5月2日、大中区
この木は3年前から
見ていますが、まだ
名前が分りません。
この木はフトモモ科
の木と思います。
アデクモドキの別名は
ヒメフトモモだそうです。
アデクにはまだ蕾も見ら
れません。
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フトモモとナタオレノキの語源
フトモモ科の木のフトモモは
名護方言ではプートーです。この
木の実は中空で味は薄く桃の味
とは関係が無いようです。この
実は美味しい訳では無いですが、
子供の頃に近くの森にこの木が
生えていましたので何度もその
実を食べた事があります。名護
岳に行く途中の谷に、この木が
生えています。この実を取ろう
とフトモモの木に登り枝が折れて
谷底に落ちて死んだ中学生の話を
小学生の頃に聞きました。それ以来
フトモモの木、プートーは「二つに
裂け易い木」と覚えています。一週間
ほど前から「ナタオレノキ」の語源は、
通説で言われているような「鉈が折れ
る」木ではないだろうと思い調べて
いました。人間の「太腿、太股」は
両脚の根元の部分です。そこから両脚
が「二つに別れている」部分です。
「フトモモ=二つに別れている」と
推測されます。ナタオレノキも
プートーと同じ「フトモモ科」の木
ですので、「二つに裂け易い」木と
推測されます。ナタオレの「nata=
鉈」も薪にする木を「二つに裂く、
割く」器具です。「フトモモ=
nata=鉈=二つに割く」と推測
されます。ナタオレノキは横から
打ち付けると、とても固くて、鉈
の刃が立たない程に固いが、縦に、
上から振り下ろすと簡単に「二つに
裂ける」と推測されます。臍の緒
は母親と胎児を結ぶ「固い絆、緒」
ですが、胎児が生まれると同時に
「切り離される」緒です。「強い」
状態と「二つに分かれる、二分
される」状態を同時に表すのに
ピッタリの言葉と言えます。ナタ
オレノキの沖縄方言はアデクです。
アッカド語のアルファベット表記
は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
abunnatu 中心 hub
真ん中 center
臍の umbilical
緒 cord
臍 navel
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France