河村たかし名古屋市長は18日の定例会見で、ヒメボタルの生息地として知られる相生山緑地(同市天白区)を貫く市道建設を中断し、学識経験者による学術検証委員会で環境や交通渋滞への影響を調べる方針を明らかにした。検証委は2月1日に発足し、早ければ年度内にも結論を出す。

 清流にすむゲンジボタルやヘイケボタルと違い、ヒメボタルは森林に生息する。市道が緑地を通る部分は長さ890メートルで、約8割の710メートルが完成している。河村市長は昨年9月、周辺住民に「科学的に検証して建設するか判断する」と説明し、人選を進めてきた。

 市道路建設課によると、市道は緑地周辺の生活道路の渋滞緩和が目的。道路着工前の環境影響調査では「ヒメボタルへの影響は避けられないが、一定範囲にとどまる」との内容だった。検証委は、ヒメボタルをはじめ生態系への影響や渋滞緩和効果について改めて判断を下し、市長が建設の是非を最終判断する。【丸山進】

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