「かえるぴょこぴょこ」サイクルは終わらない。


オクツマリリさんが、ライブ中よくやる、コール&レスポンス。
「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」

いきなりこれを歌えってもんだから、初めての方はだいたい固まってしまう。

そして、その反応に困った表情を見せる彼女。
「なんでやってくれないの?」

そこから、通常は数回、かえるぴょこぴょこレッスンが始まる。


ところが、今夜はそれでは終わらない!

「そんな早口言葉、歌える訳ないだろ、現にお前だって口が回ってないじゃん」

という観客の総意をぶった切って続けるマリリさん。
観客サイドが根負け。

結局10分くらいはやったのかな。

「自由だな~!」
と楽しそうにつぶやいたのは、出番を控えたあるアーティストだった。

 

オクツマリリさん、僕が彼女を知ったのは、およそ9か月前。
そして、ライブを初めて観たのは半年前。

当時は、anlenyというバンドのボーカルだった。

2月のある日、朱鳥のライブを観に行った時のこと。
ボーカルの金魚さんが、すでに出番が終わっていたanlenyのことを、
「ボーカルさん超かわいいよ!絶対好きだよ!」
って紹介してくれた。

なぜか僕の好みを熟知している、金魚さんの紹介は、百発百中で当たる。
ということで、スケジュールが合った、5月末の横浜でのライブを観に行くことにした。


「かわいい!カワイイ!」
と連呼されていたので、そんな感じのふわっとしたバンドかと思いきや・・・。

粗削りだけど、真正面から勝負するバンドサウンド。
そして、ボーカルのマリリさん。

小さなカラダ、全身を使って、すべてをぶつけてくるその姿に、僕は一発で
衝撃を受けた。

そこから、ライブに通い続ける日々が始まる。


anlenyは残念ながら、7月で活動休止。
彼女は、オクツマリリ名義で、8月末からソロ活動を始めることとなった。

ソロでの初ライブは、「大丈夫か?」という完成度。
でも、そこから、毎回進歩を遂げて、ここ最近では彼女なりのライブ表現を
見つけた気がする。

そこがね、オクツマリリさんの素晴らしいところの一つ。
ちゃんと、しっかり、いい方向に進んでいるなと感じさせてくれる。

決して自由さだけではないよ。

今回、彼女には一番最初に声をかけたんだけど、一番の理由は、
オクツマリリさんなら、絶対次につなげてくれそうな確信があったから。

次のライブでは、今回の何かがきっと活かされているはずだよ。


不思議と今になって、金魚さんが言っていたイメージと合致するようになってきた。
ルックスもそうだけど、へこたれそうになりながらもチャレンジを続ける姿は、
すごくかわいく映るから。


さて、そろそろ当日のライブの話に戻らないと。

僕のブログは昔話の挿入により、長文化されますので、嫌がらずについてきてくださいね。


<その3(オクツマリリ後篇)に続く>