yasuko_mini


六本木のキャバクラ嬢ヤスコの殺人事件の被疑者を追う物語
単純なサスペンスの雰囲気と若干のB級臭が漂うと思い舐めていた

「君の淋しさを、僕なら埋められる。」
キャッチコピーの通り、ヤスコを巡る7人の男達との出会いと情景が
病院の待合室でヤスコの延命治療の最中、語られる

物語のほとんどは役者の掛け合いで構成される
87分という調度良い尺度でもあり
キャラクター性がとても良く反映された脚本だった

「愛されると死にたくなる」
幼少時の環境によって脳内のセロトニン分泌量は決まってしまうという
一定量のセロトニンによって安心度や幸福感を感じる様にできている
一種のトラウマより脱却できない状態を保持したまま成長し
安易な消失願望などを抱く典型的なパターンが描かれる

焦点が当てられる人物が少なく
掘り下げて分析される場面もない為ある程度を想像で補う

サスペンスとしてはとても見ごたえのある作品である
エンターテイメントとしての楽しみ方で意外な過去と犯人を予想しながらみてほしい

上映は4月21日より詳細は公式サイトにて