3/19(日) 天元台スキー場-中大巓-藤十郎-明月荘・弥兵衛平-くじらの背-<大失敗>-砂盛-吾妻牧場-大沢スキー場-JR大沢駅
3年ぶり8回目の『大沢下り』にやってきた。
今回は、たけちゃんとくまたかさんの4人。
『大沢下り』とは、天元台スキー場を基点に、東大巓付近まで稜線上を東進し、そこから北上してJR大沢駅まで滑り降りるというクラシックロングルート。全長18km、標高差1500m超を半日で走破するためには、体力もさることながら、読図力も重要になってくる。
前回も最後にはヘトヘト・ヘロヘロになったけど、やっぱりのど元過ぎれば・・・の諺のとおり来てしまった(汗)

以前は、下山口であるJR大沢駅に1台、天元台ロープウエイの麓(湯元)駅に1台車をデポしていたが、下山後のデポ車の回収が面倒なので、前回に倣って1台大沢駅にデポ、他の車は米沢駅の駅前駐車場に車を停めてバスで天元台に向かうようにした。


バス~ロープウエイ~リフト3本を乗り継げば、座ったままで標高1850mまで到着。
天気は、少しガスが出ているものの、薄い雲の向こうに青空も見え隠れしているので、時間と共に良くなる予感。
ただ、昨晩から今朝未明にかけて降った雪と強風により稜線上は相当雪が悪そうな予感もしている。

ゲレンデトップから真上の中大巓を目指す。
もちろん、トラバース気味に人形石に向かう方が楽なのだが、やはり1つ位はピークを踏んでおきたい。
山頂に向かう途中は、あんなに青空だったのになぜか山頂は深いガスの中・・・・。



中大巓の山頂でシールオフして藤十郎とのコルを目指す。
晴れていればテレマーク向きの快適斜面が広がっているのだが、ガスが濃くてGPSとコンパスに頼った進行。せっかくの斜面のユルユル下りるのみ。もったいない!!

コルに降り立つと急に晴れてきた!!
この広い稜線上の移動は、晴れていてこそだ。
今回は、全員がウロコ板のテレマークなので、この手の水平移動は得意中の得意。本領発揮である。




東大巓には向かわず直接明月荘(避難小屋)を目指す。
先行していた2パーティーも東大巓には向かわないようだ・・・・ウロコ板の機動力でガンガン追い抜く。

明月荘で昼食タイム。
中には、某山岳会の団体さんと太板テレマーク2人組が休憩しているようだ。
風は冷たいが、風さえ避ければ明るく展望が良い外の方が快適だ。
ツリーホールに潜って昼食を採っていたところ、某山岳会の皆さんが出発する様子だったので「くじらの背」大斜面のファーストトラックを渡してなるものかとこちらも出発準備をする。


ここでもウロコ板が功を奏して素早く明月湖を横断でき、「くじらの背」の滑降で先行することが出来た。
しかし、クラストした雪に四苦八苦しているうちにあっという間に再び某山岳会の皆さんに追い越されてしまった(涙)


ここから大失敗のスタート。
「くじらの背」から下は、尾根上を渋川を右に見ながら降りるのが正統なルートだが、某山岳会の皆さんが踏んだ跡を滑るのも悔しいので、少し左側にルーティングをしてツリーラン。
たまに、某山岳会の皆さんと交差しながらどんどん標高を下げたところ、「忠ちゃん転ばし」より遙かに左手(長倉沢方面)に来てしまった・・・・軌道修正をしたものの、現在地は立岩のほぼ真上だ!!
私が先行して滑って、なんとか雪が繋がっているルンゼ状の沢筋を降りられたが、Soigaが居ない!?

私の後ろではなく、一人で快適な斜面を滑ってしまったたため、立岩の崖縁上にポツンと立ってしまったようだ。立岩の高さは30m、しかも立っている場所は杉の木一本で辛うじて雪が落ちずに留まっているのみ。いつ、雪が落ちて30mの崖を落下してもおかしくない状況だ。


幸い無線が繋がっていたので、ソロリソロリと元来た斜面を登り、なんとか危険地帯を脱することが出来た。我々がいるルンゼ下に合流するまで1時間以上の時間を要してしまった。
更に、悪いことに後続していた某山岳会の皆さんも、なんとSoigaの後ろから付いてきてしまったのだ。
崖際までは近づかなかったものの大幅な軌道修正を強いられた。大人数での軌道修正には相当な時間を要するだろう・・・・たぶん、どこかでビバーグするんだろうなぁ・・・・。
私が8回目で慣れていると油断してルーティングを間違えたために、我々パーティーだけでなく、後続のソロの男性と某山岳会の皆さんまでも巻き込んでしまい、本当に申し訳ないことをしたと反省しております。
また、逆に自分が後続の時も、先行トレースを盲目的に付いていくのではなく、ちゃんと地形図と現在地を照合しながら滑らないと大変なことになると再確認しました。
いずれにしても、立岩下まで降りれば車道だ。ほぼ水平に移動するだけなので、こうなるとウロコ板でグイグイ進める。途中、砂盛への登り返しもウロコで登れた。

砂盛下からは、良く板が走る林道。立っているだけで、歩行の数倍のスピードで移動出来るのだからスキーは楽ちんだ。あっという間に大沢スキー場、そして終点のJR大沢駅に到着だ。



下山時刻は、16時20分・・・・もう、辺りは薄暗くなり始めている。
分かっているだけで、我々の後ろには、ソロの男性1名と某山岳会の団体さん。砂森下まで来ればヘッテンでの下山も可能だと思うが、某山岳会の団体さんはビバーグするんだろうなぁ。
駅前には、団体さんが予約していたと思われるジャンボタクシー2台が下山を待っていた。無事、下山されたと期待しております。


では、滑りにはなっていませんが、動画でもどうぞ。。。。
3年ぶり8回目の『大沢下り』にやってきた。
今回は、たけちゃんとくまたかさんの4人。
『大沢下り』とは、天元台スキー場を基点に、東大巓付近まで稜線上を東進し、そこから北上してJR大沢駅まで滑り降りるというクラシックロングルート。全長18km、標高差1500m超を半日で走破するためには、体力もさることながら、読図力も重要になってくる。
前回も最後にはヘトヘト・ヘロヘロになったけど、やっぱりのど元過ぎれば・・・の諺のとおり来てしまった(汗)

以前は、下山口であるJR大沢駅に1台、天元台ロープウエイの麓(湯元)駅に1台車をデポしていたが、下山後のデポ車の回収が面倒なので、前回に倣って1台大沢駅にデポ、他の車は米沢駅の駅前駐車場に車を停めてバスで天元台に向かうようにした。


バス~ロープウエイ~リフト3本を乗り継げば、座ったままで標高1850mまで到着。
天気は、少しガスが出ているものの、薄い雲の向こうに青空も見え隠れしているので、時間と共に良くなる予感。
ただ、昨晩から今朝未明にかけて降った雪と強風により稜線上は相当雪が悪そうな予感もしている。

ゲレンデトップから真上の中大巓を目指す。
もちろん、トラバース気味に人形石に向かう方が楽なのだが、やはり1つ位はピークを踏んでおきたい。
山頂に向かう途中は、あんなに青空だったのになぜか山頂は深いガスの中・・・・。



中大巓の山頂でシールオフして藤十郎とのコルを目指す。
晴れていればテレマーク向きの快適斜面が広がっているのだが、ガスが濃くてGPSとコンパスに頼った進行。せっかくの斜面のユルユル下りるのみ。もったいない!!

コルに降り立つと急に晴れてきた!!
この広い稜線上の移動は、晴れていてこそだ。
今回は、全員がウロコ板のテレマークなので、この手の水平移動は得意中の得意。本領発揮である。




東大巓には向かわず直接明月荘(避難小屋)を目指す。
先行していた2パーティーも東大巓には向かわないようだ・・・・ウロコ板の機動力でガンガン追い抜く。

明月荘で昼食タイム。
中には、某山岳会の団体さんと太板テレマーク2人組が休憩しているようだ。
風は冷たいが、風さえ避ければ明るく展望が良い外の方が快適だ。
ツリーホールに潜って昼食を採っていたところ、某山岳会の皆さんが出発する様子だったので「くじらの背」大斜面のファーストトラックを渡してなるものかとこちらも出発準備をする。


ここでもウロコ板が功を奏して素早く明月湖を横断でき、「くじらの背」の滑降で先行することが出来た。
しかし、クラストした雪に四苦八苦しているうちにあっという間に再び某山岳会の皆さんに追い越されてしまった(涙)


ここから大失敗のスタート。
「くじらの背」から下は、尾根上を渋川を右に見ながら降りるのが正統なルートだが、某山岳会の皆さんが踏んだ跡を滑るのも悔しいので、少し左側にルーティングをしてツリーラン。
たまに、某山岳会の皆さんと交差しながらどんどん標高を下げたところ、「忠ちゃん転ばし」より遙かに左手(長倉沢方面)に来てしまった・・・・軌道修正をしたものの、現在地は立岩のほぼ真上だ!!
私が先行して滑って、なんとか雪が繋がっているルンゼ状の沢筋を降りられたが、Soigaが居ない!?

私の後ろではなく、一人で快適な斜面を滑ってしまったたため、立岩の崖縁上にポツンと立ってしまったようだ。立岩の高さは30m、しかも立っている場所は杉の木一本で辛うじて雪が落ちずに留まっているのみ。いつ、雪が落ちて30mの崖を落下してもおかしくない状況だ。


幸い無線が繋がっていたので、ソロリソロリと元来た斜面を登り、なんとか危険地帯を脱することが出来た。我々がいるルンゼ下に合流するまで1時間以上の時間を要してしまった。
更に、悪いことに後続していた某山岳会の皆さんも、なんとSoigaの後ろから付いてきてしまったのだ。
崖際までは近づかなかったものの大幅な軌道修正を強いられた。大人数での軌道修正には相当な時間を要するだろう・・・・たぶん、どこかでビバーグするんだろうなぁ・・・・。
私が8回目で慣れていると油断してルーティングを間違えたために、我々パーティーだけでなく、後続のソロの男性と某山岳会の皆さんまでも巻き込んでしまい、本当に申し訳ないことをしたと反省しております。
また、逆に自分が後続の時も、先行トレースを盲目的に付いていくのではなく、ちゃんと地形図と現在地を照合しながら滑らないと大変なことになると再確認しました。
いずれにしても、立岩下まで降りれば車道だ。ほぼ水平に移動するだけなので、こうなるとウロコ板でグイグイ進める。途中、砂盛への登り返しもウロコで登れた。

砂盛下からは、良く板が走る林道。立っているだけで、歩行の数倍のスピードで移動出来るのだからスキーは楽ちんだ。あっという間に大沢スキー場、そして終点のJR大沢駅に到着だ。



下山時刻は、16時20分・・・・もう、辺りは薄暗くなり始めている。
分かっているだけで、我々の後ろには、ソロの男性1名と某山岳会の団体さん。砂森下まで来ればヘッテンでの下山も可能だと思うが、某山岳会の団体さんはビバーグするんだろうなぁ。
駅前には、団体さんが予約していたと思われるジャンボタクシー2台が下山を待っていた。無事、下山されたと期待しております。


では、滑りにはなっていませんが、動画でもどうぞ。。。。
コメント
コメント一覧 (8)
ウロコじゃなければ、立岩以降の移動でもう少し手間取ったかもしれませんね。
全体を通じてウロコ板の威力を最大限に使ったツアーでした。
あのルートをATやフラット板で行っていた時代を考えるとだいぶ体力が軽減したような気がします。(とは言え、疲れが残るのは間違いないけど。)
ATの人たちは、偉いなぁ~
大変は大変でしたが、久しぶりに樹氷の景色を見れて良かったでした。
風もなく穏やかな天気にもめぐまれたし。
BCってやっぱり怖いなぁ~と気を引き締めた所です。
人形石~藤十郎の斜面は残念でしたが、それ以外の稜線上は快適でしたね。
風も弱く、朝まで雪が降っていたとは思えないほど雪も緩んでいました。
立岩だけが・・・・まあ、日没前に下山できたのは、本当に良かったです。
Twitterの投稿からこちらにきました。
天元台は20代の頃(25年近く前)にゲレンデスキーで何度か行きました。
大巓も樹氷が綺麗と思うのでいつか山スキーで歩いてみたいとチェックしていました^^
報告の件、ヒヤッとしましたね。
運よく大事に至らないことは私もよくありますが、赤文字で書かれていることは明日は我が身で私も注意せねばと思った次第です。
はじめまして。ようこそ、めざてれへ!!
ブログを拝見しました。すごい所に行かれてますね・・・・我が家とは、全然格が違います。
この辺の山々は、水平移動が多いのですが、展望と移動そのものを楽しむのには素晴らしい山域です。
今回は、大事に至りませんでしたが、ヒヤリハットを今後は生かしていきたいと思っております。
反面、自分も誰のものか知らないトレースでも、正しいかどうかわからないのになんとなく追いかけてしまうということもあります。
後続のパーティーもビバークせずにすんで良かったですね。
うちの和〇会長は13日に大沢下りをやりましたが、やはりくじらの背で前日のトレースに惑わされたとのことです。
「油断大敵」とは、このことですね。
ホワイトアウトでもないのに、なぜか左に行ってしまいました。
しかも、一歩間違ったら他人様まで巻き込むところでした・・・反省反省・・・・。