2009年04月23日
Los Quienesってこんな感じ…
今回はサルサ・ライブ・ファイヤーと夕日deサルサというサルサイベントでレギュラーバンドとして演奏させてもらっている「Los Quienes」について書いてみますね、今さらですが。
バンドの名前はロス・キエネスと読みます。スペイン語で「The Whos」といったところでしょうか…て、パクってるやん!!とお思いの方もいらっしゃると思いますが、違うんです。実は結成当時、メンバーが決まらないままイベントの仕事を引き受けちゃって、♪誰が出るかな、誰が出るかな♪状態だったのですねー(笑)。それで「えーい!Los Quienesでいこう」と。ええ、昨年12月のことでした。
それから、このイベントのお話をいただいて、ちゃーんとリハやって新曲を用意してライブをやって…という月のサイクルができたことで、順調に育っていってる(?)わけです。まったくありがたいことです。
「知ってる曲で踊って欲しい」というコンセプトは、もう4年ぐらい前から考えてたもの。だって、プエルトリコ人もヒスパニック系米人もキューバ人も、「青春時代を彩ったあの名曲」やら「おばあちゃんも聞いてた曲」とかで踊るわけですよ。新しい曲でも、自分の言葉で歌われてるからもちろん意味がわかるわけで、そりゃー盛り上がるし、リーダーさんもキメどころがバッチリわかる。大好きな曲がかかったら、気持ちを込めて踊れるんだもの、素敵ですよね。
じゃあ、日本人はどんな曲ならロマンティックに踊れるんだろう?と考えて、自分が胸キュンしちゃう曲を使ってみたいと思ったの。誰でも知ってる、聞いたことある、もしかしたらめちゃくちゃ思い入れのある曲たち…。甘酸っぱい思い出にリンクした名曲を口ずさみながら踊ってもらえたら、どんなに楽しいだろう。
私の知っているラテンのミュージシャン達は、サルサをやることにとても誇りを持っていて、もしかしたら、私の考えているようなことは邪道と言われるかも知れない。サルサのお作法にあわない曲に、無理矢理リズムを付けただけの「ニセモノ」って感じちゃったら、気持ちよく演奏してもらえないかも。
どうしよう…って思いつつ、最初のリハで数曲のJ-popの譜面をおずおずと出してみたところ、半分ジャズ屋なアレンジャーズが思いのほか乗り気になってくれました。わーい!
つかむしろ「この路線でいきましょーよ!」と言ってもらっちゃったので調子に乗ったというか(笑)。
今後、曲をいっぱいためたら、レストランとか一般イベントとかに演奏しに行って、逆に一般の(?)お客さん達に「サルサ」を知ってもらうというのが次なる野望。夏にはどこかでやりたいなー。路上とかも魅力的…難しそうだけどね。
そんなこんなで、J-popなサルサをどんどん増やして、毎月お届けしています♪次回は5月16日のライブファイヤー、そして、5月30日の夕日deサルサです。また新曲を用意して参りますので、お楽しみに!何にしようかな〜(←コレが一番楽しい)。リクエストなどあったら、コメントしてくださいね!ではまた!