観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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フェリス・ヘリッグは第二のジーナ・カラーノになれるか?

 MuayThai

11月15日(土) アメリカ シカゴ
『レックレス・フューリー』

IKFムエタイ U.S.バンタム級タイトルマッチ 3分5ラウンド
キャティー・ミーハン VS フェリス・ヘリッグ

 ムエタイ出身の女子ファイターとして最も成功しているジーナ・カラーノ選手ですが、ここしばらくの彼女の主戦場であったEliteXC(エリート・エクストリーム・コンバット)が活動停止を宣言してしまい、彼女が次にどこのリングに上がるのかが注目されています。
11/15
 一方では、第二のジーナ・カラーノ選手を発掘しようという動きも活発になっています。ムエタイファイターであるフェリス・ヘリッグ選手も期待されている一人です。

 ジーナ・カラーノ選手が一般に知られるようになったのは、『Ring Girls』というムエタイドキュメント番組がきっかけでしたが、次に作られた『Fight Girls』にはフェリス・ヘリッグ選手も参加していました。アマチュアのムエタイ・トーナメントで2005年、2006年、2007年と続けて優勝していたのが評価されての抜擢でした。

 この番組でカラーノ選手といっしょに仕事をして知名度を得たヘリッグ選手がプロとしての道を歩むために挑戦したのが、J-girlsのリングです。初来日で王者佐々木仁子選手と対戦した彼女は、重いパンチのラッシュを受け、判定で敗れてしまいます。しかし、その後も、チャック・ノリスさん主催のWCL(ワールド・コンバット・リーグ、関連記事)で活躍するなど、存在感をアピールしてきました。

 ジーナ・カラーノ選手を尊敬するヘリッグ選手は、自身もカラーノ選手と同じように総合格闘技に挑戦すると宣言し、実際にその動きもあるようですが、現実に決まったのはムエタイの試合でした。11月15日、シカゴの大会のメインイベントとして、IKF1位のキャティー・ミーハン選手とU.S.タイトルマッチがおこなわれます。アメリカ中西部での大会としては女性がメインイベントとなるのは今回が初めて。彼女はここで勝利して、スターへの道を歩めるのでしょうか?

 なお、来日時のフェリス・ヘリッグ選手のプロフィールでは、ニックネームがリリー・ブルドッグ(女ブルドッグ)となっていましたが、リル・ブルドッグ(小さなブルドッグ)の間違いでしょう。

 また、彼女の肩書きがIKFバンタム級世界王者となっていましたが、そのような事実はありません。アマチュアトーナメントでのバンタム級優勝が誤って伝えられたものと思われます。

*IKFムエタイルール 顔面へのヒジ打ち無し 肩より上へのヒザ蹴り無し

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