記録的な猛暑の八月が終わり
九月に入った
スタートの今日は曇り空だったり
夜には雨も降り出して
おかげで途端に涼しくなって
昨日のあの暑さを忘れてしまう

台風21号が日本列島を目標に定めている様子
けっこう大型だというから
被害の無いよう願うばかり

そして台風一過は昔のようにからりとした青空となる?
また暑さも戻るかなと…



八月は読書タイムが見付からず
借り期間2週間の更新を2度して
ようやく読み終わった第14巻「夏燕ノ道」

第10代将軍家治が
48年ぶりとなる「日光社参」を行った時のお話
日光社参とは
家康の命日(4月17日)に合わせての
将軍家の社参
それに全国の大名も参加を強いられる

各藩の大名家の内情は皆 乏しく
その費用調達が難しい
そんな大名達の費用調達の矛先は今津屋

その今津屋も幕府の経費の出納管理者として 社参に参加する
そして磐音も 勘定奉行の配下として
この社参に参加する

家治はこの社参に
嫡男「家基」を極秘裏に社参に同行させる
見習い鷹匠に扮した家基と鷹匠組頭等3人に加え磐音が同行する
そしてそれを見守りながら同行するのは
磐音の剣の師で佐々木道場の主「佐々木玲圓」
そして磐音が長崎で出会った薬売り
その実 幕府の隠密か?と得体の知れない しかし大きな力となり磐音達を助ける「弥助」
家治の嫡男「家基」の命を亡き者としようと企むのは 老中「田沼基次」
この田沼基次という男
遡れば 九代将軍「家重」の時代
老中に取り立てられ 権力を手にすると
その手腕を発
色々な政策を打ち立て勢を伸ばしていき その立場を揺るぎないものとしていた
家重亡き後 
家重嫡男 十代将軍家治も
父家重からの遺言もあり
この田沼基次を取り立てていた

やり手の反面 
田沼の政策に異を唱える反田沼派も出て
特に家治の嫡男「家基」が
十一代将軍となれば その座が失脚する恐れがあるとして
何としても家基を亡き者としようと
企む
やり手の反面 悪役だ 

田沼基次に雇い入れられた集団達による家基奇襲も 磐音等によりことごとく阻止され
家基は無事 日光社参を終える事が出来た

今回は この日光社参の道中がほぼ全面のお話だった
歴史にまるで無知な私は
スマホ検索しながら この話を読み進めた
実在する人物が数多く
その一人一人を検索しながら
へぇ〜〜へぇ〜〜と その歴史実在人物を面白く一応の知識として
頭に入れた(つもり)

特に 実際 家基がこの後 16年の生涯を終える原因も
本の中の話と照らし合わせて なるほど〜と理解

ただ検索してわかった事だが
家基は この日光社参には参加した事実はない
それが「極秘裏の同行」なのか?
そしてこの家基の道中をお供とした鷹匠
その家基を鷹匠見習いとした事
実はこの家基
いずれ訪れる最期は
鷹狩りに出た折 
突然の体調不良を起こし 
その3日後に若くして
原因不明で亡くなった
確かな証は無いが
田沼基次の陰謀とされている
今巻では家基は 「無事」であるが…


ちなみにこの日光社参
共の数は延べ四百万人
馬の数 三十万頭を超える一大行事なのだ
先頭 家治が三日をかけ日光に到着した頃
その最後尾はまだ江戸の町だという程の行列だったという

また
家治の嫡男「家基」は
家治の正室に男の子がなく
しかも女子二人が幼くして夭折した為
次期将軍を継ぐ者がおらず
側室を持たされ
着男「竹千代」が授かるのだ
八歳で「家基」と名を改め世子としてさ
西の丸入りする
そして田沼基次の政治を良しとせず
幕藩改革の志を持つ為に
田沼基次は自分に不利になると考え
亡き者としようと企む

今回の14巻は 面白かった
今回学んだものを どうか
忘れないよう

次は少し外れて
予約していた本が私の番になった
浅田次郎「黒書院の六兵衛」という一冊
上下巻二冊

さて好ご期待