まほろ駅前多田便利軒 スタンダード・エディション [DVD]
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とても印象深い台詞があった

屋上でフランダースの犬について考えるシーン
「 親が最初からいないのと、親に無視され続けるのとどっちがましかってことだよ」
「あのアニメハッピーエンドだとおもうか?」
「思わないよ、だって死んじゃうから」
「俺も思わない、死んだら全部終わりだからな」
「生きてればやり直せるって言いたいの?」
「いや、やり直せることなんてほとんどない、
いくら望んでもお前の親がお前の望む形で愛してくれることはないと思う」
「そうだろうね」
「だけど誰かを愛することはできる、
自分に与えられなかったものをおまえは新しく誰かに与えることができるんだ、
生きていればいつまでも」

そう言った主人公自身が自問自答し葛藤する

「ひとを助けても自分を救うことにはならないよ
だから救えないときどうするかなんだよ」

破茶滅茶な小さな街のコミュニティから始まる
意外な物語は奥深く、過去の傷跡を抱える登場人物たちの心情が見える
繊細でどうにもならないきゅっと胸が痛くなるお話でした

誰かに必要とされることは希望だと