ホワイトキューブ
2009年02月10日
2009年01月21日
2009年01月06日
2008年12月27日
2008年12月26日
フラットバーの手摺
スチールのフラットバーを組み合わせた、オリジナルの手摺です。
シンプルな住宅の手摺は、目立たず、主張させず、周囲と一体化させ、存在感を消すことを、一番に考えています。
一番いいのは、フレーム無しの強化ガラスを自立させてものですが、コストが掛る。
そこで、良く採用するのが、フラットバー。厚み6ミリ程度のものを使用し、壁と同色の塗装で仕上げる。
高さや、ピッチは、そこに住む、家族構成を考えながら、小さいお子様が居られれば、細かく、そうでなければ、大胆なピッチで、よりシンプルに構成します。
手摺の足元も、取り付け方を工夫し、ビスやボルト等が見えない、床から生えているかのごとくの納まりで、シンプルさをより追及しています。
2008年12月17日
2008年12月16日
吹き抜けの真上にトップライト
しかし、南側を大きく開口してしまうと、夏暑いという難点があります。耐熱ガラスや、庇を設け、夏の日差しを抑えることも出来ますが、予算的に難しいこともある。
ホワイトキューブは、あえて北側に吹き抜けを設け、北向き側に向けたトップライトを設置。北側の安定した光を、一日中、柔らかにリビングを照らしてくれます。
北側である為、直接光が差し込むことがない為、内装材の日焼けしない。
燦々と降り注ぐ光の中で生活したい人と、一日中安定した柔らかな光の中で生活したい人。それぞれの生活スタイルに合わせ、光の取り入れ方を提案しています。
2008年12月04日
2008年10月24日
2008年09月18日
既製のキッチンを、ちょいオリジナルに
カッコイイのは、やっぱり高い・・・
しかし、手が届く範囲のものは、なんだかカッコ悪い。
ダイニング側に、ゴテゴテと収納をつけたり、こんなのいらないって言ってしまいそうな、デザインをされていたり。
ホワイトキューブで採用したキッチンも、リビング側に、へんな棚や中途半端な収納が付いているのしか、ありませんでした。
特に、ここに収納も必要ないということだったので、ただの面としてシンプルにしたかった。
そこで、ステンレスの平板を別途購入し、大工さんに、ゴテゴテした収納を隠すように、ステンレスの平板を、現場で取り付けました。
スッキリとした、オールステンレス風のシンプルな、ちょいオリジナルな対面式システムキッチンが完成しました。
2008年09月16日
2008年09月15日
やっぱり畳は気持ちいい
1階にあるリビングに繋がるように配置しています。
最近は畳を希望する、お施主さんも少なくなりましたが、やっぱり畳は気持ちいいものです。
ゴロンと寝転がる。畳独特の井草の匂いが、心地いい。
テーブルに椅子に座っての食事もいいですが、たまには、胡坐をかいて、鍋をつつくのもいいものです。
来客時の寝床としても利用できる。
畳というと、和室を連想されがちですが、ホワイトキューブの様に、リビングと一体とした、デザインとし、違和感なく、リビングの一部としています。
ちょっとした床も間もモダンに。そして来客用の布団の収納部もキッチリ設けています。
引戸も戸袋形式とし、全開させ、扉等の仕切りを感じさせない造りにしています。
2008年09月13日
2008年09月08日
2008年09月07日
2008年09月06日
2008年09月04日
2008年09月02日
2008年08月30日
2008年08月25日
南向きの明るいバスルーム
一般のマンション等では、味わえない、戸建だからこその醍醐味。
リビングを快適な空間にするのは当たり前。
第二のリビングはバスルーム!と考えています。
だから、バスルームもリビングと同じ位、快適にしたい!
一日の疲れを、バスタイムで癒してもらいたい!
朝風呂や昼風呂も楽しんでもらいたい!
ちょい露天風呂感覚の開放的なバスルームで、心も体も開放してほしい!
明るいバスルームは気持ちいい!
などなど、バスタイムを存分に味わってもらいたい!!!!!!!!!!!!
と、いう思いをプランに反映させています。
ホワイトキューブの浴室は南向き。
プライベートバルコニーに連続し、窓を全開に!
日差しが降り注ぐ、明るく開放的なバスルームが出来上がりました。
2008年03月04日
2008年02月27日
2008年02月11日
2008年02月09日
2007年12月20日
ニッチ
通常、壁を作るには、柱の両面に石膏ボードを張り、壁を構成していきます。
その為、柱の厚さ分、壁の中に空洞が出来てしまいます。
外壁まわりは、その空洞に、断熱材を入れたりしますが、部屋間の間仕切り壁は空洞のままです。
その空洞を利用して、壁に凹みを作り、照明を組み込んで、ちょっとした飾り棚を作ることをニッチと言います。
私どもは、よく階段の途中や踊り場に、ニッチを計画します。
階段の照明計画は非常に難しく、天井に付けると、電球交換が天井が高すぎて出来ない。
壁にブラケットタイプの照明を付けると、上り下り時に邪魔になる。
ニッチは凹んでいる為、邪魔にもならず、電球交換も容易で、ちょっとした階段の演出効果もあり、よく提案させて頂いています。
2007年12月10日
2005年12月08日
2005年10月12日
ホワイトキューブの御案内。part6
外部からの視線を気にせず、外部でありながら、リビングの一部である空間です。
全開口サッシを採用し、間口3mの大開口は圧巻です。リビングまで外部になった様な。そんな開放感を得られます。
夏はパンツ一枚で、ビールを飲むなんて最高だと思いませんか?
白い壁にプロジェクターで野外シアターも楽しめちゃいます。
小さいお子様も遊び場としても安心ですしね。
考えれば考えるほど、楽しみが増える空間です。
楽しくなければ「家」じゃない!・・・・・私はいつもそう思っています。
あっ!雪の心配されてるかたもおられると思いますが、ロードヒーターでキッチリ対応してますので、御安心を!
2005年10月11日
ホワイトキューブの御案内。part2
プランを考える時、まず、浴室のことを考えるんです。浴室は家の中でも一番リラックス出来るし、一日の疲れをとる場所だし。
その場所が、日当たりの悪いとこで、しかもユニットバスだなんて・・・・
ホワイトキューブの浴室は南向き!しかも洗面室と浴室をガラスで仕切り、浴室にバルコニーを連続させているので、明るく、開放的!しかもちょっとした露天風呂感覚が味わえる様にしました。朝日を浴びながらの入浴も気持ちいいし、夜空を眺めながらの入浴も最高だと思いませんか!
2005年10月05日
2005年09月29日
ホワイトキューブが出来るまで。part4
コストコントロールを考え、平面計画は出来るだけ凸凹を無くし、屋根形状もシンプルな片流れを採用しました。
建物や屋根の形状をシンプルすることで、構造的コストを抑え、部材ロスを少なくする事が出来る。その分、室内の仕上げにこだわりたい!付加価値にコストをかけたい!
珪藻土や漆喰の塗られた空間というものは、本当に気持ちいいものです。湿気を調節してくれるという事が、どれだけ大事かとつくづく感じさせられます。
床はもちろん、無垢のフローリング!
無垢のフローリングといっても、沢山あります。やっぱり無垢を使うのであれば、木の質感や感触、温かみを感じたい。よくメーカー品でがっちり塗装された商品などがありますが、表面に膜を作る塗装仕上げでは結局は木の質感等は感じられません。それでは無垢を使う意味が無い!っていつも思うんです。
「フローリングの床はスリッパを履いて」なんて生活じゃなくて、素足で歩いてもらいたいな。
室内ドアとかも、既製品は使わないで、オリジナルなもの。オリジナルといっても、コンセプトにあう様な、シンプルで自己主張しないデザイン。
工場品や既製品は出来るだけ使わない!ゴチャゴッチャした人工的なデザインを極力排除し、素材がもつ質感や温かみや、表情自体がこの建物のデザインとなる。
・・・そんなこんなで、コンペ案「ホワイトキューブ」が完成しました。
建物や屋根の形状をシンプルすることで、構造的コストを抑え、部材ロスを少なくする事が出来る。その分、室内の仕上げにこだわりたい!付加価値にコストをかけたい!
珪藻土や漆喰の塗られた空間というものは、本当に気持ちいいものです。湿気を調節してくれるという事が、どれだけ大事かとつくづく感じさせられます。
床はもちろん、無垢のフローリング!
無垢のフローリングといっても、沢山あります。やっぱり無垢を使うのであれば、木の質感や感触、温かみを感じたい。よくメーカー品でがっちり塗装された商品などがありますが、表面に膜を作る塗装仕上げでは結局は木の質感等は感じられません。それでは無垢を使う意味が無い!っていつも思うんです。
「フローリングの床はスリッパを履いて」なんて生活じゃなくて、素足で歩いてもらいたいな。
室内ドアとかも、既製品は使わないで、オリジナルなもの。オリジナルといっても、コンセプトにあう様な、シンプルで自己主張しないデザイン。
工場品や既製品は出来るだけ使わない!ゴチャゴッチャした人工的なデザインを極力排除し、素材がもつ質感や温かみや、表情自体がこの建物のデザインとなる。
・・・そんなこんなで、コンペ案「ホワイトキューブ」が完成しました。
2005年09月05日
ホワイトキューブが出来るまで。part3

敷地の条件の悪さや建築基準法が厳しい東京都内や神奈川県を主体に住宅設計を今まで行ってきましたので、今回の計画地の様な建築基準法での束縛も少なく、自由度の高い、いろいろな発想が可能であったことが、逆に難しくもありプレッシャーでもありました。
平面計画で一番気にかけたことは、仕切りとドアの数を最小限に抑えること。
よく言われる3LDKとか4LDKという概念を無視し、「お宅って何LDK?」と聞かれても、困っちゃう家。
最初から子供室や客室などの部屋をあえて作らず、ほぼワンルーム感覚の大きな空間にして、どこにいても家族の気配が感じられ、声が聞こえる。「ご飯よー!」「はーい!」なんて!そんな温かい体温が感じられる様な家にしたいなー!
しかし、将来家族が増えたり、子供の成長に合わせ、個室が必要になったり、生活スタイルは変化するもの。その時にはキッチリ対応できる様にしたいし。
もうひとつは、「家にいる」「外にいる」の境を無くそう!
プライベートパティオを設け、外と内を一体的に考える。お風呂上りに近所の目も気にせず、外にでてビールを一杯なんて最高だと思いませんか?夜風にあたりながら、パジャマ姿でも、パンツ一枚でも。自分家のリビングにいる感覚で、夜空の星を肴に。バーベキューパーティーやビニールプールで水遊びも楽しそう!
楽しいことは、みんな楽しいんじゃないかなー?なんて。
・・・「そんな事出来たらいいなー!」「こんな事出来たら楽しいなー!」なんて考えてたら、あっという間にプランが完成してました。
ホワイトキューブが出来るまで。part2
独立して初めてのコンペ参戦でした。
いままでは主に注文住宅をメインに活動しており、必ず施主とのやり取りの中で建物を完成させてきました。しかし今回は、企画化住宅として、一棟をモデルルームとして建てるというもの。そこに住むことが決まっている施主がいないという事。
今回は施主がいない住宅・・・完成してから施主になる人の為の住宅。
人はそれぞれ個性があり、趣味や好き嫌いがあるものです。
万人にうけるデザイン住宅を作るというのは難しい。
それならあえて、デザインしない住宅を作ろう!そう思い考えたのが
「デザインしないことをデザインした住宅」でした。
派手でもなく、奇してる事もない。しかしどこにでもある様な住宅でもない。一般の建売のような既成概念にとらわれる事の無い。なんとか風とかのコンセプトもない。
デザインを押し付けるのではなく、住む人の個性に柔軟に対応する、何も描かれてない白いキャンパスの様な。色を入れていくのは住む人に。
・・・・などなど、コンセプトを考えつつプランをスタートさせました。
いままでは主に注文住宅をメインに活動しており、必ず施主とのやり取りの中で建物を完成させてきました。しかし今回は、企画化住宅として、一棟をモデルルームとして建てるというもの。そこに住むことが決まっている施主がいないという事。
今回は施主がいない住宅・・・完成してから施主になる人の為の住宅。
人はそれぞれ個性があり、趣味や好き嫌いがあるものです。
万人にうけるデザイン住宅を作るというのは難しい。
それならあえて、デザインしない住宅を作ろう!そう思い考えたのが
「デザインしないことをデザインした住宅」でした。
派手でもなく、奇してる事もない。しかしどこにでもある様な住宅でもない。一般の建売のような既成概念にとらわれる事の無い。なんとか風とかのコンセプトもない。
デザインを押し付けるのではなく、住む人の個性に柔軟に対応する、何も描かれてない白いキャンパスの様な。色を入れていくのは住む人に。
・・・・などなど、コンセプトを考えつつプランをスタートさせました。