不調改善トレーナー森脇俊文の「QOL向上委員会」

「森脇マジック」と呼ばれる圧倒的な指導力の秘密がここに公開されています。

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私が所属するばんけいスキー学校には「ジュニアテクニカル」と呼ばれる最上級クラスがあります。
彼らはスキー学校内で非常に目立つ存在であり、周囲から注目される憧れの存在とも言えます。

本人たちもその自覚があるので礼儀正しく、挨拶も受け答えも出来る子が多いです。
(素行が悪い場合、厳しい担当教師たちや他の教師たちが目を光らせており思い切り叱られます)


そんな彼ら彼女達に今年2回目のスキーレッスンがありました。


担当の教師チームが滑りのベーシックな部分を徹底してレッスンしているので、
私はオイシイところを持っていくだけで "森脇マジック" によって変えることができます。


今回の私のミッションは「不整地の滑り方を教える」ということです。
ジュニア時代に不整地ロングターンができるようになるのことがいかに重要かは過去に何度も書いていますので、合わせて読むとこのミッションの重要性がよくわかると思います。




ちなみに前回(今年1回目)のレッスンでは「ひねり」を紹介しました。



ひねりの概念がつかめている状態なので、今回のレッスンの導入はスムーズにいけました。
しかも伝えたいレッスン内容と雪面のコンディションが大体マッチしていたのもラッキーでした。


伝えた内容はこちら
・急斜面不整地ロングターン時の大きなコブを避ける方法
・急斜面不整地ロングターンの練習時にやってはいけない滑走ライン
・バンク滑りの時の進入ラインと目線
・浜辺スペシャル(10年前の記事ですが「浜辺さん」と浜辺スペシャルに関して少し触れている記事はこちら
・コブの「引き」のテクニック
・パンプトラック的な「プッシュ」

そして、
・昨年モーグルコーチから習った「引き」以外のトップの落とし方(モーグルの滑りの分析)
このレッスンを受けた後だと下記の関連記事の私の写真が、どのタイミングで何をどのように意識しているのかが見えてきます。
関連記事:



1日のレッスン内容としては多いと思いませんか?

しかし今回彼ら彼女達と一緒に滑ってみて感じたのは、新しい技術(やったことのないテクニック)に対してのモチベーションが高かったのです。
それにより新しいテクニックが出来ない自分が「できそう!」に変わり、出来るようになっていくのを楽しんでいました。

こういったモチベーションの高い生徒が数人でもいると(特にグループの中でも上手い生徒の中に!) あとは勝手にみんなが練習しだして上達が加速していきます。


この空気感があればあとは「手がかりのヒント」をまき散らすだけで十分なんです。


約30人の生徒の誰かが1人できるようになれば、それを見た隣の生徒ができるようになるんです。
これはいわゆる「ミラーニューロン」のおかげなのですが、 モチベーションの高い生徒が多いチームではうまくいくことが多いんです。


今回もそれぞれの練習方法に対して得意な生徒が変わります。
すると「あ、これ俺って得意なんだ」「この滑り方、私好きかも」なんてことがあちこちで始まるので
自分の得意な滑りを磨いていくわけです。それが個性にもなりますし自信にもなります。


こういった変化球的なレッスンは毎回やると刺激に慣れてしまって飽きられてしまうのですが、
年に数回しか入らないからこそ砂漠に水が染み込むように沢山の技術を吸収してくれました。


繰り返しになりますが、これができるのは担当コーチのチームがしっかり日々のレッスンで
・朝一では滑走本数を優先してたくさん滑る
・基礎的なテクニックを徹底する
・素行が悪い場合にすぐに叱る

これらを行なっているからこそです。
コーチ達に感謝。


今回出来なかった技術も、チームの誰かができるようになっているのであとはその人をよく見れば真似できます。次会ったときにはボッコボコの急斜面をスイスイとロングターンで滑ってきてほしいなと思います(笑)

その練習では人や木との接触だけには十分に気をつけて!

 

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以前オムロンさんから取材を受けて、私が日頃レッスン前に行なっている準備運動をご紹介させてもらったことがあります。
(この取材以外ではルーティーンを紹介したことがありません)


この順番は10年以上変わらずに私のレッスン前のルーティーンにしています。
(他にもっと良いものがあればいつでもすぐに変更するつもりです)

脚の重さや動きやすさがはっきり変わるので大変好評なんです。
みなさんもぜひ滑る直前に雪上で行なってみてください!

そのサイトはこちらです。(セルフケアも掲載しています)
 


準備運動の動画だけ見るならこちらです。(ある意味このブログでは初公開!)



 

札幌市民交流プラザの企画で以前インタビューを受けてスカーツで放映されていた動画がアーカイブに掲載されました!


札幌に住む私たちの雪に対する捉え方を変えることで、街が魅力的に見えてきます。
事実は一つでも捉え方はたくさんあるのです。

私たち「北海道スノースポーツミーティング実行委員会」の想いがうまくまとまった動画になっています。


どうぞごらんください!

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前回の記事で「スキーを操るのが苦手なスキーヤー」について書きました。

スキーの形状の変化が大きな原因になっているというのは多くの人が語っている通りだと思います。
簡単にまとめるならば「カービングスキーになりズラすのが難しく、エッジに乗ってターンをする方が簡単になった」という感じでしょうか。

これをちょっとポジティブに書くならば「エッジに乗って滑る能力は高くなった」という表現になりますね。

さて今回はズラすのが苦手な現代のスキーヤーたちに向けて記事を書こうと思います。

最近、我がばんけいスキー学校のジュニアの一番上手な子たちが集まる「ジュニアテクニカル」という会員に向けてレッスンを行ないました。この子たちはジュニアのスキー技術選手権に出場するような技術レベルの子たちで、ゲレンデを滑るとカッコイイのでとにかく目立ちます。

さて、そんなジュニア会員達の憧れのジュニアテクニカルの子達に対して、スキー操作の幅を広げてもらおうと、ちょっとした窮屈な動きを紹介してきました。
それは「ひねり」です。ひねりはエッジに乗る滑りとはテクニック的に違う要素が含まれていて、スキー操作の一つとしてとても役立つものになります。


まずポイントは「股関節の内旋」という動きができるかどうかで、雪上に座った状態から始めました。
そこから2017年に書いた「オフトレ検定」の一部を紹介しました。

(もう雑誌社が無くなってしまっているので記事の一部を公開します)
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この動きを滑りながらできないスキーヤーが非常に増えてきています。
これができないということは
・ターン前半の強いとらえができない(画像内写真左上)
・クイックで強いターン後半のエッジングができない(画像内写真下)
という状況から抜け出せない可能性があります。

実際ジュニアテクニカルの子達に中急斜面で短い距離のなかで「小回り20ターン」という規制をかけたところ、初めから20ターンできたのは数人でほとんどの子がは10ターン程度しか行なえないという状況でした。
特に印象的だったのは、斜面に入った初めの数メートルがアイスバーンだったのですが、ここでエッジングして刻むようにターンできた人は一人もいませんでした。それは雪が柔らかくないと小さく刻むようなエッジングができないとも言えます。


つまり「なんでもできる」ではなく「技術選手権っぽい滑りだけができる」という感じなんです。


このような「滑りの多様性が低い状態」が全国的に技術選手権の選手だけではなくアルペンレーサーにも共通して課題として存在しているようです。(アルペンレーサーも切って滑ることはできるが切れない環境でのテクニックが苦手なんでしょうね)


20ターンできればえらいとかではなく、ゲレンデ状況に合わせた様々なターンことがスキー上達のポイントになるわけです。
そして自分のできない技術がある場合、いつかどこかで上手く滑れない場面に出くわすことになります。

それがコブかもしれないですしアイスバーンかもしれませんし、バックカントリーかもしれません。

そんな時に「スキーを操れてよかった」と感じられるためにもスキーテクニックの幅を広げておきましょう。

大会に直接関係ないと思われるスキーテクニックを身につけることが、大会で結果を出すことにつながるのです。
自然を相手にしたスポーツではあらゆる環境に対応できる人が一番自由になれるのですから。





 

今日、とても印象的な投稿を見つけました。


これはまさしくスキーの本質的な話であり、技術選手権の選手のみならずアルペンレーサーにおいても起きている出来事なのかと驚きました。
専門競技に対して専門的トレーニングを行なう弊害が表れているともいえます。
近年トレーナー業界では育成年代の専門的動作に特化したトレーニングに対する見直しが行なわれてきています。

つまり、スペシャリストを作ろうとした結果、その競技だけしかやらないことで体の基本機能や感覚が未発達でアンバランスな選手がある程度の年齢で伸び悩むことを防ぐことに注目が注がれているのです。

ちなみに近年佐々木明氏は自らエッジを全て削り落としたエッジの無いスキーで滑っています。
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技術選手権で勝ちたかったらポールに入りなさい。
それが出来ない環境なら不整地ロングターンを繰り返しなさい。
このブログでもそんな記事を書いていましたが、オリンピアンの口から語られていることで圧倒的な説得力を生みますね。


カービングスキーの登場でスキーが曲がりやすくなり、スキーを操るという概念がどんどん小さくなっていき、スキーの性能に操られて滑っているスキーヤーが増えてきたのかもしれません。

エッジを削り落とせとまでは言いませんが、ハードなアイスバーンや圧雪がうまくいかないでアイスボールがゴロゴロあるゲレンデ、ちょっと前までパウダーだったボコボコの急斜面などを楽しんで滑っていれば手に入る技術が、
「今日はゲレンデ荒れてるから調子悪い」なんて言いながら避けてきた代償なのかもしれないですし、さらに言うと「練習が大事だからパウダーなんか滑っている余裕は無い」とか「ジャンプしたりして遊んでいる暇あったら練習しなければ」なんて考えていることで、スキーを操る機会がどんどん失われていくわけです。


心当たりある人沢山いるんじゃないでしょうか。


私は心当たりまくりです。
世界を代表するトップスキーヤーのひとり「佐々木大輔」と共にスキー部で練習していた高校生の時点では私の方がスキーがうまかったのです。(少なくとも技術選手権の大会の成績では)

そこから必死でスキーの上達のために人生を捧げていた私を数年であっさり抜き去って世界で8位になった彼のターンは私にはできない美しい谷回りがありました。
私は私でうまくなろうと必死に努力をしていました。しかし彼はそんな私を軽々と飛び越えていったのです。

もちろん才能や環境など言い出したらきりがありませんが、高校卒業後彼と同じ練習をしていれば今ほど差が開かなかったと思っています。
それはどんな環境だったのか?

「児玉毅さんの後ろを付いて同じスピードでテイネハイランドの北壁コースを滑りまくる」
 つまり不整地をハイスピードでめちゃめちゃ上手な人と一緒に滑っていたわけです。
 
私も良い仲間に恵まれたおかげでそこそこスピードにも強くなり、不整地も滑れるようになりましたが滑りで雑誌に掲載されるレベルにまでは到達していません。


スキーがうまくなりたいと思っているジュニア世代にはぜひ知って欲しいと思うことは、
「スキーを操る」ということが「カービングで速く滑る」「カービングで綺麗に滑る」よりも上位にある技術であるということです。


そしてジュニアを指導するコーチはフォームの指導も大事なのですが、感覚を養うようなトレーニングを多く入れて欲しいと思います。
いろんな滑り方をしてみたり、いろんな場所を滑ったり、いろんな雪の環境で滑ることをさせてあげて欲しいです。


日本が強くなるということと同時にスキーが楽しくなるのが一番の理想ですし、それが可能だと思っています。
 

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私の知人に田川聡史さんという方がいます。
2009年に行なわれた国際知的障害者スポーツ連盟のスキー世界選手権で三冠をはじめ、
スキー世界選手権での優勝経験を豊富に持っている方です。

彼と知り合ったのは10年前の夏に開催した「SUBERUBESA(スベルベサ)」というイベントに協力してもらったことがきっかけでした。
これ凄いイベントなのでスキーヤー、スノーボーダーはレポートぜひ見てみてください↓


そんな田川さんと年末に私のホームゲレンデであるban.Kことばんけいスキー場で会いました。
リフト待ちの行列で声をかけてくださった田川さんはスノーボードを履いていたので、
「田川さん、スノーボードもやるんですねー」なんて話してみると、
「これで大会に出るんです」とおっしゃっていてとても驚きました。
ショーンパーマーか(笑)

田川さんに教えてもらうまで私も知らなかったのですが、今年の2月に札幌・江別・岩見沢でスペシャルオリンピックスの大会があるのです。


ホームページはこちら

ということで田川さんはスノーボードで参戦です。応援よろしくお願いします!
もちろん他の選手も!



 

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2年ぶり5回目の「雪育遠足」が朝里スキー場で開催されました。

このイベントをどうしても協力したいという想いが強いので今年も参加してきました。
この雪育遠足というのは東日本大震災で被災した人たちが札幌へ避難し、そのまま移住された方達を対象に行なっているイベントです。

協力したいという想いが強い理由は大きく二つあります。

一つは「私が提供出来る価値」が高いイベントということです。

スキー指導者として26年キャリアがあり、スキー学校の教師研修を行なっている私としては「スキーレッスン」をすることが、私に出来ることの中では提供できる価値が高いものですのでやりがいを強く感じるのです。

そしてもう一つの理由はアクションを起こしている人たちが魅力的だからです。
この企画を立ち上げた佐々木明氏をはじめとして伊藤ダイゴ氏、井山敬介氏、そしてサポートしているメーカーや企業の人たちと、雪育先生として協力しているスキーヤーみんなが魅力的な人ばかりなので参加していて気持ちが良いんです。
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初めの3回は世界中のアルペンレーサーの賞金から寄付されたお金で行なわれ、4回目は雪育チャリティマッチからの寄付によってお金が作られ、今回はクラウドファンディングによって日本全国の人たちの協力によってお金が作られました。
(これらのお金の使い道はバスのレンタル代、バスのガソリン代、参加者のリフト券と昼食代に使われます)

どの方法で作られたお金も「佐々木明の想い」がなければここまで集まらなかったはず。
お金も人も、人間の魅力によって集まってくるというのを間近で目撃できるのはとても貴重な経験です。

私はトレーナーとして今回は準備運動の担当、そしてスキーレッスンのプロフェッショナルですのでこの5回全て、初めてスキーをする人を担当しています。
(1回目は1歳児を抱っこしながらそのパパへスキーレッスンしました)



今回は今までの中で最も上達させることができたのですが、それはまた別の機会に記事にします。

メディアがいくつか来ていたのとスノーフリークスさんが近日中にレポートをアップすると思いますので、かぶりそうな内容に関してはここではあまり書かずに切り口の違うレポートを続けます。

追記:公開されました!


まずこちら。
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佐々木明氏のスキーですが、これを見てピンと来る人はかなりのマニアです。

これは「エッジを全て削り落としたスキー」なんです。


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「常識とは18歳になるまでに集めた偏見のコレクションのことを言う」とは
かのアインシュタインが言った言葉ですが、確かにエッジがなくても雪が柔らかければ全く気にならないでしょうし、仮に雪が硬くても滑り方次第では転ぶことなく滑ることが出来るわけです。

履いてみたかった(笑)

あとはこんな面白い行動食の差し入れがありました。
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低分子化ポリフェノールと必須アミノ酸(BCAA)が含まれたエナジーバーです。
作っているのは京菓子處 鼓月さん。

美味しくてエネルギーが補給できるならこんなに素晴らしいことないですね。
雪育先生達の元気の素になりました。

サポートしてくれたメーカーや企業はいくつもあり、
朝里川温泉スキー場、JEEP、サロモン、ニューエラ、パンのどんぐり、シュライヒ(敬称略)など沢山の大人たちの協力があって大成功に終わりました。


魅力的な人間の強い想いは人を動かす。


今回参加した子供たちが、この経験をきっかけにいつか出会うどこかにいる誰かのサポートをするような人になってくれたら嬉しく思います。
そうやってペイフォワードが進んでいくのが素敵な社会だと思っています。

 

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こちらをご覧ください。


スキーを滑る人(スキーレッスンする指導者は子供達)にこの情報を伝えるだけでもヒヤリハットする確率が減ります。
それはハインリッヒの法則から考えられる事故の件数を減らすアクションとしては有効だと考えています。


スノーボーダーはバックサイド側が見えにくい
 

これを1分で良いのでレッスンの中で伝えられれば事故が少なくります。
どっちが悪いとかそういう問題ではなく、滑走フォーム上発生する死角(視野)がスキーとスノーボードで違うということを知ることが重要なんです。


この動画は4シーズン前に撮影したものでこの当時はスキー教師もスノーボード教師もヘルメットを着用していませんが、
近年ヘルメット着用がスタンダードな考え方に変わってきていますね。

事故に遭わないように気をつけるのと同時に事故が起きた時に被害を小さくする装備を身につけておくのも重要だと考えます。



あなたの周りの大切な人たちへ、この情報をお届けください。



「こんなこと当たり前だ」と思っているのはゲレンデ慣れしているだけなんです。
そうじゃない人にこそこの情報を届けたいと思っています。

 

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今年のばんけいスキー学校教師研修は理論も実技も例年のスタイルとは趣向を変えて行ないました。
例年はアクティブラーニング形式で行なっているので、参加された先生全員がともに情報を発信しあって共有するスタイルなのですが、4〜5年に一度のペースで講師一人がメインで情報を伝達する形を取っています。
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ということで私がメイン講師となり実技研修のテーマは「子供がポールを速く滑るには?」という内容で行ないました。

我がばんけいスキー学校は日本で最もジュニア検定の受講者数が多いスキー学校なのです。
そして、ジュニアの3級以上はタイムがどんどんシビアになってくるので、綺麗な丸いターン弧を描けていてもタイムが足りなければ検定としては不合格になるという状況がある限り、ジュニアの短期スクールでは上手になるにつれて「速く滑る」という能力も養っていくことが求められます。

理論研修では専門用語を理解した上で力学に合わせたターンのメカニズムを紹介し、実技では一切専門用語を使わないでターンを組み立てた後に「これを専門用語で説明すると理論研修でお話しした内容そのままになります」という流れでご紹介しました。

理論は深く理解している状態で雪上ではシンプルに伝えるのが理想的だと考えています。 


そしてばんけいスキー学校にはジュニア指導のスペシャリストの先生が沢山いらっしゃるので 私が一通り研修を行った後にベテランの先生から一言いただいて研修を修了するのですが、まさに金言が出てくるのがありがたいです。


今年もばんけいスキー学校は準備万端で皆様をお迎えいたします!
あとは雪が沢山降ってくれることを願っています。


 

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こんなのあるんですね。長くスキー指導に携わっているのに知りませんでした。
(昨日知りました)
札幌市が主催して無料で資格を取ることができるんです。


うちのスキー学校にこのチラシ置いたら一瞬で20人くらい参加希望者出て来そうですが申し込み締め切りが明後日なので間に合いません。
今は何人くらい指導者いるんでしょうね。

締め切りまで近いので、興味ある方はお問い合わせしてみてはいかがですか?
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札幌市が若手起業家を応援するためのブレインストーミングに参加してきました。
会場は札幌市民交流プラザ内にある「札幌市図書・情報館」です。
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ここは「働く」に関することがテーマの図書館なんです。

そして本だけではなく、職種別エリアマーケティング市場調査などのデータベースまで無料で用意されており、新規事業のために必要な情報を手に入れるには最高の環境になっています。

今回のミーティングの初めに、この図書館に置いてある本の中から「起業」「新規事業」などに関する本を何冊がご紹介いただきました。
起業の科学
事業構想
メッシの踏んだ芝生はなぜ売れるのか?

つまり、この会場で「若手起業家のサポート」を公開ミーティングで行なうことには必然であり、
大きな意味があるわけです。
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今回の公開ミーティングの正式名称は「札幌市スタートアップエコシステムの拠点形成戦略関連事業企画ブレインストーミングミーティング」というもので、この名称を説明することが来年以降の札幌市のアクションを知ることにつながります。


それではまず「スタートアップ」から
これは「起業」と考えて良いと思います。もうちょっと踏み込むと「新しいビジネスモデルの構築」とか「イノベーション」なんて言葉が含まれた「起業」だという感じです。

そして「エコシステム」とは
「企業・自治体・大学などが連携する仕組み」や「共生関係として繋がっている企業」などの意味を持っています。


これをつないだ「スタートアップエコシステムの拠点形成」という言葉になると、
内閣府が取り組んでいるアクションで、拠点都市を日本に作っていこうという取り組みがあります。



実は札幌市は今年「スタートアップ都市宣言」をしました。


ということで来年以降若手起業家のスタートアップを支援するために、どうやったら起業家が企画を実現できるのかについてブレインストーミングを行なったわけです。
12年前の活動ですが、よく似た活動を私も行なっていました。


今回は「スポーツ」をテーマにした回で、
登壇者は北海道コンサドーレ札幌、レバンガ北海道、などのプロスポーツ業界の方からeスポーツに関わっている方、そして私のようなトレーナー業までスポーツに関わる幅広いジャンルの人が集まり、若手起業家がスポーツ関連分野でビジネス創出するための課題整理などを行ないました。
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中でも印象的だったことをここに書いておきます。




「0から1」にするのはとても難しい。だからこそ今あるファンをよりファンになってもらうアクションを起こす

この発想は上にリンクを貼った「北海道スノースポーツミーティング実行委員会」の活動の中で強く感じた経験とも重なる部分で、嫌いな人を好きにさせるエネルギーは膨大なのに効果が出にくく、好きな人をもっと好きになってもらう方が同じエネルギーを使うなら効果が出やすいんです。


マネタイズやキャッシュフローが見えてこない

学生同士でのミーティングの中では良いアイデアが浮かんでも、それを実現化するために企業とマッチングするための場がなければ先に進めない訳で、アイデアの場に法人がいることや、そういった場の活用によって事業創出の可能性が高まる。



マネタイズ・ファイナンスに関してシニアとのコミュニケーションを深める

想いを応援してくれるシニアはパトロンとしてのサポートをする場合がある。
自分のお金をより良い社会や若者への支援のために使いたいと思っているシニアは案外多い。



応援してくれる人を増やすことで事業が拡大されていく

ここは私が話そうと思っていて半分までしか伝えられなかったのですが、低価格の運動教室でも参加者数が増えてくると収益の総量は比例して向上する。twitterやInstagramなどの活用によって圧倒的なフォロワー数を獲得できれば、無料情報をフロントエンドとして高価格のバックエンドを提供することも可能。
さらにはサブスクリプション方式でのオンラインサロンやコンテンツ提供によって事業化可能。


こういった話し合いの中で生まれたヒントを集めて来年の事業を作っていくことになるようです。
今後もこういったミーティングを繰り返し行なっていくことで札幌のスタートアップ拠点形成が進んでいくのでしょうね。
今後も呼んでいただければ、私の知りうる情報は包み隠さずにお話ししていこうと思っています。

 

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昨年に続き、今年も呼んでいただきました。
昨年はこちら。


Furano Snow Schoolのインストラクター研修の講師です。
今年のテーマは「チームの戦闘力向上」ということで、インストラクションを深掘りする時間としました。

日頃何気なく使っているレッスンの中の言葉には一体どんな意味があるのか。
そしてそのインストラクションのメリットとデメリットがどのようなものなのか。
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「レッスン内容の引き出しは沢山持っている」
 
と思っていても、もしかしたらほとんどが同じカテゴリの引き出しだった場合、
「一つの大きな引き出し」 だったりするのです。

一方で習いにくる人は様々ですから別の引き出しにバッチリはまるお客さんだった場合、
何を引っ張り出してもうまくいかないというケースが生まれます。


うまく上達させられない場合に「あの人は理解が遅い」「ちょっと変わった人だった」なんてお客さんのせいにするのは二流のやることなんです。そう私は思っています。

依頼してきた人の最大限のパフォーマンスを引き出しながら楽しんでもらってこそ一流のインストラクターだと考えています。 

Furano Snow Schoolの皆さんは基本的に外国人へのレッスンが多いようなんですが、
精鋭揃いで、メンバーにはスキーもスノーボードもどちらもレッスン可能な人が何人もいます。
「私はスキーだけしか教えられないんですよ」 って自己紹介されても、私としては「それって普通じゃないんですか?」と聞き返してしまうくらいの感じです。

私が行なったことは、このスキルの高い人たちの情報をスタッフ間で共有してチーム全体の指導スキルが高まっていくことをサポートすることです。
「そんなやり方があったんだ!!」と自分の知らない情報がどんどん入ってくるわけです。
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そして一見素晴らしいと思えるレッスンの中にも「メリット」「デメリット」の両面があることを理解することで、引き出しの選択肢を判断できるようになります。

さらに今回はトレーナーとしての「セルフケア」も依頼されていましたので、
体を温めるエクササイズと腰から下のセルフケアのアプローチをいくつかご紹介させていただきました。

シーズンが長いスキー場ですので身体のケアはとても重要です。
今シーズン怪我なくより良いレッスンができることを願っています。

 

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さて、迎え角一定のままターンするとなぜメリットがあるのかを書きます。
一番大きな理由は「スキーがたわみやすくなる」のです。
みなさん、プルークボーゲンですらスキーがたわむのをご存知でしょうか。

カービングターン以外にスキーはたわまないと思っている人は
案外多いのかもしれませんが、プルークボーゲンでもキレイにスキーはたわみます。
(指導者は斜面下から見ている事が多いので、知っている人が多いですよ)
迎え角一定のターンをするとターンによって発生する遠心力のような慣性の力がある程度「一定」に近づきます。
遠心力のような慣性が連続して働き続けるとそれに見合った分だけスキーがたわむのです。


また、ターン全体を一つのトランポリンのようにイメージするならば、
少しずつたわみが増えて(トランポリンが沈む局面)、少しずつたわみが消えていく(トランポリンが上がる局面)のが想像できるでしょうか。
この「たわみが消えていく」力はスキーの「走り」に変換されます。
(これに関してはまた別の記事にします。長くなるので)

ターン中に迎え角の変化が大きかったりすると、発生したたわみをターンにつなげられずに力が消えてしまったりします。

私の指導メソッドの流れでは、まず「迎え角一定」の感覚を覚えてもらう事を
優先的に組み立てます。これによってスキーのたわみを発生させやすい環境を作るのです。
(完全な初心者から1級を目指す程度の方まではこの方法を重視します)

さて、話を戻しまして、もう一つのメリットです。
スキーヤーの感じる外力(慣性力)の向きが一定に感じられるようになります。
もう一度この図をご覧ください。
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このスキーヤーの進行方向に対して発生する外力の向きは常に左前からになっているのが
イメージできるでしょうか。
(低速で滑っていることを想像すると雪面抵抗を斜め前から受け止めているような感覚になるのです)
この感覚で滑ると外力(慣性力)の変化が少ないので、恐怖心が出にくく心地よい感覚で滑りやすいんです。

つまりまとめると、
・スキーがたわみやすい(走りやすい)
・スキーヤーに対して外力の向きが一定なのでコントロールしやすい
・雪面抵抗の大きな変化が無いので恐怖心が小さい


こんなメリットがあるわけです。


さて、これらの記事は中級者への記事ですので、
一部の上級者になろうとしている人たちにとっては肝心の所が抜けています。
それは「雪面抵抗は一定で良いのか?それではスキーは走らないのではないか?」
という部分ですね。これもまた別の記事にします。

いっぺんに書くと文字数ばかり多くて読みにくくなるので
要素ごとに一つの記事にして書いていきますので、
もう少々お待ちください。
ハイシーズンまでは少なくともあと1ヶ月はありますから。

さて、いよいよ「ずらし」に関して解説していこうと思います。


まず「迎え角」から。


指導の資格を持っている人にとっては馴染みがあり専門用語という認識が無い人もいる言葉ですが、
実際には「なにそれ?」っていう感じのバリバリの専門用語です。
こんな言葉をさらっと使っていいのは相手が専門的な言葉を理解しているという
共通認識がある人にだけです。
(余談ですが「ずらし」すら指導言語と呼ばれる表現ですので初心者には分かりにくいです)


「え?そうなの?」と感じた指導者の方は、なじみのお客さんに
「迎え角って説明できる?」と聞いてみてください。おそらくニュアンスは分かっていてもうまく説明できない人がほとんどだと思います。


さて、その迎え角の説明を行ないます。
こちらをご覧ください。
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これが迎え角です。
進行方向に対してスキーが向いている向きが違う時に発生する角度が迎え角です。
これが二本、線対称に並べばプルークポジションです。

迎え角はこうなると雪面抵抗が増えるので減速しやすいです。
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そしてこうなると減速しにくいです。
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迎え角が無い状態を直滑降と呼びます。(真下に向かって滑る場合)
これが一番スピードが出ます。
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つまり雪面抵抗は迎え角によって変化させることが可能です。
(角付け角に関しては次回書きます。ここでは迎え角だけで話を進めます)

こんな感じ。
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どうですか?同じ斜面を滑るにしても、迎え角の角度によって
スキーが受ける抵抗が増えたり減ったりするのがわかるでしょうか。

これは「アクセル(厳密にはニュートラル、もしくはパーシャルに近い)」と「ブレーキ」の役割にもなります。
迎え角を小さくすれば斜度により加速し、大きくすれば減速します。

そしてこれを一つのターン中に行なうと「アクセル→ブレーキ」となり、
加速減速が一つのターンに発生するので重心が前後に移動しやすく、極端になると「曲がり道での急ブレーキ」と同じなのでバランスを崩しやすくなります。
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一方でターン中になるべく「迎え角一定」を目指すとこんな感じになります。
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この滑り方が出来るようになるとスキーのたわみを利用したターンが可能になり、いわゆる「走り」と呼ばれるテクニックの土台としても活用できます。
もちろんスキー指導のアプローチは人数分ありますので、ここから始めるのが唯一の正解というのではありません。持論がある方は沢山います。
ただ、この滑走技術を身につけると重心の極端な前後移動が減り恐怖心が出にくく、滑走感覚が気持ちいいという私の持論に基づいたレッスン方法になります。

この方法を身につける為の練習を行なうと(その練習方法はここでは省きますが)
滑走感覚の気持ちよさをつかみやすく、谷回りの感覚を得やすく
「スキーが走る」という感覚もつかみやすいのではないかと26年指導を続けてきた結果感じています。

何度も書きますが、
この滑り方が唯一の方法ではなく、スキーの目的や習熟度、斜面状況などによって様々な方法があります。他の方法も当然沢山ありますが、この組み立て方(迎え角一定を練習してもらう)が私は一番好きです。
ここまで繰り返して配慮するのはスキー業界には教えたがりの人が多く、自分でサイト運営するわけではなくコメントのみにおいて否定的な発言そされる方が多いからです。
ちなみに6年前に書いた記事はこちら。
「プロがスキーテクニックをネットで語りたがらない理由」

時代は変わり、今やスキー系ユーチューバーが沢山増えてきました。
ただし、昔も今もこの理由には変わりはありません。



さて、話を戻しまして、迎え角という言葉を理解し、
それをコントロールする事が真の上級者になります。
この迎え角を指導言語では「ずらし」と呼びます。

まずは基本編でした。



noname

ズレにくいスキーが開発されて20年以上が経過しました。
もはやカービングターンは中級者の技術となり、カービングだけでは
上級者なのか中級者なのかの見分けがつきにくくなってきました。

さて、そんな現代にとても難しくて楽しい技術があります。
それは「ずらし」です。
ずらしに関しては以前、勢いあまって書いた事がありましたが
言葉での解説は非常に誤解を生み、その後、あちこち色々書かれていると聞きました(笑)。

ずらす技術が高い人ほど、限界スピードが高くなります。
それは急ハンドルではなく、ほんの少しハンドルを切ったままずっとズレ続ける感覚に近いです。


私がスキー指導の中でスペシャリストだと感じた方の1人に我満さんというスキーヤーがいます。
(このブログを読んでいる人ならほとんどの方に説明が必要ないと思います)
その方が現役選手の頃に語っていた言葉で「俺の中にズレると切れるの概念はない」という
ニュアンスのお話をしてくださった事があります。

理想的なポジションに入ってしまえば、ズレるか切れるかは雪面が決める事であって
自分は良いポジションに乗り続けているだけだという感じの内容のお話でした。
(ちょっと本題とはズレた話ですが、面白いエピソードなので掲載)

「ずらす」という事はあっても、ズレるのか切れるのかはあくまでも結果でしかなく、
そこに意識をもっていくことはなかったのだと思います。
確かに雪面は柔らかければ柔らかい程厳密なカービングは存在せず、太く切れているという表現
もしくは細くズレているという表現の方が適切かもしれません。

そのシュプールの太さを自由に調節することが出来たときに、スキーの楽しさと限界スピードは
一気に跳ね上がります。どんな悪雪でも楽しく滑る事ができるようになるわけです。

詳しいテクニックに関しては次回書く事にします!
ずいぶん昔に二度ほどスキーグラフィックには書いたのですが、私の頭の中で再編集して再掲載します!


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佐々木明という人物がいます。

私が彼を知ったのは2004年。今から15年前のことです。
ケーブルテレビ(多分Jスカイスポーツ)でのインタビューを聞いたことがきっかけで一気にファンになりました。
参照:佐々木明って選手知っていますか?(15年前のブログの記事です!)

当時の私はアルペンレースにそんなに興味を持っておらず、佐々木明氏も名前だけは知っている若手の速い選手くらいの知識でした。
しかし、そのインタビューに答える彼はとても魅力的で楽しそうにスキーについて語っていたのがとても印象的だったんです。

それから彼の動向を追いかけるようになり、ブログやSNSの時代になり彼の発信する情報をまめにチェックしていました。そして時は流れ2011年3月11日。日本の空気が一気に変わった東日本大震災がありました。
その時彼はオーストリアを拠点に活動していたにも関わらず、日本で最も早く現地での活動を行なった現役オリンピック選手でした。

また、同時期に仲間とともに立ち上げたのがスキーヤーヘルプファンデーションというNPOです。
これは彼と同じ舞台で戦っているアルペンレーサー達が賞金レースで稼いだお金を寄付することで日本を応援するというアクションにつながりました。
その基金で行なわれたアクションの一つが「雪育遠足」だったのです。






当然、資金がいつまでも続くわけではありません。しかし2018年にはチャリティゴルフイベントによって活動資金がつながりました。
そして今年、クラウドファンディングによっての挑戦が始まります。

こちら↓


私には彼ほどの強いエネルギーで世の中へポジティブなアクションは出来ていませんが、自分にできることを自分のペースで行なうことは可能です。その一つとしてこのブログで私の想いを書くことで彼の活動を知ってもらうことで、もう一つは時間が許す限り現地でイベントのサポートをすることです。
(行って良いなら参加しますが、違うメンバー構成で行なう場合はその限りではありません)

自分たちの価値が最大化される場面での活動を行なうのが世の中を良くする効率的なアクションであり、スキーヤーである私達はスキーを通して社会活動を行なうことがそれに当たります。

この想いに賛同してくださる方はクラウドファンディングにご協力ください。
支援された資金の用途は「バスのレンタル費用」「バスの交通費(ガソリン代含む)」「参加者の昼食代」「リフト券代」にのみ使用されます。

スキー仲間の皆さん、スキーを愛する皆さん、佐々木明氏を応援したいという皆さん、
そして私を応援してくださっている皆さん、 ぜひこの活動にご支援をよろしくお願いいたします。

 

noname

そろそろ子供にスキーをさせよう。と思った時に
「どれくらいの長さのどのようなスキーが良いのだろう」
という疑問が浮かぶと思います。

今回は私の26年の指導経験を元にして私なりのアプローチで
ご紹介することにします。
対象者は3歳〜7歳くらいです。

まず長さですが、身長よりも少し短い物がおすすめです。
ここまでの情報は検索すればいくらでも出てくると思います。
ここからは子供の「スキー初体験」を繰り返し指導した経験を持っている人じゃないと知らない情報になります。

初めてスキーをする子供にスキーを提供する場合は
サイドカーブ緩め、板細め、ねじれ弱めが理想です。
ゲレンデの雪質にもよって多少違いが出て来ますが、
これらの条件が揃う程、上達が早いです。

その理由として、(ここからはマニアックな話なので流し読み推奨です)

子供はハの字をキープする筋力がありません。


しかしハの字で止まらなければならないので「ハの字を作りやすい環境」になるような用具の提供が望ましいわけです。ということで、先ほどの条件を一つ一つ解説していきます。

【サイドカーブ緩め】
そもそも「筋力が足りない」と分かっているのに筋力が必要になりやすいスキーを選ぶのは避けた方が良いです。サイドカーブが強いスキーは勝手にスキーが「内側に入ってくる」ので、それを押さえつける筋力が余計に必要になるわけです。ですから本当は初めて買うスキーはその昔「ノーマルスキー」と呼ばれていたような細身のスキーの方がズレやすくて扱いやすいんです。
(これ、ショップの人開発したら売れると思うんだよなー。その時はスキー学校あげて全面的に協力したいです)

【板細め】
これも同じ理由です。板が太くなる分、角付けに筋力が必要になります。立てたエッジが雪面抵抗で寝てしまうと書いてイメージが伝わるでしょうか。幅が細いスキーの方がハの字を作りやすいんです。

【ねじれ弱め】
ねじれが弱いと「ズレやすい」んです。スキー板自体が柔らかくて軽い場合はおそらくねじれも弱いはずです(特殊な加工していなければ)。
エッジは立てたいんですが、エッジが立ちすぎてしまうとズレにくくなります。そこでねじれの弱さがあればズレてくれるんです。
そもそも初心者がカービングを練習するまでには時間がかかるので、ねじれの強さがない方が「ズレに乗る」という感覚を磨くことができる上に、間違ってエッジがかんでまっすぐ進んでしまうことも減らせるわけです。


そして一番子供の上達を妨げるのが「長さ」です。
こちらをご覧ください。
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もうこれだけでこの子が苦労するのがベテラン指導者ほど想像に難くないはずです。

「すぐ大きくなると思って長めを買う」よりは、
「短い方が上手くなるのが早いから短いのでしばらく乗ってもらう」方が良いのです。

長いスキーの初心者指導ほど子供がかわいそうな時間はないんです。
・減速しにくい
・止まりにくい
・スキーが重なりやすい
・重い
・転んだら起き上がりにくい

今からスキーを選ぼうと思っている保護者の方に、
そしてあまりスキーレッスンをしないショップ店員の皆さんに知って欲しいのは、
長いスキーでのスキー初体験は子供も指導者も辛くて切ない気持ちになるんです。

子供は「みんな出来るのになんで自分だけ出来ないんだろう」って思い、
指導者は「この長さでハの字作れって言ってもできなくて当然だよなー」って思うんです。

私自身は短ければ短いほど良いとすら思っています。
(雪質にもよります。柔い場所では埋まってしまって進まないので)

あとは温かい手袋と曇りにくいゴーグル。
そして帽子のかぶり方や帽子の選び方などもあるので、機会があれば書こうと思います。

子供が楽しみにしていた初スキーが、最高の時間になるために
なるべく多くの人に知ってもらいたいと願います。





noname

現場にいる人ならご存知でしょうが、プルークが骨格的にできない人っていますよね。
スキー指導者にもある程度います。

主にシニアの方達が「プルークがしんどい」んです。

プルークポジションというのは両方の股関節を内旋する(内側にねじる)んですが、
股関節の内旋、外旋の可動域というのは非常に個人差が大きく、さらには年齢とともに可動域が減ることも考えられます。

「スキーの基本はプルークだ」と、プルークばかり練習させてしまうと技術的な問題ではなく、骨格的に負担のかかることを続けることで股関節周辺を痛めてしまうこともあるのです。

みなさんは「プルークで減速することができない人」を想像することはできるでしょうか。
王道や基本のみを重視するよりも多様性を受け入れることが重要なんです。

プルークができないからといってスキーが滑れないなんてことはありません。
パラレルターンでは美しいターンを描くことが可能な人だってたくさんいます。
(そもそもスキー指導者にプルークがしんどい方がいるわけですから)

「軽く外向する程度の内旋なら作れる」というなら従来の日本の教程に沿ったメソッドで滑走可能ですし、それすら窮屈ならばローテーションテクニックをベースにすれば良いのです。

日本では3本の矢というパラレルターンまでの組み立て方の提案が存在していますので、
有資格者であり指導の組み立てに柔軟性がある人なら横滑りの展開で組み立てていけば良いなと想像することは容易ですが、知識として知っていてもそれを実践の場で相手の習熟度や理解レベルに合わせて指導するのは非常に難しいです。

しかし、「プルークが骨格的に辛い人がいて、その人にはプルーク以外の方法で指導するのが望ましい」という情報だけでも知っていれば、少しは解決策が見つかりやすいと思います。


多くのスキー関係者に知って欲しいのは、大人でも子供でも骨格的に「プルーク」を作るのが苦手な人がいて、指導者の工夫次第ではプルークにこだわらずに初心者から上級者まで上達可能だということです。

noname
「今年の滑りは腰高のポジションらしい」とどこかから情報が流れてきた方が出てきているのではないでしょうか。

今日は皆さんに腰高のポジションについて私なりの見解を書こうと思います。


まず、滑り方にトレンドがあるのは昔も今も変わりがありません。
国別で滑り方のスタイルが全然違う時代すらありました。

ただし毎年滑り方のトレンドが変わり「今年の滑り」と言われる滑り方を練習しているうちにシーズンが終わってしまうことを望む人は多くはないと思います。

SAJが指導員研修会において「研修テーマ」という言葉を廃止し、
「研修課題」という言葉に変えたのは、研修テーマが「今年の滑り」だと誤解されないようにするためだと聞き、大変感銘を受けました。

大きな組織の中で、なるべくより良くしていこうという動きがあることに希望を感じます。


ということで
腰高のポジションというのは今年の滑りではありません。


と、伝えたいなというのがこの記事のテーマになります。


「基礎スキー」と呼ばれる世界では低速、中斜面では上下動を使って滑走し、
高速、急斜面では頭の高さをあまり変えないで滑るのが良いとされている時代が長く続きました。


つまり高速ターンでの切り替えのポジションは頭の高さを変えずに腰を低くすることが基本とされていたのです。
切り替え後に「外脚を伸ばす」 「外脚を長く」などの表現が出てきたのもこの10年あたりからですが、外脚を伸ばすという表現からも分かる通り、その前では外脚は曲がっている(腰が低い)のです。


私はこれを習った26年ほど前、何も違和感を感じずにそういうものだと思っていました。
「高速で滑っているのに立ち上がるなんて危険だろう、身体が上に抜けないように低いポジションで切り替えるんだ」

そして、現在でも切り替えのタイミングで立ち上がると「上に抜けている」とアドバイスする指導者が大多数のはずです。

ここで大変誤解を招きやすいので補足しますと、これを読んでいるみなさんのスキー技術の習熟度や滑走感覚の個人差によって「上」がどの方向を指すのかが大きく異なります。
また「立ち上がる」「伸ばす」という表現も私のイメージと同じ人もいれば違う人もいるので、文章で正確に伝えるためには文字数が足りなすぎます。

この滑り方は多様なスキーテクニックの一つとして昔も今も、そしてこれからも使用されていくことだと思います。
アルペンレースの世界ではリカバリーのテクニックもしくは曲がりきれないほど振っている旗門をくぐるテクニックとして頭の高さが変わらずに膝を抱え込むようにしてターンするシーンをよく見かけます。

一方で「腰高のポジション」というのはどんなものなのでしょうか。

もしかしたら基礎スキーや、一般的なスキースクールに通う人たちにとっては、もしかしたら「新しい滑り方」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、アルペンレーサーにとっては「いつもの滑り方」に近いはずです。

この違いの決定的な要素は、ターンを推進力に変えたいと強く思っているかどうかによります。
なるべく減速したくないと考えてターンをする人と美しいシルエットで綺麗に滑りたいと考えてターンをする人では雪面への働きかけの強さやタイミングが変わってきます。
(突き詰めると近づいて来ますが、それでも違うはずです)

スキーのたわみを活用して推進力に変えたいと思って滑ると、トランポリンのようにターンとターンの間が加速するような動きが発生します。この感覚を引き出すには上下動のイメージが有効で、ターンは「下」切り替えは「上」に近い感覚を作ると切り替えで腰高のポジションになります。

当然、パンプトラックのような「抱え込み系」のテクニックでも加速は可能ですし、
場合によってはその方が有効なシチュエーションがあります。
だからこそ「腰高のポジション」は今年の滑りなのではなく、様々なスキーテクニックの一つであり
今年、研修課題としてみんなで取り組んでみてはいかがですか?という提案でもあるわけです。


技術に関することを書くと批判的なコメントが発生するので配慮しながら書きましたが、
それでもこの文章に対しての捉え方の違いや個人的な価値観の違いなどで色々なご意見あると思います。


時間の許す限り返信していこうと思いますので、コメントをお待ちしております。

 
関連記事:

平澤岳さんの記事です。



こちらは物議を醸し出した記事です。(ただし、当時から多少リライトされているように感じます。)



それに対してその当時に私が平澤岳さんへのアンサーとして書いた記事です。
(イラストのクオリティの差が激しいw)

noname
恐らく日本全国で行なわれているのでなるべく多くの人にシェアしてもらいたいです。
「良かれと思った指導」で子供たちのスキーの入り口を苦しいものにしないために。


小学校低学年の初心者に対するスキー指導では
「膝を曲げて腰を落とす」という指示を行なうと指導者も子供もどちらも苦しい思いをします。


一般的な日本のスキー指導の中では「膝に力を入れる」「スネでブーツのタングを押す」などの声かけをすることが多いはずです。


「そんな指導、今更やらないよ」っていう人は指導慣れしている人で、その人達にこそこの情報を広めて欲しいんです。現実には多くの指導者がまだ「膝に力を入れて」「スネでブーツのタングを押して」という指導をシチュエーションに限らずあらゆる場面で使っています。
(また、上記の指導が全ての面において間違いだという訳ではありませんので極端な思想にならないようにご注意ください)


「膝を曲げて」「腰を落として」
この指導法で小学校低学年のスキー初体験の子にプルークでの停止を指導するとうまくいかないんです。


原因は「筋力」にあります。
子供にとって、減速のために必要な雪面抵抗を作るには筋力があまりにも足りていないんです。
その結果、うまくハの字をキープできずにスキーが重なってしまったり直滑降になってしまったりします。


具体策としては「膝を突っ張って(伸ばして)腰を落とす」のが良いんです。
この時に重心を後ろにする方がより減速できます。


「後傾は良くない」


という意識がスキーヤーに潜在的に刷り込まれていることが多いのですが、時と場合によっては「技術」として使うことも可能なんです。
今回は減速のためにスキーの角度(角づけ角)を増やすテクニックとしての後傾ということになります。


やりすぎると子供には筋力がないですからそのまま尻もちをついてしまったり、スキーが跳ねるようにバタついてしまうので、雪質と斜度そして速度などを踏まえた指導が必要になります。


繰り返します。


筋力が低い相手には膝を曲げて腰を落とすという指導よりも
「膝を突っ張って(伸ばして)腰を落とす」
という指導の方が止まれるんです。


解剖学や力学を使って説明するならば、
膝を突っ張る意識は身体全体を一つの塊のようにしやすく、膝を屈曲した筋力による支持以上の剛性を作ることが可能である。また「突っ張る」という行為は筋力的にはアイソメトリックなので、筋出力的にも高く、さらには膝関節の屈曲角が適度に浅いほど出力は高くなる。



変な癖がつくからやらせるべきではないとい考え方を持つ人もいるはずですが、これは決して変な癖ではないです。強い外力に対しては足を突っ張るような意識を持って滑っている場面があるはずです。
つまりテクニックの一つとして使い続けることが可能なんです。


ここまで書いても「膝を曲げて腰を落とす」の方がしっくりくる人が多いはずですので、
小学校低学年のスキー初体験の指導経験のある人にはなるべくこの指導のコツを多くの人に拡散してもらいたいと思っています。


もっというならば、この指導の導き方は筋力の低い初心者には誰にでも活用可能なので、
大人でも観光で来た外国人にでもどなたにでも使ってみていただきたいと思っています。


当たり前だと思っているのは指導慣れしている人たちだけです。


スキーの初体験の思い出を良いものにするには、この情報が多くの人に広がることがとても役立つと思っています。
「スキー系ユーチューバー」の皆さんにも動画で解説していただきたいと願っています。


スキーに出会う初日を楽しいものにするために。


 

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今年もこの季節になりました。

我がばんけいスキー学校の教師研修、今年のテーマは「返事次第で相手のやる気が変わる」と「最新技術に惑わされないために」の二本立てです。

登録教師が約400名いるのでいっぺんに全員へお伝えすることが出来ないので数日に分けて研修を行なっています。
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「返事次第、、」に関してはカウンセリングの3条件とストレスマネジメント研修を組み合わせたものを簡単な形でご紹介しました。
人は多様であり、そして自分もまた多様なのです。

その多様性を受け入れることこそダイバーシティな人材育成でもあるわけです。
(と、トレンドの言葉を使ってみたかっただけです)

そして今年は例年とは趣向を変えまして、技術論に踏み込んでみました。
「研修部」 と言ってもシーズン前は特に「サービス」「接客」「指導力」「コミュニケーション」などに力を入れているので、スキー技術をシーズン前からお話しするのは珍しい取り組みになります。

「流行りの滑り」というのは追いかけたい人だけ追いかけ、 相手が求めているのかどうかを判断したのちに「安全に滑るテクニック」なり「楽に滑るテクニック」なり、ニーズに合わせてレッスンできると良いのです。

そしてそれらの根元には「力学」があるので、まずは力学からスキーテクニックを学んでいきましょうという内容にしてみました。

12月に入ると実技研修があります。
今回の理論研修でお伝えしたことを実技で実践的に紹介していきます。
 

北海道経済産業局が主催するビジネスミーティングのパネリストとして登壇してきましたのでレポートします!
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協賛品としていただきました!「コカコーラ エナジー」
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このビジネスミーティングは「No Maps」という北海道・札幌を舞台に、最先端テクノロジーやアイデアを体験・交流などを行なうイベントと共催という形で実施されており、同日にビル内では幾つもの会議室や会場で様々な取り組みをしていました。

No Mapsのカンファレンスパスを首からぶら下げて会場を移動します。
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イベントの主催は「スポプラ北海道」になります。
ゲーミングチェアに座ってパネルディスカッションを行ないます。
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私が参加したパネルディスカッションのテーマは「eスポーツ」 についてでした。
(それでeスポーツに関しての記事を書いたわけです)
 

最近では「ジャイアンツ」「ソフトバンク」「マリノス」「レバンガ北海道」などプロスポーツチームががeスポーツのチームを作って大会に進出しているそうです。
もはやフィジカルスポーツとeスポーツの垣根はビジネスの世界では存在していないみたいです。

さて、そもそもなぜ私がこの場に呼ばれたのかというと、
(私自身もびっくりしましたが)

トレーナーとしてフィジカルを使うスポーツを支えていること
ダンサーなど芸術的な身体活動を支えていること
北海道の特色であるウィンタースポーツの指導者であること
そしてアスリートとアーティストの近似性を何かのインタビューで答えていたことが
今回のビジネスミーティングの趣旨にマッチするとのことで登壇してきました。


一部と二部の間には札幌の学生と福岡の学生によるeスポーツによる対戦がありました。
札幌チームのユニフォームはスキースノーボードウエアのフォーシーズンズが提供していました。
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今回プレイしたゲームは「レインボーシックスシージ」という世界で4000万人がプレイしていう対戦ゲームで、あえて主催側は「サッカー」などではなく現在eスポーツのプレーヤーたちが楽しんでいる戦術的シューティングゲームを用意していました。
内容を書くと長くなるので省略しますが、かなり戦術的なチーム戦であり、まさに競技スポーツとしての側面を見ることができました。


一見他の業界とは関係なさそうなゲームの世界とビジネスに関するミーティングの中にも、
ビジネスミーティングらしく非常に有益なお話が沢山あり、大変勉強になりました。
例えば、
・どうやったら有能な人材を集めることができるのか?
・企業などのスポンサーはどのように集まるのか?
・アンチ(ゲーム)の人たちをいかに取り込んで仲間にするのか?


この辺りのお話はどの業界にも共通する話であり、成功事例を聞くことは大変役に立ちます。


また、ゲームを行なう子は、「条件分岐」を理解していないとゲームが進まず、結果的には抽象化思考が勝手に身につくというお話があり、大変興味深く聞いていました。

これは教育に役立つ内容になっており、現在ではeスポーツが教育関係者に注目されているらしく、
さらには今年の国体(茨城)ではeスポーツが行なわれるのですが、その福岡予選では
「プログラミング部」の子ではなく「サッカー部」の子が優勝するという波乱もあり、スポーツとeスポーツの共通点を感じたエピソードも大変楽しくお伺いしました。



他に印象的だった言葉としては「すごく昔から使われていて、だいたい2000年代からなんですが、、、」という発言がありました。

どうやらゲーム業界では2000年代は「すごく昔」らしいです(笑)
若い人たちが中心となって世の中を動かしているからですね。

この速度感やフットワークの軽さ、行動力が「若さ」であり「エネルギー」なんだなと思うことが度々ありました。
今回福岡のチームと対戦した札幌の選手(学生)たちはこの若さでeスポーツ界を支えるフロントランナーたちが「アクションを起こせば世の中が変わっていく」という成功事例を語っているのを間近で聞いていましたので、彼らの中から世の中を変えるアクションを起こす子が出てくるのではないかと思っています。


世の中には知らないことが沢山ありますし、次々と新しい概念やアプローチが登場します。
なるべく理解し、共存し、活用できるようにしたいですね。


知らないと否定的になるものも、知ってみると良さを理解できる。
皆さんの周りにもそんなことありませんか?

瞬発力
3ヶ月続いた連載もいよいよ最終回の10月号が発売されました!

表紙モデルの成澤さんも瞬発力が付きすぎてページからはみ出てしまいました。
(ぜひどんな風になっているのかをお手にとって見てください!)

前回まではこちらをチェック。




 

今回はRFDに関しての解説と具体的なトレーニング方法をご紹介です。


掲載している内容の中に出てくる「加速度計」は当院にもあります。
写真の中に写っているグレーのデバイス(push2.0)からiPhoneにデータを転送してリアルタイムに数値化しながらトレーニングが可能です。
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雑誌ではこの加速度計がない場合の自覚的な目安をご紹介しました。

キレのあるショートターンを目指している人はこの3冊をご購入することで目標達成まで一歩近づくと思います。
特に、昔バネがあったのに最近めっきりキレが出なくなった大人には即効性があります。

これらのエクササイズをすることでキレが復活するわけです。


当然選手が行なうことで今以上の瞬発力を手に入れることが可能です。



ぜひとも保存版としてご自宅にご用意ください。


そしてイベント情報です。
明後日(次の日曜日)に私がゲストで呼ばれるイベントがあります。


お寺でのてら活です。



2時間の間に前半20分程度坐禅を行ない、その後に私がお腹周りを中心としたエクササイズをご紹介します。
気軽に受けられるイベントですので、お時間ある方はぜひご参加ください!


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私が定期的に行なっている「おとなの寺子屋」とは別のお寺からのお話がありまして、皆さんにご案内いたします。


そもそもお寺というのは日本人にとって非常に身近な存在だったのに、いつの間にかお葬式をする人がいる場所のようなイメージになっているのではないでしょうか。

しかし近年、アメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどからの逆輸入的な形で「ZEN」や「マインドフルネス」などが再注目された結果、お寺が国内でも元気になりつつあるようです。

ちょっと前ですがブルータスでも取り上げていました。
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全国的に色々面白い取り組みをしているお寺が増えてきているということですね。

さて、そんな最近のお寺事情を踏まえた上でのご案内です。
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9月15日(日)14時〜16時で天童寺にてイベントがあります。
第3回の講師は私が務めることになりました。
(座談会、歌声喫茶ときて、今回の健康体操です)
天童寺のインスタグラムはこちら

私の運動指導を500円で受けられる上に、お寺を体験することができるのでとてもオススメです。

お寺に入るのが修学旅行以来という人も多いのではないでしょうか。

しかも坐禅会も付いてきます。
お坊さんの説明を受けて行なう坐禅は、忙しすぎる現代人にとってかけがえのない時間になるかもしれません。

たくさんのご参加をお待ちしております。 

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毎回定員になる人気レッスンですが、どんな人が参加しているのか気になりませんか?

最近の比率は7割大人、3割ジュニアという感じが多いです。
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スキーフリークな大人スキーヤーと技術選を目指すジュニア選手という構図が多いですが、アルペンレーサーや現役技術選の選手たちにも来てほしいなと思っています。前回はBMXライダーが参加されていました。

オフトレの期間って遠心力とか慣性とか感じる時間短いですよね。
インラインだと外力が弱すぎるし、自転車だと外力感じるスピードとコーナーが少なかったり危なかったりしますね。だからこそトランポリンなんです。

夏のうちに外力に対しての適応力や新しい身体感覚を手に入れる方法が他にあるならそれを行なうのが良いと思います。(南半球へ行って滑ったり、ピスラボやバーティカルランプなどを使える環境があるならトランポリンじゃなくても良いかもしれません)

しかし経済性、安全性を考えるとトランポリンはかなり有効なツールだと考えます。
(特にCRASSは埋め込み式トランポリンなので)


レッスン内容はトランポリンの基礎です。
我流でもトランポリンは十分楽しめますが、スキーを誰にも習わないで滑るより専門のコーチに習ったほうが上手くなる速度が速いのと同じで、基本的な飛び方を専門のインストラクターから学んだ方がトランポリンをスキーに活用できるようになります。


一度習って自分のオフトレに活用するもよし、何度も受講して指導者つけながらトランポリンを冬に繋ぐもよしです。

ガチのアルペンレーサー、技術選プレーヤー、一度 " 本物 " に習ってみてはいかがですか?

講師のプロフィール
土岐樹(ときいつき)NPO法人Dosapo / 柔道整復師
スキーのために始めたトランポリン競技で道央大会3位、全日本ジュニア出場を果たし、
トランポリンを活かした滑りによってモーグル競技においてJOCジュニアオリンピックカップ2位の成績を収める。
その後ナショナルチームの所属を経て、現在では札幌スキー連盟のモーグルコーチを務めている。
またNPO法人Dosapoのスタッフとしてトランポリンレッスンを定期的に開催している。
モーグル競技の他、アルペンレース、スキー技術選手権への出場経験もあり、様々なスキーに対しての理解があり、指導力にも定評がある。

森脇俊文(補佐、テキスト作成)

トランポリンの特性とスキーの関係性を踏まえて、いかに雪上にトランポリンで得た感覚を持ち込むかを考えた内容でテキストを作成。当日はメイン講師の補佐を務める。



【日時】 2019年8月20日(火曜日) 20時半〜21時半
【場所】  CRASS 
     札幌市東区北10条東17丁目1−6
(イベントのお問い合わせはショップにしないようお願いいたします)

【参加費】 特別価格 3,500円(施設利用料・テキスト代込み)
【定員】  10名(各自、障害保険等への加入をお願いいたします)

※携帯からのお申し込みの場合、返信メールが弾かれてしまう可能性がありますので、設定をご確認のうえお申し込みください。 

お申し込みはこちらから

 

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瞬発力を手に入れて今シーズンのショートターンやコブ攻略の武器にしましょう!
先月号を買いそびれた人も、今月号から買っても間に合います。

瞬発力は鍛えることが可能なんです。
ジュニアや現役選手はポテンシャルを高めるために、
大人スキーマニアはもともと持っていた能力を復活させるために。

今回はQRコードで動画を確認することができます。

絶対に書店でQRコードだけ撮っちゃダメですよ(笑)
買わずにそれをやった人は今シーズン膝の怪我をします。


↑って書いておけば抑止力になる気がする。


今後、世界のスタンダードになるであろうVBTの基礎的なトレーニングを是非体験してみてください!
継続することで確実に自分の感覚が変わるのが実感できますよ。


ちなみにこれが2年前の私の動きです。雑誌掲載の動画の方が動きにキレがあるのが分かると思います。
人間は40歳を超えても進化できるんです!
(というか、現役選手時代の状態に近づけるんです)



どうぞお買い求めください!

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まだ間に合います!
「スキーヤーの為のトランポリンレッスン(初級)」in CRASS
8月20日(火)20:30〜 

専門家に習うと上達が加速します。そしてゲレンデに持っていける技術の量が増えるんです。



 

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開催決定です。予定を空けておいてください!


申し込み開始は8月5日午前8時からです。

更新設定間違えてしまっていました。30分遅くなり申し訳ありませんでした。 

【日時】 2019年8月20日(火曜日) 20時半〜21時半
【場所】  CRASS 
     札幌市東区北10条東17丁目1−6
(イベントのお問い合わせはショップにしないようお願いいたします)

【参加費】 特別価格 3,500円(施設利用料・テキスト代込み)
【定員】  10名(各自、障害保険等への加入をお願いいたします)

※携帯からのお申し込みの場合、返信メールが弾かれてしまう可能性がありますので、設定をご確認のうえお申し込みください。 

 

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【ショートターンのエッジング時間は約0.3秒!】

皆さんはキレのあるショートターンをする為にどんなオフトレをしていますか?
今年の全日本スキー技術選手権大会中の選手の小回りのエッジング時間を計測すると、キレのあるトップ選手のエッジング時間は約0.3秒程度でした。

つまり、0.3秒の間に
「雪面をとらえ」「エッジの角度を決め」「雪面へ働きかけ」「方向づけを行ない」「重心移動する」
ということになります。

それでは、オフトレの中で0.3秒を意識したトレーニングをどれくらいしているか、そのトレーニングは科学的なのかを考えた時に、自信を持って行なえている人は少ないはずです。


日本にはまだ一部のトップ選手にしか広まっていない方法があるんです。
私がアメリカで学んできた理論「VBT(ヴェロシティ ・ベースド・トレーニング)」を雑誌初公開です。
参照:ロサンゼルス研修



約0.3秒を有効に使う為に、一瞬で足場を準備し一瞬で高い筋出力を発揮するためのメソッドが今後のスタンダードになっていきます。
(モデルは来シーズン飛躍が期待される注目選手の成澤栞)
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早く取り入れた方が有利なのは間違いありません。
約20年前にカービングスキーが登場した時に、いち早く取り入れた選手たちが活躍しました。
約30年前にV字姿勢のジャンプが登場した時に、いち早く取り入れた選手たちが活躍しました。

このトレーニング方法が次世代アスリートのスタンダードになると私は確信しています。
読めば分かる内容になっているので、保存版として手元に一冊持っていることをおすすめします。
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そしてものすごい忙しいスケジュールの合間に撮影に協力(友情出演)してくれた敬介ありがとう!
おかげで内容に厚みと説得力が出ました。
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今までパーソナルトレーニングや講習会のみでお伝えしてきた内容をご覧いただけるようになっていますので、過去に講習会を受講した人にもおすすめです。

と言っても、実は北海道はまだ発売されていませんので、
あと数日お待ちください。(2〜3日遅れるんです)

3ヶ月連載の第1回は理論編です。
どんなメカニズムで瞬発力が高まるのかを知ることから始めましょう。

 

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今年は何回開催できるでしょうか。

お待たせしました!
昨年開催するたびに定員になったトランポリンレッスンが今年も行なわれます。
スキーヤーはもちろんのこと、基本的なトランポリンの飛び方を習いたい人にもオススメです。

自主練でトランポリン使いたい人は、一度トランポリンの指導者から習ってから使った方が絶対に効率良い練習ができます。

会場は昨年同様CLASSさんで、講師は土岐樹氏と私です。
参照:昨年のトランポリンレッスン

参照:大切なものは目に見えない(トランポリン編)


【日時】 2019年7月23日(火曜日) 20時半〜21時半
【場所】  CRASS 
     札幌市東区北10条東17丁目1−6
(イベントのお問い合わせはショップにしないようお願いいたします)

【参加費】 特別価格 3,500円(施設利用料・テキスト代込み)
【定員】  10名(各自、障害保険等への加入をお願いいたします)

※携帯からのお申し込みの場合、返信メールが弾かれてしまう可能性がありますので、設定をご確認のうえお申し込みください。
お申し込みはこちらから ←定員になりました。キャンセル待ち開始です。  
   

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札幌会場の講演のレポートです。

ペップトークの講演会は岩崎さんの行なったものを3回ほど受講していますが浦上さんの講演は初めてでした。
今回は特に受講後に実践できるようになるために隣の人とペアを組んだワークを沢山取り入れていたのが印象的でした。

確かに家に帰っていきなり実践しろと言われても躊躇するでしょうが、この講演会の中で繰り返しペップトークの実践を行なっていくことで自宅に戻った時にはすでに経験値が積まれている状態になるというのは価値のある時間だったと思います。

やったことないものに対して、一人で実践するよりは会場全体で練習している時間の中で試してみるというのは、その後の日常に混ぜやすいのは間違い無いです。


今まで私が受講したペップトークには無かったものが「予祝」です。 


自分の目標をリアルにイメージして、それが実現した時にどんな感情になるのかを先にイメージする。


このアプローチは自己実現のためのアプローチとして古くから使われているメソッドであり、形は少しずつ違ってもどこかで聞いたことのある話だと思います。


このゴールをイメージするやり方の一つが「予祝」です。
先に祝っちゃうんです。やったー!って(笑) 


一見ばかくさいと思う人も多いと思いますが、その力は絶大で
昨年アマチュア野球界では予祝が結果を生んだ事例がいくつか報告されました。

一つは浦上さんが関わった小学生の野球チームで、もう一つは札幌大谷高校野球部です。
参照:勝つために厳しくは必ずしも結果に直結しない

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「結果が出る前に本気で喜ぶなんて馬鹿げているからやらない」 と考えるのは簡単ですが、それではなぜこのような偶然が起きたのでしょうか。
そしてこれは本当に偶然なのでしょうか。


そんなことも含めて書かれている本が「実践!PEP TALK」 であり今回の講演でした。
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それにしても本を買う人が沢山いたということは本を知らずに講演会を聞きに来て、
それでいて良いと思って本を買っていったということなんでしょうね。
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帰り際に本とサインの長い行列が出来ていました。
 
ペップトークに関しては使っていくことで徐々に身についていくものですから、
なるべく日常で少しずつ挑戦してほしいと思います。

本を買うのも一つですが、動画でチェックすることも出来ます。

気になる方はチャンネル登録しておくのも良いでしょうね。

指導者が生徒を目標に導くための方法はどんどん研究が進み、あらゆるアプローチが取り入れられてきています。
それを積極的に取り入れ、自分の指導と混ぜながら最適化していくことができれば、生徒の可能性をより引き出すことができるわけです。

そしてこれは生徒に限らず、上司部下、親子などの関係にも当てはまります。

変わるチャンスがあるのはこれを読んでいる人です。
出会っていない人には変化するチャンスがまだやってきていないわけですから。

少しでも応援したい人の可能性を引き出すために、できることを取り入れていくのが良いのかなと思っています。

そんな可能性を感じさせる講演会でした。
浦上さん、とても勉強になるお話ありがとうございました。

 

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今月末にペップトークの講演が北海道で行なわれるのにあたり、
私が研修を担当しているばんけいスキー学校で昨年行なったペップトークに関する研修の冒頭で配ったプリントの文章を公開することにします。
参照:ペップトーク講演会in札幌

私が研修を担当してから12年間、登録教師約400名に対して理論研修と実技研修を行なってきていますが、私が研修部に入る前にばんけいスキー学校で研修を行なってきたのがこの本の著者であり、今回の講演の講師でもある浦上大輔氏なのです。
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その思いを引き継ぎ、現在まで私がばんけいスキー学校の研修テーマを校長と話し合いながら毎年作成しています。
ちょうど昨シーズンの研修テーマがペップトークだったので、普段は公開していない研修資料の一部を公開することにしました。

何かの参考になれば幸いです。
また、ペップトークの講演にもご興味ある方はぜひご参加ください。
このブログをご覧の方とそのお友達は「森脇俊文」の紹介で割引での参加が可能です。 

お申し込みはこちらから
 

人をやる気にさせる黄金の法則


平成最後の冬、

昭和は明治のような時代感覚に変わる瞬間を迎えました。


日大アメフト問題、体操協会、レスリング協会、20年前ならニュースにならない出来事は、日本中が注目するほどの話題になる時代となりました。



日本各地で名のある指導者が「行きすぎた行為」によって指導の場を去っています。


愛があろうが、素晴らしい指導者であろうが、旧来の指導スタイルによって不適合者の烙印を押されるリスクを背負ったままレッスンを続けるのはあまりにもリスクがあります。

(大丈夫かもしれないけど、ダメかもしれないという綱渡り指導)


現在、子供たちの生活環境が大きく変化していき、強く言う人が20年前の子供たちと比べて圧倒的に少なくなってきています。

これによて、子供たちの受け捉え方自体が変わってきているのです。


民間のサービス業の中では、強く言う指導は大きなリスクになる時代になりました。

過剰に反応する子供の捉え方によって保護者のクレームが生まれ「そんな保護者のほうがおかしい」と言ったところで「学び手は常に正しい」ので我々が謝罪する環境になっています。


経験豊富な指導者ほど異論、反論がある方もいると思います。一方で現実問題としてのクレームリスクは消えませんし、綱渡りの指導であることにも変わりありません。


お申し込みされているお客様を指導者側は選べないので私たちの指導スタイルを時代に合わせたものにアジャストするのが安全対策となります。


時代が変わっており、あの頃の子供やあの頃の親はもういないです。教える相手が変わってしまったので、我々伝える側が変わるしか道は残されていません。


時代は決して逆戻りしません。


そこで本日は、現代の子供に対する有効な指導法の1つ「ペップトーク」を学ぶことで、今までの自分の指導スタイルの中から「使えるもの」と「使うことがリスクになるもの」を判断して、今シーズンの指導にお役立てください。


時代に合った指導法を身につけることで、子供達がスキーが大好きになると信じて。

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今年も開催されます!
キロロでスキー・スノーボードをした人は感謝の気持ちを込めてマウンテンクリーンしてみませんか?


最近はゲレンデマナーが良くなってきているのを実感します。あんまりゴミが落ちていない。
ただ、サングラスや携帯電話などを拾うこともありますね。これはゴミというより落し物ですが。

そしてゴミを拾う袋より山菜を拾う袋の方が大きくなる場合もあります。

さらにはレジェンドと呼ばれるスノーボーダーたちと一緒にゴミ拾いできるので
面白いつながりが生まれるかもしれません。
なんせ主催は滝久美子(北広島市議でありプロスノーボーダー)さんですから!

お友達を誘ってゴミ拾いイベントをお楽しみください!

以下開催要項です。


『キロロ マウンテンクリーン 2019』 〜自然に感謝しながらみんなで山をキレイに♪〜 いつもキロロで楽しく滑っている方もそうでない方も、新緑が眩しい爽やかなキロロでゲレンデをキレイにしませんか? 来シーズンまた気持ちよく滑れるように、たくさん雪が降りますようにと願いを込めてみんなで楽しくゴミ拾い♪終了後は、BBQやりますよ〜! お一人でも、お子さんを連れて家族でも、お仲間同士でも、たくさんのご参加お待ちしています! 【 開催日 】 2019年5月18日(土)10時00分〜(1時間程度) ※小雨決行        ※ゴミ拾い終了後、BBQ予定しています。 【 対象者 】 どなたでも参加OK  【 持ち物 】 帽子、軍手、火ばさみ、長袖の服、サングラス、虫除け、         日焼け止め、タオル、飲み物等 (※ごみ袋は準備します) 【 集合場所 】 キロロスキー場 駐車場 【 スケジュール 】  10:00 キロロ駐車場集合     マウンテンクリーンゴミ拾いスタート 〜  終了  マウンテンクリーン終了後、民宿「あったべや」にて(キロロより車で3分)BBQを行います♪焼き台や炭は準備しますので焼きたい物、飲みたい物、その他BBQグッズは各自持参でお願い致します。 ※炭代、施設利用料として 一人700円(子供無料)のご協力お願いします   【 お問合せ・申込み 】 E-mail:kumiko@935taki.com ※ 人数確認のため、氏名と連絡先を明記し上記アドレス、またはFacebookメッセージへ参加人数(大人◯名、子ども◯名と明記し)のご連絡お願い致します。 【 主 催 】 タキクミフレンズ、アクティブスピリット、コンパススポーツコミュニティー、スノースポーツミーティング 【 共 催 】 キロロリゾート 【 協 力 】 民宿あったべや 住所:赤井川村字常盤159 電話:0135-34-7810 
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今回の森脇マジックは最高の天気とシチュエーションの中で行なわれました。

それではレポート開始です!

レッスンを始めるときに、参加者の方に「お名前とご自身の滑りに対するテーマ」など簡単な自己紹介をお聞きするのですが、今回「LOVE SKI HOKKAIDOを見て十数年ぶりにスキーを始めました」という方がいらっしゃいました。

休眠スキーヤーがテレビ番組をきっかけにスキーを復活し、さらには私の講習会を受けてくださるなんて、とても感慨深いです。DAIGOくん、敬介、タケさん、アキラ君、そしてLSHを支えている皆さん、みんな凄いっす。そしてありがとう!
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今回のテーマは「キレのあるショートターン、コブ攻略、瞬発力を手にいれるオフトレ」ということで、前半はコブと小回りのコツを雪上で紹介です。

朝一は滑りやすいコーンスノーだったので、小回りのコツを紹介し
その意識の延長にあるのがコブ攻略のコツにつながるという伏線にもなっていました。

また、力学的に望ましいタイミングと方向に自ら圧を加える方法も紹介しました。
これができるようになるとロングターンも「後半まで引っ張る」が減らせるようになります。

それにしても天気が良く、景色がいいですね。
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お昼には特製ランチを食べ、その後ジャンプマットで筋肉のタイプの計測です。
なるべく疲労が抜けるようにセルフケアをたくさんご紹介してからお昼を食べました。
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滑走後で少し疲労がありますから、正確な計測とはいきませんが
まずは良い斜面を滑る方がよいのでこのタイミングとなったわけです。
それでもおおよその出力タイプは把握できます。

その後、自分の筋出力タイプを「小回り・コブ」に対応できるようになるためのオフトレを紹介しました。
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2年前に私がロサンゼルスでメンターシップを受講した内容から瞬発力に必要なものを抜粋です。
これは本当にスキーヤーに知ってもらいたい内容です。

そして再び雪上です。

今回はコブ攻略において「トップを落とすのはテールの跳ね上げだけだけではない」という感覚を、具体的にスキーと身体がコブのどの局面でどのような操作を行なうことによって成立するのかまで解説して、それを雪上で試してみました。

私自身、これを言語化できるようになってから滑走感覚が良くなりコブが一段と滑りやすくなりました。

スポートぴあのスタッフの方も「あ、滑りが変わった」と一本目から私の滑りが変化したのを感じたそうです。
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このテクニックは上級者ほど役立ちます。
コブが苦手だと思っていた人はこれを知るだけでかなりコブ攻略が上達しますよ。

ビフォーアフターの滑走の違いは動画にしました。
アフターのほうが仕掛けが早くなり、慌てずにコブに進入できるようになっています。


昨年の「指導者のための指導法」の公開によって北海道を離れ宮城県のスキースクールでの教師研修や指導員研修会での講演をさせていただきました。
参照:セントメリースキースクール教師研修、宮城県連指導員研修会レポート

次のシーズンは実際のレッスンでも呼んでいただければ道外にも伺います。
雪上、陸上どちらでもご相談ください。 
フェイスブックからご連絡ください。

来シーズンの森脇マジックは不整地攻略スペシャルにしたいなと思っています。
コブ、アイスバーンから不整地ロングターンまで自由自在に滑るコツをお伝えしたいです。
(予定は未定ですが、やってみたいことは書いた方が叶いやすいんです)

今シーズンのスキーレッスンはこれで終了です。
また来シーズンお会いしましょう!

 

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私のメールに送られてきました。これは先ほどの富良野スキー場の写真です。
明日はこのコブが使えるようです!
左がバンク的な大きなピッチで右側がピッチの狭いコブだそうです。
完璧じゃないですか!

8年目にして一番良い環境が揃っている講習会になりそうです。
コブが上手くなりたい人。「トップ落とし」ワンテーマに絞ってコブを攻めてみませんか?

身体の使い方とスキーテクニックの両面からコブを攻略するヒントを紹介します!
明日ですが、まだお申込み間に合います。

迷っていた人は是非。
迷ったら GOですよ。

迷ったらGOです。その方が人生豊かですから。

今年で8年目になった森脇マジックですが、今回皆さんにかける魔法は小回りとコブです。
私のレッスンで心がけているのは「楽しくて学べる」ということです。
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習った気になったけど、家に帰ってから考えてみたら楽しかったけど何を習ったのか覚えていない。
そんなレッスンにはしたくないので、いくつもの仕掛けを入れながら参加者が来シーズンに向けて変化するようにセミナーを作っています。

スキーを教えることが今年で25年目になりました。
しかしそれでも昨年コブと小回りに関して新しい発見がありました。

それは元ナショナルチーム在籍後、スキー連盟でモーグルのコーチをしている人とコブに関してのテクニックに関するディスカッションをしたことによって滑走感覚のブラッシュアップができたのです。

これによって解剖学的に考えて効率の良いトップの落とし込み方法が明確になりました。

そのテクニックは知るだけでかなりコブが楽になります。
そして上達するほど恩恵を受けることになります。

また、オフトレでは体の反応速度を高める効果的なトレーニングを紹介します。

楽しいだけではなく、テーマに対しての解決策が明確なレッスンを提供します。
今シーズンの最後のレッスンに富良野スキー場まで来てみてはいかがですか?
札幌から遠い?

私のレッスンは道外から来られる方もいます。それよりは近いです。
しかも札幌から2時間半程度で着くのでニセコと同じくらいなんです。

今習うのと、いつか機会があった時に習うのでは来シーズンの上達の速度に違いが出ます。
本気で上手くなりたい人。まだ間に合います。富良野でお会いしましょう


迷ったらGOです。その方が人生豊かですから。

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この業界にいると、内脚の使い方を10年以上練習している人や、内倒を治すことを20年以上練習している人を見かけたことがあります。

明日は我が身ですよ。あなたのテーマにしているポイントはこの先何シーズンで解決できるのでしょうか。

「とにかく滑りが変わらない」というケースはスキー業界にはよく見かけます。 
 
これには主に2つの原因があります。 
その原因によっていつまでたっても滑りが変わらないという状態を生み出してしまうわけです。

まず1つ目。



〜整地の中では滑りの技術は打ち止めになる〜 

ある程度上達してくると、圧雪された斜面の中ではそれなりに自由に滑ることが出来るようになります。
すると、上達しないでも同じ斜面を滑れてしまうので癖の動きを取りにくい環境になるのです。

一方でバックカントリーでパウダースノーを滑るとなると斜度変化や雪質での滑りにくさ、先に滑られてしまったあとの荒れた斜面など上達しないと上手く滑れない環境に身を置かれるので上達が進みます。

私が不整地ロングターンを推奨するのもここに理由があります。
参照:ジュニアの技術選に出る子供達が今するべきこと その1

これはアルペンレーサーがスキーが上手い理由でもあります。
つまり困難な環境設定のなかで滑るので上達せざるをえないわけです。

一方で整地だけでもスキーが上手になる人もいますね。
これはなぜなのか?


それは練習方法にあります。
テーマを決めずに繰り返して滑っても上達速度は遅いです。
エッジングがターン後半になっているから前半にとらえようと意識して滑ったとろこで、
それができない人が意識しても、やり方がわからないんだからいつまでも上達しません。

力学的、解剖学的に明確な説明ができる客観性、再現性のある練習じゃないから
練習量と上達速度が比例しないんです。
たまたま上手く見つけた人と、それを見つけられずずっと治らない人が出てきます。

不整地やバックカントリーでは環境が先生になるので、いろんな斜面をたくさん滑っていると勝手に上手になりますが、ゲレンデで上手になる場合は練習方法を見直すことがお勧めです。

少なくとも今まで上達していない場合は、その方法では効率が良くない可能性が高いです。



そして理由の2つ目。


〜スキー教師は教えることに対しての専門教育を受けていない〜


スキー指導を継続的に行なっていれば誰でも1つや2つの得意な導き方を手に入れることができます。
当然、自分が身につけてきた練習方法も活用できますしね。

それがうまくハマった場合は良い先生。そのレッスン方法がハマらなかった場合はよくわからない先生となります。

そもそもスキー教師というのはスキーが上手だったからこそスキー教師になっているので、
上手く滑る方法がよくわからない人に対して何故できないのかがぼんやりとしか分からないことが多いんです。


これは日本にスキー指導者の国家資格がないこと、通年スキーレッスンが可能な山がないことも原因です。


スキーレッスンだけで生活している人がほぼいないんです。


私は運良く指導業を生業にできたので、本業の一部としてスキーレッスンを行なうことができています。
ただ、専門教育を受けて理論を説明でき実践も(それなりに)できて、通年で指導業を行なっているスキーヤーはまだ本当に少ないんです。

参照:北海道書店ナビに取材されました

参照:スキージャーナルにてダブル掲載されました

こういったプロフィールだからこそ、選手として成績を残したわけでもなく名もなきスキーインストラクターでありながらスキーグラフィック、スキージャーナル両誌での技術ページの連載を書かせていただいているわけです。
参照:私の連載がアマゾン売り上げ1位になりました



何を言いたいのか。



森脇マジックを受けに来てください(笑)
絶対に損はさせません。上達に必要なヒントをお持ち帰りいただけますし、オフトレの方法もご紹介します。

スキーが上達しにくい2つの理由を解決したレッスンをあなたに届けます。

みなさんのご参加をお待ちしております。


 

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バックカントリーが大流行している事で「コーンスノー」という言葉もかなり認知されてきたのではないでしょうか。

第2のパウダースノーとも呼ばれる春のザラメ雪をコーンスノーと呼び、
技術練習をするのに非常に重宝される雪質としても知られています。

よく「コブの練習は春のザラメ雪で」と言われるのは、雪が沈みやすく柔らかい雪質だからです。
絶妙なコーンスノーの場合はズラしやすくスキーの操作性が高くなるのでコブの練習には最適なんですね。

そしてコーンスノーからさらに雪解けが進んでザブンザブンの雪になった場合、
それはそれで活用方法があるのです。

雪が重たくて操作しにくくなることを逆手に取り、ズラしではなく重心移動を使ったターンの練習に非常に有効なんです。重心移動を雪上で練習するならディープパウダーか重たいザラメ雪が良いんです。

パウダースノーもザラメ雪も圧雪と比べるとアクションがスローになります。
つまり、本来なら早すぎて対応できない動きに対して、ちょっと間に合うようになるわけです。

すると、キレのあるショートターンのスローモーション練習を行なうことが可能なんです。
これは圧雪でゆっくりとしたリズムのショートターンをするのとは感覚が全然違います。

つまりそのシーズンにしか経験できない雪質で、そのシーズンにしか活用できない練習方法があるということですね。


しかもこの感覚をシーズンオフにむけて理解しておくとオフトレの時に非常に役立つのです。


今回はザラメ雪で掴んだ感覚をオフトレにつなぐ方法もご紹介していきます。


7年前(2012年)から1DAYでオフトレと絡めた雪上レッスンを行なっていますが、
北海道ではまだ私だけしか提供していないこのレッスンプログラムも今後のトレンドになると思います。

トレーナーでありスキーヤーである人が少しずつ増えてきているので、この効率良いレッスンプログラムを提供しないわけが無いんです。
そしてそんな人が増えてくれることを願っています。同業者のご参加大歓迎です。

共に北海道のスキー業界を盛り上げていけたら良いなと思っています。


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あと1点。

20年ほど前にスキー技術選手権大会に出ていた頃、
私は2年連続で1点足りなくて全道大会の決勝(60人)に残れませんでした。

その翌年、札幌予選を10番で通過し最も調子の良かった全道大会直前に暴走したスノーボーダーに突っ込まれて大腿骨を骨折しました。 その後スポーツクラブの社員となり仕事の都合がつけられなくなり引退。
これが私の選手としてのプロフィールです。

その当時の私は「少しでもスキーが上手くなるなら何でもする」と本気で思っていたので
仕事も定職につかず、一年を通してスキーを人生の中心において過ごしていました。
そのおかげで現在の自分がいるのですが、あの時にこんな講習会があれば絶対に参加してたと思います。

自分が成長できる可能性のある情報を持っている人に直接会いに行く。

一つでも得られるものがあれば、それが来シーズンの結果に繋がる。
そんな思いを持っている人に全力で答えます。
 
生徒を持っているスキー指導者、コーチの方も同じ思いを持っているはずです。

「もう少し上手くさせてあげる事ができたんじゃないか」
「自分の指導のブラッシュアップする方法は無いのか?」


そんな思いにも全力で答えます。

ショートターン、コブに必要なテクニックとフィジカルトレーニングを
ジャンプマットによる数値化したデータに基づいてご紹介します。

ご参加をお待ちしています。




 

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とても楽しい取材を受けました。

「テーマを決めて本をフルコースと見立てて5冊ご紹介ください」 


ジャンルは何でも良いとのことでしたが、依頼してくださった方は私のプロフィール上、
身体に関しての本や健康に関しての本をご想像されていたみたいです。

しかし私としてはこのお話をいただいた瞬間にピンときたテーマが「伝える」でした。

私が人に伝える仕事をしている中で出会い、感銘を受けた本の中から5冊を決めて
それを順番に並べるというなんとも楽しい時間をいただくこととなりました。

なんとも悩ましくも楽しい時間です。
あれを入れるとこれを抜かなければならないし、かといってこの本も捨てがたいし。。

そして厳選した選りすぐりの5冊をみなさんにご紹介します。
中には10年以上も誰にも紹介しないで独り占めしていた本もあり、指導者として「伝える」を学ぶにはなかなかのセレクトだと思っています。

同業者はもちろんの事、人に何かを伝える立場の人にはおすすめです。
是非ともチェックしてみてください。


参照:北海道書店ナビ Vol.151 医療法人スポキチ トレーニングディレクター 森脇俊文
 


 

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トレーニングとパフォーマンスを結びつけることはトレーナーとして終わることのない永遠のテーマともいえます。

鍛えた分だけパフォーマンスに直結する、成績に反映される。そんな夢のような出来事があればいいのですが、 練習しているのに動きが変化しない練習や、筋力が強くなったのに動きに反映されないトレーニングなどを経験したことのある人は少なくないでしょう。

特に我流による自主トレをしている人は、努力に対する費用対効果が低くなりがちです。
かく言う私も選手時代に効率の悪い練習やトレーニングをしてきました。

今年の森脇マジックのオフトレパートではパフォーマンスに繋がりやすいトレーニングを紹介します。 
特に北海道ではおそらく1台しかない筋肉の出力タイプを計測できるジャンプマットによって
参加者の皆さんの筋出力タイプを測定します。

これによって6種類の筋出力タイプに分別して、自分の特徴に合わせてどんなトレーニングをすれば
キレのあるショートターン、素早いコブの切り返しが可能になるのかを知ることが出来るようになります。
(このマットを使って計測します)


筋肉の出力タイプを簡単に解説すると「強い」と言っても様々な強いが存在していて、
それを「ニューロ・マスキュラー・エフィカシー(筋力の質)」と呼びます。

筋力の発揮速度で大きく3つに分け(フォースタイプ、バランスタイプ、スピードタイプ)、
さらには筋肉の得意な使い方で2つに分けます(コントラクタイル[収縮系]、エラスティック[反射系])。

そして現状の筋出力タイプを知った上で、キレのあるショートターンに対応できる筋出力が出来るようになるためのトレーニングを夏場に行なっていくという流れになります。


これを知らないでオフトレするのは効率が良くないのが理解できるでしょうか。
そしてこれを知ることで自分の可能性を引き上げられるのがイメージ出来るでしょうか。


計測だけなら探し回れば日本各地でいくつも見つけることが出来ると思います。
ただし、その施設のトレーナーがスキーのテクニックと関連づけてメニューを提供できるかどうかは別問題です。

「頭で分かっているのに身体が動かない」というのがスキーの練習で難しいところの一つです。
その解決方法は主に「気合い」か「諦め」だったはずです。
解剖学や力学を理解し、さらには動作が思い通り行かない原因を取り除く方法を身につければ、
オフトレによって明確な準備が出来るようになります。


今回は雪上、理論、計測、オフトレまでを1日で紹介する大変盛りだくさんなセミナーです。
現状の森脇の全力です(笑)
北海道のスキーヤーのスキル向上に役立つことを願っています。
ガチの人大歓迎です。そしてガチじゃなくてもスキーが本当に上手くなりたいと思っている人、
パフォーマンスにつながるトレーニングをご紹介します。

どうぞお越しください!


 
 

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