日本年金機構は23日、年金記録の紙台帳とコンピューター記録の照合作業を9月以降、全国29カ所で実施する計画の概要を明らかにした。同日開かれた長妻昭厚生労働相直属の年金記録回復委員会(委員長・磯村元史函館大客員教授)で示した。政府は13年度内に全件を照合する方針だ。

 計画では、9月までに、基礎年金番号で検索・閲覧する「紙台帳検索システム」を整備。東京、大阪、愛知など29カ所に照合の拠点を設け、約1万8000人体制で作業する。記載の一致・不一致を確認する1次審査と、不一致記録を詳細に確かめる2次審査を実施。最終的に不一致で理由もわからない記録については、持ち主に通知する。1万7000人分を業務委託し、作業の指導と結果の確認を日本年金機構の職員(約700人)が行うという。

 このほか、年金機構は、標準報酬月額の改ざんの疑いのある厚生年金記録のサンプル調査を今月から始めたことを明らかにした。3000件を抽出し調査べる。【野倉恵】

【関連ニュース】
年金記録回復委:脱退手当金巡り、救済認める基準
雇用:各党が政権公約に
年金:2人が2000万円超回復へ 記録見つかり
厚生年金基金汚職:元理事が退職後も月18万円
収賄:家具厚生年金基金元理事ら逮捕 業者から700万円

くりぃむ上田の誕生日が暗証番号だった ファン仲間から預金引き出した男逮捕(スポーツ報知)
陸自の誘導弾、誤って飛び出す=点検中、けが人なし-群馬(時事通信)
理研、配偶者を秘書に雇用=組織管理改善を-仕分け2日目(時事通信)
「すべての役職を解く」―製薬協が田辺三菱を処分(医療介護CBニュース)
タクシー襲い、売上金強取=男3人逃走、運転手重傷-警視庁(時事通信)