技術士

2009年07月01日

虫食い、ふたたび

もう3年も前になるが、総監の受験勉強で青本の虫食い問題を作って、このブログに貼り付けていた。
到底青本の全てを網羅できず、20個くらいしか作れなかった。
総監試験で40問の択一問題の多くは青本を元に出題される。
この青本というのは読むには非常にツライ本である。
はじめのうちは通勤電車で睡眠薬として使用していたが、これはいかん、なんとかしなくてはという思いもあり、虫食いを作ることとした。
あくまで、虫食いしたところを全部覚えるのが目的ではなく、無味乾燥な青本を少しでも手なずけることが目的だった。効果があったようで、択一がちょうど6割正解という結果を得た。
試験を受けている最中は、まったくわからない見当もつかないという問題は少なく、「これはなんか青本に書いてあったような気がする」という問題ばかりだった。ただし、書いてあったなぁといううろ覚えに過ぎず、バシッとした正解は書けないという感じであった。終わった直後は8割近く獲ったんじゃないかと思ったが、うろ覚えによる間違い、イージーミスや、山カンに助けられた問題もひっくるめ6割正解だった。

総監の筆記合格の後、あの青い炎さん、イマジンさんに模擬口答試験の試験官をしてもらったことがある。
青い炎さん「リスクマネジメントについて説明してください」
私「リスクを特定し、リスクを4つに分けてそれぞれ対応します、保有、移転、低減・・・、あと一つ、一番すごいやつが思い出せません・・・」
青い炎さん「次の質問です・・・」
・・・・・・
イマジンさん「PM理論について説明してください」
私「パフォーマンスとメンテナンスの略で、えー・・」
と話したところですぐさま、
イマジンさん「はい結構です。次の質問・・・」
※多分、イマジンさんはもうOKと思って次の質問に行ったと思うのだが・・・
私「何の略かは覚えていたけどどういう理論なのかはうろ覚えだった・・・ラッキー・・・後で確認しとこ」
と、心の中で思っていた。

私の青本の理解度の程度はまさにこのやり取りに象徴されている。ズバッと正解は答えられないが、「わかりません」と言うことも無い。虫食いを作ることによって、虫食いを作った以外のページの内容も「なんとなく」ではあるが、把握できていたのだ。
もちろん、バシリと正解を答えられるに越したことは無いのだが。
そのほか、過去問を解いたりといったこともしていた。一方、青本をまったく参照せずに試験に合格した方もいらっしゃるので、どんな勉強方法がいいとかはいえないのだが、青本読み込みや過去問や青本外問題対策といった王道を進めるほかに、虫食いに取り組むことは間違いではないと思っている。
青本をまったく間違えずに覚えるよりもぼやーっと全体を把握する(あくまでイメージ)ほうが良いと思う。

んで、何が言いたいかというと、この虫食いを活用している方々がいるのだ。
ごんぎつねさんコチタロさんである。お二方とは直接お会いしたことも話したことも無いが、ブログを常々拝見している。
ごんぎつねさんは、ICTに通じた建設系エンジニアといった感じ。技術士建設部門のほか、情報処理技術者試験の難関科目も突破されている。私の過去の情報処理試験受験記録を思うと恥じ入るばかりである。
コチタロさんは、若い元気のある建設系エンジニアといった感じ。何かと前向きという印象がある。
お二人とも技術士をお持ちで、今年総監に挑戦される。
私としてはこんなんでよろしければどうぞお使いください、と思うとともに、正直、取り上げていただいて、うれしいというのが本音である。
お二人とも試験準備の経過をブログに記録されており、ずーっと継続されている。
私は、たしか5月くらいまでは気合が入っていたが、6,7月とかなり中だるみしたので、その継続力には感服する。
わたしも中だるみはあったものの、通勤時間における青本読み込み、模範論文の読み込みは欠かさなかった。
結果はどうなるかわからないが、精一杯準備すれば、試験日が待ち遠しくなるものだ。
少なくとも私は総監の試験日が待ち遠しかった。あんな感覚を味わったことは少ない。

ところで、私も受験生である。今のところは試験日が待ち遠しいどころか延びて欲しいと思っている。
あきらめたら終わり、これから残り一ヶ月をがんばろう。



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2008年07月08日

技術士一次試験申し込み

本日技術士一次試験の申し込み締切日だった。
迷っていたのだが、少しでも勉強する機会を作るためと思って、機械部門で受験することにした。
技術士を持っていれば、基礎科目の免除があるようだが、あえて、基礎科目も受験してみようと思う。共通科目はさすがに免除させてもらうが・・・

これで、勉強のメニューが以下のようになった。
・8月3日に技術士二次試験
・10月13日に技術士一次試験
・社内の通信教育2科目
・鉄道車両構造に関する基礎勉強

技術士二次試験の受験票も届いたことだし、まずは二次試験について、対策を進めることにしよう。

機械一般の予想問題は、以下のような感じかな。
「地球温暖化対策−省エネルギー、安全−機器の老朽化、人口減少−技術継承などの問題に対して、問題点、課題を判断根拠まで記載し、具体的かつ実現可能な対応策を述べよ」

(1)問題点、課題
<問題点、課題>・京都議定書の削減目標が厳しい。運輸部門でのCO2排出量増加。
<判断根拠>・非電化区間におけるCO2排気量の高いディーゼル車両の走行
・トラック輸送に頼った物流
<問題点、課題>・機器故障の増加・取替えコストの増加
<判断根拠>
<問題点、課題>・団塊の世代の大量退職
<判断根拠>・高機能化、ブラックボックス化
(2)具体的かつ実現可能な対応策
<地球温暖化対策−省エネルギー>
・アイドリングストップ、ハイブリッド化など運用面、開発面における省エネルギー対策が必要
・他交通機関との連携→ICT利用
・LRTの導入→ただし、導入コストが大きいので、慎重に。DMVのような仕組みも考慮。
・既存の仕組みを大きく変えないで実現できることが重要。
<安全−機器の老朽化>
・点検、劣化予測データベースの活用
・ブラックボックス化はしょうがない。それがだめになってもフェールセーフに働くように。
・熟練技術者の暗黙知を形式化。→QCサークル活動、カイゼン活動。

まあ、まだまだ、肉付けが必要ですね。
予想問題のうち、一つのテーマが出ても他の二つを巻き込んで、解答を膨らませられるようにしたいと思います。

専門については、以下の事項について、現状と今後を把握しておこう。
・PMSM
・超伝導リニア
・操縦者のミス低減の仕組み
・諸外国の高速化と日本の現状
・車両の乗り心地
・車両の地震対策



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2008年06月29日

技術士試験まで1ヶ月

技術士試験まで約1ヶ月となった。
これまで機械部門関係のトピックを機械学会誌や鉄道関連の雑誌より収集し、ネタ集めは完了した。
あとは、一般問題の予想・・といっても、世の中でなにが問題になっているかを把握し、機械部門としてはどう対応すべきかを整理しておけばよいだろう。
・温暖化対策:エコな動力機械開発。エコな運用−アイドリングストップ・・など
・安全:ヒューマンエラー対策。老朽化した機械の故障による事故。
・・・あまり技術論に突っ込んではいけない。色々多面的に実現可能なことに取り組んで結果的に効果を出す・・という論調にすればよいだろう。
去年の情報工学部門の一般問題も同じ論調を意識してA判定をもらうことができているので、今年も同じスタイルでいってみよう。
専門問題は、5問くらい予想問題を作って、概説、現状、今後をまとめるくらいだろうか。
あと一ヶ月、精一杯準備しよう。

ところで、最近、技術士試験の掲示板で、「早く合格したい」、「効果的に指導してほしい」という受講生の意見が寄せられている。
受講生の気持ちはよくわかるなぁ〜。
自分も受験生の時は、色々な人からアドバイスをもらっていたが、そのどれもが抽象的なアドバイスに思えて、頼むから具体的にアドバイスしてくれと思っていた。
だが、今になって思うが、具体的にアドバイスなどできるわけが無いのだ。
「こういう問題が出たら」という限定された条件においては具体的にアドバイスができるが、試験問題がわからない以上、抽象的にならざるを得ない。
うまくいえないが、受講生の方々も合格するくらいの実力を身に付けられたら、きっとわかってくれると思う。それまではとにかくがんばるしかない。



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2008年04月23日

試験申し込み

先ほど、インターネットで技術士試験の申し込み申請を手続きした。
あとは写真ファイルの準備や、受験料を振込んだりしないとならない。

便利になったものだ。
おととし総監に申し込んだときは、手書きで申込書を作成し、3回書き損じて、4回目もちょっと字を間違えたのをごまかして郵送した記憶がある。
当時はクレジット決済しかできなかったので手書きにしたが、今年はコンビニ支払いができるようだ。
クレジットカードはよほどの必要がない限り使わず、現金支払いを決め込んでいる自分としては、コンビニ支払いができるのは非常にありがたい。

去年EXCELで下書きした経歴書をコピーペーストして、30分程度で作業を終えた。
明日は出勤前に嫁さんに写真を撮ってもらって、受験料を振り込んでしまおう。

作成した経歴票を見ると奇跡的に筆記が合格したとしても、口頭で落ちそうな経歴である。
しかし、それはわかりきっていたことだ。
口頭試験ではこれから11月までに積み上げた分も含めて評価してもらえばいいのだ。それだけの経験を詰めそうな環境にあるのが救いだ・・・と、自分を奮い立たせたくらいにして今日は寝よう(^_^)

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2008年04月08日

申し込み

技術士試験の申し込みが始まったようで、
いろんな人から問い合わせがある。
多いのは総監についてだ。
経歴票の書き方から、どんな問題が出るのか?どうやって勉強すべきか?など、色々質問されるが、概ね以下のように回答している。

http://www.pejp.net/pe/niji/soukan/soukan.htm
 まずはここを読んで、「総監とは何か?」をしっかり理解する。
∪痛椶鬚靴辰り勉強する。青本は非常に読むのが苦しい本なので「1ページにキーワードが3つ載っていたら1つは必ず理解する」といった感じで進める。うまくいえないが広く浅く覚える。という感じ。
択一問題の過去問を解いて、青本で確認すると効果が高い。
青本に載っていない過去問はインターネットなどで確認。
http://www.kindaitosho.co.jp/newbooks/yokoku2008.htmの「技術士第二次試験の解答例〔総合技術監理部門〕」 などの本で、「総監らしい言い回し」をたくさん読んで身に付けると論文対策になると思う。

´↓の前に、すべきことがある。試験の制度内容を調べつくすことだ。
APECさんのHPや受験申込書を隅々まで読むことは必須だ。
そうしないと´↓のアドバイスは心に響かないだろう。
たとえば、よく調べていない方は「総監試験は昼から始まる」ということもご存じないだろう。

私は、技術士試験”制度”のマニアだったので、試験の制度内容は調べつくした。過去問の内容はわからなくても、総監の択一は平成15年度から30→40問になったとか、時間配分は当時の総監以外技術部門ほどタイトではない、とか、勉強に関係のない試験制度に関する知識は十分に身に付けた。

この知識を早めに身に付けることは、たいした労力を要しない。APECさんのHPや申込書、技術士会HPを昼休みに欠かさず見ていればわかるようになる・・・と思うのだが、この行為自体が結構大変なのだろう。

私は、技術士受験資格を得てから合格するまでの4年間の間、技術士のことを考えない日は一日もなかったと思う。
勉強は嫌いで、ほとんどやらなかったが、技術士になりたいという気持ちは強かった。だから、昼休みの行動につながったのだと思う。

なにより、合格したい!という決意が無いと前に進まない。

自分自身、そういう決意が薄らいでいるのは確かだ。
・・・などと悠長なことを言っている場合ではない。自分も申し込みをせねば。
だけどなぁ、今の会社に入ってから受けている通信教育の修了試験の勉強もしなくちゃいけないし、なによりも家族サービスを優先しなくちゃいけないし、健康管理のためにジムにもいかないと、いやいや鉄道の勉強もしないと・・・という感じでタスクが多すぎである。
これをマネジメントしてこそ総監技術士なのであろうが、結局、一方優先、一方切捨ての安易な決断になってしまうのだろうな・・・
とりあえず、全ての事項について可をもらうことを目指してがんばるとしよう。



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2008年03月22日

APECさんの本

APECさんが技術士対策本を出版される。
http://www.pejp.net/pe/books/my_books.htm#niji_hikki
大変僭越ながら私の1ページアドバイスも掲載していただけることになった。
自分の書いた文章が本に載るというのは初めての体験だ。

そのうち、自分も何か書いてみたいと思う。
自分は道路の技術者から転じて鉄道技術者を目指し始めたばかりで鉄道は土木、電気、機械の技術が必要だ。一番得意な専門分野は情報だと思っている。
これだけ複数の分野にまたがって仕事をしていれば、10年後には何か書きたくなるものがでてこないだろうか。それとも全部中途半端に終わったりして・・・・
まあ、10年後を目指してネタをみつくろっていこう。

このたび異動になったが、なかなか慣れないものだ。
前の職場の雰囲気が懐かしく思うことが多い。
しかし、仕事の内容は面白そうなので、前向きに取り組んで行きたいと思う。

異動やらなんやらがあり、ちょっと自分のことだけでいっぱいいっぱいである。
SUKIYAKI塾講師への参加は見送ろうと思う。
APECさんすみません。



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2008年03月11日

合格発表 その他

先日、技術士試験の合格発表があった。
僭越ながら受験のアドバイスをさせていただいた筆記試験合格者の方々は無事合格されていたようだ。
自分もがんばらなくては。

まずは、自分の不合格の要因を探らなくてはならない。
平成19年度の専門問題の機檻韻蓮知識を問う問題なので何とかなると思うが、機檻欧難関だ。
まずは、この問題に対する模範解答を準備することから始めよう。
C判定をもらっているので相当の準備が必要である。

ただ、現在の担当業務が情報工学部門と全くリンクしていないことが悩みである。
しかし、社会人になってから常に自分は情報の技術者だと思って過ごしてきた。
情報一般問題ではA判定をもらっている。その点では自信をもって、合格に向けて前向きにがんばりたい。

その前に、ぜひとも何とかしたいことがある。
自宅での学習環境の確立だ。
まず、机が無いので居間で勉強するしかないのだが、もうすぐ3歳になる娘がまとわりついてくるのだ。
今もまとわりつかれている。もう日付が変わっているのに・・早く寝てくれ〜。
次にパソコンがテレビの真横にあるという状況も何とかしたい。
引越し以来物置部屋になっている部屋を片付けて、机を置くことから始めなければなるまい。



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2008年01月30日

総監口頭試験に思う

技術士総監部門の口頭試験が行われている。
APECさんをはじめとした技術者のみなさんのブログでその様子が公開されている。その中で九州人さんは、専門技術について詳しく質問されたようだ。
http://blog.goo.ne.jp/chabree/e/d70d21da4e865bc108403f884228992e

むむぅ・・・悩んでしまう。
というのも昔こんなことをえらそうに書いてしまったからだ。

ただし、試験官の質問はよくないと思う。
総監の口頭試験では、あくまで総監リテラシーの有無を問うべきであり、
コンクリートの技術士に対してコンクリートの専門知識を問うても意味が無いだろう。うまく答えられない場合はコンクリート技術士の資格を剥奪するつもりなのだろうか。

昔読んだマンガ、「働きマン」だったと思うが、出版社の面接試験で、面接官を仰せつかった主人公が通常業務をこなしながら務めるという話があった。
主人公は通常業務の合間に試験会場に赴くため、心理状態がコロコロ変わってしまい受験者それぞれに対して公平に諮問できなかったと悔やむ。
しかし、同僚だったか上司だったかが言うのである。「そういうことも含めて試験なんだ」
試験官だって人間だ。虫の居所が悪い場合もある。
本当に実力があれば、そのような不運を乗り越えて合格できる。
というような意味だったと思う。
そう考えると、試験官を批判するのは無意味だ。

日頃、九州人さんのブログを拝見しているが、合格に見合う実力の持ち主だと思う。たまたま難しい試験官に当たってしまったようであるが、きっと乗り越えて、合格していることだろう。



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2007年10月31日

不合格

情報工学部門筆記試験、ダメでした。
体験論文の添削を受け持っており、その中で合格された方が一人いるようなので、その方の添削に全力を注ぎます。

私は体験論文も用意していなかったので、ちょうどよかった。
と、前向き&負け惜しみを言ったくらいにして、添削後に一旦小休止してから次の目標に向かうことにしよう。

私は技術者のブログをよく見ており、皆さん、技術士試験に挑戦されている。
今、巡回すると、ちらほら合格報告があり、さすが、とか、よかった!と思う。
余計なお世話ではあるが、皆さんにはぜひ合格してほしいと思う(本当に余計なお世話である)。



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2007年09月19日

添削活動

最近、技術士経験論文の添削ということをやっている。
APECさんのSUKIYAKI塾のほか、一件の添削を引き受けている。
まずはじっくり、どのように論文を作ればよいか、構成を練っているところだ。
読み手からすると、通読して以下のことがスッとわかる文章が望ましい。
・問題点は?何に困っているのか?
・解決のためのアプローチは?どういう論拠をもとにどういう調査・考察をしたのか?
・具体的な解決策と効果は?
そのほか、今時点からの反省点なども書くが、一番重要なのが上記の内容だと思う。
自分自身も受験生なので、自分も経験論文を作ってみて、その上で添削したい。
遅くとも9月中には各受講生に添削結果を送ることにしよう。



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