ショートターンはなぜ難しいと感じるのでしょうか。
少しだけ掘り下げて考えてみましょう。

ショートターンの特徴として、はっきりロングターンと違うのはこの三つだと考えています。
・リズムが速い
・身体が捻れる量が多い
・スキーの進む方向、スキーの向き、自分の進む方向、自分の向いている向きの4つのズレる量が大きい

それではそれぞれを解説していきます。

【リズムが速い】
スキー技術が低いうちはスキーを自由にコントロールするのが難しいですから、リズムが速くなっただけで今まで意識できたことが意識できなくなったりします。
ひとつの対処法として、ゆっくりとしたリズムのショートターンで技術を練習するか、雑でプルークっぽくて良いから速いリズムに慣れる練習をして、それらを少しずつ統合していくのが良いですね。

【身体が捻れる量が多い】
いわゆる「アンギュレーション」です。これに関しては骨格が非常に大きな影響を与えます。
そもそも人によってできる動きとできない動きがあるわけです。私が最大限にアンギュレーションを作ってショートターンをしたとして、同じ動きが骨格構造的に不可能な人が大人の1〜2割いると思います。
しかしがっかりする必要はありません。
ねじれが少ないショートターンを身につければ良いだけです。ねじれようとするから問題が生まれるわけです。目標設定を修正することで技術上達に進みます。
また、関節の可動域自体を広げたいならそれはスキーレッスンではありません。ゲレンデで直す話ではないので、オフトレなどで解決しないと雪上でいつまでもうまくできないと悩むことになります。

【スキーの進む方向、スキーの向き、自分の進む方向、自分の向きのズレが大きい】
上級者ほど、この四つは全部独立して別の方向に進むことがあります。
これは車の運転で手と足が別々(マニュアルなら右手と左手、右足と左足が別々)に動くのと近いかもしれません。←近くないかも(笑)

ショートターンが苦手な人はこれらがほぼ同じ向きを向いているわけです。
分離量が少なければ少ないほどリズムは大きくなりますし、急な対応が難しくなるので不規則なコブに対応できないことが増えてきます。
整地されたゲレンデでもいつも同じリズムでしか滑れない人はこの4つの向きを分離するのが苦手なはずです。

はじめはこの分離作業は「違和感」との戦いになると思います。
なんせ、進んでいる方向に身体の向きが向いていないことに慣れなければならないですから。
日常でやらないですよね。前を向いたまま横に歩いたりとか。

しかもスキーでは直線ではなく常に曲線なので一つのターンの中でそれぞれの向きが変化し続けます。
それを速いリズムで行なうわけですから上手くいくわけがありません(笑)
理論で考えても追いつかないという現象が発生します。
こうなったらコツコツひとつずつ無意識にできる技術を増やしていくしかありません。

しかしそれぞれのテーマには効率良い練習方法があります。
そんな練習方法(オフトレも含めて)をご紹介するのが森脇マジックです。
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Morimaji2017