●今回は読まないでほしい。自分のためだけに書く。江原河畔劇場のクラウドファンディングが開始早々かなりの評判である。私はずっとウォッチしているが、1日目にして支援総額500万円を突破、2日目もみるみる伸びていき、現時点で832万2千円に達している。数種類あるリターンのうち私が注視しているのは法人限定の100万円のコースで、それには劇場の終身会員権(死ぬまでタダで観劇できるということだ)一人分と観劇無料券100枚、さらに三年間、法人名を劇場に掲示してもらう権利がつく。(このコースにはほかにも特典がつくが省略する。)クラウドファンディングの支援というものは損得勘定でやるものではないだろうが、それでもこのリターンはどう考えてもお得で、豊岡の法人がこれに乗らないのは馬鹿ではないかと思われるほどのものである。もちろんそんなことはみんなわかっているようで、十枠しかないこのコースは初日に一つ売れ、2日目にもう一つ売れた。私はいち宗教法人の代表役員をやっていて、宗教法人という性格上、終身の役職だが、もちろんこんな重大なことを自分の独断では決められないので、役員会を招集する。終身会員権だけのリターンが80万円で別にあることを考えると、劇場に法人名を三年間掲示+観劇無料券100枚で実質20万円という破格の値段である。終身会員には僕がなってその権利ぶんの80万円は負担しますから20万円をこの寺の未来のために宣伝費として出してくれませんか?と説得するつもりだ。(このほか300万円で法人名永年掲示というコースもあり、金さえあればこっちのほうが魅力だが、十年ひと昔と言われている昨今、先のことはわからないし、残念ながら私の経済力では乗れない。また、余談だが、999万円で江原河畔劇場のネーミングライツ三年分というのが初日に売れたのに、そのぶんがまだ支援額に反映されていないらしいのが気にかかる。これほど大々的に江原河畔劇場、江原河畔劇場と言っておきながら三年間は江原河畔劇場ではなくなってしまうということになるが、大丈夫なのか。偏見かもしれないがモノノフの人だったとしたらとんでもない名前をつけたりしないか。モノノフというのはももクロファンの総称で、BiSのファンの総称を研究員と言っていたようなものである。平田オリザ氏がももクロ主演の映画の原作をやっていたのだ。2015年。ドルヲタの方々は律儀である。)

●私が終身会員になっても年齢を考えるとそんなに永いあいだ権利を行使できるわけではないので、檀家の方のお孫さん、ひ孫さんの中から希望者を募って実費でお譲りするのがいいだろう。いずれ一連のストーリーをしかるべきところにまとめるが、現在思っていることを備忘録としてここに書いておく。

●役員会を招集するのはどうしても2月10日の夜になってしまうので、それまでに完売しないよう祈るばかりだ。こんなことは書かないほうがいいのかもしれないが、現在、ここには書かない諸事情のために関心の焦点が四つぐらいに分散してしまい、四すくみのようになって何もできない状態が続いているので、一つの焦点を解放するために今日はこんなことを書いた。