映画監督キム ギドクの自問自答ドキュメンタリー

3年間、山小屋に籠もり質素な生活を送りながら
自分を語り、回想し、問い、苦悩する

映画を撮る意義とは何か
映画とは何か
表現とは何か
生き方とは何か

自分の影との対話
本質を見極めようとすればするほど
本質である定義に振れが生じる

脚本・撮影・編集・制作すべてを単独で行なっている
その才能が構図、カット割りを強烈に印象づけた

アリランの映像から彷彿されたのはシジフォスの神話だった
多くの峠を超えているように感じて
実際は最初から同じところをやり直しているのではないか

頂きはまだ見えない
そこから己の自問自答が始まるのではないだろうか

 

3月3日公開、詳細は公式サイト まで。

(本レビューは2月24,25日に「行われた自由を求め、カタチを捨てた映画館、THEATER TOKYO 」の試写に参加したものです)