2011年05月30日

熊野しんぐうフィルムコミッション設立、追加。4

追伸です。

熊野しんぐうフィルムコミッション設立会見の際に、廣木監督が「昨年秋『軽蔑』撮影中、その前に沖縄で撮った『雷桜』、苦労して馬を船で運んだりしたが、その時に新宮を知っていたらここで撮れたと考えた。フィルムコミッションが出来たら、そんな点からも選択肢が増えていい」

地元としてもうれしい限りだなぁ。

quanpo at 23:57|PermalinkComments(2)TrackBack(0)movie watchin' | お燈祭り,ほいで熊野

「軽蔑」先行上映会、満員御礼と熊野しんぐうフィルムコミッション4

 ヨロブン、チャルワッソヨ。レギュラー読者の皆様、とんと、ご無沙汰しておりましたのに、よくぞ当ブログを見捨てず、訪問していただきました。心から厚く御礼申し上げます。

 さて、前回のブログにも書きました映画「軽蔑」先行上映会、台風2号接近の悪天候にも拘わらず、予想を上回る2000人のご来場をいただき、感激です。

 当初悪天候のために、3回目の上映を中止するかどうかも検討したほどでしたが、何とか予定通り実施できました。

 「軽蔑」原作者の中上健次さんとは、隈の会やら熊野大学で生前いろいろなイベントを行ってきました。また逝去された後も、同様です。

 ところが、何回かに1回は、中上さんの思い入れの強さか、はたまた霊的パワーのなせる技か、突然ブレーカーが落ちて会場が暗くなってしまったり、本番直前のリハーサル中に、役者さんの気合いが入ったと思ったら、地震が発生したり、はたまた野外劇用に用意した河原の舞台が大水で流されたり、それはそれは、結構な「中上マジック」を見せてくれました。

 今回もきっと天国の中上さんが、悪戯して、ちょっかいを出してきたと思っています。

 さきほど、新宮発名古屋行きの電車に乗った廣木監督から、「電車が風で止まってしまった。近鉄に乗り換えて名古屋へ向かう」とのメールが。思わず「中上さん、勘弁して下さい」と、心の中でツイートしましたね。

 本番は、外の雨風をものともせず、三回とも700〜800の入り、舞台挨拶もそれぞれ監督さん役者さんのいいコメントをいただきました。新宮出身の俳優淵上泰史くん、現在放映中のドラマ「生まれる。」(堀北真希主演)でも活躍中ですが、今回の映画で大森南朋さん演じる敵役山畑の子分役で出演し、舞台挨拶もしてくれました。その淵上くん、新宮では人気のパン屋さん「キッチントムトム」のご子息。ロケでは朝食にその「トムトム」のパンをいただきました。舞台挨拶の中で、そのことに触れたら、上映後「トムトム」に遠来のお客さんが現れ、「高良くんが食べたパンを下さい」と言ったとか。高良人気急上昇中で、遠くは愛知県とかからも来てくれてました。実は高良くん、当店の某漢方もお気に入りで、今回の来新でも差し入れさせていただき、喜んで貰いました。当地の南高梅もお好きだそうで、お土産に持ち帰ってもらいました。蛇足ですが。

 前日の飲み会で、当日の入りや天気を少々心配しつつ飲んだために、いささか悪酔いしてしまいましたが、昨日は安堵感と充実感でいい酒でした。

 ただ、昨日高良くん乗車予定の名古屋行きが台風で運休となりました。当初、監督、鈴木杏ちゃんら全員が、車で名古屋へ向かうはずが、最後の舞台挨拶の最中に、監督の気が変わり、「やっぱ一泊していこう」という一言で、杏ちゃんマネージャーのs女史がその気になり、当然杏ちゃんもノリノリ。そんなこんなで、高良くんは、市役所の車で一人(マネージャーとともにですが)名古屋へ行かざるを得なくなり、別れ際はなんだか寂しそうな後ろ姿でした。

 さて、この勢いをかって、アタクシ、持ち前にミーハーマインドを発揮、新宮市と会議所、そして観光協会を巻き込んで、構想15年、調整3ヶ月の「熊野しんぐうフィルムコミッション」を設立してしまいました。

 ロケ誘致はもとより、できれば熊野大学とも連携しつつ、映画映像文化に市民が触れる機会を作り、たとえば、熊野大学映画学科的な映画製作のイロハやシナリオコンテストなどを実施、将来ここから映画人が育つような環境をつくりたいと妄想しています。

 幸い、「熊野しんぐうフィルムコミッション」には、今回の廣木隆一監督、森重晃プロデューサーらも協力してくれ、また知己の青山真治監督、豊田利晃監督らも賛意を表明してくれています。

 廣木監督はこのフィルムコミッションへの言葉も送っていただき、以下に全文掲載します。

 ●新宮フィルムコミッションに思う事●

「今回、中上健次原作の「軽蔑」の撮影で初めて新宮を訪れた。最初は、新宮での撮影を考えていなかった。中上さんのお墓に撮影の報告をして帰ろうと思った。短い時間に、熊野川、神倉神社、大浜、新宮駅、浮島等を歩いた。東京から車で8時間は撮影では適さないのではと思った。しかし、東京に帰ってから短い時間に歩いた新宮の町が何度も脳裏に蘇った。熊野川に広がる青空、ひっそりと佇む路地が妙に引っかかった。その不思議な力に引かれるように僕らは本格的に新宮でのロケを考え始めた。
 今回、新宮にもフィルムコミッションが誕生することになったらしい。撮影的には凄く助かるし嬉しい限りだ。今は、ジャパンフィルムコミッションという組織も出来て横の繋がりも出来つつある。市や県の独自のものだったのが少しずつ地域をも巻き込んだものになって来ている。観光目的だったフィルムコミッションも各自、特色を持つものになって来たように思う。
 今回、撮影して思う事は、新宮には熊野大学があり文学的な環境もある。また、西村記念館があり東京の文化学院の創立者と教育に関係がある場所でもある。そこで、新宮フィルムコミッションに期待するのは、撮影地の誘致はもとより、映画学校の開設。学校といっても常設ではなく熊野大学のように、ある期間、映画の撮影を実際に体験してもらう場。例えば全国の高校生から募集したシナリオを夏休みなどを利用してプロのシナリオライターや監督と一緒に新宮で撮影をする。キャスティングのための町の人たちオーディション、または、プロの役者さんを呼んでの撮影。ロケハン、準備等を実際に体験してもらう事で広く新宮の町を知ってもらう。その期間中は、新宮は映画の町に。
 映画の定期上映会。市のホール上映だけではなく、施設、例えば、倉庫、廃校等を利用した定期上映を根付かせる。山間部の町などでの、学校や役場の会議室、神社などを利用した移動上映会。新宮から広く和歌山県を網
羅する。
 なにより、フィルムコミッションによって人と人の繋がり、人を育てる環境が目的だと思います。撮影地としては、はやりすたりがあるのが当たり前、誘致によって人が集まり、人が育って行く事を目指して欲しいと思います。実際、撮影して、新宮人の皆さんに心動かされました。映画は、一番に人が人に惹かれる行為だと改めて思ってます」

                                       2011.5   廣木隆一

はからずもアタクシの妄想と似た提案をいただいた廣木監督は、密かに「廣木紀州三部作」を作りたいとお考えのようです。それもおおいに期待しています。

 まだ出発したばかりの「熊野しんぐうフィルムコミッション」ですが、何卒厚いご協力のほどお願いいたします。


quanpo at 14:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)お燈祭り,ほいで熊野 | movie watchin'

2011年05月03日

「軽蔑」先行上映会前売り好調。

「軽蔑」先行上映会前売り、じわじわと売れ出しています。ご希望の方はお早めにお買い求め下さい。よそからもおいでになるというファンもあり、その方は3回公演を全部買って下さいました。高良君のふぁんでしょうかね。

 ま、いささか我田引水で恐縮ですが、なんと言っても全国で一番早く「軽蔑」が観られるうえ、主役二人と監督が舞台挨拶をして下さるという、ファンにはたまらない企画ですから。

 地元の方はご存じでしょうが、以下のアドレスに、撮影中ロケ隊に密着して取材した地元新聞「熊野新聞」の記事がすべて読めますので、ぜひどうぞ。

http://kumanoshimbun.com/keibetsu/index.htm.htm

quanpo at 16:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)中上健次と熊野大学 | movie watchin'

2011年04月19日

ヨロブン、オレンマニエヨ。熱心な当ブログへのご訪問コップンカーップ。2

 「どーもー」とかつての楠田枝里子風に登場しましたが、何だか白々しいですね。

 重苦しい空気が自分にも、世間にもあって、これは一体何だろうかと考えると、そうです、原発事故に行き着くのですね。

 ながらく本ブログを書くことなく、放っておりましたが、いつもいつも更新のない当ブログを見においでいただく方がいらっしゃり、それも訪問数もほとんど以前と変わらないことに、ひどく申し訳ないと言う気持ちと、ほんまにおおきにという感謝と感動の気持ちがない交ぜになり、キーボードをたたいています。

 書かなかった理由についてはいろいろありますが、ひとつは良いネタを探す気力が萎えていること、さらに世の中の重苦しい空気が書く気力をスポイルしていること、加えて最近facebookやtwitterなんぞを始めてしまい、そちらに重心が移っていることなどが挙げられます。ま、言い訳は置いといて、始めましょうか。

 当地も全国統一地方選挙第2弾の、市議選に入りまして、朝から「◎◎がんばってます」「◎◎が当地を変えます」「若さと行動力の◎◎」、中には始まってまだ2日目の昨日(4/18)なのに「◎◎最後の最後までがんばります」って、もう選挙戦は終盤という連呼もありました。おそらく「最後の最後まで」なんて言っちゃったウグイス嬢この仕事を始めてから間もないのだろうな。あとで強面の後援会幹部に「あんなこと言うたらあかんやないか!」なんて叱られてたりして。

 中にはかなりお年の召した「嬢」というには、こちらが気恥ずかしくなるような御仁もいらっしゃいますが。ウグイス嬢と言うより、ミミズク嬢とかルリカケス嬢とか言ったほうが良いかと思う方も…。それはさておき。

 4月10日に開票のあった統一地方選第1弾県議選は、当地では新人が3000以上の差をつけて現職を破りました。ずいぶん昔から選挙のお手伝いをしてきましたが、あらためて分かったのは、ウグイス嬢のウマいヘタ。

 できるウグイス嬢は、目配りと候補者への指示が上手。街頭でも車中でも、口はしゃべっていても目は四方八方動いていて、ときに団地の五階物干しから人が手を振れば、すかさず「ご声援ありがとうございます。」と言える、狭い道で対向車が来ると詫びる。学校、病院などの近くではがならない、街頭で候補者が握手をしていても、時間がない中わりと熱心に話しかけるおじさん、おばさんがいますが、それを上手に制して、次の握手にもっていくなど、あたかもテレビ局ディレクターか、売れっ子タレントのマネージャーのように行動します。

 今回の市議選、ウグイス嬢だけでもたぶん40人から60人くらいいるはずで、中にはさっきの「最後の最後まで」と言っちゃったような素人さんもいます。ちょっと前まではバスガイドさん経験者が大勢いました。
 
 今朝、うちの倉庫にいて仕事をしていたら、ベテラン現職候補で議会のボスと言っても良いM氏の選挙カーがやってきました。ウグイス嬢のがなりを聞いていたら「みなさま、おはようごダいます」と聞こえてきました。

 出たな方言。こちらではザ行が言えずダ行になってしまう人が結構多く、特にご年配の方に多く見受けられます。続いて「どうか、どうか、なにとドMをお願いします」と続いたもんだから、持っていた段ボールを落としました。幸い空箱だったのでケガはありませんでしたが。「なにとド」なんてトドはいたっけか?

 その後にドスのきいた声で候補者ご本人が「Mです。よろしくお願いします。」と続き、化粧の濃いおばさまウグイスの、作ったような甲高い声に、ドスのきいた声がかぶるこのミスマッチ、ほくそ笑んでしまうのはおいらだけでしょうか。

 過去においらが関わった選挙のウグイス嬢にも、なまりのきついお方がおりました。この方も元バスガイドさん。割合ご年配のバスガイドあがりのウグイスさんになまりがキツい方が多いようで、おそらく「なにとド」のウグイスさんもバスガイド上がりの、「嬢」と呼ぶにはいささか気恥ずかしいお方なんでしょうね。

 始末に負えないのは、ご本人がこの方言に気づかないことで、いくら言っても「なまってません」と言いはります(たぶん)。プライドもありますしね。ほいで、バスガイドあがりのウグイスさんに特徴的なのは、妙なフシををつけてアナウンスする方が多い。例の「みぎてにー、え、みえますのはー、あ、爪です」(古いギャグ。たしか山田なんたらの持ちネタだったか)と抑揚が変なやつ、これはいかんですね。候補者をおいといて自分のアナウンスに酔ってます。「飛びます、飛びます」もまっ青…。

 選挙ではまだ書きたいこともあるのですが、まだまだ真っ最中ですから控えます。取り急ぎ、皆様の熱心なご愛読にお応えして、軽い選挙ネタを書かせていただきました。ではまた後日。コップンカーップ。

quanpo at 14:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)なんだかなぁ… 

2011年03月18日

ご冥福をお祈りします。


 長い間かけずに、読者の皆様にはご迷惑をおかけしました。

 まずは、今回の東北関東大震災で尊い命を落とされた方のご冥福をお祈りします。被災地の一日も早い復興と、被災された方が早く元気になられること、一人でも命が助かることを衷心より御祈念申し上げます。

 さて、今回の大地震とその報道、特に福島原発の事故について言いたいことはたくさんありますが、まずは皆さん、以下のyoutubeをご覧になっていただきたいのです。どれが真実か、じっくりと考えていただきたいのです。youtubeでのゲストの発言が間違っていることを期待します。当人もそう言ってますが…。
http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY&sns=em

http://www.youtube.com/watch?v=wlVlmyyNxlw&sns=em

http://www.youtube.com/watch?v=rpcuM1v90XE&sns=em

quanpo at 14:05|PermalinkComments(4)TrackBack(0)
Profile
訪問者数

livedoor 天気