2009年09月

2009年09月30日

F☆☆☆☆

R1010944世田谷で進行中の「ふたりの家」。

シックハウス対策として設けられた「F☆☆☆☆」。

現場で使用されている材料にF☆☆☆☆の製品かどうか?のチェックを行います。

数年前までは、F☆☆☆☆の製品を使って無く、取り換え指示を出すことも有りましたが、今では、その様なことも無くなりました。

今はF☆☆☆☆のマークが無い製品を探す方が、難しいのでは?と思うほど、一般的となりました。

ベニヤや、フローリング、ボンドに建具、キッチン等、沢山のものにF☆☆☆☆マークが必要です。

竣工検査時に、写真を検査機関に提出することが、義務付けられています。

2009年09月29日

セルロースファイバー

R1010980世田谷で進行中の「ふたりの家」。

断熱に採用した「セルロースファイバー」の写真です。

セルロースファイバーの古紙にも、新聞紙と段ボールがあります。

新聞古紙はインクが使われているので、より安全性を考え、段ボール古紙としました。

段ボールそのものの色です。

人にやさしく、地球にやさしい、素材です。




断熱工事

R1010981世田谷で進行中の「ふたりの家」。

断熱工事が始まりました。

「ふたりの家」に採用したのは、セルロースファイバーです。

セルロースファイバーとは、古紙を再利用した自然素材の断熱材です。

断熱効果が高く、防音、吸音にも優れ、調湿効果もあり、耐火、防錆、防虫と、機能性は抜群!!!!!

専用のシートを張り、一部穴を開け、ホースで吹き込んでいきます。

次世代省エネルギー基準を満たす厚み分、吹き込みます。


2009年09月28日

屋根の処理

R1010973世田谷で進行中の「ふたりの家」。

「ふたりの家」の屋根には段差が、いくつかあります。

段差等のない、一枚単純屋根(片流れや切妻屋根)は、特に問題がないのですが、段差や谷は、雨漏れの原因になる可能性が高い場所の為、キッチリと処理しなくてはなりません。

写真で見える様に、立ち上がり部に、防水シートをL型に規定高さまで張り込み、屋根仕上げ材の中に雨が侵入してきても問題無い様に処理します。

どんなにカッコイイ家を造っても、雨漏れしてしまえば、すべてが台無し。

カッコよく、そして安心できる家を造ることが大切です。

2009年09月26日

階段にもちょっぴり

R1010934世田谷で進行中の「ふたりの家」。

我が事務所でお気に入りのガラスブロック。

先日のブログで、玄関脇をご紹介しましたが、階段部にも、ちょっぴり使用しました。

ガラスブロックは、大きく大胆がポリシーとしてありますが、階段部は、他の窓や構造等の絡みで、ちょっぴりとしました。

このちょっぴりも、他の素材や形と絡み、アクセントとして、効いてくることとなります。

乞うご期待!!!!!



2009年09月25日

焼き杉のテクスチャ

R1010954世田谷で進行中の「ふたりの家」。

外壁の焼き杉板張りが、順調に進行中です。

焼き杉とは、言葉通り、杉板の表面をバーナーで焼き、炭化させることにより、腐食を緩和させています。

使用した焼き杉は、自然塗料塗装品で、深みのある仕上がりのものです。

2009年09月24日

焼き杉板張り始まりました

R1010949世田谷で進行中の「ふたりの家」。

外壁の焼き杉板張りが始まりました。

足場養生からチラット見えています。

杉板の木目がなかなか美しい。

他には無い、外観となりそうな気配です。

全貌は、また今度・・・・・・楽しみです。

2009年09月23日

台形のバルコニー

R1010908世田谷で進行中の「ふたりの家」。

「ふたりの家」の洗面室及び浴室は2階にあります。

その洗面室及び浴室の両方から直接出入りできるバルコニーを設けています。

バルコニーの壁を高くし、周りからの視線を遮断し、空を眺めるバルコニーとしました。

敷地形状に合わせた台形型。

真南に面している為、非常に日当たりの良い場所。

ぐるりと、高い壁が建てられ、プライベート的なバルコニーが見えてきました。

2009年09月21日

造作雨樋

R1010931世田谷で進行中の「ふたりの家」。

屋根につづく、木の箱。

大工さんによる、雨樋の木下地の箱組が始まりました。

通常、雨樋といえば、既製品の塩ビやステンレス、アルミ等で出来たものを使用することが多い。

雨樋を見せたくないときには、隠し樋を行っている所もあります。

雨樋が非常に目立つ外観の為、既製品では、イメージダウンしていしまうし、隠し樋は、雨漏れの原因となるので、我が事務所はタブー。絶対に行わない。

そこで、可決策として、造作雨樋としました。

木の箱の中に、特注のステンレスを組み込み、外側は外壁と同じ仕上げとなります。



2009年09月19日

FRP防水

200909171606000世田谷で進行中の「ふたりの家」。

バルコニーの防水工事が終了しました。

今回採用したのは、FRP防水。

FRPとは繊維強化プラスチックの略です。

JIO規定の、立ち上がりもしっかり確保しています。

2009年09月18日

ガラスブロック

R1010940世田谷で進行中の「ふたりの家」。

我が事務所のお気に入りアイテムのひとつである「ガラスブロック」。

階段部に採用することが多いのですが、今回は玄関ドアのサイドに設置。

玄関ホールに、ガラスブロックからこぼれる、柔らかな光を取り込む計画です。

写真で見える、ガラスブロック積みの一部に木の枠が取り付けられています。

この場所に、ポスト&インターホンを取り付ける予定です。

2009年09月17日

通気胴縁

200909171545000世田谷で進行中の「ふたりの家」。

透湿防水シート張りが終わり、つづいて、外壁の通気工法の、通気胴縁の取り付けが行われました。

外壁の通気工法は、木造住宅の耐久性を高める為に、必ず採用している工法です。

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2009年09月16日

透湿防水シート

200909151414000世田谷で進行中の「ふたりの家」。

外壁周りに、透湿防水シートが張り始まりました。

透湿防水シートとは、言葉通り、湿気を通して、雨水を防ぐ。

雨漏れの原因は、このシートの張り方ミスによることが多い。

張り方に規定があり、キッチリ施工されているか?を確認。





2009年09月15日

JIOの検査

R1010909世田谷で進行中の「ふたりの家」。

本日、JIOによる構造の検査が行われました。

JIOの検査員にも色々な方がおられます。

本日は女性の方。

私自身、検査内容を見ていると、女性検査員の方が、細かなところまで、しっかりと検査されている様に感じます。

細かく厳格に検査して頂ける方が、私どもとしても、嬉しい事です。



釘打ちピッチ

200909151412000世田谷で進行中の「ふたりの家」。

耐力壁となるダイライトを張る際に、規定の釘打ちピッチがあります。

外回りが@100ミリ、内側が@200ミリピッチ。

規定通りでないと、耐力壁として機能しない可能性があります。

規定通り施工されているのかスケールを当てながらチェックしていきます。




2009年09月14日

焼き杉の搬入

R1010907世田谷で進行中の「ふたりの家」。

外壁に使用する「焼き杉」が現場に搬入されました。

どんな感じかは?乞うご期待!!!


2009年09月12日

アリダン

R1010896世田谷で進行中の「ふたりの家」。

基礎と土台部に張られたのは「アリダン」という商品。

基礎断熱工法の為、基礎と土台が密着している為、基礎からの湿気を防ぎ、土台ぬ腐朽を防ぎます。

シロアリの侵入を防ぐ効果があります。

シロアリ対策には、万全な上に、さらに万全を!!!

2009年09月11日

ダイライト張り

R1010902世田谷で進行中の「ふたりの家」。

外部のダイライト張りが始まりました。

耐力壁の壁量を確保する為に、通常、構造用合板やOSB、MDF等がよく使われます。

ダイライトも、その一つ。

ダイライトの良さは、湿気を透し、火にも強い。

「ふたりの家」の外壁に採用している焼き杉を、ダイライトと組み合わせることで、防火構造として、大臣認定を取得している。

ダイライトによって、焼き杉という外壁デザインを可能としています。

2009年09月10日

防蟻処理

R1010905世田谷で進行中の「ふたりの家」。

シロアリ等の防蟻処理が行われました。

写真で見える、柱等に塗られたオレンジ色。

防蟻剤にも色々な種類があります。

このオレンジが嫌で、無色透明なものにしてほしいという要望があれば、無色を採用しています。

このオレンジの色が付いている利点は、塗り残しが無いか?しっかり確認できることです。




2009年09月09日

屋根通気胴縁

R1010898世田谷で進行中の「ふたりの家」。

屋根の通気胴縁が取り付けられました。

この胴縁の上に、もう一枚野地板を張り、屋根に通気経路を確保し、棟換気にて通風します。



2009年09月08日

屋根野地板張り

R1010891世田谷で進行中の「ふたりの家」。

工事が順調に進行中です。

屋根の野地板が終了し、ルーフィングまで張り終えました。

上棟してから、雨も無く、屋根まで行えたことに一安心。

構造体が雨に濡れるのって、大丈夫とはいいつつ、気分的に嫌なものです。

雨に降られないことが、やっぱり理想的です。

2009年09月07日

金物検査

R1010892世田谷で進行中の「ふたりの家」。

本日、構造建築家による、構造及び金物検査を行いました。

土台、柱、梁を繋ぐ構造金物が、構造図通りに、取り付けられているか?取り付け方があっているか?をひとつひとつ確認していきます。

最近の木造住宅は金物だらけ。

写真の様な、一本の柱の上下に、ホールダウン金物が、所狭しと、取り付けられています。



2009年09月05日

お祭り

200909051548000今日は、我が事務所のある自由が丘の熊野神社のお祭り。

小さなお祭りですが、毎年必ず来ています。

いくつになっても、お祭りや夜店って、ワクワクするものです。



qull at 17:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日常 

2009年09月04日

根太レス合板

R1010888世田谷で進行中の「ふたりの家」。

2階の床下地が始まっています。

ひと昔前は、根太を梁間に掛け、構造用合板を張っていました。

今では、すっかり定番となっている、根太レス合板工法。

24ミリの厚みで、根太が必要ない。

柱・梁同様に、プレカットしてしまえば、現場でカットする必要も無い。

構造的に強く、そして、工期短縮できる、一石二鳥の工法です。



2009年09月03日

屋根剛性用金物

R1010880世田谷で進行中の「ふたりの家」。

上棟も無事終了し、先ず初めに、屋根から開始です。

垂木に沢山の金物が付いています。
この金物は、屋根の剛性を確保する為の、大臣認定の専用金物です。

通常、屋根の剛性を確保する為には、火打ち梁というものを設置します。
しかしこの火打ち梁が、室内に出てくる様な場合がある。
化粧として見せるインテリアならいいが、見せたくない場合が非常に困ってしまう。

そこで登場するのが、この金物。
沢山取り付けなければならないリスクはありますが、邪魔な火打ち梁を見せない美しい仕上がりにする、ひとつの方法です。



2009年09月02日

祝!上棟

R1010867
世田谷で進行中の「ふたりの家」。

本日、無事、上棟!!

天気が気になりましたが、雨も降ることなく、一日中、曇り空の中、涼しい位の気温に恵まれた中での上棟でした。

2009年09月01日

気密パッキン

486dca37.JPG世田谷で進行中の「ふたりの家」。

通常、基礎と土台との間に、高さ20ミリの通気パッキンを行い、床下の換気を行います。

「ふたりの家」は基礎断熱を採用しており、基礎と土台との間には、気密パッキンを挟み込み、基礎と土台との隙間から、空気等の出入りが無い様、気密しています。

写真でみえる、土台下のスポンジ状のものが、気密パッキンです。


土台敷き

a8662ccb.JPG世田谷で進行中の「ふたりの家」。

台風の接近時は、どうなるか?心配でしたが、無事、台風も去り、工程通り進行しています。

明日の上棟に向け、本日、土台敷きが行われました。

全く日影が出来ない現場で、大工さんが汗だくで、頑張ってくれました。

明日も、雨が降らないことを祈っています。