東北新幹線の新青森延伸について、JR東日本と鉄道建設・運輸施設整備支援機構は15日、12月初旬の営業運転開始を決めた。開業日は5日を軸に最終調整している。JR東日本が地元の意向に応えたもので、来月にも発表する。60年12月にディーゼル特急「はつかり」が上野-青森間で直通運転を開始して以来、半世紀を経て首都圏と本州最北端が新幹線で結ばれる。

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 八戸-新青森間(81.8キロ)の開業は、九州新幹線博多-新八代間(130キロ)と同時の来春を予定していたが、工事が予定より早く完了。早期開業の要望が相次いでいた。

 東北地方の12月は厳寒期に入るため、長距離旅客が一時的に減少するが、JR東日本は沿線住民の利便性向上を最優先に判断。1年で最も混雑する年末年始輸送を円滑に進めることも目指し、異例の3カ月半前倒し開業を決めた。

 東京-新青森間の所要時間は開業当初、「はやて」の「E2系」で運行するため3時間20分。来年春以降は、スーパーグリーン車を設置した次世代新幹線「E5系」の導入で10分程度短縮される。12年度末からは国内最速の時速320キロ運転で3時間5分となる。

 運行ダイヤは8月に公表するが、現行の東京発八戸行き定期列車15往復を新青森まで延伸する。来年春以降に「E5系」3編成を投入し、13年度末までに全車両を高速化する。

 新青森以北は北海道新幹線として、新函館までの149キロが延伸工事中。15年度末に開通予定で、東京-新函館間が最短3時間40分となる。

 ◇新大阪直通1時間1本 九州新幹線

 一方、JR九州と西日本は、来年3月中旬のJRグループダイヤ改正で、九州新幹線鹿児島ルート(博多-鹿児島中央間、256.8キロ)を全線開業するが、1時間に1本程度、山陽新幹線との相互直通運転(新大阪-熊本・鹿児島中央間)を開始する方針を決めた。【斎藤正利】

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