Diary of Queue

FUN TO MAKE
Queue is an independent concept store on Onari Street, Kamakura Japan.
Queue is a place to find unique arts & crafts items from home and abroad,
goods designed by artists and designers.
The makers and the artists spend time and effort in good faith.
They also try new shape, material, and technique.
It's essential to have fun to make.
Since we take in these attitude from their work,
We get happy and cheerful feeling with items.

Curated by Tomomi Tanabe

バラバラに考えていたり思っていた事が運良く解けた
そんなことがあるから、言葉にするって大事だな と思う
自分の中で何度も練って整理がついていそうに思える事も
話してみると、アレッ? って矛盾に気付いたり
普段は無関心な事を質問されて初めて考えてみたり
言葉にしてみる事で輪郭がうっすらと浮かんでくる
もちろん1つの感情では成り立っていないから
複雑に入り交じって混沌としているのだけど
そうやって自分自身を深読みすることに
億劫になってはいけない と常に思う

こんないい映画があったと興奮して話す私を見て
それならと観賞した友人は
私から聞いていたようなストーリーではなかったと
がっかりした声で言う
同じことを体験しても、事実の向こう側
その奥、その隙間に何が見えたか
どこを注視するかでその出来事は一変する
その意味では人生を左右する大事件も日常の雑事も
同じ情報量で等しく愛するに値する
慣れると気付かなくなってしまう違和感も
時に大きな創造を生んだりするけど
鈍感でいるとそぐに見失ってしまい薄れてしまう

だから今この時私に何が見えているか
というLIVE感が何よりも貴重だと感じる 
感動した、涙が出た、ショックを受けた とかの
咄嗟に反応して湧く第一次感情で終わらせないように
その事自体の良い悪いという価値判断をする前に
言葉にして自分自身を掘り下げて読む

お店に並ぶ一つ一つも、私にはこう見えている
という自分自身を深読みした結果
経験や環境や状況によって形は人それぞれ違う
当たり前だけど簡単ではない話
誰かのそんな表現によって得られる開放感や希望は
1つの出来事における可能性を広げ
自分勝手な暴挙を抑制する空気になる
と私は思っている

オートマティックに簡単な感情をつけないように
たった1つのように見えてしまう答えを出さないように
いろんな人のいろんな表現をフラットに受け止めて
耳の裏あたりをフワッと通り過ぎる
私にしかない琴線の振れに敏感でいたい

snow-large-color-clutch


保存保存

2月中は定休日の水曜に加え
日曜もお休みします
ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします

DSC07111

それぞれにまとっている独特な空気
一面ではない、日ごとに変化する表情
その余白に、その間(ま)に、介在する不安定な意識
フワフワした気持ちになるのはつかみ取れないから
常に過程の一部、動き続けること、悩み続けること
それそのものが魅力
つくるものってやっぱりその人なんですよね

DSC07168
DSC07162
DSC07149
DSC07147
DSC07160
DSC07158
DSC07173
DSC07171
DSC07159
DSC07163
DSC07154
DSC07157
DSC07156
DSC07155
DSC07150

今年の営業は12月27日(火)まで
来年の営業は1月5日(木)から
とさせていただきます
12月28日(水)〜1月4日(水)までお休みです

DSC07085

DSC07073


11月17日(木) - 12月6日(火) Queue店頭にて開催中


Queueが集めた作品の数々を ”切り絵” の伊藤桃子さんがイラストにしてくれました


原画展示の他、私が作品に対して一言添えた作品集やメッセージカードなどを販売予定です
作品集ではこの陰影をちゃんと表したくて、右手から光の入る部屋でカメラを使って撮影しました
スキャンよりも陰影が強く出て、紙自体のシワやヨレも写って不思議な風合いになりました
メッセージカードも、ザラッとした紙質にしたのでデコボコの荒さがいい雰囲気です
是非ご覧ください!


これまでの経験において、取り巻く環境の変化や世界情勢など様々な理由で活動を休止したり終了したり、その人の作品に二度と会えないかもしれないという気持ちを常に持っています
そこでカタログという形で現時点の作品集をつくることを考え始め、さらに縁あってQueueを手伝ってもらっている伊藤さんのイラストと私の文章で残すことを決めました
出会った時の射抜かれた感情や日々眺めて発見する魅力を言葉にし絵に描く、私たちだからできることで一緒に何かをつくる
このこと自体も今この時しかできないことです
各作家の方々も喜んでくださり、Queueという場所を通して繋がったこの縁を今後も大事にしていきたいと改めて思いました

イラストレーターの伊藤桃子さんの切り絵は、真っ白な紙から下書きなしで輪郭を切りとるので、線を描いてアウトラインをとるよりも衝動的なフォルムが生ま れ、出来上がったカタチに”絵付け”をして質感をつくりだし、さらにパーツが重なっていくことで実際の陰影も備わり、”そこに居る”という空気を感じさせ ます
www.itomomoko.com


期間中は通常の作品も販売しつつ展示しますので気軽にお立ち寄りください


■ 8月夏期休暇のお知らせ ■


15日(月)臨時休業
16日(火)臨時休業
17日(水)定休日


今年のお盆はお休みします、どうぞよろしくお願いいたします
Queueもこの暑さで扉を閉めて中は涼しくしておりますので

少し重たいですが気軽に開けてお入り下さい




IMG_1698



去年は世界のたくさんの作品を見て、たくさんのクリエイターに出会いました
海外の方は日本のこの小さなお店からの突然のメールにさぞ驚かれたことでしょう
オリジナルをつくってもらったり、一緒に新しい展開を考えたり
何度もやり取りを繰り返す中でお互いの細かなニュアンスが伝わるようになって
考えに考えた提案を想像以上のもので返してくれる、楽しい時間を過ごしています

最近では、どこで見つけたのか(私が言うのもなんですが。。。)
クリエイターのほうから置いてもらえないかと声がかかるようになりました
とてもうれしいことなのですが、Queueは本当にピンポイントなので
なかなか希望に応えることができません
”おしゃれ”とか、”有名”とか、”売れそう”とか、本当に興味がなくて
だからこそ、かなり的は絞られてしまうのです

用途の前にそのもの自体が魅力的であることがまず大事で
それはそのままつくる人の姿勢に直結していると思うのです
形、色、手法、素材、デザインはもちろん、目で見えるそれらの向うの
オリジナリティへの葛藤、挑戦する意欲、つくることを楽しむ気持ち
そういうものに触れるとき、初めて作品に興味が湧きます
そして”contemporary なもの”であること
これは今ある価値感から変化しようとする試みです
クリエイターが自らの手で価値を作り出すその行為に
代金を払っていると言ってもいいと思います
なので素材の値段も、使い慣れたものかも関係ない
これはこうだと言い張ってくれる、新たな道筋を見せてくれる
そんな人、ものに強く惹かれます

なんだかすごーく面倒くさいことを言っているようですが
このくらい自分に課さないと選べないのです
そもそも欲しいものがあまりない私が欲しいものは
そういうものへの驚きや高揚、その感情そのものだから
なので一見すると集めたものに統一性を感じないかもしれませんが
それらが混沌としている様が、なにかに誰かに左右されない
私のセレクトなのだと思います

IMG_1589


保存

1月も半分を過ぎてしまいました
お正月の賑やかな雰囲気も一段落のようです
年末に壁や床を塗り直し、昨日新しい什器も届き
新しい作品の制作を方々にオーダーして
私としては、やっと始まったという気がしています

さて、どう変わったかと言いますと
壁は白く床は黄味が増して全体的にくっきりし
鉄とガラスを組合わせた什器をつくりました
いつもの手作り感満載の仕上がりです

先日、ある作品を見て「高そうなお店ならこの倍の値段しても安いと思う」
と言いながら買ってくれた方がいました
そう、それはよーくわかっているのですが
お金をかけてつくった高そうな雰囲気の中イメージで買ってくれるより
フラットな状態でモノの良さを理解できる人に買って欲しい
これはこの場所で始める時改装の段階ですでに頭にあったことです
素材についてもそうで、質のいい素材と言われているものを使うことは
一つの魅力ではあるけど、すべてではない ということ
ビニールと本革、ダイヤモンドとガラスは対等であるべきで
本革だからいいわけでも、ダイヤモンドだからいいわけでもなく
何かを表現する上でどちらを選択するかというだけのことです
そういうフラットな考えが生まれるよう、できるだけ内装も素材と色の組合わせで
なにかをイメージさせる「スタイル」にならないよう心がけています
ディスプレイも、モノの本来の魅力を伝えることには精力を注ぎ込みますが
いわゆるスタイル提案ディスプレイはしません
懇切丁寧なイメージ作りは想像力を減退させると思うからです
だから、改装による変化に気付く人のなさに安心したのです
ちょっと明るくなったかな とか モノが増えたのかな
くらいに感じてもらうことが一番
しっかり作品に目がいっている証拠ですから

今年もいろんなものをご紹介します
どうぞよろしくお願いします

Queue 田辺

DSC06298-1


年内は27日(日)まで、年明けは3日(日)から営業します

12月28日(月)〜1月2日(土) お休み

よろしくお願いいたします


今年もあっという間でしたが、皆様たくさんのご来店ありがとうございました
オープンして1年9ヶ月になりますが
まだまだ「お店変わりましたね」と言われる新米です
楽しいものをたくさん集めようとめまぐるしい日々でした
今年は作家を広く海外にも目を向けて探し、たくさんのよい出会いに恵まれ
モノを選ぶ時の可能性をまた少し広げることができました
何度もやり取りして、1つ1つQueueの為にとつくってくださる作家の方々と共に
いろんな方向から考えたサイズ、色、バリエーションのオーダーとフィードバック
その繰り返しでさらにオリジナリティを増す過程が
ものを買って売ってというただの消費のサイクルにのらずに
一緒につくりあげているという気持ちを育ててくれます
この気持ちがあるからこそ「売れるもの」や「馴染みがあるもの」
にとらわれず、新しい可能性を探求できるのだと思います
つくってくださる皆さんにも感謝が尽きません

さて、新年は3日より営業いたしますが
お休みの間に店内改装をして、見え方も少し変化する予定です
什器も新しく制作中で、私もどうなるか楽しみにしています
来年もどうぞよろしくお願いいたします


DSC06267

日頃アクセサリーを探すとき気付くことは
大半は”アクセサリーらしく”つくられている ということ
それっぽく 見たことのある 安心感
つけた時の想像もつくし、きっとその人を綺麗に見せてくれるもの
私はどうもそういうものに興味がなくて、そうじゃないものを探しています
きっとこういうのをコンテンポラリージュエリーというのだけど
特に前衛的であろうとか、奇をてらおうとか、そういうことは考えていなくて
ただ欲しいのは、日常に生まれる違和感を楽しむ ということ

高校1年生の頃、友人の男の子がカバンにジャラジャラと珍しいものを付けていて
聞くと、消化器のピンだというのです
消化器を使う前に抜く栓みたいなもの
なんでそんなにたくさん持っているのかはさておき
抜きやすく独特な形をした穴のある黄色いプラスチック
その先には斜めに出たシルバーの棒
見たことのない物体 でもかっこいい
それが束ねられてジャラジャラ揺れる姿に、初めての楽しさを感じたのでした
工業製品の機能を持つ形や色への興味とそれを美しいとする感覚への目覚め みたいなもの
それからは私も「キーホルダー」というものを購入することがなくなり
いろんなものをカバンに巻き付けてみるようになりました
道に落ちていたり家の中にあるあらゆるガラクタが素材になって
ものがもつ違う顔が見えるようになった貴重な体験でした

だから今も、アクセサリーをアクセサリーとして見ていません
1つの興味ある素材として接し、付けてみたらおもしろそう
というところからすべてが始まります
そう思うと無限に広がっていく気がしませんか?

DSC06062


このページのトップヘ