2014年08月30日

玄怪録将棋(3)

 このブログでは、便宜上、古代インド⇒中国⇒日本への原将棋の伝来、日本における原将棋の改良という順で記述している。

そのため、まず、玄怪録から「寅(虎)」という駒の存在を特定し、これを踏まえて二中歴将棋から二中歴大将棋への改良過程において、銀将の祖先が「虎」であることを特定したような印象を与える。
(研究家によっては、玄怪録を怪奇小説・空想小説と切って捨てることで、中国伝来説を全否定した気になっている場合も見受けられる)
 

実際の考察のプロセスはどうだったかというと、まず、日本将棋の改良過程を考察し、二中歴将棋から二中歴大将棋への改良過程において、二中歴大将棋の銀将の頂に置かれた「猛虎」こそ、銀将の祖先であり、元々銀将が「虎」であることを特定した。
(http://blog.livedoor.jp/r_onuma/archives/50437434.html)

次に、複雑な日本将棋の改良過程の考察に役立つと確信した手法を、中国象棋(シャンチー)や朝鮮半島の将棋(チャンギ)の改良過程の考察にも応用しようと思い立った。
 そこで、中国将棋史において現存する最古の資料とされる玄怪録の分析を行ったところ、
玄怪録に記された「六甲」が、六番目の甲(きのえ)、つまり、干支における甲寅(きのえとら)、すなわち、「寅」であることを発見して驚いた。
 なぜなら、日本に伝来した将棋と同一種だったからである。

(http://blog.livedoor.jp/r_onuma/archives/50260978.html)
(つづく)



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