がないからだ。

と考える前に「他の教え方はなかっただろうか」「どうやったらもっと上手く伝えられただろうか」と考える指導者が指導力を向上させていくことができるのです。

また、スキーレッスンと楽しさの関係としては
「楽しくて学べる」のが理想だと考えています。
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みなさんの中に「楽しいけど学べなかった」とか「学べたけど楽しくなかった」という経験を
持っている方もいらっしゃると思います。今回は楽しく学べるレッスンを行ないますので、
レッスン全体を通して、どのように振舞っているのかも含めてレッスンを受けていただくと良いと思います。

一つ、注意があります。

このレッスンを「習う人」が受けた場合、今後習うレッスンのどこが修正ポイントなのかが見えてきてしまうようになります。
上手く活用すると、自分の脳内で変換して「自分に伝わりやすい言葉」として受け取ることもできるようになるでしょう。

そんなレッスンを行ないます。

毎年恒例で行なっている「森脇マジック」の特別編として、
今年は、私が「森脇マジック」と呼ばれて習ったスキーヤーが短時間でスキーが上達していく秘密に関して時間の限りご紹介していこうと思います。

もちろんスキー技術的なお話もしますが「教え方」というのを少し修正するだけで
みなさんのレッスンの伝達量がぐっと高まるようになります。
これらはテキストをお渡しするので、思い出しながら来シーズンまで忘れずに活用できるようになっています。

内容は以下の通りです。

・身体的特徴に合わせたスキーテクニック
・治らない癖と対策方法
・対象者別のレッスンの組み立て方
・指導言語とは?
・指導言語と客観的事実の見分け方
・指導の際の声の掛け方の事例
・のように見える、と実際にやっているの違い
・映像の効果的な撮り方
・力学的にスキーを捉えてみる
・股関節の可動域と腰の回りの関係
・反応が速くなるトレーニングの方法

これらを一つ一つ紐解いていきます。

特別編ですから今回で最初で最後かもしれませんので、
興味がある方はぜひ、ご参加ください。
今後のスキー指導に必ずお役に立てます。

5月3日(木)森脇マジックin富良野 特別編「森脇マジックの素」
詳細はこちら

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筋肉をつけずに筋力をつける。

クライマーにとって使わない筋肉はただの重りにしかなりません。
また、使う筋肉だったとしても重くない方が良いに決まっています。

大切なのは自分の筋力がクライミングの環境の中で
どれくらい効率よく使えるのかということです。

これを少し分解して考えてみるとイメージがつきやすいです。




1 「役に立つ力の入れ方」を身につけている

2 最小限の力で身体を上に運べる

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1に関してはちょっと難しい話なので丁寧に補足します。
実は同じだけ筋力があっても、人によってそれがクライミングに
最大限使えている人と、使いきれていない人がいます。
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その原因は「筋の立ち上がり率」と「イーセントリック能力」の
どちらか、もしくは両方が低いことによって、
届くはずのホールドが届かなかったり(立ち上がり率が原因)、
つかめるはずのホールドがつかめなかったり(イーセントリックが原因)するわけです。

また、これらの能力を高める方法は、筋肉を重くするトレーニングとは
別のアプローチになるので、むやみに筋トレしないで済むわけです。


続いて2の話です。
これに関しては「目に見えない力」と「位置覚」が重要です。
目に見えない力というのは「慣性」や「遠心力」、
もしくは「張力」や「床反力」といったものです。
いわゆる力学や物理学的な表現ですが、これらを感覚的に上手く扱える人は
無駄な力を使わずに身体を上へ運んでいくことができます。
さらには「思ったところに正確に手や足が運べる」というのは
体性感覚とか位置覚などと呼ばれる感覚で、これが甘いとホールドをつかみ損ねたり
滑ったりするようなミスが増えてきます。

これらの感覚を鋭くすることでミスを減らすことが可能になります。
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また、そもそもこれらの能力の前の段階として、
曲げたい関節が正しく曲がるのか?
入れたい筋肉が正しく使われているのか?
望んでいる動きを手に入れるためにはどの筋肉が必要なのか?

という基礎的な部分が非常に重要です。
これらの練習方法をご紹介するのが今回のセミナーの目的です。


今週大阪末開催!

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先日、名古屋へダンス医科学の学術大会に行った時に、会頭をされた浦部幸夫先生という方がスキーヤーで、スキーの中で起きる怪我についてを少しお話しされていました。
そこで興味深いデータがあったのです。

「スキーは左膝を怪我する人の方が多い」

様々な条件が重なっていることによるものですので、
「なぜなら」という根拠が見つかっているわけではないのですが、
調べてみると6:4くらいの割合で左膝の怪我の方が多いそうです。

まぁ6:4ですから、物凄い人数をいっぺんに集めると「ほんとだね」ってなりますが、
周りの数人に聞いても「私の周りでは全員右膝でした」ということになるくらいの差です。

ただ、なぜか左膝の怪我が多いわけです。

そこで今回は考えられる要因を書き出してみましょう。

【利き足と軸足の関係】
スキーでは左右同じ動きしますが、例えばサッカーなどスポーツをする際には
蹴る足って決まっていますよね。
自由に動かせる脚と、それを支える脚という関係性があるように、
スキーでも完全に左右対称の器用さがあるわけではないです。
そして世の中右利きが多いとして、ちょっと左足が苦手な人が
左膝を怪我しやすいのではないか。

【人間の構造的な左右非対称】
西武ライオンズの菊池雄星投手が語ったこの話題がまさしくそうなんですが、
人間は心臓が左、肺の数が左右で違う、横隔膜も左右差があるなどの理由によって
構造的にコアが左右非対称な形になっているわけで、それが左膝の怪我が少しだけ多い原因になるのではないか。

上の二つの要因は切り分けて考えることはできませんが、
この辺りが関係してくることで左膝の怪我が右膝に比べて少しだけ(でも顕著に)多いのではないでしょうか。

そんな想像をしながらダンス医科学の学術大会でスキーのことを考えていました(笑)
まさか名古屋でダンスの話聞きに来てスキーの情報を得るとは思いもしませんでした。

面白いこともあるもんです。

昨日、我がばんけいスキー場の名物コース「スラロームバーン(最大斜度30度)」をナイタースキーの引き締まった硬い斜面の中、中級スキーでスピード出して滑ってみました。

結果としては予想どおりに不安定な挙動がはっきり出まして、慣れが必要だと感じました。
そもそも回転半径14メートルのスキーを使って急斜面で締まった雪、しかも少し荒れ始めている環境でロングターンすること自体がミスマッチではあるのですが、それに付け加えて柔らかい板の特性によって今まで体験したことのないスキーの動きを経験しました。

現象としては小さなコブでエッジが噛んで過剰にスキーがたわみ、ロングターン中にショートターンのような軌道でスキーがターン内側に入ってきたわけです。
その結果トップスピード近くで真上に跳ねあげられ、危なく大転倒するところでした。

私のイメージではその小さなコブを押さえつけてまっすぐに滑っていく予定だったのですが、スキーは予想に反してコブにしっかり反応してしまったわけです。

先日、テイネの管理区域外(ゲートの外)を滑った時はここまでの怖さを感じませんでしたので、
スキーがズレる環境ではただの柔らかい板として乗りこなすことができたのですが、今回のようによく締まった雪に小さなコブがあるような環境ではエッジが予想外に過剰に噛む可能性を踏まえて滑る必要があるようです。あーびっくりした。

自分の出せるトップスピードよりもまだ少し遅い環境での出来事でしたので、ハイスピード下ではこのスキーは予想どおりアンダースペックであることを再確認したわけです。
それと同時に低速はすこぶる調子が良く、どこまでも自由自在に繊細なターンを表現できます。
人生で一番扱いやすいスキーかもしれません。

「弘法筆を選ばず」とは言いますが、自分環境の中で最もマッチしたスキーを選ぶ方が滑りやすいのは間違い無いですね。少なくとも私は今の環境の中でかなりベストに近いスキーを選んだと思っています。

あとは春のザラメでどんな反応するかが楽しみです。
引き続きレポートを続けていきますね!





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オムロンヘルスケア事業部からの原稿依頼があり、セルフケアを中心とした記事を書きました。
私が日頃ゲレンデで行なっているスキーヤーのための準備運動も動画で載せていますので、どうぞごらんください

この企画は全5回でスキー特集になっていて、
スキーの魅力を再発見して、最近注目されている遊び方と身体のケアまでを紹介しています。

私はそのなかの「セルフケア」を担当しました。
スキーヤーには価値ある情報ですのでどうぞ!

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最近北海道のラジオで頻繁に「フミノリ カガジョウ」という名前を聞くようになりました。

日本人ハウスDJであり音楽プロデューサーのFuminori kagajo がフルアルバム「timeless」をリリースし、毎日のようにラジオから彼のアルバム曲が流れて来ています。

札幌にあるミュージシャンの集まるおしゃれなホテルとしてご存知の方も多い
クロスホテルのサウンドブランディング契約をしている彼が、クロスホテル10周年企画の一環で作った一枚です。ちょっとアルバムの曲を聴きながらブログを読んでみませんか?


ハウスミュージックに詳しくない方に説明するならば「車の中に1枚あると安心のおしゃれな音楽」です。
突然お客さんを乗せたり、あまり親しくない知人を乗せたりするときにラジオじゃなくおしゃれな音楽をさりげなくかけておくなら、これほどの一枚はないでしょう(笑)

・札幌拠点のアーティストである
・クロスホテルのサウンドブランディングしている
・知り合いが応援している(←私のことね)

この辺りを会話のきっかけにして話をつなぎつつ、音楽に包まれてもらいましょう。
詳しい解説はスピンコースターのウェブサイトに乗っていますので、こちらをご覧ください

クロスホテルと北海道のCDショップで先行発売が始まりました!(全国発売は3月7日)
私はクロスホテルロビーに売っているのを買いました。
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ケースを開くと左にはFuminori kagajoの顔があり、右には参加アーティストたちの写真が載っています。
ここ数年Fuminori kagajo氏がユニットを組んだり楽曲制作で大きな役割を担っている工藤拓人氏を中心に載っているところが、彼へのリスペクトを感じます。
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って、工藤くん見えないじゃん。


ということで、工藤くんオープンしました。
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さらにアップでどうぞ。
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良質な音楽を支える方法は一つ。CDが売れることです。
車の中をオシャレにするためにも、そして札幌が生んだアーティストを支えるためにも手元に1枚お買い求めください!



ちなみにキロロに冬季間限定で誕生したアイスホテルエリアで毎週金曜日に彼のクラブイベントが開催されています。
Hakushika



金曜日にキロロにお泊まりの際は是非お立ち寄りください!
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最近、スキーヤーから立て続けに「ブログ見てますよ」と声をかけてくれたので、
今回は私が考える「点数の出る滑り」についてお話ししようと思います。
やっぱり、反応あるとやる気出るんですね(笑)

ただし、分かりやすさとかへの配慮ができるほどハッキリしたものではないので、
読んでも「わかったような、わからないような」ってなるか「わかったけど、それをどうやったらできるようになるの?」という感じになる人がほとんどだと思います。

さて言い訳の前置きはこれくらいにして、久しぶりに技術ものの記事を書くことにします。
(前回は4年前で期間限定にして今は非公開設定になって眠っています)

今回は私が考える「点数の出る大回り」についてです。

しかも「ジャッジ目線」です。
点数をつける人が「どんな滑りに点数を出したくなるのか」を考えてみました。


まず、全日本に出られるような人達は基本的にスキーがめちゃめちゃ上手いです。
その中で頭一つ抜きに出るためには上手いだけでは物足りないと感じる可能性が高いです。

上手い人ばっかり100人も滑ってきたら、普通に上手いだけだと「無難」に見えてくるはずです。

そこで上手い上に "魅せる滑り" をする人が出てくると良い点を出したくなるだろうと考えます。

それが選手宣誓でもよく使われる「正々堂々と演技することを誓います」という言葉にも現れているわけです。

そしてこの「演技」の部分の主な要素を3つに分解してみましょう。

・ターンサイズ
・フォーム
・走り
この3つにフォーカスして書いていきます。

【ターンサイズ】
これは技術選に出たことがあるなら、なんとなくやっている話です。
前の組が滑ったり自分の班のスタートが遅い場合、ゲレンデにシュプールが残りますね。

この跡がある場合は、点数を出しやすいターンサイズが勝手に決まります。
左右のシュプールの一番外側を滑ると、今まで滑ってきた選手の中で一番横に幅をとったターンなのが自明ですね。
つまり「全選手と比べてターンサイズが明らかに大きい」ことを表しています。
するといくら良い滑りをしても良い点数を出しにくいわけです。
仮にそれを凌駕するほどの滑りをするなら別ですが。

ターンサイズは明確な意図がない限りは一番外側のシュプールを100とした場合の70〜80%くらいの幅で滑るようにするのが無難だと思います。
ここは無難が良いというのが私の考える「ジャッジが点数を出しやすいターンサイズ」になります。

こんな感じ。
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【フォーム】
これは時代によって変化するものなので、トレンドを勉強するしかないですね。
流行りの「演技」が点数が出やすいですから。

【走り】
ここからが本題です。
ジャッジが大回りを見ていて点数を出したくなる滑りは「走り」の質を見ることが大きなポイントになると思います。
「走り」の定義を表せ!と言われると大変時間がかかる上に正しいかどうかも証明するのが大変なので、

「切り替えの時にスキー(または下半身)が速く動いているような感じ」を走りとみなして文章を書いていきます。

おそらくアルペンレーサーがナチュラルに走りを表現するとメリハリはハッキリしているのですが、上位選手と比べると何かどこかで物足りなく感じてしまうのだと思います。
その理由は「演技をしていない」からです。

ここが自分より速いアルペンレーサーに立ち向かい、うまくいけば勝つ可能性のある醍醐味でもあると思いますし、技術選手権ってそもそもインタースキーで美しい滑りを見せるための選考会から始まったものですから、演技をしないならアルペン競技でタイム勝負する方が良いわけです。

ここが納得いかないで、技術選手権の大会自体を否定的に考えている人は、
羽生くんに「でもお前500メートル俺より遅いだろ」って言っているのに構造的には近いと私は思っています。

異論あると思いますが、それはコメント欄でよろしくお願い致します。

さて、走りの基本は上下動だと思っています。
その説明は平澤岳さんの説明が分かりやすいと思います。
ただ、私の意見も付け加えたものがるのでお時間あるならこちらも合わせてご覧ください。
参照:基礎スキーのテクニックとアルペンスキーのテクニック

そして、その上下動を利用したスキーの沈み込み(たわみ)の作るタイミングと走らせるタイミングや方向や速度などをアレンジするのが技術選において大回りで点数を出すために重要なんだと思っています。

たとえ少し減速要素が生まれるようなタイミングでも動きや走りの速さが出るならそちらを選ぶ場合もあるはずなんです。
アルペンレーサー上がりの人で、これが気持ち悪くて出来ない人は成績が伸び悩み、割り切って「こういう感じ?」って色々アレンジできる人は斜面に合わせて点数が出やすい滑りを演じることができるんだと思います。

そしてその走りのダイナミックさやメリハリなどを作る方法は、おそらくクロソイド曲線風のターン弧を意識することがポイントになるんだと思うようになりました。
これは完全に私の主観による仮説です。

車で山道を走っている時に車の重心移動がスキーのターンに似ているなって感じたことありませんか?
もしくは前後に車がいない時に、ちょっとスキーっぽくハンドルを切ってみた経験ある人もいると思います。

道路のコーナーが「クロソイド曲線」そのものなのです。

簡単に説明するとハンドルをゆっくり切り始めて途中で止めて、ゆっくり戻していくことで道路のカーブを抜けるように作られている構造のことを指していて、ただの曲線だといきなりたくさんハンドルを切って止めて、カーブが終わったらすぐにハンドルをまっすぐに戻さなければなりません。

つまりカーブが徐々にきつくなって徐々に緩くなっていくような曲線のことをクロソイド曲線と呼ぶわけです。

そして「風」と書いたのはまるっきりクロソイド曲線ではなく演出上、よりダイナミックに見えるように弧を深める量やタイミングをアレンジして「カッコよく見える」ターン弧を作り出した人が一番点数が出るんだと思っているわけです。
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これを素人が手を出すと二度踏みしているように見えるのですが、トップ選手達は滑らかなグラデーションの中でスキーをたわませるタイミングを少し遅らせたり少し早めたりして動きをつけ、スキーの「抜け」の方向の調節で大きくゆっくり抜けていくように見せたり、素早く抜けるように見せたりするのだと思います。

この繊細な微調節を雪質と斜度とスピードとトレンドに合わせて自由に調節できる人が上位に残り続けるんだと思います。

そして正解はひとつじゃないところが技術選の楽しみ方の一つでもあると私は思っています。
少しでもこの記事が役に立つことを願っています。

スキージャーナル破産申し立てというショッキングな出来事から始まった2018シーズンですが、
少しでも(スキーヤーの中だけでも)業界が盛り上がるような議題を提供しようと思い、久しぶりに技術ものをブログで書いてみました。

怪我に注意してスキーシーズンを楽しみましょう!
怪我したらスポーツ基地グループでサポートいたします。

皆さんの空に良い雪が降りますように。

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先日、スキー指導員研修会に参加してきました。

中級スキー(写真左)の乗り心地をレポートします。
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そもそもこのスキーを購入するきっかけになったのが、
渋いカメラマンでおなじみ「ホワイトデポ」の鈴木さんが雑誌の企画で
ニューモデルのスキーテストをした際にはいた一台だったことにあります。
(知る人ぞ知る、クラウン持っててマッチョなカメラマン兼チューナップショップオーナーです)

私が今年購入するスキーを決めあぐねていた時に
「森脇くん、そういえば面白いスキーあるわ」と紹介されたのがロシニョールのRURSUIT 700です。
「このスキーね、なまらズレるんだわ。でもスピード出したらちゃんと切れる」
という言葉に飛びつき、購入を決めた経緯があります。

指導員研修会ではシュテムターンやプルークの動きを再確認するような内容が中心だったので、
ズレを作りながらターンを描く時間が長かったのですが、柔らかいスキーの操作性の高さを改めて感じる時間になりました。

余談ですが多くの方に「あ、これが中級スキーですね」と声をかけていただきました(笑)
皆さんに読んでいただいているんだなぁと改めて実感する機会になりました。

二日間の研修中も「随分乗りやすそうなスキーですね」などの声もかけていただき、
滑る側だけでなく、滑りを見ていてもこのスキーの操作性が伝わることが分かりました。

この日は例年よりは硬いといえど、私のホームゲレンデよりは柔らかいテイネスキー場でしたので、
シチュエーションとしては「低速・柔い雪」ですから、このスキーの条件にマッチするのは言うまでもありません。

また、2日目の昼にはゲートの外(管理区域外)へ向かい、いわゆる「3番」を滑ってきました。
当然パウダーは残っていない悪雪斜面だったのですが、トップスピードを出さずにロングターンで降りる分にはこのスキーで充分に対応できました。

つまり、このスキーにおいて厳しいシチュエーションは硬い斜面とハイスピードターンであり、
私のホームゲレンデではよく出会うシチュエーションですが(笑)、基本的には物足りなさを感じるような人はほとんどいないのではないかなと思います。
あとはザラメ雪の時にどんな動きをするのかを春には調べたいと思っています。

しかし、言い換えると私のスキー環境とトップスピードの場合、このスキーより柔らかいと遊び方が変わってくる気がします。
友人で初心者用のスキーでスピードを出してスキーのたわみ過ぎによる転倒で怪我をした話を聞いたこともあり、これ以上柔らかいスキーの場合は物足りなさが生まれるか、滑りを板に合わせるようなテクニックが必要になってくるかもしれません。
(上級者用の狙って作られた柔らかいスキーなら話は別だと思います)

このブログを通して、ハイエンドのオーバースペックなスキーからの乗り換えを検討してくださる人や、
「昔スキーしてたけど、新しいスキーって何買ったら良いかわからない」という人が
自信を持って「上から2番目」や「中級モデル」のスキーを購入してもらいたいなと願っています。

そして開放値の再確認もお忘れなく。




NPO法人「スキーヤーズヘルプファンデーション」(代表 佐々木明)が主催する「雪育遠足」に今年も参加してきました。
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東日本大震災によって被災し、札幌に住むことを選んだ方達を対象としたスキーイベントです。
少しでも北海道の魅力を届けたいという想いで私にできることとしてスキーレッスンをしてきました。
(今回は午前中しかいられませんでした)

50人以上の参加者対象に食事、バス、リフト代、レンタル、レッスンが全て無料で行なわれるのですが、世界中のアルペンレーサーの賞金とアメアスポーツによる用具と、朝里スキー場によるリフト代をベースにして佐々木明氏の想いに賛同したスキーヤーたちがボランティアでレッスンをします。

詳しくは本日中に「スノーフリークス」の記事になると思いますのでそちらをご覧ください。
テレビ番組「ラブスキー北海道」でも放送される予定です。

今年で4回目となる雪育遠足ですが、朝のミーティングで心強いスキー仲間からのサポートがあったことを知りました。
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それは「雪育チャリティーマッチ」というイベントで集まったお金が今回のイベントをサポートしていたのです。

スキーヤーが集まり楽しみながらイベントの中で募金を行なう。
そのお金が今回のイベントを支える。

スキーヤーが繋ぐ支援の輪が持続可能なイベントを作り出したわけです。
スキーヤーがスキーヤーの活動をサポートする。

それが現実に成立していることと、それを現実にするために多くのスキーヤーが関わっていることに心を打たれました。

当日手伝いに来てくれているスキーヤーはもちろんのこと、当日来れなくても色んな形でサポートしてくれるスキーヤーがこのイベントを支えていると思うと、それだけで心が温かくなりました。
手伝いに来ていて心を掴まれるなんて、こんな素晴らしいことはありません。

最近ではスキーに関するラジオ番組もテレビ番組も誕生し、夕方のワイドショーではスキーヤーがコメンテーターとして活躍するようになりました。

スキーヤーの力が大きなエネルギーを生み出していることをあちこちで感じられるようになりました。
私も微力ながらその中で雪育を広めていくことができることを誇りに思います。

今回も事前に大変な準備をしてくださったアメアスポーツさん、
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子供達に素敵なダウンをプレゼントしてくれたUPRNDさん、
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そしてスペシャルゲストの細川たかしさん!
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写真を撮っている人も有名人(井山敬介)
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書き出したらキリがないほどの沢山の人の支えとエネルギーを感じることができました。
佐々木明氏を中心として多くのスキーヤーがイベントを成立させていることを今回ほど強く実感したことはありませんでした。

素晴らしい仲間が沢山いることをとても嬉しく思います。
スキーヤーが集まると大きなエネルギーを作ることができる。

とても心強いと感じた時間となりました。

中級モデルのスキーは扱いやすい上に価格的にもお手頃で、実はかなりの上級者じゃない限り必要ないんじゃないのかという仮説に基づき、試乗ではなく自腹で中級モデルのスキーを購入してみたのですが、
滑り比べてみないと本当のところは分からないということで、左右に違うスキーを履いて滑り比べてみました。
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左が私が今年購入した中級モデルのスキーで、右は昨年モデルですがデモの最上位機種です。
左が170僂捻Δ167僂如回転半径は左が14mで右が13mです。

まぁ、メーカーが同じで長さも回転半径も大きな差がないということで片足ずつ別のスキーを履いて滑ってみました。

まず低速です。緩斜面でズレを伴ったパラレルターンをしてみると
驚くほど違いがありませんでした。この時点では私の予想を上回るほど中級モデルが大健闘です。

引き続き緩斜面でいわゆるレールターンと呼ばれるエッジに乗ったターンをしてみます。
すると回転半径1mの差があるのでデモモデルの方がよく曲がるので曲がりやすい気がしましたが、
この時点では単純に回転半径の問題の可能性が否めません。

さて、斜面が急になり速度が上がってきた状態でカービングターンをしてみました。
この時点で足元の安定感に違いが出てきました。

デモモデル、乗りやすい。。

速度が上がれば上がるにつれてデモモデルの操作性が発揮されていくのを足元から実感しました。
まあ、一言でいってしまえば仮説の通りなんですが、最上位機種自体が操作性が高くなっていることによって比較的誰でも扱えるんだなって感じたわけです。
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低速で滑ることが多く、スキーレッスンが使用環境のメインである私は現在のモデルで十分ですが、
テクニカル以上の技術がある人の場合は、私のスキーが少し物足りないと感じる瞬間が多いだろうと感じました。(軽くてとても扱いやすいんですが、高速に弱いのが露呈しました)
あとは、整地での高速ターン環境で最上位機種と「上から2番目」で履き比べてみたいなと感じました。
(私のはグレードが結構下なので、差が大きかったわけです)

次は機会があればコブ斜面で乗り比べてみます。


さて、現在私が購入したスキーは「ROSSIGNOL RURSUIT 700 Ti」というモデルで、
レーシングでもなく、デモモデルでもなく、オンピステモデルという
”本気度”でいうとカテゴリ的にはハイエンドではないラインナップのシリーズから選択しました。

またオンピステモデルの中でも上から2番目の機種にしました。
参考:ロシニョールホームページ
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定価もレージングやデモのハイエンドモデルは15万円程しているのに対して、
このスキーは86,000円とお財布にも優しいです。


さて、私のスペックも記述しておいた方が良いと思いますので、フィジカルの数値と簡単な過去の実績を書きますね。
身長約170センチ、体重約63キロ (現在42歳)
・モーグルの草大会成年男子Bで準優勝
・技術選選手権北海道予選61位を2回←わかる人にはウケる成績です
・不整地小回りでは北海道で20位以内に入る
・ファンスキークロス北海道チャンピオン経験あり
・スキークロスの草大会も優勝経験あり
・現在ハーフパイプ練習中

私は現在もスキー教師であり、不整地急斜面ロングターンをこよなく愛していますので、
どれも20年近く前の戦績ですが、おそらく一般的には現在でも結構滑れる人に属される部類のはずです。

ただし、現在の滑走環境はスキーレッスンが主体で、自分の限界速度ギリギリ(もしくは限界を超えてしまう速度)で滑ることはシーズンに数回しかないような感じです。

こんな私には中級者(もしくは中・上級者)向けのスキーが最適だと考えています。
当然、ハイスピードでは弱さを感じるでしょうが、そこそこ耐えてくれるスキーなら十分です。
それよりも、シーズン通して一番滑る速度領域に合わせた方がスキーは楽しいわけです。

こんな感じ。
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いわゆる「ピーキー」なスキーは本当の上級者が高速で滑る時に役立つものであり、
それを必要としている人以外には使いにくいスキーになります。
つまりオーバースペックのスキーに乗っているということです。
(公道でクラッチの重たいレーシングカーに乗っている感じです)

また「いずれ物足りなくなるから技術以上のスキーにしておこう」という発想もお勧めしません。
今滑りやすいスキーを選んだ方が上達は早いです。そして本当に物足りなくなってからの方が次に買うスキーの性能を満喫することができます。
技術選手権やマスターズに出ているような人たちも、一番上のモデルよりも一つ下のモデルの方が良い成績が出ると私は考えています。

スキーが上手な皆さん、ぜひ自信を持って「上から2番目以降」のスキーを選んでいきましょう。
安いし滑りやすいですよ。特に体重が軽かったり筋力が弱い人なら迷わず柔らかいモデルをどうぞ!

このスキーの使用感レビューは次回!

まず前提として体重の重い人、脚力が強い人、本気の大会で上位を目指す人はこの限りではありません。

さて、世の中のほとんどの人はスキー上級者ではないです。
そしてここで私がイメージしている「上級者」というのはスキーの大会で上位を目指している人達のことです。
(アルペンでも技術選でも上位を目指している人を上級者とします。参加しているだけの人はここでは上級者には含みません)

さて、これで対象者がイメージできたと思います。
つまり、私は「元上級者」であり、現在はちょっとスキーが上手い人という感じになります。

そして私を含む多くのスキーヤーには実は「中級者モデル」がオススメなんじゃないかなと思うんです。
この仮説に至った経緯は3つのエピソードから生まれました。

初めは今から21年前、1996年まで遡ります。当時まだ細いスキーだった時代にロシニョールの"RXD"というモデルとその下位機種とも言える"40α"というモデルの2台を購入し、一つは整地、もう一つはコブに使用しようとしていたのですが、私にはなぜか40αの方が整地のロングターンが上手くいくという経験をしました。

その後数年経ってから当時付き合っていた彼女のスキーのエッジを研いであげたついでに金具のサイズを変えて私自身が試し乗りしてみたときのことです。レディースモデルの”サロモン3V(初代)”だったのですが、硬い斜面を楽々と切りながら、そしてスキーのたわみを楽しみながら滑ることができました。(当時の自分のスキーよりも扱いやすかった記憶があります)

そしてここからさらに数年経ち、バックカントリースキーに目覚めた頃にバンディッドBーSquadという191僖錺鵐汽ぅ坤ンリーのスキーを買い、全く扱うことができずに10本も乗らずに今も車庫に眠っているという状態になっています。

これらの経験を通してハイエンドモデル(最上位機種)は本当にスキーが上手い人じゃないと乗りこなせないのではないだろうかと思うようになったのです。
また、私の体重は60キロ程度というのも原因の一つだったと思います。

ただ、仮説の域を超えることはできないほどのサンプル量なのは自覚していますし、
乗りやすい最上位機種というのも当然あるはずですから、条件をもう少し絞ります。

対象者
・中上級者(テクニカルプライズ取得程度まで)
・体重が60キロ前後(男性の場合)
・脚力が並〜少し強い
・あんまり速度全開で滑らない(たまにやると楽しい程度)

これらの人たちは「滑りやすさ(操作性)」を求めるなら上から2番目以下のスキーの方が上達するし、滑っていて楽しいと私は考えています。
そして1級目指すような人の場合はもっと柔らかい機種の方が滑りやすいはずです。

ただし、多くのスキーヤーは最上位機種への憧れのようなものがあり、
身につけているだけで嬉しくなるのと、下位機種を履いていることへの不必要な劣等感を感じる人もいるはずです。

それらの余計なプライドを捨てることで、スキーがもっと上手くなり、楽しくなるのではないかなと思っていますし、そのスキーを使いこなすことができるようになった先に最上位機種に乗り換えるという選択肢が生まれると考えています。

そして私は選択的に中級者向けのスキーへ乗り換えるという選択をしました。
その理由とレポートに関しては次の記事に書こうと思います。



月日が経つのは早いもので2008年にばんけいスキー学校研修部チーフになってから今年で9年目になります。
毎年校長とミーティングしながら研修のテーマを決め、理論と実技を行なっています。

登録教師が約400名いるので、その中で学習効果を最大化するために
ディスカッション形式、最近の言い方ですといわゆる「アクティブラーニング」を取り入れて実施しています。
人数が多いので数回に分けて研修を行ないます。
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このシステムを続けて9年目ですから、ばんけいスキー学校の研修システムはもう
私がいなくても継続できる状態になっています。

最近ではいくつかのスキー学校さんに声をかけていただき、アドバイスさせていただくこともあります。
ぜひ、教師研修に興味がある学校の方はご相談ください。

今年のテーマは「インストラクションの種類」です。

スキーインストラクターがお客様にスキー技術を伝える方法として
・例えを用いる方法(飛行機のように、スキーで三角を作ってなど)
・身体の構造を用いる方法(膝を曲げて、肩を下げてなど)
・スキー用語を使う方法(荷重して、角づけを緩めてなど)
・身体に制限をかける方法(ストックをまとめて、片足を浮かせてなど)

こういった感じで大きくカテゴライズし、それぞれのレッスン方法を書けるだけ書いてもらいました。
ここでグループごとに情報の共有をしていくと自分の発想に癖があることに気がつけます。
各グループがまとめて発表をすることで全体ですべての情報を共有できるようになります。
走り書きなので私しか読めない字ですがどうぞご参考までに。
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また、指導のカテゴリの分け方を変えて再配分してみます。
「内的キューイング」と「外的キューイング」に分けて、それぞれのメリットとデメリットに関してもディスカッションしてもらいました。

そして実技研修ではこれらを実際に体験を通して感じてもらい、
自分が良いと思っている指導法が必ずしも他人にとって良い方法ではないということを発見します。
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一方通行(トップダウン形式)の研修にも良さはありますが、ばんけいスキー学校は基本的にアクティブラーニングを取り入れて受け身にならないような研修を進めています。
(昨年は実験的にトップダウン形式の研修を行ないました)

研修の形も一つじゃないように、今回の研修テーマであるインストラクションも一つではありません。
様々な指導の引き出しを増やしていくことで、お客様が安全で楽しいスキーレッスンができるようになると考えます。

スキーを始めたいと思ったら、ぜひばんけいスキー学校へお越しください!
教師一同お待ちしております。


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立ち見が出る大盛況の中、スキーヤーの膝セミナーが終了しました。
スキーヤーには非常に価値のある時間だったので、その一部をレポートいたします。

まず前半はNTT東日本札幌病院の井上先生から前十字靭帯損傷に関する、原因や手術に関してのお話をいただきました。
膝の靭帯を損傷するタイミングとして「後傾」「外反(膝が内側に来ること)」の二つが発生したタイミングで強い力がかかることが非常に良くないというお話から始まり、
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たくさんの怪我した瞬間の映像をご紹介いただきました。

そしてカービングスキーになってから多く発生するようになった「スリップキャッチ」という受傷原因に関しての解説が非常に興味深かったです。
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主にアルペンレーサーに発生しやすいパターンなのですが、
バランスが崩れて後傾になり外スキーが持ち上がってしまった所から、次のポールに間に合わせるためにエッジを立てて外スキーを雪面に押し付けた瞬間に、そのスキーが前に飛び出すように抜けてしまった状態です。

スラロームをよく見る人なら、ターン後半に足元をすくわれたような動きからふわっと空中に浮き上がって、ひっくり返って背中から落ちるようなシーンを何度も見たことがあると思います。あれがスリップキャッチです。

バイクでいう「ハイサイド」の状態に似ているのですが、スキーがたわみ、サイドカーブも相まって、急激にスキーが動くのに対して体が反応できない状態になった結果靭帯が切れてしまうのです。
かなりの上級者か余程の偶然がなければなりにくいのですが、あるアルペンレーサーが「俺、転んでもいないのに切れたんですよ」と言っていたのを思い出しました。
実は、前十字靭帯は転ぶ前に切れることが多く、転んでから切れるということは少ないのも特徴です。

ここで、今回の会場となったUPLNDの三上店長や児玉毅さんの「僕はこうやって靭帯を切りました」を聞きました。お二人とも2回以上切っているので「1回目の時は、、、」みたいな感じでリアルな話を伺うことができました。
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会場も靭帯切ったことがある人の比率が高く、質問がたくさん出てきました。
スキーヤーには本当に関心があり、怪我としては身近にいる人で受傷されたことがある人が多いものですので、こういった需要が非常に高いことを強く感じました。

続いて私の順番です。
私は予防を中心にお話しさせていただきました。
まずとても大切なのが「開放値」だとお話ししました。
10年前と同じ数字にしていても、筋力が落ちていれば外れにくくなります。
特にかつてスキー選手をしていた人や、筋力が強くて外れやすいからという理由で開放値を高くしていた人は、これを機会に見直した方が良いとお伝えしました。

特に8以上の数値にしている人は、ちょっと見直した方が良いかもしれません。
また、前圧って何?っていう人は一度専門家に相談された方が良いです。
(買ったショップやチューンナップショップなど)

その後、怪我全般の予防として、
・外反(ニーイン)にならない為の筋トレ
・身体の反応速度をあげるエクササイズ
・コアの強化

についてお話ししました。
怪我はスポーツを楽しんでいる以上、どうしても避けられないこともありますが、
なるべくなら怪我のリスクを少なくするのが望ましいです。
そのために筋肉を強くすることと反応速度を高めることをご紹介しました。

怪我の予防というのはパフォーマンス向上にも密接に関わっています。
痛めるような動きを繰り返しているということは、その動きに関して適切じゃない可能性が高いわけです。
もしくは動きが適切でも、支える力が弱いのかもしれません。

いつまでも楽しくスキーをするには自分の身体のメンテナンスをする為の知識を身につけておくことが重要です。
今回のセミナーにご参加いただいた方にはその情報を一部ですがお届けできたと思います。

今年の札幌は良い雪がたくさん降っています。
みなさんの空にも、良い雪が降りますように。
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今年は「私をスキーに連れてって」の公開30周年らしい。
そして最近は「私スキ」もしくは「わたスキ」って略して呼ぶらしい。

もともとスキーが大好きだったわけではない僕がなぜ登録400名以上の大きなスキー学校の「研修部チーフ」なんかさせてもらいながら、スキー雑誌への連載を書いていたり、トップスキーヤーやスノーボーダー達と一緒にイベントをすることになったのか。

今月のイベント(立ち見が少し残っています)
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スキージャーナル
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スキージャーナル
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ばんけいスキー学校教師研修
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北海道新聞
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そして「私をスキーに連れてって」がどのように僕の人生に絡んでいるのかを書こうと思う。

高校に入り中学校で入っていた合唱部に再び入部した初日のことだ。
(そう。僕は文科系で中学時代は合唱部なのだ)

「森脇、あなたこの部活だけしかやらないのはもったいないから何か他の部活も掛け持ちしなよ」

1つ上の先輩(中村先輩のお陰です)が僕にそう言ってくれた。
「そんなもんかな。じゃあそうしようかな」程度に思った僕は部活紹介で一番面白かった部活に入ることにした。それがスキー部だったのだ。

スキー部とは本来アルペンスキーをする部活であることも知らずに、なんとなく入った。
足もパラレルにできず、ウエストポーチを腰に巻き、セットスキーでリアエントリーブーツがスタートだった。
そこにヤマキックスこと山木匡浩、そして翌年には佐々木大輔が入部するという偶然が重なった。
逆さになっているのが僕。
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スキーのことを何も知らない僕は、スキーと名のつくものをどんどん吸収していった。
一気にスキーが大好きになった。その中で出会ったのが「私をスキーに連れてって」である。

当時、何度かテレビ放映があり、それをVHSビデオテープに録画して何度も繰り返し見たのだ。
それが僕のバイブルになるのには時間がかからなかった。唯一持っているスキーの情報だから。

入部当初、スキー大好き少年ではなかったので「SKI NOW」は見てなかった。みんなが「海和!」って言ってスキー板で雪を跳ね上げるのを見てもピンとこなかったくらいだ。

高校を卒業後自分の車を持ち、スキーを人生の中心において夏はスポーツクラブ、冬はスキー場でアルバイトをしながら、車のボディには「SALLOT(サロット)」(映画の中で出てくる架空のスキーブランド)のステッカーを自作で貼り付けてた。

車はこれだが、残念ながらステッカーが写っている写真が残っていない。
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追記:
scherzoの加賀城氏から当時の作品の中から僕のサロットステッカーが写っている動画を頂いた。
感謝!




その後、ビデオテープが見られなくなってからは「私をスキーに連れてって」を見なくなった。


完全に「スキーヤー」になっていた僕はスキー学校に籍を置き、北海道スノースポーツミーティングという組織を通して雪や冬の魅力を「雪育(ゆきいく)」という言葉と共にトップスキーヤー達と一緒に伝える立場になっていた。
参照:スーパースキー学習

そして今年映画公開30周年というのを知り、再び映画を見て愕然とした。

今もゲレンデでやっている仕草の1つ1つが映画のワンシーンから影響を受けていたのだ。
スキーの脱ぎ方、脱いだスキーのすくい上げ方、キックターン、アクロバットな動き、
そしてスキーで作る椅子まで全てだ。

改めて今の僕を作っている要素として大きな存在だったことを思い知らされた。

東京では面白そうなイベントが行われるようだ。
SALLOTがFacebookInstagramTwitterを立ち上げた。

そして今年のJR SKISKIでは私をスキーに連れてってのポスターの原田知世が。sec_mv_image_t


身内で小さくでも何かイベントを北海道でやってみたいなと思っている。
少なくとも映画のラストシーン、2月14日までに。

自分のスキーライフを作ってくれた映画に敬意を表して。
今、頭の中ではずっとユーミンがかかっている。

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今年は日本を代表するコンテンポラリーダンサーとの対談から始まり、
アーティストトークの司会を2回、ウクライナの妖精と呼ばれた世界で最も美しいオリンピアンとの対談を経て、最後に禅寺での禅僧との対談で一年を締めようとしています。
司会、対談などが非常に多い年になりました。

そして今回の対談も非常に面白い化学変化が起きました。
音源を録音しているのと、映像も撮影しているので近くに公開する予定もありますので
もし無事に公開されたらお越しいただけなかった皆さんにもお見せすることができそうです。

それでは特別編のレポート開始です。

まずは住持(以下:住職)からのご挨拶と椅子座禅の解説です。
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5分ほど座禅をして心を整えてから私の出番になります。

簡単な健康体操として、呼吸のエクササイズを行ないました。
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これがすでに座禅の呼吸とよく似ていることを参加された方達は感じられたと思います。

続いて、膝周辺の皮膚をつまんで関節の動きをスムーズにするセルフケアです。
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そして対談開始です。

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まずはこの企画のきっかけにもなった「脱力」についてのお話から。
呼吸と脱力の関係が禅の呼吸と禅の姿勢を作るポイントと非常に共通点があり、
「トレーニング」と「禅」という一見対極にも感じられる世界が繋がっていたわけです。

そこから、禅についてのお話が進むのですが、ホワイトボードが必須なんです。
それは漢字(音読み)で禅の考えが成立しているので、漢字を見ないとピンとこないケースが多いからです。
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聞いて、漢字を見て納得です。

次々に繰り出される禅のお話に私自身がどんどん楽しくなってきていました。
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禅問答「仏の正体とは?」「庭にある木である」
その解説なども面白かった!
この禅問答は有名なものらしいのですが、解説をネットで見るよりも直接お話しいただいた方がより分かりやすく面白い。

他にも、
・座禅と瞑想の違い
・マインドフルネスと禅の関係
・スポーツにおけるゾーン(フロー)とは?
・言語化することの限界
・以心伝心とは
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こんなお話をたくさんしていただきました。
そしてスポーツの世界で起きている極限に集中している状態と、座禅をしている時に起きている状態によく似た感覚があることも非常に面白いなと思いました。

動画公開のタイミングでお話の続きをお伝えします!

来月は28日(木)で、70分の短縮版になります。
ここでも年末ということもあり、少しいつもと違った企画を考えていますので、
仕事納めを早く終えた方はぜひ足を運んでみてください。
おまちしております!

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いよいよ今週の木曜日になりました。禅僧と私(トレーナー)の対談です。
禅について興味があっても、軽い気持ちではなかなか禅寺に行ってお話を聞くなんてハードルが高いと感じる人が多いでしょうが、今回は健康教室の特別編ですから、本当にオススメな時間になると思います。

普段はこんな感じです。
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夏は住職もこんな感じで。
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今回は対談がメインですから、色々面白いお話を聞き出そうと考えています。
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当日にふらっと来ても収容できるサイズの部屋ですので、思い立ったらお越しください!
会場は西野にある養福寺14時から15時半です。

続いて、膝!
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北海道で膝の手術といえばNTT病院の井上先生の名前が一番に上がるのでは無いでしょうか。
井上先生とは2008年以来の2回目の共演になります。

そして児玉毅さんとも久しぶりにイベントでの共演です。

私はトレーニングについて、井上先生は怪我のメカニズムと手術の事例に関してお話いただけます。
そしてタケさんと3人でトークセッション。楽しみです。

今回はブログでの告知前に、すでにショップとフェイスブックでの告知で座席が埋まってしまっているので、立ち見席のみでのご案内です。
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お申込みはUPLND札幌へお願いいたします。


禅と膝。どちらもたくさんのご参加をお待ちしております。
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いよいよ日本にペップトークという言葉が広まる予感がします。
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札幌でペップトークの講習会が初めて開催されたのが2010年9月5日。
その時に私の周りにいた指導者、上司、保護者、アスリート全員に声をかけて講演会に足を運んでもらいました。

あれから7年経ちました。

そして今日教育系のドラマ「先に生まれただけの僕」で「ペップトーク」がキーポイントになる内容で放映されるそうです。
こんなに嬉しいことはありません。

その時の講演会に感銘を受けた私は、ペップトークという言葉を広めようと
あちこちで講演したり、ゲストで呼ばれた先でお話ししたり、依頼されている会社の社員研修で活用したりしてきました。

参照:札幌南高校吹奏楽部親育ち応援団幼稚園保護者会、などなど。

その後、ペップトーカーを要請するセミナーが誕生し、日本全国にペップトーカーが増えてきています。

現在私が所属するスポーツ基地グループ「新琴似中央整骨院」では、最新刊のペップトーク本を3冊購入し、スタッフ全員でいつでもどこでも読み直せる環境になっています。

今回のドラマ放映を機会に、多くの指導者、上司、保護者がペップトークを使って
関わっている人の心をモチベートできるようになることを心から願っています。

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とても興味深い時間になりそうです。

昨年から月に1回養福寺にて「おとなの寺子屋」を開催させていただいているのですが、
今回ちょうど祝日と開催日が重なったことを良いことに、特別編を行なうことになりました。

参照:寺子屋大人塾Vol.1

毎月第4木曜日の14時からという、なかなか参加するには難しい人たちが多い時間帯での開催をしているのですが、良い機会ですから多くの方に来ていただきたいと思っています。

通常は運動教室がメインで、最後に住職から「一転語」という形でお話をいただくのですが、
実は、寺子屋が終わった後に私と住職が健康教室の振り返りをしている時間に話している内容が非常に興味深い内容になることが多く、この時間を多くの方と共有したいと私がお願いしたことで今回の「特別編」になりました。

禅に興味があるけれど、直接お坊さんに聞くのはハードルが高いと感じている人は多いともいます。
また、最近ではマインドフルネスという言葉を通して禅に出会う人も出てきていますね。

こんな本も最近ではありましたし。
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禅僧との対談はとても気づきや学びの深い時間になります。
お気軽にご参加いただける時間ですので、どうぞ足をお運びください。

みなさんのご参加をお待ちしております。


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毎月第4木曜日に開催している「おとなの寺子屋」の特別編です。
11月は祝日ということもあり、多くの方が参加しやすいことが予想されるので、通常は運動が中心の寺子屋を「対談」メインでお楽しみいただく事となりました。

面白いほど共通点がある”トレーニング”と”禅”。
違うカテゴリなのに共通することで得られる「気づき」を皆さんにお届けします。
また、日常で役立つ禅の思想を楽しく学ぶことができます。

幅広い見識を持つ二人の話はきっとトレーニングと禅の共通点でにはとどまらず、いろいろな方面へ飛躍していく事になるでしょう。
そしてそれらの話題すら、大きなひとまとまりの繋がりを感じる時間になるはずです。

ごく簡単な運動と対談による90分。
どうぞ足をお運びください。

【日時】
11月23日(木・祝)
14時〜15時半(90分)

【会場】
曹洞宗 正信山 養福寺 
札幌市西区西野7条9丁目7-1

【参加費】
500円

【お問い合わせ先】
011-661-0611

【HP】
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ビジネスになる業界に有能な人は集まりやすい。
有能な人が集まっている場所には新しい技術や専門的な情報が集まりやすい。

これらを一つの事実として捉えることは間違いではないと考えています。
戦争が科学技術を発展させるという話も広い意味では同じだと思っています。

アメリカで一流のスポーツ選手を作り試合で勝つと、そこには莫大なお金が動きます。
それがプロスポーツだけではなく大学スポーツでも成立しています。
(強い大学アメフトの「監督」の年収は8億5千万とかなんです)

さらには今回の研修先のロサンゼルスでは裕福な人が多く、年収が850万円を切ると”貧困層”だと言われると現地のコンダクターから聞きました。
余談ですが札幌の隣にある石狩市の平均所得が約260万円ほどです。

日本にも当然素晴らし指導者や新しい発想を持って「より良い指導」を行なっているトレーナーがいるのは知っていますが、ビジネスになる業界に有能な人が集まりやすいことを考えた時に、
ロサンゼルスという町の環境は市民が裕福でスポーツに関心があり、プロスポーツチームがいくつもあって大学スポーツも力を入れているという意味で、スポーツビジネスを含めた最先端のトレーニングコンセプトと、能力の高いトレーナが誕生するには適した場所だと感じました。

実際にロサンゼルスに行ったことで、ネットの情報やスポーツビジネスに関わっている方からのお話などをリアルに実感することができました。みんなが言っていたことはこういうことだったんだ、と。

すぐに真似できることと形だけ真似すると痛い目にあうことがありますが、
利用者に経済的な心配がない場合はここまでの質を提供できるんだなという「施設」と「トレーナー」が存在しており、この環境をどのようにアレンジして現場に還元できるのかをイメージしながら見学をしていました。

代官山や銀座でできることと札幌でできることも違うと思いますし、
アメリカのスポーツ文化でできることと日本のスポーツ文化でできることも違います。

その中で、何が実際にできることで、どうやったらより良い環境を提供できるのかを考えることが今の私の興味対象になっています。

土地の広さもスポーツへの価値観も経済的な部分も規模が半端なく大きいのがアメリカだった、というのを身をもって感じました。だからこそ毎年新しいアプローチが生まれて試されてリニューアルされていくんだと思います。ツアーとして研修に行く価値は知識だけではなくこういった体験や現地の空気感も含めて良い時間となりました。
これを日本の環境にどのようにアレンジするか。それは自分次第だと思っています。



今回の研修先にUFCジムとスポーツアカデミーという二つの施設がありましたが、
どちらも個性的でコンセプトがしっかりしていたのが印象的でした。
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UFCジムと聞いても馴染みがない人も多いでしょうが、そもそもUFCというのは格闘技好きなら誰もが知っている8角形の金網リングの中で戦う何でもありの格闘技です。(一応ルールはあります)
そのUFCが経営しているスポーツクラブという感じで概ね説明的には合っているはずです。

ですから一般の人が普通にランニングマシンで走ったりしている一方で、ジムの中央にある8角形の金網リングの中ではファイターが戦っているという日本ではなかなか想像つきにくい環境が繰り広げられています。
日本のボクシングジムに健康志向の人が通っている感じを大規模にしたようなイメージです。

もう一つの見学施設、スポーツアカデミーはトップアスリートから高齢者から子供まで幅広くトレーニングやスポーツパフォーマンスを高めることができる施設でした。
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衝撃的だったのが今年から導入されたeスポーツの部屋があったことです。
つまりネットゲームのアスリートを強化するための部屋があるわけです。
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「スポーツ」の枠を非常に広く捉えているのがよくわかりますね。
すでにいくつものチームと契約してネットゲームのアスリートをサポートしているそうです。
確かにレッドブルなどがゲームの大会のスポンサーになったりしていますからね。
考え方を柔らかくしないといけないなと思いました。

ちなみに余談ですが日本人もゲーマーとしてレッドブルとアスリート契約している人がいます。
※この施設とは関係ない話ですのでご注意を。

さて、この研修を調べているのに全然情報が手に入らないと思っている人いませんか?
おそらくかなり調べている人もいると思います。
少人数のセミナーなのですぐに定員になってしまってきたので、知られる間も無く現在に至っているのだと思います。
(私自身がそうでしたし)

ということでフェイスブックページをご紹介します。
いいね数がまだ24!(2017年11月1日現在)

ここをチェックしておけば様々な最新情報の入手と、今回の研修に関する情報を手に入れることができるはずです。下の投稿は昨年の研修のまとめ動画です。一年で施設の変化が見て取れます。


毎年進化するアメリカでのトレーニング事情を体験するには、直接行くのが一番だと実感しました。
特に高いモチベーションを持ち、圧倒的な知識と経験で選手やクライアントをサポートしようと考えている人なら行く価値があります。百聞は一見に如かず。この言葉はネットでの情報入手が簡単になった現代においては「百閲覧は一見に如かず」でもあるなと思いました。調べないよりは価値がありますが、体験に勝るものはありません。

ネットの中にある情報はあくまでも「お裾分け」でしかないですが、なるべく興味を持ってくださる皆さんにも「お裾分け」をお届けしようと思います。

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ヴェロシティ・スポーツパフォーマンスというジムでのメソッドとスポーツアカデミーの施設見学をしてきて感じたことをご紹介します。

アメリカ西海岸、ロサンゼルスは強いプロチームと大学スポーツ、そして裕福な人が多く住んでいる地域です。(近郊にはラスベガス、ハリウッド、ディズニーランド、サンフランシスコって書けばイメージ湧くと思います)

現在ダルビッシュ投手、前田健太投手などが大活躍中のロサンゼルスドジャースや数年前までスーパースターとして君臨し続けていたコービーブライアントが所属していたロサンゼルスレイカーズなど、聞いたことのあるチームや選手が沢山いますね。

ベロシティやスポーツアカデミーはそんなロサンゼルスにあるジムであり、トップアスリートが実際にトレーニングに来ている環境ですから、最先端のアプローチの中で最も良いと思われている方法をいち早く取り入れている場所でもあるのです。

その中で非常に印象的だったのが「去年と違う」という言葉でした。

昨年も来ていた人が「あれ、去年こんなのなかったですよね?」と言っていました。
また、「去年あったやつが違うものに変わっていますね」という言葉も何度か聞きました。

つまり、最先端のアプローチを追いかけ続けている場所なので、私が現在書いているこの情報も
来年はよりバージョンアップしているということになるのでしょう。

スポーツに対する価値観やお金のかけ方が日本の規模とは比較できないほど大きいので、
このツアーで最先端の考え方と施設を見るというのはまるでタイムマシーンにでも乗って未来にでも来たような気持ちになると思います。

数年経てば日本に導入されますが、その時にはアメリカでは違ったアプローチが取り入れられているはずです。

先日も書きましたが大学スポーツの年間予算が100億円を超えるようなチームがいくつもある国と日本はスポーツで勝負しているわけです。それにしてはかなり健闘しているなとも考えられます。

その中でも印象的なコンセプトが「リカバリー(回復)」です。

最高のトレーニング方法
最高のトレーナー
最高のトレーニング施設
最高のメディカルスタッフ
最高の医療機器
これらを各企業がしのぎを削って向上させているので、この辺りでは差別化が作れないところまで来ているようで、現在アメリカで注目され始めているのが「最高のリカバリー(回復)」には何が良いのかという部分になります。
日本でもスポルテックというスポーツ・フィットネスメーカーの見本市ではいくつか企業が出店されていたのでアンテナの張っている方ならご存知かもしれませんね。

早く回復すれば次の練習や試合を全力で行なうことができます。
ヴェロシティではこれらがすでにシステムとして構築されていました。

ただ機械を買って選手に提供するというレベルではなく、選手の状況を判断して数あるアプローチの中から最適なものを選択し、必要なものを提供するためのシステムが存在しています。

ここまでやっているのかと驚きつつも、現地で知ることができた情報の中には日本でも活用できるものが沢山ありました。
学び深い研修はまだまだありますが、今日はこの辺で。

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最終日です。

ヴェロシティでの最終日は、実際の現場でどのように指導を展開していくのかについてを行ないました。

この施設が「ヴェロシティ(速さ)」というのは、創業者が陸上選手のコーチだったことがきっかけであり「加速」についてのノウハウが非常に優れているのです。

「一歩目を早く」
「初速を速くしたい」
「切り返しの反応を高めたい」

こんなニーズがあるならば、ベロシティのメソッドは非常に役に立つことでしょう。

まずは様々なウォーミングアップを行ないますが、
このウォーミングアップの内容自体にも全て「次の動きへの根拠」が細かく含まれており、
必要な部分を必要なだけコンディションを高めたのちに加速のためのトレーニングを行ないました。

新しい発見がたくさんあり、私自身が確実に圧倒的に速く走れるようになった実感があり
加速を手に入れる体の使い方やメカニズムを身につけることができました。

これは最も基本的な体の使い方に繋がるので、全てのスポーツに役立つ内容で
非常に有意義な時間となりました。

また、トレーニングの終了後に初めてのクライオセラピーを体験しました。
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この部屋は−194度(摂氏か華氏かは今この時点では忘れてしまいました)の超低温室で
2分30秒この中に入ることで皮膚温度を一気に下げるという回復アプローチを行なうことができます。

その後、幾つかのリカバリープログラムを体験し、疲労を速く回復させることができました。
これに関しては帰国後にもう少し詳しくお伝えします。

そろそろ帰りの飛行機が飛び立ちますので、この辺で。
素晴らしい研修プログラムでした!!
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昨日のDAY3の解剖実習の後からの続きです。

実習が終わった後、会場となったノースリッツ大学の施設見学をしてきました。
大学の構内には映画館や遊び用のプール、クラブ、ビリヤードなどの施設、昼寝&リラクゼーション専用の施設などがあり、もはや街でした。
運動施設にはバスケットコートが数面とバレー、フットサル、バドミントン用のコート、広大なジムと中規模なジム、競技用プール、クライミング用のウォール、などなどの学生専用の5階建てのトレーニング施設があり、その他にサッカーグラウンド、野球場、ビーチバレーコートなどが屋外にあり、マニアックなところではスターウォーズエピソード5のセットとして使われた図書館などまであって、あまりの広さと規模に驚きつつ、これでもアメリカの大学でいくと「中規模」だという事実にさらに驚きました。(札幌の方なら分かると思いますが北大が数個入る感じです)

強豪のアメリカの大学スポーツの年間予算は日本のプロスポーツ以上であることは知っていましたが、
実際に目にしてみると、本当に規模が違いすぎると感じました。
(100億円以上の年間予算の大学がいくつもあるのです)


さて、ここからが翌日のDAY4のレポートになります。

再びヴェロシティに戻り、パワー・ストレングス系の研修を行ないました。

初日に行なったテストの結果をプリントアウトしてくれていたのでまずはそれをチェックします。
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私はFMSテストというテストの点数は18点と高得点でしたが、Yバランステストの数字は低めでした。
(ざっくり書くと、体を上手に使えるけれど左右差があるという感じです)

その後「パワー」という言葉をそれぞれのスポーツとの関連で深く考えていくために、
パワーがどのようにしてうまれるのかに関して丁寧に理論を学びました。
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そして実践です。
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様々なジャンプテストによって、それぞれの選手がどのような出力タイプを持っているのかを調べます。
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計測する機器がいくつかあり、対象者の人数や計測する目的によって使い分けているそうです。
こちらはかなり正確なデータが取れるジムアウェアという機器です。
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ライアルタイムにアイパッドにデータがでて、ホストコンピューターに全て記録管理されます。
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ここではクリーン、スクワット、ベンチプレスなどでのパワーに関するトレーニングの速度の計測を行ないました。
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怪我とトレーニングに関しての考え方など様々な話を聞きつつ、こちらがリクエストした質問に関して丁寧に解説してくれました。

「他に何かありますか?」という質問に参加者のメンバーから
「スナッチとジャークの教え方に関して知りたい」という質問があり、スナッチとジャークの初体験をすることができました。
いわゆるオリンピックで見かけるバーベルの持ち上げ方です。

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日本ではあまりスナッチやジャークを習う機会が少ないので非常に勉強になりました。

さて、ここで遅ればせながらこのツアーにおいて重要な人物の紹介をしようと思います。
まず、このロス在住でこのツアーのアテンダントを務めてくださっているのがYUTA(ユウタ)さんです(上の研修室で青いTシャツを着ている人)
ロサンゼルスでプロ選手などを見ているトレーナーさんであり通訳の仕事もされている方です。

彼が今回のツアースケジュールと各施設への交渉を行なってくれた結果、このようなツアーを行うことができています。
トレーナーとして一流であり人間的にも魅力的で、さらには現地での人脈と交渉能力が高いことで、日々素晴らしい体験をすることができています。

そしてベロシティで私たちに研修をしてくれているのがYOHEI(ヨウヘイ)さんです。
(上の写真でホワイトボードの横に立っている人です)
彼がいることで言語の壁がない状態での研修を受けることができています。
研修などを行なう際に「英語→日本語通訳→私たち」のプロセスは、ニュアンスが少しずれてしまったり、そもそも2倍時間がかかってしまうのでロスが多いのですが、ヴェロシティのコンセプトを日本語で直接聞くことができるのは非常に効率が良いです。

つまり英語が全然できなくても生きた情報を直接手に入れることができるという素晴らしいツアーになっています。
今年が2回目ということで、まだこのツアーはあまり知られていないですが、必ず日本のトレーナーさん達が注目していくツアーになることでしょう。

明日がDAY5です。残ったフィジカルテストを行ないつつ質問をたくさんしていこうと思います。
お楽しみに。

3日目です。

今日はまず「スポーツアカデミー」という施設への見学をしてきました。
昨年のツアーでもこの施設には行っていたようですが、一年経ってまたさらに進化していたようです。
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まず入るなり、広大な空間に圧倒されます。

1階にバスケットコートが5面あり、ビーチバレー用の砂のコートが2面あります。
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この施設がサポートしているチームはNBA,NHL,MLB,PGAなどなど超一流のチームから、
高齢者や子どもたちなど、一般の利用者まで幅広いというのはDAY2で紹介したヴェロシティと共通しています。
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日本にも「ナショナルトレーニングセンター」というトップアスリートが使用する施設がありますが、どちらも知っているトレーナーさんが言うにはこちらの方が施設の充実度が高いとのことでした。

そんな施設を一般の子どもから高齢者までが利用できるということで、日本のトレーニング環境がアメリカに比べて遅れをとっているというのを改めて感じます。
身体に関しての価値観や土地の広さなど様々な要因があるんだと思います。

ここからは情報量が多すぎるのでざっと幾つかの写真と施設の説明にとどめます。

〜リカバリールーム〜
・空気圧で腕、足、骨盤を段階的圧迫によって疲労回復するツール
・音楽と色を使って精神的ストレスを緩和するツール
・手技によって筋肉の疲労を回復する部屋
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〜ジムとトラック〜
・オリンピックと同様の床を使ったトラック
・様々なトレーニング機器
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〜アメフトからバッティングゲージまでのフロア〜
・最大速度60キロまで出る移動式タックル用バッグ
・各スタジアムをイメージできるシミュレーション付きバッティングゲージ
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〜メンタルケアとビジョントレーニング〜
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〜メディカルチームによる治療〜
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〜eースポーツのトレーニングルーム〜
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〜学生アスリートの勉強サポート室〜
(勉強痛でしたので写真NG)

〜ヨガからスピニングまで総合スタジオ〜
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サイズ感や現地で感じられる空気感はなかなか伝えきれませんので、アメリカの最先端のトレーニング施設を知りたいと思っているトレーナーさんは是非来年のツアーに行くことをお勧めします。
もっと伝えたいことがありますが、この辺りにして次の研修の話にうつります。

続いてはノースリッジ大学での解剖実習です。
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日本国内では解剖実習ができるのは一部の医療資格取得予定の学生の身に限られていますが、
アメリカではトレーナーでも実習に参加することができます。

実際のご検体にメスを入れ体を開けた状態の筋肉や関節にはテキストやCGでは分からない情報が非常に多く、今回は6体のご検体をもとにして日頃疑問に思っていることの解決や新たな発見を沢山することができました。

中でも今回のメンバーで一番驚きだったのが「大腿筋膜張筋〜腸脛靭帯」に関してです。
トレーナーや治療家をしている人でしたら関心が高い場所なのですが、この薄さと構造が私たちのイメージと少し違ったのです。

厚みを直接触ると本当に薄く、この組織自体を「ケアする」という感覚はちょっと考え直す必要があると感じました。

さらに驚いたのは解剖していくことでバンドのような「腸脛靭帯」を見つけることができるのですが、この組織は太もも全体を一周している筋膜の一部が硬くなっているような感じで存在しているとのことでした。

つまり硬さに違いはあるものの「腸脛靭帯」という組織自体はもっと広い目線(太もも全体を覆っている組織の一部)で考えたほうがより良い結果を生み出せるのではないかと考えられます。
これだけでも日頃関わっているクライアントさんたちへのアプローチや考え方が変わるわけです。

こんな発見が山ほど体験できるのは、アメリカでの少人数の解剖実習だからだと思います。

ご検体の中には関節炎を患っている方もおり、変形した関節を触ってみてみると
手技でのケアには限界があると言わざるをえません。ここまで変形してしまった関節になる前に
そうならないような予防的なエクササイズを提供することがいかに重要なのかを改めて感じることができました。

腫れてしまった腱、変形してしまった関節、すり減った軟骨をどうにかするのではなく、
そもそもいかにそんな環境になる前に我々トレーナーがサポートしてコンディションを良好に維持することが重要かを強く感じる時間となりました。

その後、大学の施設見学をして、ここでも大きなショックを受けたのですが
情報量が多すぎなのでDAY4と合わせて書こうと思います。

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二日目です。

今回の目的の1つ「ヴェロシティ スポーツパフォーマンスジム」での研修です。(メンターシップDAY1)
私たちがなぜこの施設での研修を行なうのかというと、トレーニングのシステムが非常に優れているからなのです。

「スポーツパフォーマンスジム」という響きは日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、
この施設にはスポーツのカテゴリ関係なくあらゆるジャンルの、そしてあらゆる世代の人がトレーニングに来ています。

アメリカはそもそもジムに通う人口が日本の3倍以上いると言われており、こういった施設が数多くあるうえに歴史も深いです。

その中でも新しいコンセプトとして「トップアスリートが行なっているトレーニングのコンセプトを一般の人も強度を合わせて利用できるようにする」という目的のもと作られたのがヴェロシティなのです。

これはただ、派手な種目を一般の人にガンガン提供するのではなく、むしろ人間の本質的な動作の獲得を丁寧に作ってからじゃないと先に進まないという考えのもとにトレーニングを行なうので安全で効果的、そしてそれを楽しく学ぶことができるわけです。

久しぶりに私も全力で体を動かしました。
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様々なスポーツの選手たちが基本的な共通するトレーニングを行なうところから始めて、
その後にそれぞれの専門的な種目のトレーニングを提供していくというのは非常に理にかなっています。

そしてそれを現実に、プロ選手から子供達まで全ての世代で提供している施設での研修は非常に学び深いです。
明日は解剖の研修に行ってきます。


米国ロサンゼルスでの「ベロシティ」という全米に展開しているジムの研修に来ています。
今回は我々「スポーツ基地グループ」スタッフがその研修に3名参加し、アメリカで行なわれているトレーニングのメソッドを学ぶことと、日本では経験できない解剖実習もプログラムには組み込まれています。
トレーナーの皆さんに良い情報を届けられるようにブログアップしていきます。

さて、初日のレポートです。

初日は時差ぼけを解消することも含めて、施設見学と買い出し、そして街の案内をしてもらいました。
まずはじめに向かったのがスケートリンクが3面ある施設「キングス」です。
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アイスホッケーとフィギュアスケートの練習ができるようになっていました。
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フィギュアスケート選手であるグレイシーゴールドがホームリンクにしている場所で、垂れ幕がかかっています。
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少し上からリンクが見られるようになっており、そこにはモニターとバーカウンターが併設されています。
お酒を飲みながら大会観戦なども可能になっていて、観戦する楽しさを知っている人が作った施設でもあるなと思いました。

つづいてUFCジムの施設見学です。
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広大なジムの中央には8角形の金網のリングが鎮座し、その周りにトレーニング機器が並んでいます。
子供用の格闘技教室なども充実していて、道着を着て隣のフロアのマットの上で練習していました。

アメリカでは日本よりもオーガニック製品が多い印象がありました。
幾つかのマーケットも回りましたが、ジュースバーのような施設があったりオーガニックマーケットが巨大だったりしたのが印象的でした。
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ちなみにこちらはプロテインチップス
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初日に時差ぼけを減らすためには「寝ない」のが鉄則ですので、ガイドの方に案内していただいて
眠くならないような楽しい時間を過ごさせていただきました。

西海岸!
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ビーチバレーのコートが常設されています。

現在ちょうどロアンゼルスドジャーズがワールドシリーズに勝ち続けているので、スポーツ用品店ではグッツが山のように販売されていました。
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明日から研修スタートです。
レポートは続きますのでお楽しみにしてください。

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scherzoの加賀城匡貴が新ユニットを組み初めての個展として「Q&Q」展を開いたので初日に行ってみました。
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会場は札幌市資料館2階。

ここは元裁判所だったというのを先週知り、そうなんだと思いながら入り口に立つと
確かに裁判所であったというのがわかる作りになっていました。
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さらに拡大。
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なお、無料で法廷も見ることができます。

話を戻しまして、kagajominowaという名義で最近ツイッターインスタグラムフェイスブックなどで難解な画像が繰り返しアップされていました。
あまりにも分かりにくい。。説明が足りなさすぎる。


しかしその答えはこの会場で回収することができるという仕掛けだったわけです。

さていよいよ会場に行きます。2階の奥の部屋に行くと看板があり中が暗い。
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中には対面に2つの映像が流れていて、それらが連動して一つの作品となっています。
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これはこの空間にいなければ楽しめないものになっていて、映像作品なのに「体験」ができる作品でした。
一人で見にくのも面白いけど、何人かで行くのも面白いと思います。

上映時間は13分程度。時間があるなら2周くらいはしたい感じ。


今回「kagajominowa」(加賀城箕輪)というユニット名にもあるように蓑輪さんという方と一緒に作品を作っています。
蓑輪さんはscherzoの作品とご縁がある方で、実は少し作品の共演がscherzoの中ですでに行なわれています。
この辺りに関しては11月3日のアーティスト・トークで話しますので、ぜひ来てください。
(実は私が司会を頼まれています!)15時から90分とたっぷり彼らの脳内を楽しむことができます。

蓑輪さんはCMを中心とした映像制作をされている方で、過去には短篇映画祭での作品受賞もされています。
びじょbijyo

waiting for...

この二人が組み合わさった作品の世界を是非ご体験ください。
そして11月3日にお会いしましょう!

シルクドゥソレイユで850回のステージに立ったダンサーが帰国し立ち上げたオリジナルの「一人ダンス劇」というパフォーマンスです。
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PVはこちら。


彼(熊谷拓明氏)とは20年以上前からご縁があり私自身、彼のファンの一人です。
20年ほど前に彼が自分の可能性を求めて東京へ出たっきり風の噂での活躍を聞いていて、
しばらく彼の話があがらなくなったのちに「シルクドゥソレイユで踊ってるらしいよ」という情報が流れてきてものすごく嬉しい気持ちになったことを覚えています。

彼の帰国後ダンスを見る機会があり、その洗練された体の動きに目を奪われました。
ダンサーが消え、踊りだけが目の前に存在しているという感覚を体験したのです。

参照:北海道ダンスプロジェクト2014レポート

そんな彼の10日間連続15公演が今月末に行なわれます。
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東京近郊の人は羨ましいです。
北海道も最近はかなりダンスシーンが熱いですけどね。

興味を持った方は是非足を運んでみてください。

一人ダンス劇『嗚呼、愛しのソフィアンぬ』

2017年10月20日(金)〜29日(日)

会場 アポックシアター(千歳船橋)
東京都世田谷区桜丘5-47-4

日時

10月20日(金)
開場19時半 開演20時

21日(土)
開場14時半 開演15時
開場18時半 開演19時

22日(日)
開場12時半 開演13時
開場16時半 開演17時

23日(月)〜26日(木)
開場19時半 開演20時

27日(金)
開場14時半 開演15時
開場19時半 開演20時

28日(土)

開場14時半 開演15時
開場18時半 開演19時

29日(日)
開場12時半 開演13時
開場16時半 開演17時

上演時間は約70分です。

チケット代金
前売り3600円(全席自由。)
当日3800円(全席自由。)

学割
3000円(前売りのみ。各公演10名さままで。当日学生書の提示をお願い致します。)

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