八日目の蝉 通常版 [DVD]
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とても悲しくて苦しくて痛い

自己確立期においての制限や環境の影響力に苦悩する主人公
血筋とは何か家族とは何か

一番の被害者は渦中の人となり葛藤する娘ではなかろうか
ハリール・ジブラーンの詩にあるように
「彼らはあなたがたと共にあるけれどもあなたがたの所有物ではない」
 
愛人の突発的な行動と返されてからの実母の振る舞い
娘の視点から語られ募る不信感に翻弄されている

感情移入のせいであるが身勝手さが際立つ父親の存在が腹立たしい

ただひとつ望みがあるとするならば
確かにそこに愛情は存在していたこと

愛は盲目と言ったことで
犯罪者であろうが既婚者であろうが
不都合な事実をはすべて軟焦点を通される
それにいち早く気づかねばならない