2008年07月14日

飛び出そう帽子おさえて

古今東西。
黒髪三上メイドに深山さんの半ズボン、
亮吉の肉体労働系親方にマッキーの片思いキャラ。
ライフ内には様々なアルティザンが誕生しましたが、
そんな仕事きっちり専門職系にまた一人。
下井顕太郎、助手役者として殿堂レベルに到達しましたよ…!

しかもただの助手じゃない。
フライヤーを飾った台詞も彼のものだし、
いわばTAMAGOYAKIな世界観の象徴。
物語の幕を開けて閉じるフレームに加え、
要所要所を縦横に駈けてく、
不思議の国のアリスの白ウサギのような役割(だから稲葉くん?)

あと、新境地開いた亮吉の真似木くんが日数分の進化版だったよ…。
当て書きとしか思えないぼったくりバー店長との2役の比較で、
今回は不器用な子供に軍配が。
彼の着実に何かをもぎとってくような歩みは気持ちがいい。

そして、前回の漠然とした落ち着かなさの理由が、
主役の不在にあったことにようやく気づきました。
というのも、今回は物語の脊椎となる牽引型の人物がいたから。
ってのはつまり。
…仲原様にとうとう主役オーラが出てきたよこれ。

だけど、どちらが正解とも言いきれない2パターン。
ジーコさんを不動の一辺として、
奥田・三上とのトライアングルは正三角形なんだけど、
仲原・青木とのトライアングルは二等辺三角形に。
奥田・三上は同じパワーで走り幅跳び的ジャンプなんだけど、
仲原・青木はスカイラブハリケーン的立花兄弟。
青木くんは押せ押せな独走タイプのようでいながら時折、
さりげなくアシストに回り込んでて不意を突かれます。

というか蟻巣だな。
翔は当然として両チームの時男のタイプが、
顔立ちと融合した時の印象の差を抜けば同系な今回、
蟻巣のキャラ差がチームの色を変えてる?

三上は登場した瞬間、はい来た!となるくらい可愛いんですよ。
時男翔に比べてわかりやすくラブリーなわけですよ。
神様の不公平さ表皮段階で全開。
また、お姉さんたちに愛されちゃう可愛い俺を自覚してるのが、
そこはかとなくむかつくそれ込みで愛らしいんですよ!
進んで騙されダイブだよもう!!

一方の青木くんはライフ内女顔ランキング2008年度第一位(根拠…脳内)
というわけで、否が応にも期待高まったアリスくん登場時、
音を立てて拍子抜けしたのさ正直なとこ。
髪の毛ぽやっとだし、ちょびっとトロくさそうだし、
見た目はハナから捨ててるんですよ。
なのにそれが話進むにつれ、だんだんだんだん可愛くなってくる、
優しくて低反発素材でささくれた心にオロナインを塗るようなつまり、
中身で勝負かこの高度テク!!

しかもクソガキの王道突き進みつつも何気にすっきり整った顔の、
仲原トキオとの歩み寄り効果で、
三人組の統一感出て空気が密です、おっとっとチームは。
面白かったのはその違いが子供組にまで反映されてた点。

半ズボンの三人組。
個々の人物の再現度はパックンチョの方が高い。
けど、つるんだ雰囲気の完成度はおっとっとの方が高い。
あと、パインちゃんは両チームともすこぶる可愛い。
でも、本気女装の奥田くんがレアすぎて目が剥がれない。

じゃなくて。

外見パワーフル活用とレス活用。
そんな対照はアリスくんだけでなく、
よく見るとトキオにも適用されてるんだな、
チームは逆にして。
だからこそのバランス。
そんなやじろべえの支点として柔軟に立つジーコさんの、
卵焼きをほおばるシーンの表情とかどうしてくれよう!
語られないけどあれお母さん亡くなってるよね…。

過去に起こった事実をねじ曲げることはできないけれど、
それを受け止める心は誰ならぬ自分のものだから、
前を向く?後を向く?
逃げ出す?それとも立ち向かう?

想いの強さに明日を変える力があると知って踏み出す、
彼らの姿がこそばゆくもまぶしくて、だからこそ、
どうせなら顎を上げて笑ってずんずん歩こうぜ!という前向きメッセージが、
稲葉くんの体を張ったオチごと素直に受け取れる気がするのです。

フォーエバー稲葉くん。
ファラウェー稲葉くん。

『TAMAGOYAKI 〜Time Ago Year Key〜』
7/11(fri) おっとっとチーム 恵比寿・エコー劇場

r_m_m at 18:56|PermalinkComments(4)TrackBack(0) Studio Life