よしむね殿の成長記

「片腕だっていいじゃない、それが僕の個性だもん。」6歳になって突然の難病で片腕を失いました。それでも毎日やんちゃし放題、元気いっぱいやりたい放題。11歳手前で寝たきりになっても毎日牧草をしっかり食べ、12歳目前で第1章を終え、今は第2章のお月さまへ留学中。 ラニちゃん改めもっぷちゃんがやりたい放題わがまま放題!そんなもっぷちゃんもお月さまへ留学。 思い出話と覚書ブログになってしまいました。ひっそり続け中。

吉宗介護日記「僕はここにいる」-7

【殿のケア】

ブラッシングはブラシが当たっていたそうなのでハンドグルーミングのみです。

殿の顔周りは水でぬれたり涙のせいもあって顔を手でクシクシするとどうしてもよれよれになり、温かいお湯で湿らせたタオルで拭く程度です。
子供ころからしていたので特に嫌がることもなくおとなしいものです。
時々固まってしまうと取れなくなるので先の丸いはさみでカットしています。


耳掃除もできないのでこちらも綿棒などを駆使しています。

これがまた結構な量でびっくりなんですよね。
綿棒でも多すぎるときの為に耳かき棒を準備して掻き出すというよりも手前にあるものを掬い取るようにしました。そのあと綿棒でとります。


あと避けて通れないのがお尻事情。

どうしても汚れるので週に1度は洗っています。半身のみなので簡単に洗って負担をかけないよう気を付けています。
新生児用のおむつをしたりペットシーツをまいたりいろいろとやりましたが、結局お尻が汚れてしまうことに変わりはないので週に一度の入浴は欠かせなくなりシャンプーをしました。

短時間にしっかり洗いつつも負担にならないようタオルの準備などを済ませたから殿はお湯につかりました。

最初はいやいやしていましたが、気持ち良いことが分かったのか諦めたのかすぐにおとなしくなり、洗っているとグルーミングしている気になるのか私の手を舐めてくれました。
これがまたくすぐったいんですよ。お風呂上りはしっかりタオルドライをしていましたがやせてしまってかわいそうだったのでごしごしすることなく押さえるように水分を取り、タオルをかけた上からドライヤーで乾かし半分強乾いたところで終わっていました。気持ち良いのかよく途中でおちっこされましたわ〜。勢いよく!!

食事の介助は特に必要なかったのですが、野菜や果物は小さく切ってから食べさせていました。不正咬合を持っているので油断すると歯に刺さったり挟まったりしてしまいます。今までなら手で外せていましたができなくなっていたのでみじん切りです。

吉宗介護日記「僕はここにいる」-6

【殿のおうち】

試行錯誤しました。

当初はコンフォート80を使用していましたが、広すぎるうえ介護するには少々しづらいのです。

それに1歳の誕生日に買ったものですし、引っ越しも何度も繰り返したため痛みが激しくなり思い切って買い換えました。

殿は以前このコンフォート80にさらに増築して広々としたおうちに悠々と暮らしていました。
片方を寝室に、もう片方をトイレとダイニングに。1LD(Kはナシ(笑))でした。豪邸よね。

同じものをお嬢の仮住まい用にも買いそろえました。

普段は殿のすのこの洗い替えとして使用しています。


最初は金網にニトリのペット用タイルカーペットを敷き、お尻部分が金網に乗るようにして●やしっこができるようにしていました。


しかし、殿も筋力が落ちやせてしまったので床ずれが起きないようにSUSUマットを敷いて体を支えるようにしています。
SUSUマットの上にお尻から下にしっこシートを敷いています。

さらにはいらなくなったマットレスの中をケージサイズに切り出しそれを敷いてもいました。

ふかふかにして関節に負担がかからないようになっていたかな?どうかな?

動けなくなってしまったこともあり、筋力が落ちるので体重も減ってしまいました。

かぁちゃんのを分けてあげたい。

それと並行して体温の調整もうまくできなくなるのでペットヒーターをほんのり温まる程度に入れています。保温を兼ねてフリースを少しだけかけています。


フリースの服でも作ろうかしらとおもい、型紙までは用意したのですがどうしてもそこから手が進まず製作することはありませんでした。かといって後悔しているわけではありません。



きっと無意識に殿が着たくないとアピールしていたのかもしれないですね。
もしかしたら今から作るかもしれません。

吉宗介護日記「僕はここにいる」-5

【殿のお水】

これが一番困りました。

最初はサイフォン式にしていました。

子供の時はボトルを使っていたのですが、片腕を失ってからはサイフォン式にしていました。


しかし、寝転んでは飲めず万が一顔がはまってしまってはいけないのでどうしてものかと悩んで試行錯誤を繰り返しました。

当初はその都度お皿でお水を飲ませてたのですが、夏の時期日中共働きで留守をしてしまうので加工した金網にボトルを取り付けて飲めるようにしました。

が、今度は下側の顔が濡れるという問題が発生しました。結局正解が見つかることはありませんでした。シリンジであげることもありましたが先を噛む癖があるのでシリンジがボロボロになってしまうこちらも挫折。


殿のお水は結局最初からたどると「皿-給水ボトル-サイフォン式-給水ボトル」の繰り返しでした。
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