2007年11月07日

ガールズ(1)


竹中藍子は言った。

「ウチらそろそろ考えね?人生について。」

一緒にいた友子は驚いた。

明日のことさえも見えていないような怠慢した生活。

彼女たちは口にはしないものの、自分たちの将来が不安でいっぱいだった。


「友子、アンタは何かやりたいことでもあるの?」

友子は返答に困った。

「藍子は…藍子は何するの?」



「あたしは、いろんなものが見てみたいの。」
藍子は少し照れながら言った。


「いろんなもの?」

「そっ。いろんなもの。………あのさ、友子」
藍子の顔が少しうつむいた。
「どうしたの?」

「実はさ、あたしのおばあちゃんが昨日死んじゃったんだ。」

「え……うそ…、おばあちゃんあんなに元気そうだったじゃん」



「うん…。………でね、あたし決めたの!」
藍子が立ち上がった。

「何を?」

「あたし、ここを出る!」



つづく


シティーギャルズ物語-田舎編-
第1話
『決めたの!』


rabbittrash at 21:49│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by うえおちょん   2007年11月09日 21:06
ほんとマジでJK(冗談は顔だけにして)って感じだよねー

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