3/17(土) 天元台スキー場-中大巓-人形石-藤十郎-東大巓-明月荘-砂森-JR大沢駅
天気予報が良いので当初からロングを考えていたのだが、週中に暖かい日があったり雨が降ったりしてイヤな予感はしていたが、見事的中!!

この日向かったのは、俗に「大沢下り」と呼ばれている吾妻のクラシックルートでも比較的ロングコース。全長17~18km、標高差1500mなので、もし、ツボ足登山ならゆうに2日は掛かるルートをスキーの機動力を使って5時間程度で走破しようというもの。
今回で9回目だが、いつも何がしかの事件が発生する名物ルートでもある。
JR大沢駅にたけちゃん号をデポして、今回はRacco号で白布湯元まで向かう。
高速の栗子トンネルができて時間の読みが良く分からず、集合時間の遥か前に到着してしまった。
たけちゃんも同様だったようで、2番のロープウエイ(8:00発)に余裕で乗車できた。
ロープウエイを降りたら天元台スキー場のリフトを3本乗り継ぐが、時間が早すぎるのでロープウエイ駅でしばしストーブに当たって時間を消化する。

9時少し過ぎまで山頂駅に居たが、若女平に向かうと言うATスキーのおじさん1名、山スキー装備の方2名、スノーシュー2名とこの時期の吾妻にしては入山者が少ない様子。
動き出したリフトでゲレンデトップを目指す。
下2本に乗車中はガスの中だったが、一番上のリフトに乗っていると次第に青空が見え始めてきた。

ゲレンデトップで身支度をして、人形石を目指して出発。
しかし、雪面はまるで傾斜のあるスケートリンク状態でエッジを効かせて滑落しないように登るのに一苦労。

トラバースだとシール全面が使えないので、やむを得ず(?)直上の中大巓を目指す。

傾斜が緩んで中大巓山頂。なんと、ゲレンデトップから1時間も要してしまった。
猛烈な好天だが、やっぱりスケートリンクには変わらず・・・。


私(Racco)は中大巓山頂で、Soigaとたけちゃんの二人は人形石でシールオフ。テレマークのウロコ板なら基本的にもう終点の大沢駅までシールの出番は無い。

人形石と藤十郎のコルは稜線上でもっとも滑りが楽しめる場所だが、残念ながら今日はアイスバーンのためロクな滑りにならない。2月の大平下りのときはモナカで滑りにならなかったので、今シーズンはよほど吾妻に嫌われているのだろう。(この辺は動画でご確認ください。)



コルまで降りたら、若干の登り~水平な縦走路。
今日は、アイスなのでウロコが効かないかと思ったけど、なんとか歩ける程度。



東大巓には登らず直接明月荘(避難小屋)に向かう。


以前であれば、今の時期ならこの避難小屋の内外で沢山の山スキーヤーが休憩していたのだが、バックカントリースキーブームの影で、大沢下りのような滑り要素の少ないルートは敬遠されてきているのだろう。誰も居ないし、後続パーティーも見当たらなかった。

小屋の前で昼食を食べたら後半戦のスタートだ。


湿原地帯を抜けると、「クジラの背」と呼ばれる大斜面。
ここも数少ない滑りが楽しめる場所だが、今日はカチンコチンで降りるのがやっと。

クジラの背と接続した尾根は樹林帯だが、こちらもカチカチで滑りにならず。

名物の「忠ちゃん転ばし」と呼ばれる急斜面のオープンバーンは、単なる急なアイスバーンとなっていた。

見上げる。斜滑降、キックターンでしか降りられない。

大沢と立岩を結ぶ林道で忠ちゃん転ばしを振り返る。見事な斜滑降のシュプールだ・・・

しばらく板がよく走る林道を進み砂森に登り返す。

砂森からは、唯一滑りが楽しめた斜面。アイスの上に、薄皮のパウダー。(この辺も動画で。)

砂森から再び林道に戻ると、林道上はスノーモービルの跡が沢山。
東北の山はなだらかな麓が多いので、モービルをよく見かける。

しばらくモービルの踏み跡を進み、途中育成牧場へ。

終始、正面に朝日を眺めながら牧場を滑る。

牧場内はザラメで快適かと思ったら、今度はストップ雪・・・今日は、本当にツイてない。

林道から作業道に入ってしばらく進めば大沢スキー場へ。


「大沢スキー場」と言ってもリフトがある訳でもなく、小屋が1つと、森の切り開きがあるだけ。
でも、この小屋には思い出が沢山あって、かつては大沢下りから下山した山スキーヤー同士が祝杯をあげたものだ。(お婆ちゃんの沢庵も美味しかったなぁ~)
↓2003年の様子

・・・そして、今・・・。


管理者が居なくなり、雪下ろしもままなずに圧壊したのだろうか。
壁に飾ってあった古の雪山のモノクロ写真を見たとき泣きそうになった。

しばらく眺めてからJR大沢駅へ。ここも少しずつ変わっている。

旧駅舎の駅名の看板は、錆で文字が見えなくなった・・・朽ちてしまうのも時間の問題かもしれない。
いつもは、ここに到着すると疲れて「もう、大沢下りはやらない」なんて言うけど、可能な限り毎年来たいなと思った。

では、動画をどうぞ。
バンバン滑ってはいませんが、吾妻のたおやかな稜線と変化にとんだ地形を表現してみました。
こんなアクシデントのため、この大沢下りが今シーズン最後の山スキーとなりそうです・・・。
天気予報が良いので当初からロングを考えていたのだが、週中に暖かい日があったり雨が降ったりしてイヤな予感はしていたが、見事的中!!

この日向かったのは、俗に「大沢下り」と呼ばれている吾妻のクラシックルートでも比較的ロングコース。全長17~18km、標高差1500mなので、もし、ツボ足登山ならゆうに2日は掛かるルートをスキーの機動力を使って5時間程度で走破しようというもの。
今回で9回目だが、いつも何がしかの事件が発生する名物ルートでもある。
JR大沢駅にたけちゃん号をデポして、今回はRacco号で白布湯元まで向かう。
高速の栗子トンネルができて時間の読みが良く分からず、集合時間の遥か前に到着してしまった。
たけちゃんも同様だったようで、2番のロープウエイ(8:00発)に余裕で乗車できた。
ロープウエイを降りたら天元台スキー場のリフトを3本乗り継ぐが、時間が早すぎるのでロープウエイ駅でしばしストーブに当たって時間を消化する。

9時少し過ぎまで山頂駅に居たが、若女平に向かうと言うATスキーのおじさん1名、山スキー装備の方2名、スノーシュー2名とこの時期の吾妻にしては入山者が少ない様子。
動き出したリフトでゲレンデトップを目指す。
下2本に乗車中はガスの中だったが、一番上のリフトに乗っていると次第に青空が見え始めてきた。

ゲレンデトップで身支度をして、人形石を目指して出発。
しかし、雪面はまるで傾斜のあるスケートリンク状態でエッジを効かせて滑落しないように登るのに一苦労。

トラバースだとシール全面が使えないので、やむを得ず(?)直上の中大巓を目指す。

傾斜が緩んで中大巓山頂。なんと、ゲレンデトップから1時間も要してしまった。
猛烈な好天だが、やっぱりスケートリンクには変わらず・・・。


私(Racco)は中大巓山頂で、Soigaとたけちゃんの二人は人形石でシールオフ。テレマークのウロコ板なら基本的にもう終点の大沢駅までシールの出番は無い。

人形石と藤十郎のコルは稜線上でもっとも滑りが楽しめる場所だが、残念ながら今日はアイスバーンのためロクな滑りにならない。2月の大平下りのときはモナカで滑りにならなかったので、今シーズンはよほど吾妻に嫌われているのだろう。(この辺は動画でご確認ください。)



コルまで降りたら、若干の登り~水平な縦走路。
今日は、アイスなのでウロコが効かないかと思ったけど、なんとか歩ける程度。



東大巓には登らず直接明月荘(避難小屋)に向かう。


以前であれば、今の時期ならこの避難小屋の内外で沢山の山スキーヤーが休憩していたのだが、バックカントリースキーブームの影で、大沢下りのような滑り要素の少ないルートは敬遠されてきているのだろう。誰も居ないし、後続パーティーも見当たらなかった。

小屋の前で昼食を食べたら後半戦のスタートだ。


湿原地帯を抜けると、「クジラの背」と呼ばれる大斜面。
ここも数少ない滑りが楽しめる場所だが、今日はカチンコチンで降りるのがやっと。

クジラの背と接続した尾根は樹林帯だが、こちらもカチカチで滑りにならず。

名物の「忠ちゃん転ばし」と呼ばれる急斜面のオープンバーンは、単なる急なアイスバーンとなっていた。

見上げる。斜滑降、キックターンでしか降りられない。

大沢と立岩を結ぶ林道で忠ちゃん転ばしを振り返る。見事な斜滑降のシュプールだ・・・

しばらく板がよく走る林道を進み砂森に登り返す。

砂森からは、唯一滑りが楽しめた斜面。アイスの上に、薄皮のパウダー。(この辺も動画で。)

砂森から再び林道に戻ると、林道上はスノーモービルの跡が沢山。
東北の山はなだらかな麓が多いので、モービルをよく見かける。

しばらくモービルの踏み跡を進み、途中育成牧場へ。

終始、正面に朝日を眺めながら牧場を滑る。

牧場内はザラメで快適かと思ったら、今度はストップ雪・・・今日は、本当にツイてない。

林道から作業道に入ってしばらく進めば大沢スキー場へ。


「大沢スキー場」と言ってもリフトがある訳でもなく、小屋が1つと、森の切り開きがあるだけ。
でも、この小屋には思い出が沢山あって、かつては大沢下りから下山した山スキーヤー同士が祝杯をあげたものだ。(お婆ちゃんの沢庵も美味しかったなぁ~)
↓2003年の様子

・・・そして、今・・・。


管理者が居なくなり、雪下ろしもままなずに圧壊したのだろうか。
壁に飾ってあった古の雪山のモノクロ写真を見たとき泣きそうになった。

しばらく眺めてからJR大沢駅へ。ここも少しずつ変わっている。

旧駅舎の駅名の看板は、錆で文字が見えなくなった・・・朽ちてしまうのも時間の問題かもしれない。
いつもは、ここに到着すると疲れて「もう、大沢下りはやらない」なんて言うけど、可能な限り毎年来たいなと思った。

では、動画をどうぞ。
バンバン滑ってはいませんが、吾妻のたおやかな稜線と変化にとんだ地形を表現してみました。
こんなアクシデントのため、この大沢下りが今シーズン最後の山スキーとなりそうです・・・。
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