1/11(土) すずらん昆虫館-登山口-牛奥ノ雁ケ腹摺山-黒岳-湯ノ沢峠避難小屋(泊)
年始は、毎年Soigaは仕事で忙しいのでソロ出撃となる。
今年も公共交通機関アプローチでどこに行こうか?雪は少なそうなので、以前より暖めていた小金沢山塊に出撃してみることにした。
始発から数本あとの列車で出発。
普段は、Racco号で前泊ばかりしているので、新鮮だ。
9時44分に甲斐大和駅に到着。この時期、バス便は動いていないので、塩山からタクシーを呼ぶ。
駅からタクシーで30分くらい。冬季通行止め終点のすずらん昆虫館。
タクシーの運ちゃんによると、例年だとこの辺りから雪の上を歩くとのことだが、暖冬の今年は登山路上に全然雪は無い。
30分ほど登ると林道と交差して登山口。
チラリホラチ雪が見え始めてきた。ここで、新調したスパイクを装着してみる。
アイゼンを持参しようか迷ったが10本ツメしか持っておらず、さすがにそれはオーバーだろうということで急きょスパイクというものを購入してみた。この段階では、なかなか好調で良い買い物をしたと思っていた。。。
牛奥ノ雁ケ腹摺山から派生する小尾根を登る。
標高1800mくらいから雪の上を歩くようになってきた。
小尾根から望む富士山。
牛奥ノ雁ケ腹摺山の山頂到着。
山頂直前で1名、山頂で2名に会うが、2日間で人と会ったのはこのときだけ。
ちなみに、「うしおくのがんがはらすりやま」という山の名前は、日本最長の山の名前だそうだ。
小金沢山塊縦走と言いながら小金沢山に登らないのもどうかと思うが、今回は富士山を眺める山旅なので、常に富士山を眺めることができる南進に進路を取る。
常に正面には富士山、右手には八ヶ岳と南アルプスを望む展望の良い尾根路を歩く。
奥多摩や奥秩父同様、カヤト原が広がる尾根。
風が弱い日は良いが、強風のときは辛そうだ。
川胡桃沢ノ頭山頂。
少し樹林帯を歩いて、ヒト登りすれば黒岳山頂。今回の最高峰。
どこまでも富士山に向かって歩く感じ。
白谷ノ丸。
この辺りは、「○○丸」という山の名前が多い。
300mほど一気に標高を下げてようやく湯ノ沢峠。
所々凍った急降下に難儀をする。また、スパイクのゴムがずれていつの間にか脱げてしまうことも多数。
峠から3分ほど下ると今宵の宿湯ノ沢峠避難小屋だ。
隙間風が酷いが、中は綺麗。
なんと言っても、電灯があるのが最大の魅力。(ただし、21時にシャットダウンするらしい。)
19時に就寝。
結局、他に泊まりは誰も来なかった・・・
2日目に続く。
2日分の動画です。
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