2007年05月14日

『スパイダーマン3』

spiderman3
『スパイダーマン3』公式サイト

監督:サム・ライミ

原作:スタン・リー 、スティーヴ・ディッコ

脚本:サム・ライミ 、アイヴァン・ライミ 、アルヴィン・サージェント

出演:トビー・マグワイア 、キルステン・ダンスト 、ジェームズ・フランコ 、
   トーマス・ヘイデン・チャーチ 、トファー・グレイス

2007年/アメリカ/139分

おはなし Yahoo!映画

かつて暴漢に襲われて亡くなったベンおじさん殺害の真犯人、フリント・マルコ(トーマス・ヘイデン・チャーチ)が刑務所から脱獄。その情報を知らされ激しい怒りに燃えるピーター(トビー・マグワイア)は、メイおばさん(ローズマリー・ハリス)の制止の言葉も聞かず犯人の行方を追う。
*******

『バベル』を見に行った時、隣の映画館で上映していた映画の方が見たかったのですが
時間に間に合わず見れなかったのが『スパイダーマン3』だったんです。
どちらかというと『バベル』より見たかった映画だったので、『バベル』の上映後に
見ようと思えば見れたんですがお腹が空いたのもあり帰ってしまいました。
でも見れるときに見ないとそのまま、スルーしてDVDでの鑑賞になってしまうので次の日
にリベンジで行ってみました。今度は時間的にも余裕があって待合室で本なんか読んで
ゆったりと待たせてもらいましたよ。この日はお腹も痛くなかったですしね!
劇場に入ってみると人が少ない!私を入れて4人。
平日の夜だったから仕方がないのかもしれませんが 本当に大ヒットしているのかと心配
してしまいました。ちなみに4人の構成はケータイで仕事をしている感じで劇場を出たり入ったり
しているサラリーマン2組と高校生、そして私です。なんともいえない構成になっている客に
(もちろん私も含めてね)いつの間にか一人ツッコミを入れていました。不思議な客層だ!

まあそんなことはいいとして、映画ですが、なかなか面白かったですよ。でも『2』の方が
私は好きかな。なんか詰め込みすぎ感は否めない感じがするんですよね〜。
だからといって複雑な映画かといえば そうでもなくとてもシンプルだったと思います。
静と動、緊張と緩和などメリハリがあるので139分という微妙に長い時間が短く感じました。
でも私の偏見から思ってしまうことなのかもしれませんがこのような映画で139分は長いですよ。
やっぱり2時間は切って欲しいです。
*ネタバレあります。


見ていて思ったのは冒頭など寡黙に見せかけんがらも雄弁なシーンなどを見たりすると私の頭の
中にある1930年代の職人的なハリウッド映画っぽい感じもしなくもないし、時より香港映画っぽさ
を垣間見せる瞬間もありました。
あのピーターが不良っぽくなる所なんて香港映画度が高いですよ。脱力してしまいましたもん。
ジャッキー・チェンが変装と言えばヒゲとメガネというベタ過ぎるほどベタなミエミエの映画的裏ワザ
を駆使したり、バナナの皮で転ぶといういつの時代のコントだよっ!と誰もがツッコミを入れたく
なるジョニー・トーの映画などを思い出してしまいましたもん。

最近、思うんだけど香港映画度の高い映画って作家的な映画でありながらも職人的な映画であり
監督であるように思うんですよ。やはり職人的であるということは簡単のようで難しい立場であり
それを持続し続けることはなかなかできるものではないなと。
サム・ライミのことはあまりよく知らないのですが作家的な部分と職人的な部分のバランス感覚を
持ち続けている現在では少ない監督ではないかと どうでもいいかもしれないけど思ってしまいます。

だけどピーターが不良っぽいというかワイルドに変身したら髪を垂らし、すれ違う女性が振り向き
ピアノを弾いて微妙なダンスを披露してみせるというのはアリなのでしょうか。
私は笑いそうになりましたが我慢しましたよ。この単純さがたまらないというのありますけどね。

そしてキルステン・ダンスト(唐突だけど)。
私は密かにキルステン・ダンストのことが好きなんです。日本ではあまり人気はないですね。
どうも日本人好みの見た目をしていないと言うのが大きいのでしょう。私も最初は「誰だこいつ!」
と思っていたのですが はまったらカワイく見えてしまうのだから人間怖いものですね。
といいつつあまり評判のよくないみたいな『マリー・アントワネット』を見てないという致命的な
ことをしている私です。ちなみに彼女が出演している映画で好きなのは『エターナル・サンシャイン』
です。
逸れましたが『スパイダーマン3』は悩みを持ちながらちょっと影もあり、行動に無邪気さが少なく
なってかなり大人になった感じがしました。それはそれで魅力的ではあるのですが『スパイダーマン2』
の時の彼女の方が私は好きだな。やっぱり彼女には無邪気さとオトナっぽさが入り混じった存在で
いて欲しいです。まあ無邪気さもないことはないけどね。

『スパイダーマン3』の単純でその単純さは貴重だと思うんだけど登場人物もテーマもちょっと詰め込み
すぎたかなと思います。だからといって面白くないわけでなく非常に楽しめてしまうのだから 
なんともいえませんね。(わけのわからない文章になってんな〜。)
『スパイダーマン4』が製作される予定らしいですがトビー・マグワイアとキルステン・ダンストは
出演するのでしょうか?出演するとしても非常に難しいと思うんだけどな〜。


rabiovsky at 00:14│Comments(8)TrackBack(14)アメリカの映画 

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この記事へのコメント

1. Posted by kazupon   2007年05月15日 10:00
ラビオさん
そういわれてみたら、サム・ライミは香港映画
色をやや感じる監督ですね〜
自分は「死霊のはらわた2」や続編の
「キャプテンスーパーマーケット」が結構好き
なんですけど、マニアックそうでそうでもなくて、
シリアスなのにバカやってたりとか、そういう
ごちゃ混ぜ感が今回の映画にもいい意味で出てたような気がします。
キルスティンに関してはライミ監督なんか
どうでもいい!って思ってるような気がする
んですよね〜^^あの管理人の娘の方が
かわいい!って世界中で言われてそうですよ(笑)
エターナルの方が可愛く撮れてたと思いますし。
2. Posted by rabiovsky   2007年05月16日 01:14
>>kazuponさん
TBありがとうございました。
サム・ライミの映画ってあまり見たことがないのですがご都合主義的な
シーンが香港映画っぽいですよ。
マジメにバカをやるのがポイントを上げていますし、仰るとおり
マニアックにはならない所も好感度高いです。
いろんな如何わしさを散りばめてしまう所が魅力なんですがね〜。
彼には一度 香港で映画を撮ってもらいたいですね。

確かにキルスティンをサム・ライミはどうでもいい!って感じで
扱っていますね。そこが私にはツボでもあるんだけど世界的には
管理人の娘にいっちゃうのかな〜。いいですよ、キルスティン!(笑)
エターナルの彼女はカワイイ感じでいいですよね〜。
3. Posted by かのん   2007年05月16日 10:52
こんにちわ。
私の場合この手の映画はちょっと詰め込みすぎくらいなほうが細かいところが気にならなくなって丁度いいのかもしれません。文句を言う口も圧倒的な迫力で塞がれちゃったような気分です(笑)。「スパイダーマン2」はヒーロー物とは思えないような若者らしい苦悩や葛藤の姿が描かれていてとても心に響きました。実は今回初めてこのシリーズを劇場で観たんですけどそれも「2」がとても良かったからこそなんですよね。キルスティンは私も好きなんだけど日本ではウケが良くないみたいですね?
4. Posted by acine   2007年05月16日 13:52
rabioさん、お久しぶりです。
確かに、詰め込みすぎで一体今自分は何の映画見てるんだっけ?と思うことも多々ありましたが、終わりよければ、全てよし!
意外なトビーの一面も見れましたし。
私も、密かにキルスティン好き派です(笑)。
演技上手いし、可愛くないヒロインと言われても
私は彼女は好きですね〜。
でも、この監督は彼女に今イチ愛がないと思います。
”マリー・アントワネット”の彼女はもんのすごく可愛いですよ!お好きだったらぜひ!

なかなかコメ管理は難しいのですが、UPだけは復活させました。
5. Posted by rabiovsky   2007年05月17日 21:02
>>かのんさん
TBありがとうございました。
こういう映画は勢いで最後まで押しまくって欲しいですね。
圧倒されて文句を言おうとしても思い出せないと言う時もありますが(笑)
その後、ジワジワくれば尚いいですけどね。
『2』はそのような感じだったのですが、今回は『2』ほどじゃ
なかったです。心に響くまではいかなくても楽しめる映画ではあり
ましたね。

キルスティンって日本ではイマイチ認知度が高くないし、どうも
日本人好みの容姿ではないのがウケが良くない理由でしょうね。
でもいろいろ見ていると可愛く見えてくるんだけどな〜(笑)

6. Posted by rabiovsky   2007年05月17日 21:09
>>acineさん
お久しぶりです。完全復活まではいかないのですね。
という私も更新頻度が少なくなってしますけどね。
無理しないことが一番ですよ。
完全復活の折には遊びに行かせて貰いますね!

詰め込みすぎな割にはあの黒いやつはなんなのかわからないまま終わり
ましたが、終わりよければ全てよしですね!楽しめましたしね!
>私も、密かにキルスティン好き派です(笑)。
意外と多いのでしょうか(笑)
やっぱキルスティンは日本では女性には受け入れやすいのかもしれ
ませんね。日本人男性には触手ののびない容姿だと思います。
>でも、この監督は彼女に今イチ愛がないと思います。
そう思う人って多いみたいですね。私は出演しているだけでOKです(笑)
熱狂的なファンではないですけどね。
『マリー・アントワネット』はレンタルが開始されたらすぐ見るつもりです。
7. Posted by 丞相   2007年05月31日 21:34
私も、サム・ライミ監督作はスパイダーマンシリーズぐらいしか見ていないので
何とも言えないのですが、今回はやたらと香港映画色が強かったと思います。
「不良=前髪たらり」というのは、バナナの皮でころぶのに匹敵するほど、
ベタな感じがしますね。香港映画でいうところ『インファナル・アフェア』の
緻密な物語の反動で、『頭文字D』を作った流れに近いのではないでしょうか。

終わってみれば面白かったのですが、ハリウッド映画ならではの面白さと
しては、私はトニー・スコットの『デジャヴ』をより評価したいと思います。
あのぶっ飛んだカーチェイスのシーンは、いまだにはっきり覚えていますから。
rabiovskyさんが以前おっしゃったように、映像表現の面では、サム・ライミ
よりもトニー・スコットのほうが上かもしれませんね。
8. Posted by rabiovsky   2007年06月01日 00:17
>>丞相さん
TB&コメントありがとうございます。
ほんと今回は香港映画色が強かったですね。
「不良=前髪たらり」というバナナの皮並みの単純さが魅力では
あると思うんですが、それを普通にやってのけるのだからある意味
スゴイですよ。
『インファナル・アフェア』→『頭文字D』というのは面白い!
なるほど、ありえそうだから怖いです(笑)
スコセッシもここらへんを把握できていればあの映画も少しは面白く
なったかもしれません(笑)

ハリウッド映画の面白さを追求しているのはサム・ライミではなく
トニー・スコットだと思います。サム・ライミはどちらかというとハリウッド
よりも東海岸などの匂いがあるように思えます。
舞台がシカゴだからかな〜。
あのぶっ飛んだカーチェイスのシーンはサム・ライミには撮れないですよ。
でもそれが撮れないのがサム・ライミの魅力でもありますし。

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