2004年10月14日

逆説のファイター

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昨晩、K−1で須藤元気の試合をTVで見ました。


殴り合いのあとに「WE ARE ALL ONE」て、、、。


最初は単なるカッコつけかと思ったのですが、この前の試合の入場行進でも、野球のユニホームに「PEACE」と書いて(ジミヘンの「WILD THING」のBGMでのダンスパフォーマンス付き)あったし、かなり継続して、考えをもってやっている表現なのかもしれない。


昨日の入場行進はヘビメタだったし、、、戦いの場をおちょくっている?とも一瞬思えるけれど、彼の戦いはものすごくマジだし、トリッキーな動きも理にかなっているもののようだ。すごく真剣でありながら、人間はそんなに高尚な生き物ではないということも表現している逆説?


楽しくて、ちょっと馬鹿げてもいるパフォーマンス。それを命がけに近い?ともいえる舞台で行う逆接。試合後、「もっと強くなって平和的なメッセージを伝えたいと思います。“すべてはひとつ”です」とメッセージ。戦い方の中にも何かそういった逆説がうまく溶け込んでいる気もするし、、、。この深みは何?


どういうつもりかよくは分からない。彼の全てが好きなわけでもない。彼がヘンにヒーロー視されるのもちょっと危険な気がする。けれど、彼の中の何かに突拍子も無い才能を感じる。


うまくいえないのですが、、、。


彼の話はこれで終わりですが、後のブログでもこの逆説を追っていきたいと思います、多分。


 



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