2011年07月
左: タイワンレンギョウから離れたベニモンアゲハ?
中: 赤い胴が良く撮れたと思っていましたが背景が悪かったようです。
花の蜜を吸っているベニモンアゲハ?
右: ベニモンアゲハ?、拡大して見ると赤胴であるのが分ります。
左: タイワンレンギョウの木と花
中: シロオビアゲハの雌でしょうか。赤い斑点が少し見えます。
ジャコウアゲハかベニモンアゲハに擬態しているのでしょうか。
右: シロオビアゲハの雌?
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赤い斑点がある蝶は見た気がしますが、
体が赤い蝶を見る事なんて難しいのではない
かと何となく思っていました。 オオゴマダラが
飛んでいる近くにタイワンレンギョウの花が咲
いています。今まではその木を気にしなかった
のですが、翅に赤い斑点がある蝶が止まって
います。 良く見ると体も真っ赤ですのでこれは
ベニモンアゲハに違いないと思い写真を撮った
のですが、残念ながら近くからは良い写真が撮
れませんでした。その後で2か所で(ノニの花と
ランタナの花を吸蜜)胴体の赤い写真のような
蝶を見ました。不思議な事に、この写真を撮っ
てから3日連続して胴体の赤い蝶を見ています。
インターネットの記事を読むとベニモンアゲハ
かジャコウアゲハを区別するのは素人には難し
いようです。 それだけでなく雄と雌の色が違う
シロオビアゲハの雌もジャコウアゲハかベニモン
アゲハに擬態するそうですので、この三種類の
区別は専門家でも、注意して見ないと分り難い
ようです。
左: トウワタの木と花とカバマダラ
中: このカバマダラの幼虫が3〜4日後に右の蛹になりました。
右: カバマダラの蛹
二列目のカバマダラの写真は上の蛹(二個あるがここに掲載したのは一個だけ)の一つが羽化
して約1時間後に撮った写真です。29日の夕方6時ごろに羽化しているのに気づきました。
左: 交尾中のオオゴマダラ
中: オオゴマダラの幼虫、数日中に蛹になると思います。
右: 真ん中の幼虫が8月1日に虫籠の天井に上り8月2日の朝9時前に
蛹になりました。今回はお尻付近の黒い部分が残り完全な蛹化には
なっていない気がします。蛹になった日から約21日後に羽化して、左
のようなオオゴマダラになる場合が多いと思います。
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トウワタの花の近くの葉に齧りついていた
カバマダラの幼虫を持ち帰り虫かごに入れて
いたらオオゴマダラの幼虫と同じように虫籠の
天井に上り尻を籠の天井に付けて曲っていま
した。翌日の朝早く虫籠を見ると真ん中が黄色
で全体が白っぽい蛹になっています。この蛹も
オオゴマダラの成りたての黄色い蛹に良く似て
います。オオゴマダラの蛹はその後で金色に変
りますが、カバマダラの蛹は色はそのまま黄色
っぽい白色です。この蛹を見て気づいたと言う
か感じたのは後ろに「マダラ」が付いているのは
「マダラ模様」になる蝶で、「前の部分」は色を表し
ているのではないかと言う事です。オオゴマダラの
オオは大きいです。 ゴマが付く言葉は白黒を表し
ます。 ゴマ塩頭は黒い髪に白髪が混ざっている
状態です。オオゴマダラも白と黒のマダラ模様の
蝶です。カバマダラの「カバ」も色の名前ではない
かとインターネットに「かば色」と入力すると「日本
の色、その一」に色々な色と、その説明が載って
います。「樺色、蒲色」と漢字も載っています。その
話を名護市の児童センターの職員にすると、そう
言えば「かば焼」のうなぎの色もそうだけど、その
ときの「匂いもとても良い」わね、「カバ」ハンと同じ
だねと言っていました。 「カバ色」に焼きあがった
鰻、「かば焼き」の「良い香り」、「香ばしい薫り」を
名護方言ではカバ・ハン、首里方言ではカバ・サン
と言います。「カバ」マダラは「赤っぽい茶色」と黒
と白の「マダラ」模様の蝶です。オオゴマダラと同じ
ように名前そのものが色を表しているのですね。
学名は Quisqalis indica
左: 近くから
中: 遠くから、何かの看板かと思えました
右: 去年の7月7日に撮影したシクンシ
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シクンシの花を初めて見たのも名前を覚えたのも去年です。去年はあっちこっち
で見た気がしますが、今年は去年に比べて目にするのが少ないようです。この草花
からは殺虫剤が作られるので、方々に君子の使いとして配られたような解説があり
ますが私はその解説に納得がいきません。 その学名の「キスカリ= quisqualis」の
意味を調べた方が本当の意味が分ると思います。今度の大震災と、それが齎した
大津波の後でたまたまトルコ語を調べたら、「ki」の音が入っている言葉は危険の
「危=ki」、 奇怪や奇襲の「奇=ki」と関係があるのに気づきました。「岸辺=ki-shi-
be」は普通は「風光明媚」な所「良い」所ですが、一端津波がやった来ると、「悲惨な
目に遭う恐い」場所です。 「奇襲=kishu」は恐いですが「紀州=ki-shu'」の浜辺も
津波の奇襲に遇うのではないかと思うと恐いのではないでしょうか。 トルコ語では
「kiyi=海岸線=英語ではcoast」です。紀州は紀伊半島にあります。 紀伊半島は
「海岸線」に沢山の集落があるから名付けられたと思われます。「空き巣=a-kisu」
狙いは「嫌な、たまには危険な」奴です。 アッカド語では「aks,u=危険な、恐い、酷い」
です。 それから「a」を取り去ると「ks,u」は「良い」意味になります。日本語にはアッカド
語からは良い意味の 「ks,u」 が入り、トルコ語からは危険や奇襲の「危=奇=ki」、
又は海岸線の「紀伊=kiyi」の音と意味が入ったのかもしれません。「シクンシ」の学名
「quis-qalis」の「quis」は人間にとっては「とても良い」役割を果し、虫から見ると「とても
危険な」草木という事になります。沖縄方言で言葉遊びをすると、この花に「食われる」
のは「qualisi=クヮーリシ」や害虫、悪虫になります。 この花はインドが原産ですので
「使君子」は完全な当て字と考えられます。
左: 羽を閉じた時のカバマダラ
中: 腹の方(裏側)から見たカバマダラ
右: 良く目にするカバマダラの姿
左: 真正面から見たヒョウモン
中: 真横から見たヒョウモン
右: 全開した時のヒョウモンの羽、ヒョウモンチョウの種類は私にはまだ特定できません。
左: 真っ白の蝶
中: 灰色が混ざった白い蝶、
右: 真ん中の蝶の内側の模様
きのう白と黄色い蝶とシジミを見た屋敷跡の
空き地で、今日はヒョウモンに似た蝶を最初に
見ました。ひょっとしたらツマグロ・ヒョウモンか
と近づいて良く見ると「カバマダラ」のようです。
いつもの通り最初は中々良い写真が撮れま
せん。遠くから何枚か撮っているうちに急に
蝶の動きが止まりました。 急いで何枚かを
撮りましたが、綺麗に撮れたのも何枚かあり
ます。 今日はこれで満足だと150坪程ある
反対側を見ると、今度は別の色のヒョウモン
らしき蝶が飛んでいます。この蝶も飛び回って
いるだけなので、とても綺麗な画像は撮れない
だろうと思っていましたが、前から横から何度も
写した後で地面の草に舞い降りてからはじっと
していました。色々な角度からの写真をお楽しみ
下さい。
左: 飛び降りた場所を探した時に直ぐには見つけられませんでした。見つけた時にやはり
探し難い所に舞い降りたのかと思いました。
中: 草むらの中に舞い降りた時、見つけやすかったです。
右: 何度目かに止まった草の上で羽を開いた時は不思議な事に2~3分そのまま開いて
羽を披露している感じでした。
左: 昨日は地面に舞い降りた時だけの写真が撮れました。
中: きょう撮った羽を開いた時の写真、
私の目にはこの写真の蝶と右の写真の蝶は同じ形、同じ色に見えました。
右: 以前に撮ったアオタテハモドキ?の写真、この蝶に気づいた時には既に羽を広げていました。
ホウライカガミの花の蜜を吸っています。
この蝶は枯葉の近く、草むらの中、道路の上でも良く見かけます。
飛んでいる時の色が綺麗ので、写真を撮ろうと追いかけるとすぐに
何かに止まり羽を閉じます。閉じた羽の写真は撮りやすいのですが、
開いた羽をとるには苦労します。ここ2~3日追いかけていますが、
その度に失敗していました。 きょうやっと開いた時の羽の色が撮れ
ました。不思議な事があるのですね。今回その写真が撮れた時は
2~3分ずっと羽を広げたままでした。非常に珍しい状態に出くわし
たと思っています。上の三つの写真の蝶と下の真ん中の写真の蝶
は同じ蝶です。飛んでいる時の綺麗な羽をみてその蝶を撮ろうと追
いかけて三樣の、三葉の写真が撮れました。実際には同じシーンを
何十枚も撮っています。 実物を見た時には「青みがかっていた」と
思っていたのですが、写真には「茶色っぽく」写っています。
左: 海辺の砂浜の小さい木に咲くハマゴウの花
中: 夕暮れ時の山の麓のミツバハマゴウ
右: 夕暮れ時の山の麓のミツバハマゴウ、写りが悪いのは私の腕が悪い
のと、この木の枝がいつも風で揺れているせいと思います。
左: ホシホウジャクが蜜を吸いに来ているのが見えます
中: 蜜を吸いに来る昆虫を狙っているのでしょうか。カマキリもいます。
右: 黄色い蝶も蜜を吸いに来ています。
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きょねん初めてハマゴウの花を砂浜で見た時には
その美しさにびっくりしましたが、その花の名前を忘れ
ていました。1週間ほど前に約1年ぶりにその花を見た
時には改めてその美しさに酔い痴れました。きのう東江
の山の麓を散歩しているとハマゴウの花に似た花が咲
いていました。きのうは夕暮れ時に写真を撮りましたの
で写りが悪いようです。 今日は良い写真を撮ろうとした
らたまたま携帯電話の電池が切れていたし、その花は
咲き乱れていましたので小さい一枝だけ折り名護博物館
の館員さんに見せました。これはハマゴウに似ているので、
ミツバハマゴウでしょうと教わりました。イ ンターネットで
調べるとその通りでした。綺麗なハマゴウの花ときのう
撮った写りの悪いミツバハマゴウの花を載せます。近い
中に撮り直しに行こうと思っています。
左: ノニの花
中: ランタナの花
右: ランタナの花
左: ホウライカガミの花
中: ランタナの花
右: ハイビスカス(在来種)
ノニの花には沢山の昆虫が蜜を吸いにやって来ます。
アオスジアゲハもやって来ますが、随分写真を撮りました
ので、今日は黄色い蝶と蛾の「ホシホウジャク?」を撮ろう
と何度も試みましたが、二つとも動きが激しくてなかなか撮
れません。 きょうは初めて3種類ほどの「模様の違う」ホシ
ホウジャクを見ました。 5種類ほどのホシホウジャクがいる
のでしょうか。残念ながら新種?のホシホウジャクの写真は
撮れませんでした。 インターネットで調べたら、初めて見た
ホシホウジャクに似た蛾は「ヒメクロホウジャク」というようです。
Taryan-mahnu-GAL
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