欧州

2016年10月25日

明慧日本2016年10月19日】欧州の法輪功学習者によって編成された天国楽団が10周年を迎えたことに際し、今月2日、100人以上の楽団員が一同に集まり、楽団の設立10周年を祝うとともに、演奏を通して衆生を救い済度する修煉の過程を発表した。

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天国楽団設立10周年を祝う、修煉体験交流会会場

 初演を振り返る

 天国楽団の協調人・フェリックスさんは開会式で「私は鮮明に覚えていますが、パリでの初めての演奏、オランダの花まつり、スコットランド、または多くの大都市、例えばロンドン、マドリード、ローマ、ハンブルク等々での演奏を大勢の人々が資料を受け取って、聴いていました。私たちは心血を注ぐと同時に、精進や師父の要求に達することを忘れてはいませんでした」と話した。

 難関を克服して、執着を放下する

 15人の天国楽団員が交流会で自分の修煉体験を発表した。皆さんが楽器の練習をする中で如何に困難を乗り越え、楽団の活動の中で体得したことを皆と分かち合った。この過程は彼らの執着を取り除く過程であることも分かり、例えば楽器を練習するとき、安逸心が練習の妨げとなり練習ができなかったばかりでなく、他人との競争心で、楽団の中で一番上手な奏者になるなどの執着心によって電車に乗り遅れたこと、恐れる心、人に好意を持たれないことを恐れる心をいかに取り除いたかを話した。

 純正な心で人を救う

 ローレンツさんは最近、天国楽団に入団した新しいメンバーである。彼はどのように楽譜を学んだのかを話し、10曲ほど演奏できるようになった過程について発表した。そして自分の良くない考え方を直さなければならないということも分かり「私は100パーセント純正な心で、衆生を救うために楽器の練習をしている訳ではありませんでした。思想の深くに名を求めていて、面子を重視し、他人が自分をどのように見ているのかを気にしていました」と話した。ローレンツさんは、学法を通じて焦って功利や利益を求める心は、共産党に注ぎ込まれた共産党思想であることが分かり、そして考えを正しく持ち、発正念によって雑念を取り除いていたという。

 病業の関門を乗り越える

 マヤさんは自分の演奏はレベルが高くないと思った時、最初に頭に浮かんだのは、常人の先生に教わりレベルを上げるということだった。しかし、マヤさんはこのように決めると、あらゆる妨害に出会った。関節が痛み始め、その痛みは日増しに酷くなり、終いには全身まで痛み出したという。マヤさんは自分の最大の執着心は安逸心で、朝の発正念はほとんどしないという。そして、マヤさんは楽団の巡回公演に対する思いが人一倍強かったとのこと。

 東ヨーロッパでの巡回公演期間中、マヤさんは中国人修煉者と同じ部屋になり、一緒に発正念をした。しばらくすると彼女の頭痛は治り、膝の痛みも消えたという。彼女は感激して、発正念の意義と効果に対する理解ができたことに感謝している。同時に楽団の新団員、特に若い同修に対して感謝の意を表し、同修らの手本となってくれた。長い旅の疲れや、雨、炎天下の苦しみに直面していながらも、いつも微笑んでいた。マヤさんは「私に衆生を救い済度する機会を与えて下さった師父に感謝し、さらに修煉に対する理解を手助けしてくださったことに感謝し、慈悲なるご加護に感謝いたします」と話した。

 楽器が奏者を選択する

 シウェンさんは新しく楽団に入団し、あらゆる困難を克服した。最初に「どんな楽器を演奏したいのか?」と聞かれ、シウェンさんは「楽団が必要とする楽器」と答えた。結果としてシウェンさんが苦手とするドラムに決まった。落ち込んだシウェンさんは「楽器を変えてほしい」とは言えず、協調人に「ドラムをしっかり練習するように」と言われた。そこでシウェンさんは、ドラム奏者に「あなたは何故ドラムを選択したのか?」と聞いた。得られた答えは「これは私の選択ではなく、楽器が私を選択しました」。 

 この言葉はシウェンさんを内に向けて探すように促した。「よくわかりました。これは師父の按排であり、これは私が担当すべき楽器です。しばらく考え込んで、内に向けて探してみると、私の顕示心理や面子を気にする執着心が、私を不愉快にさせたのです。私が管楽器を選択しようとした理由は、自分の演奏テクニックを顕示するためであり、ドラムが不得意なことを人に知られることを恐れていました」と話した。

 慈悲をもってほかの団体と接する

 シンさんも東ヨーロッパでの巡回公演における修煉体験を発表した。楽団がポーランド・ワルシャワ文化祭のパレードに参加した時、横断幕を持つことになったシンさんは、前の団体との距離を保たなければならなかった。前の団体は上半身裸で、狂ったような音楽に合わせて踊っていた。シンさんは主催者が不在の時にできるだけ前の団体と距離をとっていた。しかしこの行動は主催側から指摘を受けた。シンさんは前の団体に対して排斥してはならないと分かった時、師父の説法を思い出した。「いかなる妨害に遭っても、具体的な出来事に深入りせず、自らを妨害することのないようにしてはじめて、妨害を振り切ることができ、しかも威徳はさらに大きくなるのです」[1]

 師父の法理で目が覚めたシンさんは「私の心は一瞬のうちに静まりかえった。騒がしい雑音も一瞬のうちに遠のいていて、虚無に変わり、妨害されていることを感じなくなりました。高大で威厳がある自分に変わったことを感じ、心中で前で踊っている衆生に一念を発しました。衆生よ、大法が衆生を救いに来ました。あなたたちのためにも来ており、迷いの中で見逃してはならず、大法の妨害になってはなりません。私の心の中は彼らに対する同情や憐憫に満ち、反感が全くなくなった」と感じていた。

 交流会終了後、楽団員の共感

 交流会は夜11時に成功裏に終了した。司会者は「皆さんの参加に感謝します。それでは明日また会いましょう」と挨拶し、参会者の笑いを誘った。翌日、楽団員はエッフェル塔前や人権広場で演奏することになっていた。

 交流会終了後の楽団員は「交流会の雰囲気はとても活発で、とても親切で、参会者は真剣に発表を聞いていた。発表する内容はとても説得力があり、心を開いて交流し同修たちを感動させた。同修が発表の中で執着心のことを話したとき、皆さんの心理状態はとても純正で、執着心は必ず修煉の中で解体される。また、この交流会を励みにし、帰った後も精進しなければならない」と話した。

 注:
 [1] 李洪志先生の経文:『波紋を呼んだ副元神に関する文書について』

(中国語)
(English)

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2016年08月17日

明慧日本2016年8月14日】ドイツ、オーストリアとスイスの国境に位置するボーデン湖は、三国に共同管理されている。このボーデン湖畔の美しい風景に魅せられて、多くの観光客が訪れる有名な場所である。現地周辺の法輪功学習者たちは、7月23日、ボーデン湖畔で法輪功が中国で不当に迫害を受けている真相を、ここを訪れる多くの観光客に知ってもらうために、署名活動を行った。

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コンスタンツ市の中心街で、迫害の真相を伝える活動を行う法輪功学習者たちと耳を傾ける市民

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「生体臓器狩り」に反対の署名をするピエロを演じている男性

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迫害の事実を知り、これに反対し、署名する市民

 当日、多くの団体やグループが通りかかったが、彼らのほとんどは真相のチラシや写真を見て吃驚し、中国共産党による法輪功へのあまりにも残忍な迫害の真相を理解できないでいた。しかし、一刻も早く、この迫害をやめるようにと次々に署名した。

 中でも2人の中国人留学生は、最初、法輪功学習者が不当に中国共産党に迫害されていることを理解できず、「信じられない」と言って立ち去って行ったが、暫くして戻ってきて、法輪功学習者たちから実際に中国で行われている残酷な迫害の真相の話しをじっくりと聞いて、非常に驚いた様子だった。

(中国語)

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2016年08月08日

明慧日本2016年8月6日】欧州議会議員は「欧州は『生体臓器狩り』について、中共との外交において重点議題にするべきで、この暴行を制止し、犯罪者を法の下で裁かなければならない。そうしてこそ中国との正常な関係を築くことができる」と話した。

 「欧州議会雑誌」は7月25日号で、記者マーティン・バンクス氏の文書を掲載した。文書は欧州議会のベテラン議員の話として「中共は良心犯を大量殺害して、彼らの臓器を摘出している。これは人道に反する犯罪である」と書かれている。

 文書はさらに「最近の報告で明らかになったのは、尊敬される学者の話として、中共は,不幸にも収容された数百万人の身体から臓器を摘出し続けている。そのため世界中から臓器狩り停止の呼びかけがおきている」とも書かれている。

 専門家の調査では、2000年ごろから中共は毎年10万例以上の臓器移植を行っていることが明らかになっている。多くの臓器、心臓、肝臓やそのほかの臓器が良心犯の生体から摘出されている。

 欧州議会が先日この中共の「生体臓器狩り」について公聴会を行った。カナダの人権弁護士のデビッド・マタス氏、米国ベテラン記者のイーサン・ガットマン氏、カナダ元アジア太平洋局長のデビッド・キルガー氏が証言者として招かれた。

 先日3氏の共同調査で700ページにのぼる「血まみれの臓器狩り・大虐殺」と題する報告書(更新版)が発表された。この報告書は、中国の数百の病院移植データ、ネット情報、病院通信、医学論文を収集し、電話による医者への聞き取りを行った結果作成された。

 イーサン・ガットマン記者は先日、ブリュッセルの新聞記者クラブでの記者会見で「過去16年間、中共はすでに150万例の臓器移植を行っている。臓器のほとんどが良心犯からのもので、大多数が法輪功学習者で、彼らは生きた人間の臓器庫とされている」と述べた。

 「血まみれの臓器狩り・大虐殺」の報告書によれば、多くの医者が「一日がどれぐらいの臓器移植したかもう覚えていない」と話した。ある医師は「1日で6件の臓器移植したことがある」と話した。移植用の臓器は長くて数週間、短くて数日あるいは数時間で手に入るという。

 米国議会で先日通過した343号決議案で分かるように、中国で発生している系統的に良心犯の生体から臓器狩りしている行為、多くは法輪功学習者で、その他の宗教と少数民族が含まれるとの表現で、中国で臓器狩りしている事実が存在するといえる。

 「欧州議会雑誌」に報道された文書は、4月欧州議会超党派12人の議員が中国の臓器狩りを非難する声明文を議会に提出し、同時に議会にこの臓器狩りを独自に調査するよう求めたことにも触れた。目下、この声明文に署名した議員は過半数を超えており、ベルギー国現首相の父親ルイス・ミッシェル議員も署名している。

 前欧州連盟の専門家のミッシェル氏は「「『生体臓器狩り』の厳しい状況を考えて、早急に国際調査団を組織するべである」と話す。

 ミッシェル氏は、欧州議会のトンネ・ケラム議員、トマ・チェコフスキー議員に「中共の臓器狩りは証拠があって確実で、欧州は行動する必要がある」と話した。

 ミッシェル氏と2人の議員は「第一の任務として中国で発生している臓器狩りの規模を把握して、調査者から新たな証拠を入手する必要がある。そして我々は組織的にもう一歩調査を進めさせ、この迫害を継承した中国の現指導者にも調査を求める。良心犯を大量殺害して、彼らの臓器を売買している行為は、人道に反する犯罪である。欧州は『生体臓器狩り』について、中共との外交において重点議題にするべきで、この暴行を制止し、犯罪者を法の下に裁かなければならない。そうしてこそ中国との正常な関係を築くことができる」と話した。

(中国語)
(English)

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2016年06月07日

明慧日本2016年6月5日】中国共産党による強制的に生体から臓器を摘出し、その臓器を売買していることについて、ヨーロッパの議員12人は、このほど連名で書面で譴責し、声明を発表した。書面での表明の音頭を取ったのは、ベルギーの欧州議員ルイ・ミシェル氏である。この声明を応援するため、今年5月25、26日、法輪功学習者たちは、ブリュッセル市欧州議会本部の前の広場で集会を行い、中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りを暴露し、迫害の停止を呼びかけた。

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欧州議会本部の前で生体臓器狩りを暴露し、迫害の停止を呼びかけて、煉功する法輪功学習者たち

 欧州議会は2013年12月に、臓器狩りの停止を呼びかける緊急決議を可決したことがある。このほど、四つの欧州党派の議員12人は、連名で書面で声明を発表し、中国共産党による生体臓器狩り、特に法輪功学習者の生体から臓器を摘出する犯罪行為を調査し、何らかの行動を取るように欧州議会に呼びかけた。書面での声明は半数以上の議員の署名を得れば、自ずと議会の決議案となる。

 欧州議会の正義の声

書面での声明発表のもう一人の音頭を取った議員チェコのトーマス氏(Tomas Zdechovsky)は、「カナダから来た情報によると、中国で起こっている生体臓器狩りは、非常に深刻な問題になっています。この問題は中国との会談で非常に重要なので、私達はヨーロッパでこの問題を取り上げ、経済だけではなく、人権問題もしっかりと討論します」と語った。

 イギリス議員ジュリー・ワード氏は「私は700万人を代表してこの議案に署名しました。私にとって、重要なのは、この問題について発言し、そして関心を寄せるようにようと呼びかけることです」と言った。

 ドイツ議員 ヨアヒム・ツェラー氏は「これらは中国政府がやったことですので、私達はこれらを暴露しなければなりません。これは人権侵害の最も極端で残忍な行為です。だから私達は何らかの措置を早急に取るべきです」と述べた。

 ドイツ議員「我々は全能力を尽くして、迫害を制止すべきだ」

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法輪功学習者の活動現場に駆けつけたドイツ議員アルネ・ゲーリッケ氏

 ドイツ議員アルネ・ゲーリッケ氏は、法輪功学習者の活動現場に駆けつけ、書面での声明文を持ちながら、法輪功学習者の活動現場を背景にして写真撮影をした。「中国でこれほど多くの残忍な生体臓器狩りが起こっている事実を、中国政府当局は、これら全てを隠蔽(いんぺい)しています。我々は全能力を尽くして、この迫害を制止すべきです」と語った。

 迫害の真相を知り、法輪功を支持する民衆

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チェコからやってきた教授マーティン(Martin Bursik)氏は、法輪功を支持し生体臓器狩りに反対した

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デンマークからやってきた女性記者5人は、生体臓器狩りに反対し、署名簿に署名した上で、もっと多くの情報を調査し、公開するという

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法輪功への残酷な迫害に反対する民衆が、次々に署名

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ここを訪れた民衆は、法輪功への迫害パネル(生体臓器狩り)を見たり、迫害の真相を聞き、この迫害の酷さに憤慨した

(中国語)
(English)

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2014年02月20日

明慧日本2014年2月18日】スウェーデン北部の都市・ウメオは、今月1日、2014年の欧州文化首都(1年間にわたり集中的に各種の文化行事を展開する事業)に正式に選ばれた。現地では3日間の祝賀イベントが行われ、延べ約8万〜10万人の観客が来場した。スウェーデンのビクトリア王女一家、及び文化大臣と欧州・ヨーロッパの政治家などが開幕式に参加した。

 イベントでは先住民のサーミ文化を中心に紹介するほか、遙か離れた中国文化も紹介された。現地の法輪功修煉者はこの機会に法輪大法を広める活動を行った。

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祝賀イベント会場で法輪功の功法を披露する修煉者

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見物人に法輪功の真相を説明する

 ウメオの人口は約120万人で、北極圏の南に位置しているため非常に寒い。1月31日の気温は零下11℃だったが、祝賀イベントは主に屋外で行われているため、法輪功修煉者も市中心部の路上で功法を披露したり、真相資料を配ったりした。多くの通行人が気持ちよく資料を受け取った。中には「学びたい」という人もいた。活動は約6時間続けられた。

 2人のイラン人女性が功法の披露をずっと見物していた。修煉者が2人に近づくと、1人の人女性が功法を披露している修煉者を指さして「この人は神ですか?」と聞いた。修煉者は「この修煉の最終目標は返本帰真で、すなわち佛・道・神になれる」と説明すると、2人は喜んで資料を受け取った。

 その他にも、法輪功修煉者は図書館の要請を受けて館内で功法を披露した。連絡先を残し「功法を習いたい」という見物人もいた。またその場ですぐ習った人は、第二式の功法を習うと「とても気持ちがいい」と驚き「功法の無料教室に参加したい」と言い残した。ずっと功法の披露を見守っていた館内の職員は「私はずっと前から習いたかった」と言った。

 式典当日の最も感動的な場面は、イベント主宰者の要請を受け、市中心部にある雪で作った野外舞台で、功法を紹介した時だった。

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2月1日夜、修煉者の動作を真似して功法を習う見物人たち

 与えられた紹介時間は5分間だったが、功法を紹介する間、見物人たちは次々と立ち上がり、修煉者の動作を真似して功法を習い始め、おまけに司会者も加わった。法輪功修煉者が第一式の功法をもう1度教えると、皆は真剣な表情で習っていた。

(中国語)
(English)

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2014年01月08日

明慧日本2014年1月7日】欧州議会は2013年12月12日、「中共(中国共産党)は即時、法輪功学習者を含む罪なき受刑者及び宗教信仰者、少数民族の受刑者をターゲットにした生体臓器狩りを停止し、彼らの釈放を強く要請する」という緊急決議案を採択した。同時にこれらの不徳な行為に関連する迫害の状況について、全面的かつ透明な調査を促した。

 欧州議会の決議は、直接中共政権下での反人類犯罪を指摘したことで、歴史に残る重要な決議となった。この提案は欧州議会に所属する四つの政党の56議員が共同で提案したものである。多くの議員達は投票前に何回も弁論と論議を重ね、投票され採択された後はマスコミに対して記者会見を行い、正義の発言を世界中に発信している。

 欧州議会副議長のエドワード・マクミラン・スコット氏は記者会見で、生きている大勢の法輪功修煉者からの生体臓器狩りという犯罪行為を強く非難した。

 エドワード・マクミラン・スコット氏は、「私にはっきりした政治観点があります。それは、極端な権力主義制度の下、つまりナチス政権、旧ソ連政権、及び現在の中共政権の下ではどんな極端な犯罪をも起こりうるのです。最近国連の人権理事国に中国は加盟したのですが、この地球上で最も悪質な罪を犯したこの国が、人権理事国の一員になったのです。恐怖に満ちたこの国が経済の力を利用して世界を動かそうとしています。多くの国は経済と市場のために中国から圧力を受けています。多くの政治家はチャイナマネーの前で恐怖、暴力、弾圧、人権迫害を見ても見ないふりをしています」と述べ、中国の国家犯罪を容認する政治家を牽制した。

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欧州議会最大与党・キリスト教民主党ベテラン議員のトンネ・ケラム(Tunne Kelam)氏

 欧州議会のケラム氏は今回の緊急決議案の提案者の一人であ%�^�2�。決議案が採択された後、ケラム議員は「私はこうした極端な権力主義を良く知っています。極端な権力の下では何でも起こります。どんな犯罪も可能なのです。生体臓器狩りは必ず阻止しなければなりません」と決意を表明した。

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リトアニア出身の議員ライマ(Laima Liucija ANDRIKIENĖ)氏

 リトアニア出身のライマ議員は、投票前の論議で、「生体臓器狩りなど絶対容認することはできない。これは国家主導の犯罪であり、系統的な政治犯罪です。罪のない法輪功学習者から臓器を奪い販売しています。地球の恥です。必ず停止させなければならない。中国は大国なのに、今まで国連人権理事国になれなかったのも、こうした人権犯罪の記録があるからです。罪のない法輪功学習者を直ちに釈放しなければなりません」と表明した。

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スペイン出身の議員ロール・ロミエワ・ルエダ(Raul ROMEVA i RUEDA)氏

 スペイン出身のルエダ議員は論議の場で、「欧州は必ず生体臓器狩りという中国の不徳な行為を阻止すべきです。我々は中共に対して詳細な調査を要求すべきです。中共は国連の反拷問特派員の報告書に答えるべきです。2000年頃からなぜ急に臓器提供者が増えたのか、その理由を説明する義務があります。我々は自ら中国国内の事実を調査して明らかにすべきです」と中共の不徳な行為への憤りを表明した。

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オランダ出身の議員サリ・エッサヤ(Sari ESSAYAH)氏

 オランダ出身のエッサヤ議員は、生態臓器狩りの調査を行ったデービッド・キルガー氏の報告書を引用して発言した。「生きたまま臓器が奪われると、受刑者は手術台の上でそのまま死ぬのです。何と言うことでしょうか? 必ず阻止しなければなりません!」と憤りを表明した。

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フィンランド出身の議員ハンヌ・タックラ(Hannu TAKKULA)氏

 フィンランド出身のタックラ議員は、「中共政権には望みを託せない! 人の命を大切にせず、生きたまま臓器を奪うということは耳を疑います。中共は問題への回答を避けていますが、我々は追及しなければならず、必ず停止させ、中国人に人権と民主の光を取りもどさせるべきです」と話した。

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リトアニア出身議員のレオニダス・ドンスキス(Leonidas DONSKIS)氏

 リトアニア出身のドンスキス議員は、「ヨーロッパの国々は数百年、人権と民主のために闘って努力してきました。人間の基本的な権利は宇宙から与えられたものです。人は生きる権利があり、尊重すべきです。これは今の時代では普遍的な価値観になっています。法輪功学習者をターゲットにした生体臓器狩りの犯罪は、人類を驚かせる重大犯罪です。必ず阻止します」と発言した。

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オーストリア出身の議員フランズ・オーバーマイヤー(Franz OBERMAYR)氏

 オーストリア出身のオーバーマイヤー議員は「生体臓器狩りは必ず停止させます。法輪功学習者を標的にした生体臓器狩り事件は人々を驚かせました。中共当局は今後2、3年で段階的に止めると言っていますが、我々は到底これを受け入れることはできません」と憤りを表明した。

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スロバキア出身の議員のヤロスラフ・パスカ(Jaroslav PAŠKA)氏

 スロバキア出身のパスカ議員は「中共は生体臓器狩りを2015年に停止すると宣言していますが、これこそ、人権を無視する行為だ。なぜ即時停止するのではなく、2、3年延長するのでしょうか? 反人類の犯罪を宣言したことになります」と中共を非難した。

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ドイツ出身議員のベルント・ポッセルト(Bernd Posselt)氏

 ドイツ出身のポッセルト議員は「生体臓器狩りは直ちに停止すべきです。2015年では遅い。直ちに罪のない受刑者を釈放し、全面的に生体臓器狩りを停止しなければなりません!」と中共の声明を受け入れない意志を表明した。

 また、オランダ出身のリア・オーメン・ルイジテン(Ria OOMEN-RUIJTEN)議員は記者の質問に対して、「中共は2015年まで段階的に生体臓器狩りを停止すると宣言していますが、それに対する我々欧州議会の答えは『ノー』です。直ちに停止させます!」と答えた。

(中国語)

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2013年07月16日

 【明慧日本2013年7月13日】法輪功修煉者で構成されたヨーロッパ天国楽団は先月30日、フランスの北部に位置するカレー(Calais)市で行われた国際パレードに参加した。見事な演奏は観衆のみならず、本大会の司会者まで惹きつけた。司会者は称賛の辞を並べながら、何度も拍手を送るように呼びかけた。

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国際パレードに参加するヨーロッパ天国楽団

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パレードの終点で演奏する天国楽団

 30日昼ごろ、天国楽団はパレード出発地のCrevecœur広場に到着すると、ヨーロッパ各国から参加した23チームも相次いで到着した。楽器の練習音が混じった出発地のあたりは、とても賑やかだった。

 しかし、穏やかな煉功音楽が流れ始めると、突然、大きな広場は静まりかえった。そして、観客が次々と集まってきて、天国楽団の功法の披露を見物した。

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見物人に法輪功のチラシを配る

 楽団と舞踊隊によって結成された法輪功チームはパレードの大取りを務めた。1.5キロのパレードで、法輪功チームは始終、熱烈な拍手を博した。法輪功のチラシにも人々は興味津々で、もらってすぐ読み始める人もいれば、大事そうにカバンやポケットの中に入れる人もいた。また、出発地から終点まで法輪功チームを追い続けた観衆もいた。

 天国楽団が終点に到着すると、観衆からのシャッターフラッシュを浴びた。大会の司会者による楽団と法輪大法についての紹介が終わると、天国楽団は『法輪大法は素晴らしい』を演奏した。終点での演奏が終わると、天国楽団は、観衆の熱意に感謝を込めて退場しながら演奏し続けた。その後ろで司会者は再び天国楽団を紹介し、大声で「素晴らしい! 素晴らしい! 有難うございました! 有難うございました!」と称賛し、2回連続で観衆に拍手を求めていた。

 法輪功チームが終点から離れ海辺に到着すると、ある夫婦がついてきて、「司会者に称賛されたチームはあなた達のチームだけですよ。司会者はずっと称賛していました。あなた達の演奏は本当に素晴らしかったです!」と話しかけてきた。法輪功修煉者たちが毎週パリで集団煉功をしていると聞くと、パリ在住の夫婦は嬉しそうに「必ず見に行きます」と言った。

(中国語)
(English)

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2012年07月10日

 【明慧日本2012年7月9日】イタリア選出のEU議会議員Cristiana Muscardini氏は7月4日、法輪功の信仰の自由の問題について欧州委員会に質問状を送った。

 質問状の全文は以下のとおり、

 委員会の代表は中国が、法輪功の精神的な信仰に関する一貫した態度を、他国に無理やり押し付けている事を、きっとご存知と思われる。例えば、ロシア最高裁は今週、法輪功に関する印刷物を禁止する判決を下そうとしている。いささかも疑う余地がなく、迫害がどんな形式で現れようと、すべて人権に対する公然とした侵犯である。宗教ならびに文化の自由は神聖であり、犯されてはならない。いかなる制限も、消滅しようとするいかなる企みも一種の犯罪であり、その行為に対して強烈に譴責しなければならない。今、世界中で自由を得るため戦っている法輪功修煉者を支持し、特にロシアに対して圧力をかけなければならない。

 以下の条項を質問する、

 1、法輪功の行動の自由を保護する措置をすでに取ったのか?

 2、それらの国際機構は宗教、信仰の自由の保護を望み、最近、ナイジェリアやケニアで発生しているキリスト教徒に対する殺戮を考慮した事はあるのか?

 3、各国と貿易協定を締結する際に、人権を守ることを保証条件として、特に人権権利の保証をしていない国家に(求める)ことに対して賛同できるか?

 4、ロシアのように世界貿易組織に加入したばかりの国が、このように公然と人権を侵害し、如何にしてこの事実を受け入れるのか?

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質問状の原文


(中国語)

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2007年12月03日


開かれた公聴会(大紀元)

大紀元日本12月3日】欧州議会は11月26日午後ブリュッセルで中国人権問題に関する公聴会を開いた。同議会の人権委員会のエレン・フロートル会長が進行役を務め、各界の関係者200人以上が出席した。


進行役で、 同議会の人権委員会のエレン・フロートル会長(大紀元)

中国のエイズ感染者を支援する人権活動家・胡佳氏は北京から国際電話で公聴会に参加した。

 胡佳氏は、中国国内で数百万人の人々が違法にリンチ、監禁などを受け、場合によっては精神病院に投じられる人もいると明かし、「国際社会と中国の民衆はオリンピックを介して中国に民主、自由、法制、開放、平和的な価値観などの構築を願っているが、中共当局は北京五輪を1936年のヒトラー政権が主催したベルリン・オリンピックのように、独裁と専制をさらに強化し、その合法性を立証しようとしている」と指摘、オリンピック開催のために、中共当局が過去の数年間にさらに多くの人権侵害を犯し、いまでも毎日進行している状況を説明した。

 欧州議会のスコット副議長は、豪州在住中国人の法学者・袁紅氷氏の証言を代読した。袁氏は、中国共産党は人類史上、最も深刻な人道に反する罪を犯している犯罪集団であるとし、「1999年から8年間続いてきた法輪功への政治迫害は、当代において最も悲惨な人権の災難である。北京五輪の開催を迎えるとき、人々は、花と歓声の背後に隠された中国の人権の大災難をまず注目しなければならない」と進言した。


証言するスコット副議長(大紀元)

欧州議会の議員、国際オリンピック委員会(IOC)の委員のパル氏は公聴会でIOCの声明文を読み上げ、IOCはスポーツ組織であり、人権と政治問題に関して主導的な立場はないため、人権問題を監督しないとの内容だった。この主張は複数の人権団体から非難された。

 「中国人権観察」の研究員フィリム・キネ氏は、IOCが2001年に中国にオリンピックの招致を許可した際に、中国の人権の改善を支援すると示していたが、現実では、中国の人権問題を無視し、この承諾は履行されていないと非難した。「中国人権」の執行主任は、中共当局が制定した北京五輪の参加を禁止するブラックリストの存在を提起した。エレン・フロートル人権委員会会長は、法輪功修煉者が同ブラックリストに編入されていることを挙げ、これは受入れ難いことと述べた。

 スコット欧州議会副議長は、昨年北京で自分と連絡または面会した数名の中国人が後に全員拘束され、人権弁護士・高智晟氏を含めて一部の人は監禁されており、監獄でそのうちの2人は拷問・リンチなどを受けていると指摘した。また、中国の強制労働収容所で数百万人が監禁され、その多くは法輪功修煉者であり、輸出用の玩具などの製造を強いられることやすでに3千人以上の死亡が確認されていることを明らかにし、中国の人権は益々悪化し、大規模な圧制が継続しているとし、国際社会がこれらの現実に目を向け、IOCはオリンピック憲章の倫理道徳の原則に従い、中共当局の人権改善の約束が履行されているかを監督する責任がある、などと強調した。

 公聴会の進行役、前述の欧州議会人権委員会のフロートル会長は同議会を代表して、これから中国当局に圧力をかけ、必要な措置を取る構えを示した。

 中国大使館の代表は本公聴会を欠席した。前述のIOCの代表、シュミット委員は上記の一連の証言を公聴した後、中国で進行している人権侵害を無視できないと語り、詳細をIOCに報告することを表明した。

 

 
(記者・李孜、翻訳/編集・叶子)


(07/12/03 12:01)

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