ラブうさ日記

いい事あるかな・・・

15年の月日が流れて
15回目の天使の日を過ごした

兎にも角にも



あの子と一緒に過ごした17年間に
会えなくなった月日が
こんなにも近づいてしまった


生きていれば
33歳になる




4月になり 遅い桜が満開となって
花冷えの日が続いたお陰で
長いこと 桜を楽しめて
雨が降って
強風吹いて
あっと言う間に花びらを大地の絨毯に変えて
そして今はもう
ソメイヨシノからバトンタッチで 
八重桜
ハナミズキが咲き
そろそろ藤の花が色を付けて来た

暑いと感じる日もあれば
暖をとる日も
そんなこんなで
今日はもう2017年4月22日
あと一週間でGW
初夏となる
月日の流れは
とどまる事を知らない川の如し
なんと早い事か








原田マハさんの「リーチ先生」を読んだ
464頁もの厚さ
返却期限2週間
読み切れないと半ば諦めていたけど
何とかギリギリ完読

リーチ先生とは 「バーナード・リーチ」

イギリス人の陶芸家であり
画家でありデザイナーでもある実在の人物
イギリス人の父と母の間に香港で産まれる
母は出産後に死去
その為に 日本に暮らす母方の祖父に引き取られる
四年後 父の再婚で香港に戻るも
父の転勤でシンガポールへ
そしてイギリス本土へと移り住み
1903年
芸術家を志してロンドンの美術大学へ入学する
が…間も無く父親が死去
やむなく大学を辞め銀行に勤める
が…
芸術家を忘れられず退社


1909年22歳で再来日
そしてこの物語は始まる


時代は明治から昭和に掛けて
日本とイギリスの架け橋となる事を目指して来日したリーチ(バーナード・リーチ)は 美大で知り合った高村光太郎をつてに高村の実家を訪れる

この物語の準主役
架空の人物「辻亀乃介」も
やはりひょんな事から知り合った高村光太郎に導かれ高村の実家の書生となり
このリーチと一生の縁を持ち
助手となり献身的に仕え支える

リーチは芸術家として活動するうちに
その後人間国宝となる柳宗悦を始め 
富本憲吉 濱田庄司 河井寛次郎 
高村光太郎などと交流を深め
絵画から陶芸家への道を極め大成した

いずれも実在人物でる

陶芸の世界など 何も知らないが
ここに新しくも偉大な陶芸家を知る事に

やはり原田マハさんは凄い

感動のラストを見せてくれた




ドウダン
「満天星」と書く

ようやく長かった「冬」も終わり
春爛漫
街が色とりどりの花達で飾られて
そしてようやく桜の淡いピンクが
街を染めている

一年で最も「女性」を思わせる季節だと思う


そして
先日火曜日に 神代植物公園へと
一人車を走らせた


桜を見たいと…






春の薄手のコートも スカーフも要らない

春を全身に浴びて歩けた幸せ

自由に
ひたすら自由に








あさのあつこさんの「天を灼く」を読んだ
「燦シリーズ」を思わせる 似かよったお話だと思う

財政厳しい天羽藩の重臣と
藩政に入り込み私腹を肥やそうとする豪商との癒着問題で
大組組頭がその罪を負わされ切腹を命ぜられる

天羽藩大組組頭「伊吹 斗十郎」は
豪商 「出雲屋嘉平」と裏の繋がりを持ち
裏金を受け取り私腹を肥さんとしたとの
汚名を着せられ切腹を命ぜられる
厳しい山奥の「能戸の沢」と呼ばれる流刑地に捕らえられている斗十郎は
牢番の「柘植左京」と言う男に
息子「藤士郎」に 己が刀を持って来るようと伝えさせる
その柘植とは ただの牢番ではなかった

刀を持参した藤士郎に父斗十郎は
「これをお前に遣わす」そしてその刀で「私を介錯せよ」と命ずる
自分は藩の捨て駒となり切腹すると言い残し 我が子に介錯をさせ果てる

まだ元服前の藤士郎が
父の汚名を晴らせるのか…

藩政改革の為に
斗十郎が持っていた癒着の証拠となる書き物の存在を知った藤士郎は
父から受け取って介錯をしたその刀に隠されている事を確認
さて それをどうしたら良いのを
模索する中で
親友である「五馬」と「慶吾」に打ち明ける

藤士郎には 母と姉がいる
家を追われて 田舎暮らしとなるも
親友達やその母達の温情に救われる
姉の明るさから
ほのぼのとした暮らしの中で
母を痴呆が襲う
そして藤士郎の危機を救い
その身を守ると伊吹家で働き始めた「柘植左京」
牢番であった柘植とは 敵か味方か…
そして父の汚名を晴らせるのか?
「続く」とは無かったが
まだ先があるような途中終了
これもシリーズ物になるのか?





神代植物公園で見付けたカタクリ


同じくの
キクザキイチゲ









都内では「満開」宣言が出たソメイヨシノ
八王子では 一分咲きにも満たない?
今年は いつまでも寒いから
開花も遅い
家の中に避難させている鉢植え達も
中々 外に出せないでいる

さて
いよいよ最終章となった「燦」シリーズ
「8 鷹の刃」
7「天の刃」で
刺客により闇から放たれた銃の標的となった燦
そしてその銃口が向けられた圭寿は…
で終わった

ドキドキしながら開くと
伊月が遊女となってしまった篠音に会い
救い出す約束をしての帰り道から始まった
月夜に轟く鳥の声に不吉な胸騒ぎがし
城へと急ぐ

銃口を向けられていた藩主圭寿
その先から羽音と甲高い鳥の声
そして悲鳴
燦により集められた梟(フクロウ)が
刺客を襲っていたのだ
そして事を失敗した刺客等は
口に含んでいた毒で自害し果てる

その頃
江戸から静門院(於よう)とお吉が
田鶴へと道を急いでいた

圭寿は本気で田鶴を変えていかなければと 藩筆頭家老 吉倉伊左衛門に戸上蔵之介を追求させ失脚に追い込む
そして商人常陸屋宗三郎は身の危険を思い 伊左衛門への圧力として
過去を暴いて伊月に取り引きを申し立てる
その過去の内容とは…

於ようとお吉は 田鶴に到着すると
図らずも伊月の生家に身を寄せる事になり 
遊郭から救われた篠音と燦もまた
伊月の生家に家が見つかるまでと
身を寄せた
そこで伊月と於ようは再会し
愛を確認するも…

失脚を恨んだ戸上の手の者が
筆頭家老伊左衛門宅 伊月の生家に火を放し刺客を送り込む
そして於ようは…

常陸屋宗三郎により
筆頭家老吉倉伊左衛門の
圭寿の父「常寿」への恨みから企んだ伊月と燦 そして圭寿の驚くべき生い立ちが暴かれる


長いシリーズが終わった
燦や伊月や 圭寿に会えなくなる
またいつか…は無さそうだ

3人の少年達の成長を楽しませてもらった

ありがとう
あさのあつこさん


昨日観た絵本作家甲斐信枝さんの番組
「足元の小宇宙」の中に出て来た
朝陽を浴びてキャベツの葉に現れた宝石の様子







甲斐信枝さん
御年86歳のおばあちゃん
素敵なおばあちゃんだ


これは 今朝空き地に見付けた光の玉
キラキラと美しく輝いていた
まるで水晶玉のように…







春の始まり
桜の開花便りも届くのに
いつまでも寒さの残る日が続いている
「もういいよ!!」って叫び出したくなる
もうすぐ四月…


先日 図書館で原田マハさんの最新版をネットで見ながら予約していた時
そこに出ていた「永遠をさがしに」も予約していた私
「?読んだかな?」と一瞬思った
まぁいいか〜とそのまま予約
他はだいぶ待つのに
それは最新版では無かったので
すぐに借りる事が出来た

やっぱり読んだ
それはいつかと調べたら
6年前
読み始めてもその先が出て来ない
「忘れてる…」

小澤征爾に次ぐ世界的有名な指揮者
「梶ヶ谷奏一郎」の娘「和音」は高校一年生

和音の母「時依」は奏一郎のオーケストラでチェロを弾いていた

そんな夫婦の元に生まれた和音は
母によって幼い頃からチェロを弾く事を
余儀なくされていた
母は和音に厳しくチェロを教える毎日で
友達と遊ぶ事さえ無かった和音


和音の慰めは友達から譲り受けた一羽の鳴かないカナリアだった
カナリアに付けた名前は「とわ」
母の時依の「と」と和音の「わ」
とわ
永遠
「永遠」とは
「絶対に誰にもみつけられないもの」と
母は言う


和音が10歳の頃のある日
カナリアが消え
そして母も突然 姿を消した

そしてチェロを弾く事をやめた

父親の事務所の女性達や家政婦さん達の世話を受け 母の居ない日々を過ごす

そして高校一年のある日
父親はアメリカマサチューセッツのボストン交響楽団に単身赴任する事になる
「一緒に」と言う父の申し出を断る和音

アメリカに出立する少し前のある日 
学校から家に帰ると
見知らぬ女性が勝手に家に入りこんでいた
そして
「今日から私があなたの母親だ」と名乗る
奏一郎と結婚したのだから和音の母親で
今日からここで暮らすと言い出す

女性の名は「真弓」
真弓もまた奏一郎のオーケストラで
時依の後のチェロ弾きだった

一風変わった真弓に反発を覚えながらも
真弓の魅力に
惹かれる和音

和音 16歳の誕生日の夜
真弓から誕生日のプレゼントだと渡された一通の手紙
その文字は懐かしい母の文字

16歳の誕生日に渡して欲しいと6年前に時依から頼まれた手紙だった

そこに書かれていた真実
何故この手紙を6年前に書いたのか
何故 母が突然家を出たのか
何故チェロを辞めたのか
そして
カナリアが居なくなったのは…

そして母のたった一つの夢
「未来のあなたがもう一度チェロを弾いていること」

「どうかあなたが演奏していますように。
私の命が間にあえば それを聴けますように…」
それが
それだけが
たった一つの夢です。


そして和音は再びチェロを弾き始める
「その日」の前に
間に合うように…




















昨日から降っていた雨が 
午後になってようやく上がった
青空が広がって 風は冷たいものの
陽射しは暖かくようやく開き出した草花達が気持ち良さげに風に揺れている






あさのあつこさんの「燦」シリーズ 
ようやく私の番になったシリーズ7「 天の刃」
昨年7月に読んだシリーズ6から8カ月

どこで終わった?

そうそう
ようやく江戸から戻った藩主「圭寿」「伊月」と「燦」
燦は帰りを待っているはずの
「篠音」と「與次」の元へ駆け付けると
何者かに不意に襲われ
飛礫が燦の体に食い込んだ…

そこで終わったシリーズ6

燦を襲ったのは何者か?

それは篠音と共に燦を待っていたはずの
與次だった
篠音と與次の静かな暮らしを襲った闇神波によって
與次は傷めつけられ
篠音は女郎屋に売られていた

帰って来なかった燦に
「遅すぎる」「お前を許さない」「俺の敵だ」と與次は燦に言い放ち姿を消す

汚れた身で燦に会えば 必ず篠音は自害する
それをさせまいと
燦は篠音を救い出して欲しいと
傷付いた身体で圭寿と伊月の元へ行き
初めて2人に頭を下げる

そして伊月は女郎屋へ
篠音は「桔梗」と名乗り
三百両の大金で見受けされようとしていた
その見受けを申し出た商人は…

一方
藩政の腐敗が進んでいる田鶴藩
水害に見舞われた村々を建て直すお金が無い
そのお金を貸し出す代わりに
村々を我が物にし藩政に食い込みたい大店常陸屋

伊月の父であり
筆頭家老佐倉伊左衛門を
藩主圭寿がその真意について問いただす

次席家老「戸上蔵之介」が大店「常陸屋宗三郎」と手を組み藩を思い通りにする為
また私腹の為に手を組んでいる事実を確信する

まさに篠音の見受け先が この常陸屋宗三郎であった

筆頭家老伊左衛門や
江戸から戻った圭寿達により
思い通りに事が進まない事を察した戸上蔵之介は
事もあろうか藩主圭寿と伊左衛門の暗殺を企だてる

そして圭寿の屋敷内で
闇にまみれ銃口が火を放ち
居合わせた燦は圭寿を守り
その体に覆いかぶさった
圭寿の上のその燦の身体が大きく弾んだ
そして地面に転がる…
そしてその銃口は圭寿へと…

果たして圭寿は
燦は

次号に続く…

僅か174頁の文庫本
テレビドラマであるなら
30分番組か?!

今回は昨日 次号が私の番になったとメールが入った

よしよし
明日には続きが読めるぞ!!

しかし
今回予約本が3冊
誕生日に頂いた原田マハさんの本が1冊
そしてお客様が「叔父が書いた本で読んで欲しい」と持って来た1冊
溜まってしまったな…

それにしても寒い
もう3月も終わるのに…


ムラサキハナナ(諸葛菜)がようやく開き出した




諸葛菜 咲き伏したるに 又風雨

                   水原 秋櫻子


見え隠れ 春の陽気は またいずこ


朝から冷たい雨
せっかくの休みなのに
出掛ける気分にもならず
まごまごと家事をして一日が終わってしまった
夜には長男一家が私の車の車検で
車を取りに来た
勿論夕食は「焼肉屋」さん
孫は 四月になれば二年生だ
孫の成長に目が細まる  

さて
本日ようやく一冊の文庫本完読

「東京すみっこごはん」 成田名璃子
2話を昨年読んで
今回は1話
都内 某所
商店街の奥まった細い路地を入った辺りに古ぼけた一軒の家があった
そこは 年齢も職業も異なる男女が集い
くじ引きして料理を作る当番を決めて
そこにある「レシピ本」を元にその日の夕食を作り 皆で食べる場所である

今回は
イジメに悩む女子高生「楓」の話
結婚に憧れ 悩むOL「奈央」の話
生きる意味を見失ったタイから来た「ジェップ」の話
密かにある女の子のブログに異様な程にのめり込む男性「丸山」の話
そして暴かれる「すみっこごはん」の秘密
傷付いた人達が 吸い寄せられるこのお店で 家庭料理と人達の温かさに触れ心を解きほぐしていく

意外な展開のラスト
面白く読んだ



暖かい日と寒い日と
一喜一憂する季節となって
桜の開花予報まで出て来た
今日は長かった冬の終わりを告げる啓蟄
 気持ちだけでも
冬眠から目覚める感覚
待ち侘びた春

ヒメリュウキンカも咲き出した


さて
そんな爽やかな早春に
オゾロオゾロしいお話で恐縮
原田マハさんの「サロメ」を読んだ

サロメ
新約聖書の聖マタイ伝に
ごく短い記述があるそうで
確かに存在した人物を「サロメ」とし
芸術家達が 写し取った人物らしい

そこには オゾロオゾロしいお話がある

ユダヤのヘデロ王は
兄を殺害し
その兄の妃だったヘロディアを娶った
これに意見した預言者ヨハネ(ヨカナーン)を牢につないだ
ヘロディアはヨカナーンに殺意を抱くが
ヨカナーンが聖人である事から
ヘデロ王はそれを許さない
ヘロディアには娘が居た
その娘にヘデロ王は色目を使うようになりヘロディアは嫉妬する
ヘロディアの娘は牢につながれた聖人ヨカナーンに強引に会い
美貌の持ち主のヨカナーンを一目見て恋に落ちる
口づけをせがむがこれを激しく拒絶される

ヘデロ王は誕生日にヘロディアの娘に踊りを披露するよう強要し
要求に応じて自分に色目を使う義父ヘデロ王の前で
エロチックなダンスを披露する娘
喜んだヘデロ王 は
「何でも褒美をつかわす」と約束する

そして娘の要求した褒美の品とは…

「ヨカナーンの首を」

そしてヘデロ王は約束通り
言われた褒美を娘の前に差し出した

その娘の名が「サロメ」

これが「サロメ」のお話で芸術家達により戯曲となりオペラとなり語り継がれている


↑この絵はそのサロメの戯曲の本の挿絵で
それを描いた若き芸術家「オーブリー・ビアズリー」と
この戯曲を描いた「オスカー・ワイルド」のお話を
オーブリーの姉の「メイビル・ビアズリー」が話していく

1891年 場所はイギリス
当時のイギリスでは男色家は法律で禁じられ 捉えられ罰された

ある日オーブリーは
姉の計らいで 
憧れの有名な画家「バーン・ジョーンズ」の家を訪ね そこで
運命の人オスカー・ワイルドに出会う
名もない若いオーブリーの描く絵を見てオスカーはすっかり気に入り
自分の書く戯曲「サロメ」の挿絵を委ねる

異常なまでに入れ込んで挿絵を描くオーブリー
オスカーはオーブリーの絵画だけでなくオーブリーにも愛を注ぎ
二人の間には禁断の男色家の愛が生まれた

オーブリー・ビアズリーの描く絵は
上の写真(サロメが褒美に貰ったヨカナーンの首を眺め その唇に口づけをするシーン)のように紙にペンとインクだけで描くもので この技法で挿絵画家として活躍したが
それから僅か五年で
子供の頃からの持病「結核」により
25歳の短い生涯を閉じた
その生涯は実に悲運な人生であった
その悲運さは
姉のメイビル・ビアズリーも同じで
女優として自力で活躍の場を掴む事は出来なかった
それ故にこの姉弟の悲運さが生まれたのかも知れない

実在人物の生き様を
オドロオドロしいサロメに重ねて描いた小説で
中々に面白いお勧めの一冊だ

それにしても原田マハさん
「楽園のカンヴァス」以来
ずっと美術の世界を描くお話ばかりが続く
先月の誕生日に友人にプレゼントで頂いた「暗黒のゲルニカ」もまた芸術家「ピカソ」を描いたもののようだ
楽しみに読み始めた


原田マハさん
やはりスゴイ!!





あぁ!
わたしは とうとうお前の口に
口づけしたよ
ヨカナーン
お前の口に口づけしたよ
    
            オスカー・ワイルド〈サロメ〉




春めいて来た
黒土の上に


二輪草と山吹草の芽吹きだ
土とのにらめっこ
この季節がまたやって来た


百田尚樹さんの「雑談力」を読む

人との会話の話題に事欠く私に
「役立つ」との名目なのだから
これは読まねば❗️
う〜ん 難しい

第1章
人を引き付ける話をする技術
(つかみ)が大事とか
例えば
バーバリーライオンの大きさや
個体数の激減とかいう話
バーバリーライオンって知らなかった

人工衛星は永久に落ち続けている話とか
地球上には自然界で生きていけない動物がいるとか
葛飾北斎が生涯において93回も引っ越したとか
その北斎が最後に引っ越した家は
その昔 北斎自身が暮らしていた家だったとか
シャチの体重は10トン?!
万里の長城の長さは?
更に数学の話にまで
微積分??

飛ばし読み…


百田尚樹さんの笑える体験談
これも会話の話題にはならない

「相手ではなく 自分が関心を持つ話題を探せ」
そう
百田尚樹さんの話題には
正直 どれも関心が無いものばかり
そのどれもがマニアックで
物書きとは かくも多方面においての
知識人なのだと
そちらに関心…いや感心した
しかし
「意外なオチは記憶に残る」では
あの「板垣死すとも自由は死せず」
実はこの名言
遊説中の板垣が暴漢に襲われて左胸を刺された時に板垣が発した言葉とされているのだけど
実際には「あっと思うばかりで声も出なかった」
「痛い!医者を呼んでくれ」と叫んだとか…
そんな話がオチと言う辺りが
面白い話になった

「時代の不運に泣いた人の話」
世界で初めてグライダー飛行したのは何と日本人だとか
江戸時代中期に(浮田幸吉)と言う表具師が空を飛ぶ事を夢見て
試行錯誤で作って完成させる
そして数十メートル滑空したそうだが
それを見た人々が「天狗が飛んで来た」と大騒ぎ
人々を騒乱させたと捕らえられ
所払いという処分を受けたそうな
そらから64年後にイギリスで浮田と同じ原理で成功
「世界で初めて有人グライダー飛行に成功した」とされたとか
その後も浮田は滑空成功させ世を騒がせた罪で死罪になったとか…
時代の不運としか言いようが無い話だった
歴史上の有名人の意外な裏話では
宮本武蔵の話
巌流島での果し合いでの話で
実はこの時 武蔵は19歳?(29歳とも言われているそうだ)
小次郎は60歳位だったらしい
武蔵は決闘の時間に遅れたと言われているけど実際は定刻通りに行ったそうで
そしてあのカッコいい決闘シーンも
実は小次郎は1人
対する武蔵は弟子を何人も連れて行ったそうで
小次郎はその弟子達が集まって殺したそうな…
えっ!!何それ!!って話だ

かの野口英世にもオチの話があった
知りたくなかった野口英世の醜態
優れた人物と捉えられているはずが
女好き
遊び好き
借金して女遊びにつぎ込む?!
実はアメリカに渡る際
金持ちの娘と婚約し
その家からお金を引き出したとか
小児麻痺と狂犬病の病原菌の発見も
黄熱病の病原菌の発見も
野口英世の使っていた顕微鏡では見付けられないものだったそうで…
野口英世の死因も一説には淋病とも梅毒とも…

ただ…
これらの話を雑談として出来るのか?!
はなはだ疑問
この本を読んで雑談力が付いたとは
私に限っては言えない
読解力が無さ過ぎなのかな?




















寒い寒いと思ったら
雪が舞って来ている❄️
今日は一日中ストーブ必需品

火曜日(7日)山梨の主人の実家に行って来た
青空に富士山が美しく映えていたけれど
八合目辺りから上
積もっている雪が
風に舞いあげられて吹雪いているのが見えた
子供の頃から何百回と見ている富士山
それでも感動する山





今日9日は「ラブうさ」HPを開設した記念日だ
2002年4月に娘を亡くして
どん底の日々を過ごしていたあの日々
ふとした新聞記事から娘の描いた絵で
絵本を作る事を決めて
沢山の方達に力を頂いて
翌年の1月に出版にこぎ着け
それに伴って
従兄弟がHPを立ち上げてくれた
その日が今日
パソコンを変えてから
HPビルダーの使い方が解らなくなって
更新も書き換えも出来ないまま放置
このブログだけが一人歩きしている状態
それでも
娘の生きた証のHPを消去する気にはなれない
カウンターも無くなってしまったので
どの位の方が訪れて下さっているのかも
定かではないけれど
1人でも 裕子の存在を確認してくれる人が居てくれたらな…と
当時の天使仲間さん達も
どうしているかな?と時々思い出す
悲しみ深く 暗い海の底に沈んでいたあの頃 「同じ」を話して慰め合っていた事
助けられた仲間達
助けられたHP
14年の永きにお付き合い下さっている方達

全ての人に感謝しますm(__)m




久々の更新
何だかここは読書記録の場所になってしまったな…

新しい年が始まり
あっと言う間に2月に入り
そしてもうすでに6日経つ
寒さ真っ只中
風邪も引かず 病も無く
元気に働けるのだから有難いのだけど…
それでも付きまとう不満も愚痴も怒りも…
「こんなことは 大したことではない」と思い込めば 怒りもあんがい凪いでいくものだと教えてくれたのは
久し振りの大沼紀子さんの「真夜中のパン屋さん」の一節だ

人間とは思い込みの生き物なんだな…と

私は不幸だと思い込めば
その人生は不幸で固まる
それでも私は幸せなんだと思い込めば
不満も愚痴も怒りも思い込んだ幸せが消してくれる

思い込もう
私は幸せだと

久し振りの「真夜中のパン屋さん」
第四弾は少々長いお話となっていて
読めども中々進まなかった

今回のお話は
都会の真ん中にある真夜中だけ開く不思議なパン屋さんに居候している女子高生「篠崎希実」の出生に絡む大人達の愛の行動 表現とでも言おうか
希実の母と美和子の過去や
希実の父親は誰か?をミステリアスに
話を進めていく

ある日希実達の前に 背が高く細身の男が現れた
長髪にサングラスを掛け
日傘を差すと言う出で立ちの異様な男だ
その男
希実の出生についてある画策があり
事件を引き起こす
悪人?と思いきや…
そして希実の母律子が病で入院していた
そこに律子と離婚した希実の父親が現れるのだが…
ここで希実の出生の秘密が明らかとなるはずが 中々進まないお話で
希実の父親については
最後に思いもよらない展開となるのだった
そして騒動も解決されるが…
ラストはちょっと切ない結末になった

今回はオーナー「暮林」とそこで働く「広基」以外のレギュラー人は出番がほんの僅かで今までとちょっと違う話の進み方だった
それでも変わらないのは悪人が居ない事
こいつは悪人か?と思って読み進めると
なんだ〜いい奴だったんだ〜となる

大人達の優しさに守られて
悲運の少女も「幸せな子」と思える
「皆んなに守られて幸せだ」と思い込める

少々心に同感を覚えた小節を残しておこう

記憶というものは
あらゆるものに紐付けされている
そのものを見れば
そのものにまつわる人を思い浮かべる
何かを見掛けたり
何かをする度に
その人にまつわる事柄をふと思い出したりする
亡くなった人の影と言うのは
時に 生きている者のそれよりずっと濃いのだ

けれどしばらくしたら
思い出す回数も減っていって
そのうち違う思い出に塗り替えられていくはずだ

幸か不幸か
この世界は
常に流動し続けていくものだ
変わっていく
何もかも
喜びも
悲しみも

だからどうにか生きていける






昨日は暖かな陽射しに感謝したのに
今日はまた冷たい風が太陽の陽射しを遮ってしまった
寒い>_<
体感温度はかなり低い

昨日 原田マハさんの「ロマンシェ」を読み終えた📖
またまた美術関係の小説だ
原田マハさん
頭の中は美術でいっぱいのようだな
勿論 その経歴からも
美術の知識は高いものがあるのだろうけど 私にはサッパリ…
今回のお話は
主人公「遠明寺 美智之輔」
与党参議院議員の父をもち 
「将来は政治家に」とその父親は考えているが
本人はそんな父親を説得して美大に進み
ひょんな事から 卒業後 パリの有名美術学校「エコール・デ・ボザール」へ…
と…ここで思い込みしていた「有名美術学校」ではなく個人経営の画塾だった
それでもチャンスとばかりにパリへ…

ここで読み始めから不自然な「?」を感じながら読み進む
主人公は「あたし」と自分を呼び
美大で同級の「高瀬君」を慕っている
???
男の子の名前の女の子??
えっ?
母親は「息子」といい…
高瀬君からは美智之輔に想いを寄せる女の子を紹介され…
美智之輔って
男の子?女の子?


美智之輔には 入れ込んだ愛読書があった
それは作者不明の「暴れ鮫」
25年前からのシリーズで
累計一億冊踏破しているハードボイルドアクションエンターティメントシリーズ
世界的大ヒット作品という事だ
変な内容だけど
これが後に美智之輔に大きく関わってくるのだ

話はパリへ
パリでフランス語を学んだり生活費の為 美智之輔はレストランでバイトをしていた
パリでの呼び名は「ミシェル」
そのバイト先に現れた1人の女性?
いや女装の男性?
テーブルに置いたパソコンに向かい
見るも鮮やかな程のタイピング
その手はペンダコならぬ
キーボードダコ
短いおかっぱ頭でベース型の顔に
小さな目
そんな彼女?彼?が
実はあの「暴れ鮫」の作者「羽生光晴」(はぶみはる)だった
みはる?
そう女性だった
みはるは誰かから追われる身で
美智之輔は危機からみはるを救い
その後 みはるが匿われている「リトグラフ工場」『idem』へと案内され
リトグラフの魅力にはまり
みはる(ハルさん)を守り世話をする事になり 美智之輔自身も隠れる為に
この工場に身を置く事になる

学生ビザも切れる事から
日本への帰国も迫る
それでもパリに居たいし美術の夢も
リトグラフにも未練が募る
そんな中
ずっと心に秘めていた高瀬君が突然パリに現れる

ビザが切れ帰国が迫る事も
高瀬君への想いも
ハルさんの事も
ハラハラドキドキしながら読む
そんな馬鹿な〜と
思いも寄らない展開に唖然
まぁ小説だから


原田マハさんらしからぬラブコメ
それでも美智之輔があまりにも不憫で
ちょっとウルウルする場面もあり
中々 面白く読んだ



今年も咲いてくれた
"オンシジューム トゥインクル"






惜しげなく全てを切り取り
裕子の仏前に飾った

2017年明けて早くも2週間が過ぎた
あんなにも重荷だった暮れから正月も
無事に過ぎて行った
毎年の事ながら
寄る年波に年を追うごとに体がキツイ
まぁ有難い事に 今年のお正月は暖かだったので それだけでも体には優しかった

さて読書など出来なかったのに
ようやく読む時間も取れるようになった
一昨年の暮れに予約した「わが心のジェニファー」

ようやく私の番になり
久々の活字をワクワクと読んでみた
読み始めは中々面白く読めた
そのうち中弛み?
なんだか白ける
そしてラスト
えっ?出来過ぎ〜

ニューヨークに暮らすラリーは
頭が良くて美人の恋人ジェニファーに
プロポーズをする
するとジェニファーは
「1人で日本を旅して来て」と告げる
ジェニファーは何度か日本を訪れている
日本贔屓の女性
何故?との疑問も湧いたけど
まぁ読めばわかるだろう
日本に着いたラリー
まず成田空港のトイレの温水洗浄に驚きと戸惑いを感じた
えっ?ニューヨークには無いんだ?
まず東京から京都へ向かう
3分に一本の割で時間通りに来る新幹線に
驚く
そして京都
季節は10月紅葉の秋
清水寺で知り合った「まこと」という女性と…
あんなにも愛してやまないジェニファーがありながら何故??
かなり白けた
女性も女性で 日本人女性はそんな尻軽か?と叱咤したくなる
そして大阪から別府へ
そこから東京に戻り
また浮気心が…
その女性との別れ際
「北海道 釧路の鶴のダンスをぜひ見て来て欲しい」と嘆願される
ジェニファーからも「北海道の雪原の鶴ダンスを必ず見て来て」と言われていた
そして釧路に向かい 雪原で驚きの出会いが待ち受けていた
そんなバカな展開あり?
出来過ぎと違う??
……
ラリーは日本での風習や風景 食べ物に驚く事ばかり
読む私は
『10月で「紅葉」??の季節から3週間後
東京で迎えた「台風」??
そして北海道で「雪」??』
と驚くばかり
そして随所に現れる英語
?何て意味?と一々調べるのも大変
殆ど日本語で書き表しているのに
何故そこ英語??

本当に浅田次郎さんが書いたの??

私の感想は
ちょっと残念な一冊だった



昨年 寄り付かなかったメジロ
今年は可愛い姿を見せてくれている




さて最強の寒波により
今日は本当に寒い1日だった
明日(もう今日だけど)はもっと寒くなる予報
あちこちで雪 しかも大雪の映像がテレビ画面に映し出される
(この辺り 寒いくらいならまだましだな)と思える


しかし寒い…


定休日
昨夜から密かに計画を立てていた日帰り温泉


99%「行かない」と言うだろう主人を
一応誘い
(やっぱりな)と
一人高速に乗った
このところ
毎週毎週出掛けている
長野
青梅澤乃井
奥多摩湖
山梨と
今年程 紅葉を満喫した年も珍しい

今日は天気も最高☀️
10時半前に到着


そのまま温泉へと直行♨️♨️

独り占めの露天風呂で
亀の甲羅干しのように
火照った身体を陽射しにさらし
またお湯に浸かりと
約50分程ものんびりと時間を過ごした

そして今 テラス席に座っている


驚いた事に


すぐ横には

雪が…
陽射しは熱い

天気が良い事が幸いで
ガラガラに空いている


さて露天風呂に浸かりながら
昨夜読み終えた三浦綾子さんの「母」を想った

予備知識無しで読み進み
そしてラストに入り
ようやく「えっ!!」
この母は…


小林セキさんと聞いて「あああの人の…」と判る方も多いだろうけど
私はどんな母なのかと
その母の秋田訛りのお話を聞いていた
「聞いていた」?とは
このお話はセキさんが 長女「チマさん」の嫁ぎ先の家で 
相手は取材人なのか?
語り口調で進んでいく

秋田県北秋田郡釈迦内村で生まれたセキ
貧困な農家でセキは口減らしのように
わずか13歳で同じ北秋田郡の下川治村の「小林末松」に身一つで嫁ぐ
この嫁ぎ先もまた貧困な家で
かつては「駅亭」(旅人や馬を泊める宿屋のようなもの)を営み
羽振りの良い家だったようだ
学があり 金があり 財産はあり
そんな家を潰したのは
長男の「慶義さん」
事業が好きで相場に手を出して借金を作った
そして慶義さんは鰊景気に湧いた北海道小樽へと荒海を渡った
これがセキ一家を小樽へと導いた始まりだった

セキは22歳で長男「多喜郎」を
27歳で長女「チマ」
そして30歳で次男「多喜二」を生んだ
その後34歳で次女「ツギ」を生むが
その年
小樽の慶義の所で働き出した長男「多喜郎」を病で亡くす事になる
この時 夫婦で秋田から駆け付けるが
長男多喜郎の暮らした小樽へと移住を決める

貧困に苦労をしながらも
働き者のセキは萬パン屋を営みながら
子育てに励んでいた
特に次男「多喜二」は頭もよく
絵を描く事もそして小説を書く事も並外れていた
その上 持って生まれた正義感と
並々ならぬ優しさは本当に素晴らしい

その多喜二が銀行員となり
そして貧困に苦しむ人々を救いたいと
何やら活動を始めたのも
優しさからだろう
そして出版した「蟹工船」は人々に広がって多くの人が読む事となる
そう
この多喜二は蟹工船の作者
「小林多喜二」
セキはこの母であった
多喜二はその後共産党員となり
共産党大弾圧で
警察に追われる身となり
スパイと知らず出掛けた先で囚われの身となる
そして多喜二の好物を作り帰りを待つセキの元に
「多喜二獄中での死」の知らせが届いた

セキ60歳
多喜二30歳の冬2月20日の事だ

冷たくなった多喜二
その体は
釘か千枚通しのような物で刺した無数の傷
そして下っ腹から両膝まで
墨と赤インクでも混ぜて塗ったような恐ろしい色の変色
死因は心臓麻痺とされていたが
明らかな拷問による殺人だ

それからのセキの嘆き悲しみ苦しみ

あぁ…
後悔ばかり
あぁ…
お前を生んで悪い事をしたんだろうか…
あぁ…
お前 死んでどこへ行っているんだろうか…
神も仏もあるもんか!!
本当に神様が居るなら見殺しにはしない

神様なんて居ない!!

セキさんの悲しみ苦しみが手に取るように
そして私の胸に突き刺さる

露天風呂に浸かりながら
頭上の桜の木の枝先をずっと眺めていた
どの枝先にも硬い硬い蕾が付いていて
春になると確実に花弁を開いて
春を謳歌するだろう

蕾を開き始めたばかりの娘には
春を謳歌する事も出来ず
そのまま散った
 


その後セキはキリストの洗練を受け
人の罪を背負い十字架に貼り付けられ
無残に死んだイエスと我が子多喜二を重ね
その我が子を悲しい顔で抱き上げる母マリアを自分に重ねるのだ



セキの言葉

しかしまぁ
よく気も狂わんと生きてきたもんだなぁ…
何度死にたいと思ったことがあったか…
どれだけ夢を見たか…
それでも夢に現れてくれれば
本当に会えた気がして半分は慰められるもんだ

もうどれだけ裕子の夢を見ないだろう…
私が娘から遠くなっているのだろうか…
「時」はまた無情にして
時に虚しさが襲う








久々の更新
すっかり晩秋となって
いや「冬」の日も数日続いた
そんな晩秋の1日である昨日の定休日
お客様夫婦と澤乃井から奥多摩湖へと紅葉狩りに出掛けた
天気はイマイチ
それでも暖かい1日で 最高のドライブとなった








返却日が明日に迫った月曜日の夕方
簡単に読めると油断していた「東京すみっこごはん  雷親父とオムライス」

次の予約者が居るので返却しなければいけない
最初だけでも…と読み始めた
夜になり困った事だが「暇」
このところずっと忙しい夜が続いたので
たまにはいいと
読み進んだら 閉店間際までには読み終わった
(月曜は久々に御客様が来なかったって訳だ)

四つのエピソードから構成されている

舞台は
東京のある街の細い路地を入ったところにひっそりとある古い店
「共同台所 すみっこごはん」の看板が目に入る
ここは五時半締め切りで集まったお客さんが くじ引きで食事の当番を決める
元々は亡くなった「由佳さん」のお店らしい
これは第1巻を読まないと理解しがたい


「本物の唐揚げみたいに」
これは声優を目指して専門学校へ通う女性「沙也」が 声優への夢を諦めかけていた時にこのお店と出会う
そして自信を取り戻していくお話

「失われた筑前煮を求めて」
これは奥さんを無くした頑固一徹な老人「有村さん」が筑前煮を作りながら
隠された奥さんの免許証を探しながら
過去の反省をしていく切ないお話

「雷親父とオムライス」
これは厳しい母親から有名校を目指し勉強勉強の毎日を送る小学生「秀樹君」
有村さんによって自然と触れ合いながら
今の在り方に疑問を抱き
そしてついには母親を変えてしまうお話
老人と小学生が作るオムライス
出来栄えの悪さを想像して
微笑ましく思えた

「ミートローフへの招待状」
このお店のある商店街は 土地開発の為に
買収される話が進む
そうはさせじと奮闘するこの店の常連の田上さん
常連さんの中に「スパイ」が居るとして
推理していく
この店の責任者「柿木さん」ジムの経営者でジムの経営が大変との噂で
お金に目が眩んだか?
料理職人の「金子さん」
独立の為にお金が必要で…
「奈央ちゃん」は
 開発大手の不動産屋の社員だから
一番怪しい?
「丸山さん」は市役所職員で
これまた怪しい
そして美容院経営者の「皆川さん」
色々とうわさ話を持ちかける情報源で
怪しい所が見当たらないが…

楓ちゃんと純也君は学生だから
疑うところはない
いったい誰が…
田上さんが旦那さんと推理していく
そしてついに突き止めるお話

そんなお話の中に
頑固親父の有村さんと秀樹君との絡みのお話は ちょっと切なくもあり
頑固親父が小学生秀樹君を可愛がる姿が
何とも微笑ましくもあり

久々に面白い一冊だったので
第1巻を予約した
七人もの予約者有りで
かなりの順番待ち
一人が約二週間だから…
三ヶ月先?!


この本の前にも
重松清さんの「希望の地図」を読んだ
これは
東日本大地震の復興でのお話
フリーライターの「田村章」と
中学不登校の少年「光司」が
震災地へ取材旅をして
その中で少年が成長していく

大事なお話であり
考えさせる一冊だった

その前の二冊は題名も忘れた
どちらも読みきれず返却した
読書タイムが中々取れない現状

次は頂いた一冊
三浦綾子さんの「母」
頂いてすぐに半分程読んだが
また最初から読み始めようと思う




関東は台風の直撃が避けられた
九州などはかなり被害があったようなので 一概に「良かった」と喜べないけど…

あさのあつこさんの「おいち不思議がたり」を読んだ
時は江戸時代
舞台は深川
主人公は16歳の「おいち」
深川の菖蒲長屋で貧乏医師の父と2人暮らし
父の仕事を手伝いながら いつか自分も医者になれたら…と明るくけなげに生きている
おいちには ある能力があった
それは死者が見えるし会話も出来る
ある日の明け方
一人の女性が苦しみ悶えて助けを求めている姿を見る
亡くなった母の姉が おいちに縁談を持って来る
ある大店の薬問屋「鵜野屋」の若旦那「直介」だ
直助は数年前に妻「お加世」を亡くしている
突然死と言うが
その少し前には鵜野屋で働く直介の恋仲の「お梅」がやはり突然の病で亡くなっている
おいちの前に助けを求めて現れたの女性はお梅だった
お梅とお加世
二人の死の謎は?
関連はあるのか?
「剃刀の仙」と呼ばれる腕利きの岡っ引き「仙五郎」は 真実を解けるのか?

ラストは あさのさんらしい解決
ホッとする結末となる


同じく あさのあつこさんの「風を繍う」を読む
これも舞台は江戸の時代の深川
こちらは縫箔(刺繍)屋「丸仙」
主人公は やはり16歳の娘「おちえ」
縫箔職人の父の元に
「弟子入りさせて欲しい」と願い出た若侍「吉澤一居」
一居は旗本の家に生まれた剣の達人
その全てを捨てて 縫箔職人になりたいと言う一居
そして おちえもまた縫い物は苦手だが
剣の達人と呼ばれる程の腕前となっていた
その頃 江戸の町では 連続 若い娘の無差別斬殺事件が起きていた
さて犯人は…
こちらもまた「剃刀の仙」と呼ばれる腕利き岡っ引き「仙五郎」が出て来る
シリーズ物?


昨日は10月の夏日となった
都内に出掛けた
都内の気温は32度
真夏のいでたちでも暑くて汗が吹き出していた
お馴染みさんと主人と3人で築地から浅草へ出掛けた
ここは今騒がれている築地場内

既に閉店していて
皆さん忙しく片付け作業をしていた
移転を考えても不思議はない位に
老朽化していた


築地から歩いて
















浜離宮では300年前の松が見事な姿を見せてくれた

これで一本だから凄い

浜離宮を後にして


水上バスで浅草へ














そして前方にスカイツリー





そして東京スカイツリーへ



せっかくだからと展望回廊へ


一度登れば良しだ
それにしても入場券を買うにもエレベーターに乗るにもまだ待ち時間が長過ぎる
そして展望回廊まで行くと3,090円となる…
スカイツリーも高いが値段も高い


続いて





そして〆は


創業300年?の「駒形どぜう」
どじょう屋
この都会の中にあって
佇まいも中庭も店内も
御運びさんも下足番も
江戸の時代を想う風情
ここにお侍さんや日本髪の御婦人が座ったかと想像すれば それまた価値ある「どぜう」となる
苦手意識を克服し挑戦
「旨い‼︎」日本酒に良く合う

歩いて歩いて
疲れはしたものの
中々面白い旅となった


連日 テレビでは台風進路と
大雨の被害のニュースばかりやっている
私が暮らす八王子では 
午後2時半頃
僅かな時間 雷とほぼ同時に大粒のどしゃ降り雨となったけれど
その後は太陽も顔を出すと言う
何とも平穏な台風一過となってくれた

今日は不安定な空模様だから
歩きも出ないで 読書タイムにした
そして今夜 来客が無かったので
思わぬ読書nightとなり 
重松清さんの「かあちゃん」を完読

重松清さんはどんな母親を描いているのかな?と この一冊を選んだ
八章の読みやすい文面で
特に一章に登場する「かあちゃん」に泣かされた


一章
ヒロシは小一で父親を事故で亡くした
父親の運転するライトバンがカーブで
センターラインをはみ出したトラックを避けてハンドルを切ったら 
そのままガードレールを超えて電柱に激突
父親は即死
そして 助手席に乗っていた上司である村上さんも全身を強く打って死亡した…
過失はトラックにもあるが
そのまま逃走してトラックの会社も運転手もわからないまま…

父親の葬儀が終わった夜
「かあちゃん」は変わった
遊ばず 楽しまず ひたすら働いた
笑顔と幸せと楽しさを封印して…
そしてその夜から26年が過ぎたある日
かあちゃんは村上さんの墓前で倒れた

かあちゃんはあの日から村上さんを決して忘れず 
季節の花を手に毎月村上さんの御墓参りをし 
村上さんの娘さんへと
僅かな金額でも毎月欠かさず振り込んでいたのだった

その村上さんの娘さんも
中一の息子「啓太」のある事情で
東京から 実家に息子と二人帰っていた

一章でのかあちゃんは
亡くなった夫の罪を一人で背負い込み
それによって息子をも守る強い強い母親の姿を描いていた

二章では
その啓太が首謀者に強要され
クラスのイジメの加害者となっていた時の話
いじめられていた少年「黒川久志」が自殺未遂事件を起こしてしまった
黒川久志「クロちゃん」は啓太と敏之の親友だった
そのクロちゃんが風呂場でカッターで自殺未遂をする
その後 啓太は罪の重さに 登校拒否をして
母の故郷の学校に転校するも やはり学校には行けなかった
敏之はまた首謀者である松谷にイジメを受ける

加害者となった息子
そして今度はイジメを受ける側の息子を
どう守るか必死の母親の姿を描いていた


三章は 啓太や黒川達と同じクラスの「千葉文香」の痴呆症のばあちゃんと 
そのおばあちゃんを引き取った母親の介護が絡むちょっと切ないお話
痴呆のおばあちゃんにも
母親の心が自然と出た行為に
母親とは死ぬまで母親であり続ける事を描いている

四章は 彼等の担任「水原先生」のお話
先生の母はやはり教師をしていた
校長まで勤めた母親は家庭でも女帝であった
そんなやり手の母の重たい存在
やり手の先生の息子としては
ホトホト情けないおぼっちゃま先生である

五章は
その水原先生の同僚の女性教師「福田先生」のお話
結婚し子供が産まれ 
その子供を保育園に預けて仕事復帰した
その子供がちょくちょく熱を出して
保育園からお迎えの連絡が入る
仕事で行けないので 母親にちょくちょくお迎えを頼む
ある日母親と衝突してしまう
それでも母親のちょっとした愛情に触れるラストにも ちょっとウルウルものだ

六章では
イジメの首謀者「松谷浩司」の身勝手な両親による家庭環境 
イジメの首謀者でありながら
上級生の悪仲間からのイジメ行為で悩む浩司
母親である前に女であるかあちゃんの姿
それでも息子を心配する母親であった事に少し安心はした

七章は
自殺未遂をして 海辺の町に引っ越した黒川久志の元に イジメに加担させられた親友 啓太と本多 それに黒川が密かに想いを寄せていた千葉文香 そしてイジメの首謀者であった松谷浩司が会いに行くお話
息子が再びイジメられていないか
不安の中 息子を守ろうとする母親の姿

そして八章
一章で登場したヒロシの住む東京に
かあちゃんが上京する
目的は啓太に会いに…
夫の事故によって亡くなった啓太のお爺ちゃんを
片時も忘れず償い続けたおばあちゃんの
生き様に 自分の生き方を見出した啓太
ようやく背負った罪に解放されたかあちゃんの それでも強い母親が姿が描かれている

事故とイジメ
その償いは 決して忘れない事

そして 各章に登場する「かあちゃん」の
姿
中々 感動する一冊だった


娘を死なせてしまってから
私は「楽しい」を感じると
裕子に申し訳ないと思えた
お母さんだけごめんね…と
罪悪感だけがあった
美味しいものを食べた時も
申し訳ないと思えた
お母さんばっかり美味しいもの食べてごめんね…
罪悪感がそこに残った
なのにいつの間にか
心から笑っていても
そう思わなくなった
それって…
娘を死なせてしまった母親の罪を
いつの間にか忘れている
そんな自己嫌悪も感じさせられた一冊だった


私は息子等のどんな「かあちゃん」で
あったろう?
そして今 息子等にとって どんな母親なんだろう?






台風9号が関東に上陸した
この辺りは風は無かったものの
激しい雨が古い我が家にも吹き付けた
西側から吹き付けた雨が
物置きの屋根を突き抜けて
雨漏りと化した
慌てて対処したけど
諦めの境地
明日は晴れてくれねば…
物心付いた頃から
台風の翌朝は晴れと相場は決まっていた
「台風一過」の秋晴れ
しかし
明日の予報は
雨…
台風の発生場所
進路方向
日本への上陸場所
こんな自然まで「時代の流れ」とは言えないけれど
確かに変わり行く地球を思う

今日は結局 一日休みとなった
台風情報のテレビを横目に
返却日が迫った「逢わばや見ばや」を
読んだ
しかし…
その先まで読むほどの面白さが見付からず…
これもやっぱり途中下車
昭和30年代前半の東京月島
出久根達郎さんの古本屋時代のあれこれのエピソードを綴っている

「逢はばや見ばや」とは
平安末期の「梁塵秘抄」(りょうじんひしょう)と云う本の一節からその題名としたそうな…

「恋しとよ 君恋しとよゆかしとよ
  逢はばや見ばや見ばや見ばや見えばや」

う〜ん…
解らぬ…
出久根達郎








続きを読む

毎日毎日 「夏だーーー!!」って
暑くて暑くて…>_<…


今夜は月曜にもかかわらず
お店が満席状態
最終は先程一時まで…
従姉妹の長男のお友達って言う若い男性の二人連れ

丁度 裕子が居なくなった年に
この近くの大学に入学
しかも一人の人の家は大塚だと言う
大塚
裕子が入院していた病院
今は移転して
跡地はホテルになっていると言う
当時が隅々まで蘇って来た



ホントまたまた久々の投稿
と言うより
すっかり読書記録になってしまっている
  

昨日
あさのあつこさんの「弥勒シリーズ第六弾」
「地に巣くう」を読み終えた
これまた第五弾から1年以上経過しているので記憶をたどって読み進めた一冊

今回は
同心「小暮信次郎」が
小料理屋を出たあと
酔っ払いかと思う素振りの
足の悪い老いた小柄な男に刺されるところから始まる
「小暮さまでございやすね?」
「怨み はらさせてもらうぜ」
と匕首(あいくち)で腹を刺される
幸い 腹に仕舞った女からせしめた30両程の銭が信次郎を救った
老いた男に何故?と思えば
信次郎は小料理屋で誰かに薬を盛られていたのだった

「小暮さま?」と言われても身に覚えのない男と怨み
信次郎は20年前に急死した父親と
この男の繋がりを調べ始める

この男
ほどなく変死体となり大川に浮かんだ

薬を盛った人物とこの下手人と
お美代と言う大店のお内儀と亭主
そして信次郎の父親との繋がり
絡み合った糸が解けると
あっけない終わりだ

信次郎ともう1人の主人公
小間物屋遠野屋主人の遠野屋清之助
そして岡っ引きの伊佐治の
それぞれの心の探り合いが延々とあり
「早く進めてよ」と言いたくなるようだ

今回 清之助が再び刀を握って人を傷付けてしまい
次号は そこの所がどう展開するのか…が
心待ちするところだ
それでも
そろそろこのシリーズも引き際では?と
思えた
ドキドキと読み始めた割に…
ちょっと…




昨年の11月に予約した「燦」6花の刃が ようやく私の番になった
どんな場面で終わったのか「?」だったので
一昨年の「燦」シリーズの5弾「氷の刃」の日記を読んだ

以下
一昨年の日記より

『田鶴藩後嗣「圭寿」の側近「伊月」が
圭寿の兄の側室だった女性「静門院」の住まいからの帰り道に刺客に襲われ絶体絶命の危機で終わった4弾
その危機を救ったのは 伊月の弟「燦」だった
生死をさ迷う伊月
燦は 事情を知るはずの静門院を訪ねる
そこで 静門院の過去を知る
男を誘い込み 無惨な殺害を楽しむ静門院は その昔「於よう」(およう)と言い
幸せな結婚生活を送っていた
美しい女性であった為に 圭寿の兄に見初められ側室に囲われてしまう
夫は その後 自害して果てている
悪の根元とも思われた静門院だが
実は刺客は屋敷内に居た
刺客を騙しうちした伊月と燦に「自分の父親に聞け」と言い残し刺客は息絶える

闇神波の元締め黒幕は父親?の疑念を抱いて 次号に続く

恐ろしいだけの静門院に 暗い切ない悲しい過去があった事
圭寿と燦の上下関係の無い会話のやり取が面白い』



さてシリーズ6はどんな展開になるのやらと 楽しみに 薄っぺらな文庫本182頁を読んだ

田鶴藩藩主である「圭寿」(よしひさ)が江戸屋敷から 田鶴へ戻る所からこの話は始まる

藩をいかにして立て直すか

圭寿に仕える「伊月」と 双子の弟「燦」
今回も二人の挑発的な会話がけっこう出て来る
田鶴藩筆頭家老・「吉倉伊佐衛門」の嫡男として育った伊月
燦は田鶴藩によって滅ぼされた「神波」の一族として育った
その神波の生き残りだ

この二人
めっぽう腕は立つ
…が
今回はその腕の見せ場は無かった

闇神波が圭寿を狙った目的は…
藩の「病巣」は 伊月の父親では…

そして今回
まだ少年の伊月や燦
そして圭寿までもが
何やら色事めいた話になっていて…
裏表紙には
「少年達の羽化」と書かれていた

伊月のお相手となるは
圭寿の兄「継寿」の側室だった「静門院」(於よう)とは…
かなりの年上のはず…


そして圭寿のお相手となる?のは
身寄りの無い子供達の面倒を見る「お吉」と言う女スリ
町で伊月の財布を狙った事から
伊月や燦 そして圭寿と関わりを持つやうになる女だ
藩主と女スリとでは無理に決まっている
はず…だが…

今回お吉は
酒の勢いから凶暴化した男達に
寝ぐらを襲われ 
自らを犠牲にして子供達を逃す
そして傷だらけとなったお吉は
燦の元に救いを求め逃げ込む

無事 子供達を見つけ出した燦は
お吉とその子供達を
事もあろうか静門院の屋敷に預ける

この静門院
「於よう」だが
子供達と遊ぶと言う ごく普通の女性の部分も今回出てきて 最初の登場の暗く恐ろしい女のイメージを脱している

ラストは
故郷の田鶴に戻った燦が
待たせている女性「篠音」の元へ行くが
その家は 屋根と壁が僅かに残るだけの
荒れ果てた姿で
篠音の姿が無い…

そしてその燦の右腕に突然 鉄の飛礫が…

僅か182頁の薄っぺらな文庫本
一晩で読み終わり
あまり進展しないまま
次回へ…
ちょっと残念なシリーズ6だった


さてシリーズ7 「天の刃」
40人待ちで予約を入れた
となると
来年??!!


先日 近くの大学の校舎を建てている現場に仕事に来ている職人さんが来店
本の話になり
「出久根達郎」が面白いと聞いた
知らない作家さんで
適当に選んだ一冊「本と暮らせば」
今夜から読み始める
さてさて
面白いかな?







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