2015年夏休み♪
8/15(土) 自宅(千葉)-土湯温泉-JR峠駅 泊
8/16(日) JR峠駅-滑川橋-大滝沢-滑川温泉-桜川温泉-裏磐梯 泊
8/17(月) 裏磐梯-天童-新庄-田沢湖 泊
8/18(火) 田沢湖-鹿角-上小阿仁 泊
8/19(水) 上小阿仁-県民の森-森吉山-県民の森-上小阿仁 泊
8/20(木) 上小阿仁-県民の森-桃洞沢-赤水沢-県民の森-田沢湖 泊
8/21(金) 田沢湖-部名垂林道-部名垂沢-羽後朝日岳(撤退)-部名垂林道-山内 泊
8/22(土) 山内-新庄-仙台-いわき-自宅(千葉)
8/21(金) 部名垂林道-部名垂沢-羽後朝日岳(撤退)-部名垂林道
夏休み山行最終日。
10年来、登りたいと思いつつ機会の無かった羽後朝日岳を狙うこととした。
インターネット等で情報収集を丹念に行ったが、一般的な登山道ではないためか大雨や雪溶けによって状況が日々変化しており、なかなか確定したものは得られなかった。
特に気になったのは、アプローチである部名垂林道が車(図体のでかいRacco号は特に!)どこまで入れるのか?
それと、4年前の秋田豪雨の傷跡はどの程度なのか?この2点である。

出発に当たってまず考えたのは装備。
たぶん、沢対応の装備が必要だと思うけど、要所要所にはフィックスロープがあるという。長丁場なのでなるべく軽量化に努めたいと考え、30mロープ、ATC、ハーネス、ハンマーとハーケン・・これはすべて持参しなかった。
これが、最後の最後で徒になるとは!!
Racco号でも底を擦ることなく林道のほぼ終点まで入ることができた。
ここまで1時間以上歩いてアプローチしたレポもあったが、ラッキーだ。

早速、駐車スペース裏手から入山・・・赤布も踏み跡もしっかりしているが、なにやらいつまで経っても河原に降り立つ気配がない・・・間違った!!

30分しかロスしなかったのはラッキーだった。
駐車スペースの周りをもう一度見回したら、林道終点は別な場所にあり、そちらから河原に降りる道がつながっているではないか!!

ちょうど去年の9月に入山しようと考えていた矢先に起きた遭難。
まだ見つかっていないのだろうか?
案外、我々の行こうとした森への道に向かったのかも知れない。

5分歩いて河原に降り立った。目印の土管があってほっと一息。

「堰堤が4つで、左岸(右)に作業道がある」とレポで読んだが、実際にはもっと堰堤の数が多い。(2つまとめて巻いている道もあり正確には不明。)
また、作業道は完全にヤブ化しており、朝のうちなら河原を歩いた方が快適だ。


2つ目の堰堤を巻くところでストックがポッキリ折れた!!
帰路通過時に拾うつもりでデポしたが、なぜか帰路はヤブ化した作業道を降りてしまいそのまま。

ようやく全ての堰堤を越えて長い河原歩きが始まった。


河原を歩くこと2時間半。
私が抱えるほどの大石が浮き石で2度も落ちた。(幸運なことに脚は挟まれなかった。)
浮き石が多いとは聞いていたが、これほど不安定とは!!
帰路は疲れているので捻挫も心配だ。


長い長い河原が徐々に急角度になってきた頃、比較的明瞭な二俣を過ぎると最初の滝が現れた。
過去のレポには「虎ロープが下がっている」と書いてあったが、この滝にはフィックスロープが無かった。
その代わり(ちょっと怪しいが)巻き道がある。



秋田豪雨以前は美渓だったとのことだが、今や見る影もなくかなり荒れている。

正面が次の二俣。これを左に入る。
ここからV字谷が明瞭となるので、ちょっとした雨でも危険と聞く。



2番目の滝。
左に比較的新しいフィックスロープ(白)がある。
途中、完全にロープを頼らないと登れない箇所がある。


3番目の滝。
この滝には複数の虎ロープが下がっていたが、一番左のロープで登ったところロープ支点で行き詰まった・・・おそらく崩壊したのだろう。
一度降りて、水流内のロープで登った。ここも、ロープに全身を預けないと登れない。

滝以外にも崩れそうな岩だらけでちょっと不安。


他にも幾つか滝があったが、全てフィックスロープがあった。(写真撮れず。動画でどうぞ。)
しかし、本当に使えるかどうかのチェックは必要。
稜線まであと20~30m地点の真緑の滝。
これまでの滝と比べれば小粒で登りやすそうだが・・・

これが、沢靴に全くフリクションナシ。
削って、コケを剥がしながら登れそうだけど、下降で苦戦するのが目に見えている。
時間的には、比較的順調に登っておりまだ10時台なので日没の不安はないが、夕方から雨の予報も出ている。
二人で相談して、今日はここまでにして下山することにした。

容易に想像つきますが、沢は登りより下降の方がリスクが高いです。
慎重に降りれば時間ばっかり掛かってしまう。


ちゃんと支点があれば懸垂下降の方が安全なケースが多々ありました。
・・・う~ん、装備ミスですね。




それでもよく怪我1つなく下山できたもんです。
本当に良かった!!

とりあえず、次回はスキーでの登頂を狙います。
一応、短めですが動画も作ってみました。
8/15(土) 自宅(千葉)-土湯温泉-JR峠駅 泊
8/16(日) JR峠駅-滑川橋-大滝沢-滑川温泉-桜川温泉-裏磐梯 泊
8/17(月) 裏磐梯-天童-新庄-田沢湖 泊
8/18(火) 田沢湖-鹿角-上小阿仁 泊
8/19(水) 上小阿仁-県民の森-森吉山-県民の森-上小阿仁 泊
8/20(木) 上小阿仁-県民の森-桃洞沢-赤水沢-県民の森-田沢湖 泊
8/21(金) 田沢湖-部名垂林道-部名垂沢-羽後朝日岳(撤退)-部名垂林道-山内 泊
8/22(土) 山内-新庄-仙台-いわき-自宅(千葉)
8/21(金) 部名垂林道-部名垂沢-羽後朝日岳(撤退)-部名垂林道
夏休み山行最終日。
10年来、登りたいと思いつつ機会の無かった羽後朝日岳を狙うこととした。
インターネット等で情報収集を丹念に行ったが、一般的な登山道ではないためか大雨や雪溶けによって状況が日々変化しており、なかなか確定したものは得られなかった。
特に気になったのは、アプローチである部名垂林道が車(図体のでかいRacco号は特に!)どこまで入れるのか?
それと、4年前の秋田豪雨の傷跡はどの程度なのか?この2点である。

出発に当たってまず考えたのは装備。
たぶん、沢対応の装備が必要だと思うけど、要所要所にはフィックスロープがあるという。長丁場なのでなるべく軽量化に努めたいと考え、30mロープ、ATC、ハーネス、ハンマーとハーケン・・これはすべて持参しなかった。
これが、最後の最後で徒になるとは!!
Racco号でも底を擦ることなく林道のほぼ終点まで入ることができた。
ここまで1時間以上歩いてアプローチしたレポもあったが、ラッキーだ。

早速、駐車スペース裏手から入山・・・赤布も踏み跡もしっかりしているが、なにやらいつまで経っても河原に降り立つ気配がない・・・間違った!!

30分しかロスしなかったのはラッキーだった。
駐車スペースの周りをもう一度見回したら、林道終点は別な場所にあり、そちらから河原に降りる道がつながっているではないか!!

ちょうど去年の9月に入山しようと考えていた矢先に起きた遭難。
まだ見つかっていないのだろうか?
案外、我々の行こうとした森への道に向かったのかも知れない。

5分歩いて河原に降り立った。目印の土管があってほっと一息。

「堰堤が4つで、左岸(右)に作業道がある」とレポで読んだが、実際にはもっと堰堤の数が多い。(2つまとめて巻いている道もあり正確には不明。)
また、作業道は完全にヤブ化しており、朝のうちなら河原を歩いた方が快適だ。


2つ目の堰堤を巻くところでストックがポッキリ折れた!!
帰路通過時に拾うつもりでデポしたが、なぜか帰路はヤブ化した作業道を降りてしまいそのまま。

ようやく全ての堰堤を越えて長い河原歩きが始まった。


河原を歩くこと2時間半。
私が抱えるほどの大石が浮き石で2度も落ちた。(幸運なことに脚は挟まれなかった。)
浮き石が多いとは聞いていたが、これほど不安定とは!!
帰路は疲れているので捻挫も心配だ。


長い長い河原が徐々に急角度になってきた頃、比較的明瞭な二俣を過ぎると最初の滝が現れた。
過去のレポには「虎ロープが下がっている」と書いてあったが、この滝にはフィックスロープが無かった。
その代わり(ちょっと怪しいが)巻き道がある。



秋田豪雨以前は美渓だったとのことだが、今や見る影もなくかなり荒れている。

正面が次の二俣。これを左に入る。
ここからV字谷が明瞭となるので、ちょっとした雨でも危険と聞く。



2番目の滝。
左に比較的新しいフィックスロープ(白)がある。
途中、完全にロープを頼らないと登れない箇所がある。


3番目の滝。
この滝には複数の虎ロープが下がっていたが、一番左のロープで登ったところロープ支点で行き詰まった・・・おそらく崩壊したのだろう。
一度降りて、水流内のロープで登った。ここも、ロープに全身を預けないと登れない。

滝以外にも崩れそうな岩だらけでちょっと不安。


他にも幾つか滝があったが、全てフィックスロープがあった。(写真撮れず。動画でどうぞ。)
しかし、本当に使えるかどうかのチェックは必要。
稜線まであと20~30m地点の真緑の滝。
これまでの滝と比べれば小粒で登りやすそうだが・・・

これが、沢靴に全くフリクションナシ。
削って、コケを剥がしながら登れそうだけど、下降で苦戦するのが目に見えている。
時間的には、比較的順調に登っておりまだ10時台なので日没の不安はないが、夕方から雨の予報も出ている。
二人で相談して、今日はここまでにして下山することにした。

容易に想像つきますが、沢は登りより下降の方がリスクが高いです。
慎重に降りれば時間ばっかり掛かってしまう。


ちゃんと支点があれば懸垂下降の方が安全なケースが多々ありました。
・・・う~ん、装備ミスですね。




それでもよく怪我1つなく下山できたもんです。
本当に良かった!!

とりあえず、次回はスキーでの登頂を狙います。
一応、短めですが動画も作ってみました。
コメント
コメント一覧 (12)
尾根に出て登山道を降りてくるんじゃなくて沢を降ってくるパターンも
あるんですか〜。下りが怖そう。
最近のストックは根性がないので使い物にならないです!
だから、6000番台のアルミがいいのに。
ちなみに、この山は登山道が元々無いんですよ。
そんな事もあって荒れた雰囲気でしたね。
岩手県側から積雪期に登った方が展望が利いて素晴らしいですよ。
但しアップダウンが多いのでウロコ向きかもしれません。
まずは、安全優先での撤退、正解です。
スキーシーズン期待してます。
つい最近の話ですね・・・真木林道は、昼間岳に行くときに使う林道ですよね。
「次回、スキーで」と書きましたが、まだどんなルートで登るのかすら確認していないのが実態です。
GWには無理そうなので、また10年来の宿題になっちゃいそうです。
「安全第一」が鉄則です・・・と言うか、単なるビビリなんですが。
↑やはり、スキーの登山の方が良いみたいです。
ところで、BDのハーフフィンガー快適ですか?私は、クライミングで使っていますが、沢で使うと、重くなったり、縮んだり、痛みが早かったりしませんか?
soigaさんのは、もしかして、active gripでしょうか?私も使っております。
ここは苦戦する事を織り込み済みで登ったのですが、予想どおり苦戦しました。
夏場の記録よりスキーでの記録の方が多いですね…私も次回は残雪期狙いですが、GWでは遅過ぎのようです。3-4月が適期のようなので、いつになるやら。
私の手袋は初使用ですが、やはり水を含むので快適ではないですね。
ただし、クッションがいいので岩角でも痛くないのがメリットかと。
Soigaのはホームセンターで買った園芸用手袋快適なようです。ただし、こちらは何回も懸垂下降があるとどうなんでしょうねぇ…
動画を拝見すると最後の滝を越えられてもうすぐ稜線というところでしたね。
ラバーソールと苔道という相性の悪さに加えて、懸垂下降の装備なしでしたか。
懲りずにまたいらっしゃってください。
残雪期の羽後朝日岳も良いですよ。
ようこそ、めざてれへ!!
>懸垂下降の装備なしでしたか
↑そうなんです。「沢」ではなく「沢を登路に使う縦走」という頭もあって、軽量化をしてしまったのが致命的でした。せっかく田沢湖まで遠征したのに無念です。
もう少し根性か技術があれば、天国の草原に出れたと思うと残念ですが、次回はスキーで狙うことにしました。
他にも、北東北で興味ある「沢」がありますので、tooleさんの記録を参考にさせていただきます。
ご訪問ありがとうございました。
私が登った昨年9月に比べれば部名垂沢の水量は格段に多いですね。
苦労されたことと思います。
最後の滝を左側の草付から登り上げると涸れ沢に出て稜線に続いているはずです。
山スキー登山も良いですが、花咲く朝日岳またぜひ夏に目指して欲しいですね。
登山口に有った遭難者の捜索、昨年私が駐車場で車中泊した時に隣に泊まっていた習志野ナンバーの軽自動車でした。私が下山中に秋田県警の捜索のヘリから呼び掛けられました。「川島由夫さん」私と同じ歳です。日本山岳会千葉支部の会員で著名な登山家、教育者で知られた方なのですね。私も下山後も駐車場で秋田県警から聴取を受けたので気になっていましたが、昨日(10/1)Raccoさんのレポを見て、まだ発見されていないことを知り心を痛めています。私の勘ですが、下山時土管の有った徒渉地点を見落として下流(夏瀬ダム)に下ったのではと今でも思っています。
どうも地形図的にも皆さんのお話的にも稜線への最後の滝だったようで、無念であります。
これも実力なのでしょうがない、と諦めています。
スキーならば、沢よりかは得意ですのでなんとか登頂できそうな気がしていますが、GWなど長期休暇がないと難しい山域ですので、次回スキーでのチャレンジはいつになることやらです。
捜索中の川島さん、土管を見失ってダム方面と予想されているのですね・・・確かにその可能性もありますね。
ベテランになればなるほど否定的な方を見受けますが、やはり、文明の利器「GPS」は偉大です。トラックバックだけでもずいぶん有効だと思うんですが・・・。