六月
雨ばかりが続いた「梅雨」が
いきなり青空が広がる日ばかり続いて
ついに史上初の六月の梅雨明けとなった
そして 同時に猛暑日が続いた
心の準備が出来ずにいた頃だった
早過ぎた夏に追い付けないのは
私だけではなくて
夏=煩い程の「蝉の声」が
未だに聞こえて来ない
季節の先取りに追い付けないでいる
「蝉」

今年は春の訪れも早かった
夏も早い
秋も早い?



空也十番勝負を読んだ
空也は
磐音シリーズのあの「磐音」と今津屋の奥を任されている「おこん」との間に生まれた長男。
その空也が薩摩の東郷示現流「酒匂兵衞人道一派の刺客から逃れる為に
「奈良尾の治助」の船で五島列島福江島へと渡ったところから始まる

福江島での平穏な日々
その日々を離れる事に…
治助の手下の水夫が刺客に騙されて
空也の居場所が刺客等の知れるものとなったのだ
急ぎ福江島を出て野崎島へ行くようにとの治助の便り
空也は治助と落ち合う場所「野崎島」へと向かうが
途中 追っ手を阻む手段として
その間にある「中通島」を経由する事に…
「中通島」に降り立った空也が
先端の津屋崎鼻へと向かう途中
「しま」と名乗る女に襲われる
その「しま」から
長崎の町で六人の腕利き侍を
サーベル剣で斬りつけ殺害し
この島に逃げ込んだと思われる神父
「マイヤー・ラインハルト」と言うプロシア人を抹殺する手伝いをして欲しいと頼まれる
治助と落ち合う場所野崎島へ渡る手段としても
その話を受ける空也
翌朝
空也としまは
先に報奨金五十両を目当てに雇われていた六人の剣術家達と共に
野崎島へと降り立つ

そこは迫害から逃れて
移り住んだ「隠れ切支丹」だけが
ひっそりと暮らす島だった

翌早朝 剣術家六人の気配が無い事に気付いた空也
報奨金を空也に渡してなるものかと
六人は未明に抜け出てラインハルト牧師を討ちに出たのだった

六人を追う空也と「しま」は
剣術家のうちの一人の骸を見付ける

その後も次々と転がる骸
そして残る二人はラインハルト牧師と
教会の中で討ち合っていた
そして一人討たれ
残る一人も…

空也はついにラインハルトと向かい合うも手強い相手に苦戦していた
そんな所へ
ラインハルト牧師と瓜二つの男が
弓を引く姿を捉える
絶体絶命の空也…
勿論 勝敗はわかる


空也三番勝負
それはプロシア人「ラインハルト牧師」との勝負だった

まぁ今回は面白く読んだが
物足りなさが残る作品だった

次回 四番勝負はもう少し捻って欲しい


つい先日
長崎の潜伏キリシタンの集落が世界文化遺産に登録された

その一つが 空也が活躍した野崎島の集落

偶然にも
この小値賀島の出身のお馴染みさん
この野崎島も小値賀町の一つだと聞かされ
この野崎島 地元では
通称「野首」と言うそうだ
そしてラインハルト牧師との戦いの聖地
が「野首教会」の前身だろうと推察
(勿論 フィクションだけど)

小説の中でも 史実に基づいて書かれているので 歴史を知る上でも面白い
今回 世界文化遺産に登録された場所であり
またお馴染みさんからのお話
そして長渕剛の新曲の動画の背景となった教会がある集落が
この世界文化遺産に登録され
空也のこの物語の場所
野首教会だと知った事も
繋がりの面白さを感じた


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