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過去を昇華仕切れていない不器用で寡黙なある男の物語
肝心な理由を探ることなく観客任せで幕引きした作品 

登場人物が多い故か問題定義が多く着目すべき点が混乱したが
後半からの展開が意外で心拍数が離席した後も上がっていた

「周りのひとが幸せでないと自分も幸せを感じられない」
「世の中の不幸を自分の事の様に捉えている」
感受性が過敏である様子を描きながらも
ある側面では現実主義的に生物共存のヒエラルキーを説く

そんな主人公の言葉にはならない表情にも注目して欲しい

葛藤に答えを見出す為には過去と決別し自己認証しなければならない
最終的に彼はようやく自らをも救ったのだと思う


現在、公開中。詳しくは公式サイトまで。